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決着
19.3 最後の決戦
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下の階で四天王と思われる者と戦っていた5人の騎士と魔導士が駆けつけてくれた。どうやら下の敵を倒したようだ。イザラークに魔法攻撃を撃ち込み、騎士がイザラークに向かっていく。
イザラークは今までの攻撃で傷つき、力も速度も落ちているようだ。5人の騎士で十分に相手が出来ている。それに魔導士の魔法が加わり戦いは優勢にも思える。
魔導士の一人がおじいさまの治療を終えたらしくおじいさまも起き上がった。
いきなり構えて力を貯め始めた。例の攻撃をするようだ。
この時、僕にはアリスの歌誤が聞こえていたのだ、はっきりと。僕の魔力はその声に合わせて急速に復活している。
それに気が付いたイザラークが戦いながら僕に言った。
「なぜだ、なぜそれほど早く魔力が回復するのだ」
「僕らは二人で戦っているんだよ最初から」
「二人だと、何処に居ると言うのだ」
「アリスは、遠くは寝れていても祈りによって僕を助けてくれている。
ほら解るだろう、僕の周りに降り注ぐ神力。これはアリスの祈りの光だ」
騎士の攻撃は優勢ではあるが、やはり神力がなければダメージにならないようだ。騎士達に疲れが出るとイザラークが徐々に優勢になり始めた。
「く、なんという事だ。
攻撃力に特化した者を後押しする回復の巫女だったのか。だが遅い。
いくら急速に復活と言ってもその速度ならば我がこの者達を排除する方が先だ。我が仕留める。まっておれ」
残念ながら僕の回復はまだだが、おじいさまの準備が終わったようだ。おじいさまの攻撃もわずかながら神力が混じっている。ダメージが通る可能性はある。
「わが剣はこれで終わりだ。イザラークよ。アンゲローナの仇。我が剣を受けよ」
騎士達が横にどいて、魔導士が騎士やおじいさまに防護の魔法をかける。おじいさまの剣はまっすぎにイザラークへと向かっていく。
僕の攻撃程ではなかったが、おおきな衝撃と共に城が崩れた。もし騎士達が1階にいたらつぶれていただろう。というか目下天井がばらばらと崩れてきていて、とても危ない。
魔導士が天井に魔法を撃ち込み、僕らの上だけ穴を空けた。
そして、ガラガラと音を立てそこからイザラークが這い上がってくる。かなりボロボロだがいまだに5体満足。魔力はかなり減っているようだ。限界は近い。
いきなり、イザラークが振りかぶって攻撃してきた。僕らは盾と魔法で防御態勢を取る。5人の魔導士の防御壁でなんとな防げたが、アリスの祈りで彼らの魔力も回復しているとはいえ、そろそろ限界のようだ。
イザラークは今までの攻撃で傷つき、力も速度も落ちているようだ。5人の騎士で十分に相手が出来ている。それに魔導士の魔法が加わり戦いは優勢にも思える。
魔導士の一人がおじいさまの治療を終えたらしくおじいさまも起き上がった。
いきなり構えて力を貯め始めた。例の攻撃をするようだ。
この時、僕にはアリスの歌誤が聞こえていたのだ、はっきりと。僕の魔力はその声に合わせて急速に復活している。
それに気が付いたイザラークが戦いながら僕に言った。
「なぜだ、なぜそれほど早く魔力が回復するのだ」
「僕らは二人で戦っているんだよ最初から」
「二人だと、何処に居ると言うのだ」
「アリスは、遠くは寝れていても祈りによって僕を助けてくれている。
ほら解るだろう、僕の周りに降り注ぐ神力。これはアリスの祈りの光だ」
騎士の攻撃は優勢ではあるが、やはり神力がなければダメージにならないようだ。騎士達に疲れが出るとイザラークが徐々に優勢になり始めた。
「く、なんという事だ。
攻撃力に特化した者を後押しする回復の巫女だったのか。だが遅い。
いくら急速に復活と言ってもその速度ならば我がこの者達を排除する方が先だ。我が仕留める。まっておれ」
残念ながら僕の回復はまだだが、おじいさまの準備が終わったようだ。おじいさまの攻撃もわずかながら神力が混じっている。ダメージが通る可能性はある。
「わが剣はこれで終わりだ。イザラークよ。アンゲローナの仇。我が剣を受けよ」
騎士達が横にどいて、魔導士が騎士やおじいさまに防護の魔法をかける。おじいさまの剣はまっすぎにイザラークへと向かっていく。
僕の攻撃程ではなかったが、おおきな衝撃と共に城が崩れた。もし騎士達が1階にいたらつぶれていただろう。というか目下天井がばらばらと崩れてきていて、とても危ない。
魔導士が天井に魔法を撃ち込み、僕らの上だけ穴を空けた。
そして、ガラガラと音を立てそこからイザラークが這い上がってくる。かなりボロボロだがいまだに5体満足。魔力はかなり減っているようだ。限界は近い。
いきなり、イザラークが振りかぶって攻撃してきた。僕らは盾と魔法で防御態勢を取る。5人の魔導士の防御壁でなんとな防げたが、アリスの祈りで彼らの魔力も回復しているとはいえ、そろそろ限界のようだ。
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