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第3章 ここから始まる転換点?
三十四日目⑧ スキルって?
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俺たちはダンジョンの探索を中断して、引き返すことにした。
帰り際も数体オークに遭遇するけど、大して問題になるようなケースは見られなかった。
「おかえりなさい。素材の買い取りは必要ですか?」
ダンジョンの受付の魔人族男性が、俺たちに声をかけてくる。
これは毎度高齢なことで、アイテムボックスや収納袋。マジックバックなどが無い冒険者は、ここで売却を行っていく。
重い荷物を持って街まで戻るのは一苦労だからだ。
それに、生ものも傷んでしまうので、ここで売却する人が多いそうだ。
小さいマジックバックはこのダンジョンでも手に入れることは出来るそうだ。
その場合は素材を街に持ち帰って各々のギルドに卸したりするそうだ。
俺たちはその辺あまり気にしなくてもいいので、不要だと伝えてダンジョンを後にした。
「ねぇ、カイト。数体のオークだけど、解体途中だと思うの。どこで解体するつもり?」
「え?自宅で?」
ものすごくエルダさんが嫌な顔をしています。
え?キッチンでやっちゃだめですか?そうですか。
「じゃあ、どうしよ。ギルドで場所借りてやるしかないかな。」
「それじゃあさ、ここでやったらいいんじゃない?」
デイジーが、さも当然のように答えてくれた。
確かに獣の解体も外でやったっけ。
「俺とデイジーが見張っていれば問題ないだろう。エルダと二人で解体を進めてくれるか。」
「よろしくね~。」
そう言うと、ポールとデイジーはそそくさと警戒に出ていってしまった。
これは完全に面倒な役を押し付けられた格好だ。
「エルダ、手伝ってもらっていい?」
「わかったわ……」
その場をある程度片付けて、スキル【クリーン】を発動させる。
ある程度きれいになったので、解体を再開する。
といっても、ほとんどばらしてあるので、肉と皮と骨に分ける作業だ。
この作業になってしまえば、俺のスキル【解体】を発動しなくても消えてなくなることはないらしい。
さすがに内臓とかは食べたくないので、後ろに穴を掘ってそこに捨てていく。
4匹分確保しているオークの解体を終えると、かなりの重労働になってしまった。
1匹あたり大体100kg近い肉が取れた。
しかも霜降り肉も17kgくらいになった。
鑑定結果も
・オークの外皮:オークから採れる外皮。弾力に優れる。斬撃に弱い。
・オークの肉(500g):オークの肉。比較的安価で手に入るがうまい。
・オークの霜降り肉(250g):オークの霜降り肉。レア食材。高値で取引される。
・オークの骨(500g):オークのガラ。スープなどで良い出汁が出る。
と、一塊がグラム分けされていた。
これにはエルダも不思議がり、スキル【解体】の効果が仲間にも影響を及ぼしているのでは?という仮説が生まれた。
おかげさまで、今回の探索結果はこうなった。
・魔石(小) 12個
・魔石(極小) 10個
・オークの外皮 21枚
・オークの肉(500g) 800個(400kg)
・オークの霜降り肉(250g) 68個(17kg)
・オークの骨(500g) 120本
ちなみに、戦闘中にドロップしたオークの肉とオークの霜降り肉は、デイジーが持っている。
実はデイジーもアイテムボックス持ちだったのだ。
これは今まで黙っていてごめんなさいと謝られた。
誰にも話してこなかったことで、言うのを忘れてしまっていたみたいだ。
別に怒ることでもないので、デイジーに保管してもらうことにしたのだ。
「解体は終わったようだな。」
俺とエルダで解体した場所を片付けていると、警戒を終えたポールが帰ってきた。
デイジーはまだ周辺警戒に当たっているらしく、もう少ししたら戻ってくるだろうとのことだった。
「あぁ、かなりの量になったよ。霜降り肉なんて17kgだぞ。」
「そうね、食べるのが楽しみだわ。」
「そりゃすごい。デイジーの持っている1kgと合わせると、普通じゃありえない量だな。」
デイジーがウキウキするように、オークの霜降り肉はめちゃくちゃうまいらしい。
しかし、レアアイテムの為、なかなか手にできないそうだ。
しかも、手に入れられるのは冒険者や騎士団のような戦闘が出来る人だけなので、手に入れても自分たちで食べてしまう為、市場に出回りづらいらしい。
「なぁ、ポール。素朴な疑問なんだけどさ、スキル【解体】を持っている人ってそれなりに居るよね?だったらなんで外に出てこないんだ?」
俺は解体していて疑問に思ったことをぶつけてみた。
理由は簡単らしい。
「それは【職業:解体業】ってのがまず無い。スキル【解体】みたいなスキルを持っている人もいるけど、肉屋とかの主人だからな。こんなところに来るはずもない。つまりそういうことだ。」
おっと、問題が発生したぞ。
【職業:解体業】ってのがないのかよ?!
「本来は【職業:精肉店】ってのになるらしい。そのスキルがスキル【精肉解体】。食肉加工が出来るようになるってことだそうだ。これでカイトとのスキルの違いが判るだろう?それにスキルを使わなくても屠畜の解体は出来るからな。」
「確かに、料理人のスキルが無くても料理ができるのと一緒か。」
「そういうことだ。」
うん、スキルっていったい何なんだろうな。
帰り際も数体オークに遭遇するけど、大して問題になるようなケースは見られなかった。
「おかえりなさい。素材の買い取りは必要ですか?」
ダンジョンの受付の魔人族男性が、俺たちに声をかけてくる。
これは毎度高齢なことで、アイテムボックスや収納袋。マジックバックなどが無い冒険者は、ここで売却を行っていく。
重い荷物を持って街まで戻るのは一苦労だからだ。
それに、生ものも傷んでしまうので、ここで売却する人が多いそうだ。
小さいマジックバックはこのダンジョンでも手に入れることは出来るそうだ。
その場合は素材を街に持ち帰って各々のギルドに卸したりするそうだ。
俺たちはその辺あまり気にしなくてもいいので、不要だと伝えてダンジョンを後にした。
「ねぇ、カイト。数体のオークだけど、解体途中だと思うの。どこで解体するつもり?」
「え?自宅で?」
ものすごくエルダさんが嫌な顔をしています。
え?キッチンでやっちゃだめですか?そうですか。
「じゃあ、どうしよ。ギルドで場所借りてやるしかないかな。」
「それじゃあさ、ここでやったらいいんじゃない?」
デイジーが、さも当然のように答えてくれた。
確かに獣の解体も外でやったっけ。
「俺とデイジーが見張っていれば問題ないだろう。エルダと二人で解体を進めてくれるか。」
「よろしくね~。」
そう言うと、ポールとデイジーはそそくさと警戒に出ていってしまった。
これは完全に面倒な役を押し付けられた格好だ。
「エルダ、手伝ってもらっていい?」
「わかったわ……」
その場をある程度片付けて、スキル【クリーン】を発動させる。
ある程度きれいになったので、解体を再開する。
といっても、ほとんどばらしてあるので、肉と皮と骨に分ける作業だ。
この作業になってしまえば、俺のスキル【解体】を発動しなくても消えてなくなることはないらしい。
さすがに内臓とかは食べたくないので、後ろに穴を掘ってそこに捨てていく。
4匹分確保しているオークの解体を終えると、かなりの重労働になってしまった。
1匹あたり大体100kg近い肉が取れた。
しかも霜降り肉も17kgくらいになった。
鑑定結果も
・オークの外皮:オークから採れる外皮。弾力に優れる。斬撃に弱い。
・オークの肉(500g):オークの肉。比較的安価で手に入るがうまい。
・オークの霜降り肉(250g):オークの霜降り肉。レア食材。高値で取引される。
・オークの骨(500g):オークのガラ。スープなどで良い出汁が出る。
と、一塊がグラム分けされていた。
これにはエルダも不思議がり、スキル【解体】の効果が仲間にも影響を及ぼしているのでは?という仮説が生まれた。
おかげさまで、今回の探索結果はこうなった。
・魔石(小) 12個
・魔石(極小) 10個
・オークの外皮 21枚
・オークの肉(500g) 800個(400kg)
・オークの霜降り肉(250g) 68個(17kg)
・オークの骨(500g) 120本
ちなみに、戦闘中にドロップしたオークの肉とオークの霜降り肉は、デイジーが持っている。
実はデイジーもアイテムボックス持ちだったのだ。
これは今まで黙っていてごめんなさいと謝られた。
誰にも話してこなかったことで、言うのを忘れてしまっていたみたいだ。
別に怒ることでもないので、デイジーに保管してもらうことにしたのだ。
「解体は終わったようだな。」
俺とエルダで解体した場所を片付けていると、警戒を終えたポールが帰ってきた。
デイジーはまだ周辺警戒に当たっているらしく、もう少ししたら戻ってくるだろうとのことだった。
「あぁ、かなりの量になったよ。霜降り肉なんて17kgだぞ。」
「そうね、食べるのが楽しみだわ。」
「そりゃすごい。デイジーの持っている1kgと合わせると、普通じゃありえない量だな。」
デイジーがウキウキするように、オークの霜降り肉はめちゃくちゃうまいらしい。
しかし、レアアイテムの為、なかなか手にできないそうだ。
しかも、手に入れられるのは冒険者や騎士団のような戦闘が出来る人だけなので、手に入れても自分たちで食べてしまう為、市場に出回りづらいらしい。
「なぁ、ポール。素朴な疑問なんだけどさ、スキル【解体】を持っている人ってそれなりに居るよね?だったらなんで外に出てこないんだ?」
俺は解体していて疑問に思ったことをぶつけてみた。
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「それは【職業:解体業】ってのがまず無い。スキル【解体】みたいなスキルを持っている人もいるけど、肉屋とかの主人だからな。こんなところに来るはずもない。つまりそういうことだ。」
おっと、問題が発生したぞ。
【職業:解体業】ってのがないのかよ?!
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「確かに、料理人のスキルが無くても料理ができるのと一緒か。」
「そういうことだ。」
うん、スキルっていったい何なんだろうな。
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