【完結】佐渡ヶ島のエレーナ少佐 (近未来戦記①)

✿モンテ✣クリスト✿

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第2章 ロシア軍停戦、北朝鮮のミサイル攻撃

第16話 レーダサイト、最後の晩餐

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 卜井ウライが腹をさすって「ふぇ~、満腹、満腹」と言っている。「『ダイエットなんて、もう関係ない!』となったら、ものすごい食欲だよね?」と藤田。「死ぬかもしれないのよ!死んだら食べられないでしょ!」
 
「ご堪能していただいたようですね?」とエレーナがその食欲に感嘆して言った。
「そりゃあ、もう。ロシア料理、最高です!」
「ありがとうございます。レストランで出るロシア料理じゃなくて、兵士の手作りの料理ですから、ロシアの家庭の味です」
「少佐、これは准尉からお聞きしたんですが、確かに『日本人の胃袋を掴め!』という作戦、大当たりのようです」

「そんなこと、言ったかな?まあ、私は胃袋は掴んでなくて、あそこで掴みましたからね」
「おっと、際どいなあ」
「食後のお酒でも飲まれますか?」
「え?いいんですか?戦時中に?」
「まだ、北の攻撃準備は整っていませんもの。明日遅く、もしかしたら、夜半でしょう。最後の晩餐になるかもしれません。飲んじゃいましょうよ。大英帝国海軍は戦闘前は酒保をオープンしてラム酒を船員に飲ませました。大日本帝国海軍も同じく。自衛隊は初期を除いて酒類に厳しくなったと聞いていますけど」と少佐。彼女は立ち上がって、

「兵士諸君、明日は我々は戦死するかもしれない。そうであれば、今、楽しまないでどうする?諸君、飲酒解禁だ。ありったけ、持って来い。酒瓶全部、飲んでやろうじゃないか!」
「ダー!」
「その代わり、飲みすぎて、明日戦闘に差し支える兵士は銃殺だからな。ロシア式一気飲みはできるだけ慎むように。楽しんで飲んでくれ!」とロシア兵に訓示した。
「ダー!」

「ねえ、ヒロシ、自衛隊はどうする?飲みますか?飲みませんか?」隣に座っている鈴木三佐に尋ねた。
「しかたねえなあ、ロシアがそうなら、日本も同調しよう!」
「気をつけてね、ロシア人はアルコール分解酵素があるから二日酔いはしませんが、日本人は飲みすぎると二日酔いにすぐなるって聞いてますよ」
「そうだな。ロシア人につられて飲み過ぎないようにしよう」

「自衛隊隊員諸君、基地司令のエレーナ少佐がそう言われるんだ、我々もお相伴にあずかって何が悪い!飲んでお互いを知り合おうではないか!ただし、一気飲み厳禁だぞ!」「了解であります!」

 エレーナがアニーを呼び寄せて「アニー、私の部屋のバッグにアララトの十五年物が四本あるから、それ持ってきてちょうだい」とお願いした。
「お!アルメニアンでありますか?十五年物!」

「少佐、アララトって?」と卜井ウライ
「アルメニアにアララト山という山があるのよ。その名前を取ったアルメニアのブランデー。アララト山はノアの箱舟が最後に陸にたどり着いた場所って言われているわ。コニャック並にいけるのよ。お試しになる?それともウォッカにします?」
卜井ウライ、アララト、いきます!」

卜井ウライちゃん、飲み過ぎちゃダメだよ!」と藤田。
「藤田ちゃん、これは酒を通じて心を開く取材です!決して、飲むのが目的ではない!ここ、女子会!男はあっち行って!シッシッシッ」と手をヒラヒラさせて、男性を追い払った。
「え~、女子会にしちゃうのかよぉ」
「女子しか話せないことをこれから話すの!シッシッシッ」

「ギヒヒヒ、これでよし!」と卜井ウライ

 そこにアニーが両手に四本、ブランデーを抱えて戻ってきた。「少佐、アララト、到着です」
「大尉、准尉、二人も飲むわよね?」とミーシャとスヴェトラーナに聞いた。
「頂きましょう」と二人。

「アニー、申し訳ないんだけどソーダと氷、グラスの準備お願い」
「ラジャー!」
「少尉、私もやります」とスヴェトラーナ。

 スヴェトラーナが気をきかせて、体の中に一回り小さな人形がいくつも入れ子になっているロシアのマトリョーシカのラベルのチョコも持ってきた。

「あ!可愛い!」
「ロシアのチョコですよ。お召し上がれ。卜井ウライさん、ブランデー、ソーダ割り?」
「いいえ、味を感じたいんで何もいれず、ストレートでお願いします」
「ラジャ!」ドボドボドボドボ。

「じゃあ、乾杯!」と少佐。「乾杯!」と卜井ウライが口をつける。
「う、うまい!何、これ?コニャックと違うおいしさ!」
「ヤルタ会談でスターリンがチャーチルにプレゼントして、いたくお気に入りだった、という話もあります」

「ほほぉ~、素晴らしい!ねえ、撮影してる?あなたも飲んで飲んで!」と女性クルーのカメラウーマンの佐々木に言う。
卜井ウライさん、撮影できなくなります」
「いいのよ、映像がブレても。気にしない。飲んじゃおうよ」
「ハイ、頂きます」
「こういう話も聞きたかったのよね。お題は『最後の晩餐』にしようかな?」

 卜井ウライが少佐、大尉、少尉、准尉を見回して、「それにしても美女、美女、美女、美女、これじゃあ日本人もイチコロになるわけだ。四人ともタイプがまったく違うし。少佐?」

「エレーナでいいわよ、大尉もミーシャで。少尉はアニー、スヴェトラーナはそのままね」
「じゃあ、私もトイでお願い。漢字で卜井ウライ=ウライだけど、どうしても『トイ』って読まれるの」
「了解、トイちゃん」

「でさ、でさ、エレーナ、日本人の男性ってどうだった?」
「どうって、あっちの話?」
「そうそう、あ!佐々木ちゃん、カメラ止めよう!」

「私は初体験が日本人だったから」
「え~、初体験が?どこで?どこで?」
「大学で。日本人留学生としたのが最初。その後、ロシア人二人。ヒロシは四人目。でも、ヒロシのあれが一番しっくりきたの」
「そうかあ、日本人とのハーフだからかなあ」
「それもあるのかな。自分のあれの構造はわかんないけど」
「国際結婚か。いいかもしれない」

 エレーナが急に卜井ウライを抱きしめた。「トイちゃん、可愛い!あら?私よりも年上でしたわね」

「そうなのよぉ~、もう35才なんだもん」
「日本人は晩婚なんですってね。こんな可愛い体型なのに、もったいない。ロシア人にとって垂涎ものですわ」
「太り過ぎなの。食欲が止まんなくて」
「安産型なのにねえ。バカスカ、子供を産めそうなのに」
「ロシアは少子化じゃないの?」
 
「一時、合計特殊出生率は1999年には1.16まで落ち込んだんです。でも、プーチンが2007年に大胆な政策を施行しました。これは少なくとも彼はいいことをしたわ。第二子を出産した母親に、25万ルーブル(当時のレートで約110万円)を住宅取得・修繕費、教育費、母親の退職後の年金加算などの形で国家が支払う方針を発表。児童手当の増額、母親の産休中の賃金保証なども。第三子以降も、額が毎年増加、現在は約45万ルーブル(当時のレートで約86万6000円)。ルーブルが下落したけど、ロシア人の平均月収の7~8ヶ月なの。2021年は合計特殊出生率は1.5人まで上昇したわ」
「日本は1.36人だもんね。思い切った補助政策を取らないと子供を作る気が失せるわね」

「トイちゃん、その食欲を性欲に向ければいいのよ」
「性欲かぁ~。人並みにはあるんだけどねえ。佐々木ちゃん、耳、塞いでいてね」
「ハイ・・・」
「私も性欲、ないわけじゃないんだけどね・・・」
「ロシア人から見ると少ないと思いますよ。日本語で『ソウショク』?草食化が進んでいるとか」
「そうねえ、男子のほうが性欲が失せているのかも。カップルでもレス、つまりセックスレスも多いのよ」
「ロシア人は男女とも肉食ですから。バースコントロールはするけど、まあ、やってますよ。このアナスタシア少尉、アニーなんて何でも食べちゃうから。ケダモノです」

「え?こんなアジア系の清楚なお嬢さんが?」
「清楚なもんですか。好みとなると誰でも食べちゃう。アニー、小野寺少尉とはどこで試したの?」
「少佐、あの両津中学と・・・ここの変電所で・・・」
「やっぱりね。しないわけないと思っていたわ」
「人は見かけによらないですね・・・」と卜井ウライ

「確かに。見かけによらないって言えば、アデルマン大尉、ミーシャなんて小野大尉とするまで処女ですよ、処女」
「少佐、お止め下さい!」
「え?こんなにモテそうなのに?」
「見かけは氷の女でクールそうだけど、コミュ障のアニメおたくで、ツンデレなのよ。いい相手が見つかってよかったわ」
「う~ん、そうは見えないけど」
「一番マトモなのがスヴェトラーナとアニータかしら」

「ねえ、エレーナ、スヴェトラーナが言っていたけど、お試し付集団お見合い?これって、意図はなんなの?」
「さぁ、私もパパに聞いてみたけど、教えてくれないのよ。もしかすると・・・」
「え?何?」
「いいえ、これはまだ言えない・・・」
「気になるなあ」

 カメラウーマンの佐々木が「みなさん、婚姻届はどうされるんですか?」とミーシャに聞いた。

「ハイ、少佐が既に佐渡市役所から『コンイントドケ』を取り寄せてます。身分を証明する書類、現在の住所などはオリジナルを各自提出済みで、軍が日本語訳書類を作成してます」とミーシャ。
「ということは、作戦前から準備されていた、ということですか?」
「軍の指示で、当作戦の志願兵は作戦前から提出を求められていました」

「結婚を前提に作戦を計画されていたんですね。目的がわからないなあ」と佐々木がアデルマンに聞いた。
「私も想像も付きませんが、結果、こうなっちゃいまして」
「あの、大尉は・・・初めてでしたのね?」
「・・・ハイ・・・」
「こんなこと聞いていいのかなあ・・・あの、その、どうでした?」

「・・・すごく、良かったです・・・何度も逝ってしまって・・・」
「最初から?」
「ええ、痛みもそれほどなく」
「いいなあ・・・大尉、私はまだなんです・・・」

「え?佐々木さん、処女なんですか?」
「捨てそびれちゃって・・・アラサー、って『Around thirty』なんですけどね・・・」そこにアニーが割り込んだ。
「佐々木さん、どうですかね?ロシア人で試してみます?」
「ええ?ロシア人の男性と?」
「優しい奴をみつくろいますよ」
 
「少尉、まさかお前のお古じゃないよな?」と大尉。
「佐々木さんに私のお古なんて紹介しませんよ。正真正銘のチェリーボーイがいるんですよ」
「アニーさん、チェリーボーイって『童貞』?」
「そうそう、それそれ。この戦争で生き延びたら、お試し、どうです?『イケメン』ですよ!」
「・・・アニーさん、後で紹介していただけます?」
「良いですとも!」

「ねえ、あなたたち、すごい深い話してない?私も混ぜてくれない?アニーちゃん、私にも紹介してよ」と卜井ウライ。「トイさん、好感度に影響しますよ」と佐々木。

「私だって食欲だけの女じゃありませんもん。サウンド・オブ・ミュージックやローマの休日じゃあるまいし」
「ハイ?」
「だからね、子供の頃、あの映画を見て、ジュリーアンドリュースやヘップバーンだって、実はドロッドロのことをしてるんだろうな、って思ってたのよ。私も好感度なんて言われても、実はドロッドロなんですからね!」
「確かに世間の目はそうでしょうね。人間は見かけで判断されますから」

卜井ウライアナ、本気でロシア人と?」と大尉が眼を丸くして聞いた。
「ロシア人女性がこうもオープンなら、私や佐々木ちゃんだって、試さない手はないわよ!」

「いいですねえ、じゃあ、卜井ウライさんにもみつくろいます!」とアニー。
「お前、お見合い紹介所でも開業したのか?軍務を忘れるな!」とアデルマン。

「あら、大尉、明日死んじゃうかもしれないんですよ?それが生き延びたら、楽しいことぐらいして何が悪いんですか?大尉だって、してるでしょうに?首にキスマーク、ついてますよぉ~」
「え?」
「ジョークです!」
「お前、銃殺にしてやる!」

「面白いなあ。テレビで公開できないのが残念だわ」と卜井ウライ

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 翌朝早く、藤田、卜井ウライたち取材クルーは、前夜のウォッカとアルメニアブランデーのために少々、いや多少、いやいやものすごい二日酔いで血液の変わりにアルコールが流れているんじゃないか、と感じられたが、みな吐き気を抑えて放送する映像の編集作業を大会議室で行っていた。

 スベトラーナ准尉が市内から運搬してきた朝食もあまり食べられなかった、卜井ウライ以外。

「うん、このロシアのパンケーキ、ブリヌイって言うの?いける!おいしいわあ。適当にのせちゃってアレンジすればいいのね」とクルーたちが浮かない顔でコーヒー、紅茶を飲んでいる横で、卜井ウライが山盛りの皿の朝食を平らげている。「いいじゃん、イクラとトマトとオクラ、サラダ菜をのっけたパンケーキがこれほど美味しいなんて思わなかった!うまい!幸せだぁ~」

「佐々木ちゃん、朝食、撮影してる?」
「してますけど、使えませんよ。今日、北の攻撃があるかもしれないんでしょう?視聴者は、もっと暗い場面を想像、想定してますから、卜井ウライアナの健康的な朝食風景は視聴者は見たくない、不謹慎と思うかも」

 横でコーヒーをスプーンでまずそうにかき回している藤田アナが「卜井ウライちゃん、ジュリアス・シーザーがガリア戦記で『人々は己の見たい現実を欲する』と言っているように、ここは暗い現実、重苦しい空気を放送しないと。しっかし、あれだけアララトをアニーと一気飲みして、よく二日酔いにならないもんだよ」
「たぶん、私の中にはロシア人の血も流れていて、溢れんばかりのアルコール分解酵素を分泌しているんでしょうね」
「やれやれ」

「ま、放送には昨夜の『最後の晩餐』は一部しか使えない。出だしは、卜井ウライちゃんが『北朝鮮で何らかの動きがあるかもしれないという情報筋の話が入ってきました』とか、適当にくらぁ~い顔で言って、スベトラーナ准尉の『もしも、この騒動が平和裏に解決された暁には、私は日本人の方との結婚も考えています』なんてのは使えそうだな。本間さんの名前は出さないでって撮り直したやつは。『この深刻な事態の中でも一抹の光明が見えるかもしれません』なんて言っちゃってさ」

 カメラウーマンの佐々木が「まったく真実ってなんでしょうね?ここのロシア軍は数日前まで敵だったという、国民感情を考えて、あまりここの日本人とロシア軍が仲良くやっている絵はよくないよね?なんて、みんなカットですもんね。実際は、少佐はじめ、日本に協力的ですし、一滴の血も流れていない。おまけに学校では、退避を拒んだ島民の方々がロシア軍女性兵士としっぽりやってます。これも放送できない。第一、S-400があるから、PAC-3の不備な配備もカバーできるのに、それも放送できない。放送可能なのは、卜井ウライアナの『サドガシマ作戦、食レポ日記』ですもん」
「佐々木ちゃん、食レポじゃない!『ロシア軍の兵站』を深く掘り下げてるの!」
 
 藤田が「今日は、両津港のロシア軍強襲揚陸艦とホバークラフトの絵を流して、ウチの女性アナに『ここ両津港では未だにロシア軍の駐留が続いています』なんて暗い顔で言わせよう。暗い海面なんて挿入して。間違っても退避待ちの島民とロシア兵士が肩抱き合ってトロイカを歌っている、なんて流しちゃいけない。プーチンはまだロシア連邦の大統領だし、ウクライナもあの状況なんだから。それで、ここからガメラレーダーの俯瞰した映像を流そう。ロシア軍がドローンを貸してくれるっていうから。それで、卜井ウライちゃんに葬式の席の女性みたいな表情をしてもらって、『ここレーダー基地もいつ攻撃を受けてもおかしくありません!』なんて言ってもらおう」
 
 佐々木が「いいんですかねえ。一つ一つの映像は事実であっても、その切り貼りの仕方、見せる見せないの編集で、受け取り方がまったく違って・・・」
「それがマスコミだよ。我々もビジネス、『視聴者は己の見たい現実を欲する』なんだから」

「昨晩は、エレーナ少佐がウラジミール中佐と百田基地司令に進言して、『最後の晩餐』大パーティーを解禁しちゃったものだから、島中、日本人とロシア人と自衛隊員が日本酒とウォッカの雨を降らしたそうですよ。学校じゃあ、女性兵士も日本人も酔っ払っちゃって、かなり淫らなことになったそうです。あああ、私も学校にいればよかった。そうしたら処女、捨てられたのに・・・」

「まあまあ、生き延びられたらいいこともあるだろ」
「生き延びられるのですかね?かな~り、ヤバそうですけど。ほら、鈴木三佐とエレーナ少佐の顔を見てご覧なさいよ。厳しい表情ですよ」
「とにかく、映像を編集して、渋谷と市ヶ谷の許可を取ろう。それで、午後まで持つだろう」

 卜井ウライが「エレーナが、始まったらここの管制室は編集なしの完全ライブ中継でどう?って言ってたわ。それも相談しておいてね。音声は流せないかもしれないけど」
「わかった。思い切った絵になりそうだ」

 地上波、BS他全メディアが佐渡からの放送を断続的に流していて、日本国民も次第に不安感がましてきた。野党は、臨時国会召集を要求、断固軍備拡大阻止、憲法九条死守、専守防衛、各国との話合いの推進を言っているらしい。自民党でも一部のハト派が同調、政府の対応を非難している。
 
 軍事、政治評論家、芸人がこの時とばかりに各局を渡り歩いて、現地からの編集された映像を元に、見当違いな意見を表明している。
 
 X(Twitter)などのネットメディアもお祭り状態で、数々のフェイクニュースが流されていた。佐渡じゃあ、ロシア軍兵士が日本人女性を強姦している、なんて話も出ていた。ロシア軍が島民女性と子供、老人を全員、フェリーを調達して避難済みなのにも関わらず。

「事実は、日本人男性がロシア人女性兵士とお互いとっかえひっかえしてやっているのにねえ・・・」
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