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65.大天使vs天使
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大陸から少し離れた海上に浮かぶ天空宮。イオリに案内しながら飛び、少し時間をかけて到着した。ここに来るのも千年ぶりだ。
天空宮の本殿に降り、そのまま二人を探した。確かにここから強い気配がするからいることは間違いない。
でもずっと見つからない。別の宮にも飛んで行って探したが、姿が見えない。
警戒しながら少しずつ探すと、少しずつ気配が強くなってきた。このままその気配を辿れば見つかるだろう。ただ、まだ離れているはずなのになんだこの気配は……
目の前にいるわけでもないのに強大な力を感じる。イオリも気付き、若干の焦りが見える。そりゃぁオレですら圧倒される気配だ。イオリには余計に迫力があるだろう。やっぱり今からでも城に帰すか?
って提案したけど、やっぱり却下された。ですよね。
進んでいくと、ようやく居場所を突き止めた。そこはオレと神が過ごしていた離れだった。この宮は力を閉じ込めて隠す役割もあったはずだ。それなのにこれほど魔力がダダ漏れとは……。
ヴィント、一体何がそんなにお前に力を求めさせるんだ?
千年ぶりの離れの宮。人間の言葉を借りるならオレの実家だ。
建物の中に入ると、そこはオレの知ってる場所ではなかった。
傷だらけの壁と床。天井は一部崩れ落ち、どこかしこも赤黒く染められている。異臭が酷く、ここには一切の聖力も感じない。
まさか、天使を贄に虐殺した場所がここだったとは……。落ちている天使の羽は血の色に染まり、乾いてガサガサになっている。確かにオレは天使を滅ぼそうとしていた。だけど、堕天もしていない天使が同胞にここまでするか……!?
「気配は今までで一番強いけど、見つからないな。……ミカ?顔色が悪いけどどうかしたのか?」
「……いや、やっぱヴィントだけでもすぐに殺すべきだったなって思っただけだ。それと、奴らがいる場所の見当はついてる。」
十中八九、地下にある神の部屋だろうな。
一旦外に出て、空を飛んだ。地下では戦えない。外に引っ張り出す必要がある。
方法は簡単だ。離宮のある島ごと破壊すればいい。
オレは魔法を展開して、島に何発もぶっ放した。大きな音を立てて壊れていく大地から見えた人影。目的の二人のお出ましだ。
ヴィントは大剣で土埃を切り払い、その姿を表した。
「随分と野蛮な呼び鈴じゃないか、大天使リヒト!」
「その名前で呼ぶな!」
……あれ?こいつ、堕天してないくせに聖力が全く感じ取れない。まさか、他の天使を皆殺しにしたから見限られてる?これなら、ヴィント相手に勝ち目はあるかもしれない。
問題はヴィントの後ろで腹たつ笑顔を浮かべてるサクラだよな。イオリに似てる顔で止めて欲しいくらいうざい笑顔を浮かべている。
「ん……?あれは誰だ?サクラに似ているような……」
「あぁ、あれは私の息子だ。お前とは相性が悪いだろうから私が相手をしよう。お前は憎き大天使を好きに始末するといい。」
なんとなく予感はしてたけど、やっぱりこうなるか。
サクラは一瞬でイオリの目の前にくると、どこかに連れて行ってしまった。一瞬動揺してしまったが、少し離れただけみたいでギリギリ見える場所にいた。
……なんとなく予感していたとはいえ、イオリ一人であいつと戦えるのか?せめて勝てなくても身を守るくらいはできるといいけど。イオリもサクラもどんな力があるのか全くわからないから怖い。
「よそ見か大天使!」
「しまっ………!」
気付けばヴィントが振り下ろした大剣で斬られてしまった。
僅かに腕を掠めた程度だが、何か嫌な予感がした。何かがプツンと切れるような………
…………あ、まずい、これ……!
魂と世界の繋がりが切られた!?
まずい、これじゃあ普通の天使と同じ条件でオレは死ぬ!それだけは避けないと、くそッ、一番なって欲しくない展開になってきた…………!
一旦離脱してもう一度繋げようとするが、そんな隙を与えてくれるほどヴィントは寛大ではない。オレの実力だけでいけるか?落ち着け、落ち着け……!
「なんだ、大天使といえど造作も無いな。何故お前なんかが大天使になったのだ?」
あぁ、やっぱりずっと知らないんだ。未だに大天使は選ばれた天使がなるものだと勘違いして……
オレも神器を出し、しっかりと臨戦体制に入った。
「何故だと?……そういえばお前は次期大天使とか言われてたらしいな。まさか力を求めるのは、今もまだ大天使になりたいからか?」
「あぁ、この私がお前如きに劣るわけ無いのに、全くの無名のお前が大天使になるなど納得できるわけ無いだろう!」
ヴィントは大剣を振りかぶって斬りかかろうとした。なんとか避けられたが、あの大きさの剣を速く振るなんておかしい。しかもここは空中だぞ?
やっぱり風に愛された天使なだけあって空とは相性がいいな。このままだと不利だ。
が、オレに対する嫉妬と怒りでノーコンもいいところだ。一撃一撃が重い上に素早い、なのに目標をしっかりと捉えられないから全部外れてる。
「どう頑張ってもお前は大天使にはなれない!大天使は…………」
「黙れ!まだこの私を侮辱するつもりか!?」
「いいから聞け!」
こいつ…本当に無駄に怒ってるんだな。オレの言葉なんて何も聞こうとしない。
「いいか!オレは大天使になったんじゃない!オレは……大天使として神に創られたんだ!」
「…………は?」
やっと聞いた!正直お前めんどくさいぞ!
ヴィントは大剣をオレに向けて構えたまま動きを止めた。でもこれで分かるはずだ。オレは天使として無名だったんじゃなくて、生まれた時から大天使だから誰も知らなかったのだと。
「大天使と天使は元から別の種族なんだ。天使がどれだけ努力をしても、種族が変わることはない。」
「馬鹿な……、それを信じろと…………?」
「お前が信じなくてもそれが真実。お前なら風の声を聞いて知ることもできたはずだろう?」
しばらくの沈黙。そしてヴィントはオレの言葉が事実だと知った。オレに言われるまで、風の声を聞けることも知らなかったようだ。
オレは次代の神になるべく天使の能力も覚えさせられた。千年にわたる英才教育と監禁を知ってもまだ大天使になりたいと言えるだろうか。
「何故…、今までそれを言わなかった?」
「それは…………!」
神の教育で、天使を道具としてしか見ていなかったから。なんて言えるわけがない。
ヴィントとも何度か話したことはある。でもそれは悪魔が生まれる前。オレはマイヤと出会ってからようやく天使を一つの存在として見始めた。
昔のオレは、天使程度に自分のことを話す価値も無いと思っていた。
ヴィントの力への執着は、オレのせいだったのか……。
「私をコケにしていたのか?何も知らずに愚かだとでも、嘲笑っていたのか?」
「まさか。でも今は少しそう思ってるかもな。自分の力に溺れ、傲慢で強欲で盲目だから神様に利用されたんだろ?悪魔を滅ぼせば大天使にしてやるなんて言われて。」
利用した神も神だが、利用されるヴィントも悪い。今まで自身が都合よく扱われていたことにもずっと気付かず、力のためだけになんの罪もない悪魔を滅ぼそうとしたのだから。
千年経ってようやく自分の置かれている立場を理解したようだ。
これじゃあお前は、世界にとっての悪でしかなくなる。
「あ…ぁあ…………」
頭を抱えて震えるヴィント。多少は可哀想だとも思うが、今更後悔して反省しても手遅れだ。同胞を殺して自身の養分にしたことに変わりはない。オレがヴィントを倒す目的は無くならない。
なんて考えは、こいつには甘かった。
「何故…何故だ………!私がただの天使でしかないだと!?そんなはずは無い!大天使リヒト…お前を殺して取り込み、私が大天使に、神になるのだ!」
「嘘だろ……ってか、その名前で呼ぶなって!」
こいつ、救えねー!
いやでも最低なやつでよかったかも?変な情も湧かないし、殺すことに躊躇しなくて済む。
そうだ。結局こいつだけは『この程度』止まりでいい。聖力も使えないみたいだし、迷わなければオレの最大でなんとか倒せそうだ。
真っ直ぐヴィントを捉え、神器にありったけの力を込める。
あとは、あいつより速く的確に切るだけ!
「悪いが、オレは負けるわけにはいかない!」
「死ねえぇっっっ!」
突撃し、確実にヴィントの首を切り落とした。
しかし、振り上げられていた大剣は力無く落ち、オレの肩から腰にかけて深く切ってしまう。
………ま、じか…。オレが、死ぬ………?
そのままヴィントは海に、オレは島の端に落ちた。
オレとヴィントの戦いは、両者の死によって引き分けに終わった。
天空宮の本殿に降り、そのまま二人を探した。確かにここから強い気配がするからいることは間違いない。
でもずっと見つからない。別の宮にも飛んで行って探したが、姿が見えない。
警戒しながら少しずつ探すと、少しずつ気配が強くなってきた。このままその気配を辿れば見つかるだろう。ただ、まだ離れているはずなのになんだこの気配は……
目の前にいるわけでもないのに強大な力を感じる。イオリも気付き、若干の焦りが見える。そりゃぁオレですら圧倒される気配だ。イオリには余計に迫力があるだろう。やっぱり今からでも城に帰すか?
って提案したけど、やっぱり却下された。ですよね。
進んでいくと、ようやく居場所を突き止めた。そこはオレと神が過ごしていた離れだった。この宮は力を閉じ込めて隠す役割もあったはずだ。それなのにこれほど魔力がダダ漏れとは……。
ヴィント、一体何がそんなにお前に力を求めさせるんだ?
千年ぶりの離れの宮。人間の言葉を借りるならオレの実家だ。
建物の中に入ると、そこはオレの知ってる場所ではなかった。
傷だらけの壁と床。天井は一部崩れ落ち、どこかしこも赤黒く染められている。異臭が酷く、ここには一切の聖力も感じない。
まさか、天使を贄に虐殺した場所がここだったとは……。落ちている天使の羽は血の色に染まり、乾いてガサガサになっている。確かにオレは天使を滅ぼそうとしていた。だけど、堕天もしていない天使が同胞にここまでするか……!?
「気配は今までで一番強いけど、見つからないな。……ミカ?顔色が悪いけどどうかしたのか?」
「……いや、やっぱヴィントだけでもすぐに殺すべきだったなって思っただけだ。それと、奴らがいる場所の見当はついてる。」
十中八九、地下にある神の部屋だろうな。
一旦外に出て、空を飛んだ。地下では戦えない。外に引っ張り出す必要がある。
方法は簡単だ。離宮のある島ごと破壊すればいい。
オレは魔法を展開して、島に何発もぶっ放した。大きな音を立てて壊れていく大地から見えた人影。目的の二人のお出ましだ。
ヴィントは大剣で土埃を切り払い、その姿を表した。
「随分と野蛮な呼び鈴じゃないか、大天使リヒト!」
「その名前で呼ぶな!」
……あれ?こいつ、堕天してないくせに聖力が全く感じ取れない。まさか、他の天使を皆殺しにしたから見限られてる?これなら、ヴィント相手に勝ち目はあるかもしれない。
問題はヴィントの後ろで腹たつ笑顔を浮かべてるサクラだよな。イオリに似てる顔で止めて欲しいくらいうざい笑顔を浮かべている。
「ん……?あれは誰だ?サクラに似ているような……」
「あぁ、あれは私の息子だ。お前とは相性が悪いだろうから私が相手をしよう。お前は憎き大天使を好きに始末するといい。」
なんとなく予感はしてたけど、やっぱりこうなるか。
サクラは一瞬でイオリの目の前にくると、どこかに連れて行ってしまった。一瞬動揺してしまったが、少し離れただけみたいでギリギリ見える場所にいた。
……なんとなく予感していたとはいえ、イオリ一人であいつと戦えるのか?せめて勝てなくても身を守るくらいはできるといいけど。イオリもサクラもどんな力があるのか全くわからないから怖い。
「よそ見か大天使!」
「しまっ………!」
気付けばヴィントが振り下ろした大剣で斬られてしまった。
僅かに腕を掠めた程度だが、何か嫌な予感がした。何かがプツンと切れるような………
…………あ、まずい、これ……!
魂と世界の繋がりが切られた!?
まずい、これじゃあ普通の天使と同じ条件でオレは死ぬ!それだけは避けないと、くそッ、一番なって欲しくない展開になってきた…………!
一旦離脱してもう一度繋げようとするが、そんな隙を与えてくれるほどヴィントは寛大ではない。オレの実力だけでいけるか?落ち着け、落ち着け……!
「なんだ、大天使といえど造作も無いな。何故お前なんかが大天使になったのだ?」
あぁ、やっぱりずっと知らないんだ。未だに大天使は選ばれた天使がなるものだと勘違いして……
オレも神器を出し、しっかりと臨戦体制に入った。
「何故だと?……そういえばお前は次期大天使とか言われてたらしいな。まさか力を求めるのは、今もまだ大天使になりたいからか?」
「あぁ、この私がお前如きに劣るわけ無いのに、全くの無名のお前が大天使になるなど納得できるわけ無いだろう!」
ヴィントは大剣を振りかぶって斬りかかろうとした。なんとか避けられたが、あの大きさの剣を速く振るなんておかしい。しかもここは空中だぞ?
やっぱり風に愛された天使なだけあって空とは相性がいいな。このままだと不利だ。
が、オレに対する嫉妬と怒りでノーコンもいいところだ。一撃一撃が重い上に素早い、なのに目標をしっかりと捉えられないから全部外れてる。
「どう頑張ってもお前は大天使にはなれない!大天使は…………」
「黙れ!まだこの私を侮辱するつもりか!?」
「いいから聞け!」
こいつ…本当に無駄に怒ってるんだな。オレの言葉なんて何も聞こうとしない。
「いいか!オレは大天使になったんじゃない!オレは……大天使として神に創られたんだ!」
「…………は?」
やっと聞いた!正直お前めんどくさいぞ!
ヴィントは大剣をオレに向けて構えたまま動きを止めた。でもこれで分かるはずだ。オレは天使として無名だったんじゃなくて、生まれた時から大天使だから誰も知らなかったのだと。
「大天使と天使は元から別の種族なんだ。天使がどれだけ努力をしても、種族が変わることはない。」
「馬鹿な……、それを信じろと…………?」
「お前が信じなくてもそれが真実。お前なら風の声を聞いて知ることもできたはずだろう?」
しばらくの沈黙。そしてヴィントはオレの言葉が事実だと知った。オレに言われるまで、風の声を聞けることも知らなかったようだ。
オレは次代の神になるべく天使の能力も覚えさせられた。千年にわたる英才教育と監禁を知ってもまだ大天使になりたいと言えるだろうか。
「何故…、今までそれを言わなかった?」
「それは…………!」
神の教育で、天使を道具としてしか見ていなかったから。なんて言えるわけがない。
ヴィントとも何度か話したことはある。でもそれは悪魔が生まれる前。オレはマイヤと出会ってからようやく天使を一つの存在として見始めた。
昔のオレは、天使程度に自分のことを話す価値も無いと思っていた。
ヴィントの力への執着は、オレのせいだったのか……。
「私をコケにしていたのか?何も知らずに愚かだとでも、嘲笑っていたのか?」
「まさか。でも今は少しそう思ってるかもな。自分の力に溺れ、傲慢で強欲で盲目だから神様に利用されたんだろ?悪魔を滅ぼせば大天使にしてやるなんて言われて。」
利用した神も神だが、利用されるヴィントも悪い。今まで自身が都合よく扱われていたことにもずっと気付かず、力のためだけになんの罪もない悪魔を滅ぼそうとしたのだから。
千年経ってようやく自分の置かれている立場を理解したようだ。
これじゃあお前は、世界にとっての悪でしかなくなる。
「あ…ぁあ…………」
頭を抱えて震えるヴィント。多少は可哀想だとも思うが、今更後悔して反省しても手遅れだ。同胞を殺して自身の養分にしたことに変わりはない。オレがヴィントを倒す目的は無くならない。
なんて考えは、こいつには甘かった。
「何故…何故だ………!私がただの天使でしかないだと!?そんなはずは無い!大天使リヒト…お前を殺して取り込み、私が大天使に、神になるのだ!」
「嘘だろ……ってか、その名前で呼ぶなって!」
こいつ、救えねー!
いやでも最低なやつでよかったかも?変な情も湧かないし、殺すことに躊躇しなくて済む。
そうだ。結局こいつだけは『この程度』止まりでいい。聖力も使えないみたいだし、迷わなければオレの最大でなんとか倒せそうだ。
真っ直ぐヴィントを捉え、神器にありったけの力を込める。
あとは、あいつより速く的確に切るだけ!
「悪いが、オレは負けるわけにはいかない!」
「死ねえぇっっっ!」
突撃し、確実にヴィントの首を切り落とした。
しかし、振り上げられていた大剣は力無く落ち、オレの肩から腰にかけて深く切ってしまう。
………ま、じか…。オレが、死ぬ………?
そのままヴィントは海に、オレは島の端に落ちた。
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