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27、境界の灯
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月が高く、夜は静かだった。
旧貴族邸の石造りは、熱を蓄えず冷たく、肌に沁みる。
それでもエリオットは眠れなかった。
シーツの上に横たわりながら、窓の外に視線を投げていた。
(……まだ、ここにいていいんだろうか)
ノルドの用意した部屋は、豪奢ではないが整っていた。
衣服、書簡、薬草茶。全て揃えられ、何不自由ない。
けれど、“安心”はなかった。
まるで何かを忘れさせるために整えられた“静寂”。
それが自身が決めた選択であっても、何処か不安を呼び起こす。
(僕がここにいたことも、やがて“なかったこと”にされてしまいそうで……)
そのとき、扉がノックもなく、静かに開いた。
「……眠れないか」
ノルドの声は低く、静かだった。
夜着に着替えていたエリオットの姿に、目を細めるでもなく、
ただ自然に部屋の中へと足を踏み入れてくる。
「悪い、驚かせたか」
「……いえ。どうせ、眠れてなかったので」
ノルドはそのまま、ベッドの縁に腰を下ろした。
エリオットの隣。だが、手は出さない。
けれど、距離が近すぎた。
「誰かが近づくと少し身構える癖は……変わらないな」
懐かしむように、囁く。
エリオットは小さく身じろぎしながら、視線を逸らした。
「僕のこと……本当に、覚えているんですね」
「君に関して忘れたことは一つもない。君がどんな声で泣いていたか、どこを触れると微かに肩を震わせるか……」
そう言って、ノルドの手がエリオットの頬に伸びる。
拒まれるのを知っていて、なお、触れるように。
「……やめてください」
エリオットはその手を、そっと自分の手で押し返す。
決して荒々しくはない。でも、それははっきりとした拒絶だった。
ノルドの手が、空を掴むように止まる。
「……怖いか?」
「わかりません。でも……」
エリオットは唇を噛んだ。
喉の奥から何かがせり上がってくる。
言葉にしてしまえば、戻れなくなる気がして、迷う。
(違う。僕は——)
けれど、心の中では、もう答えが出ていた。
「あなたに触れられると……懐かしいとも思う。……でもそれ以上に、“寒い”と感じるんです」
ノルドの目がわずかに動く。
「寒い、か」
「はい……冷たい記憶。痛みを伴う記憶。……僕があなたの元にいた日々は、“生きていた”というより、“耐えていた”ものだった気がする」
ノルドは黙っていた。
その静けさが、逆に心を乱す。
けれど、エリオットは続ける。
「あなたが僕を想ってくれたのは、本当だったかもしれない。でもそれは……“僕を手放さないため”の想いだった。愛されるより、“閉じ込められていた”……そんな風に感じます」
一瞬、沈黙。
ノルドは立ち上がらず、ただ低く呟いた。
「……君が、そう感じるなら、それが正しいのだろうな」
エリオットは、初めてノルドを見た。まっすぐに。
「僕が愛していたのは、あなたじゃない。記憶の中にいたのは、“優しさ”であって、“執着”ではありません」
ノルドの顔に、感情が差す。
それは怒りでも失望でもない。焦りと、哀しみに似た何かだった。
噛み締めた唇から、小さく息が漏れる。
けれど、彼はもう抑えきれなかった。
ベッドの縁に座っていた彼の身体が、わずかに揺れる。
エリオットの隣にいるその距離——指先ひとつ伸ばせば、簡単に触れられる距離。
「君に触れたいと思ったことすら、罪なのか……?」
低く、濁った声が落ちる。
エリオットは目を伏せたまま、答えない。
拒絶でも、許容でもない沈黙。
「君が、シグルドのものになる前に……もう一度だけでも、君の一部を取り戻せるなら、私は……」
ノルドの手が、そっとベッドの上に伸びた。
けれど、その手は直接は触れない。
躊躇うように、シーツの皺をなぞる。
それでも、ほんの一瞬後に、ノルドの身体がエリオットに覆いかぶさるように傾いた。
手は伸び、肩を、首筋を辿っていく。
彼の顔が、項に沈む。鼻先が、肌に触れた。
「君の匂いが……まだ、変わっていない……」
「だったら、それが……何ですか」
エリオットの声が震える。けれど、それは恐怖ではなかった。
怒りでも、哀れみでもない。——試すような、言葉だった。
ノルドの手が止まる。喉元で息を潜めたまま、長い沈黙が落ちる。
そして——
「じゃあ、僕を抱けば満足ですか?」
その問いは、刃だった。
甘くも、苦くもない。冷たくて、切れる刃。
ノルドがゆっくりと上体を起こす。目を細めて、エリオットの顔を見る。
「……ここで僕を組み敷いて、好きにすれば、それで気が済むんでしょう?なら、そうすればいい。けれど——その代わりに、僕の敵の首をすべて、僕の前に並べてください。
この国の腐った貴族どもを。そして……ヴィクトール・クラウスも」
沈黙。
まるで時間が止まったようだった。
ノルドの肩が、わずかに震える。
それは、怒りか、笑いか、それとも絶望か——見分けはつかなかった。
けれど次の瞬間、彼の目が細まり、口元が微かに歪んだ。
「……まさか。そう来るのか」
喉の奥から、低い笑いが漏れた。
ノルドの手が止まる。
何かを握り込むように、拳がかすかに震える。
「……ははっ」
一拍の静寂の後、喉の奥から乾いた笑い声が漏れた。
「そう来るか。いや……まったく……そう来るとは思わなかった」
笑っていた。ノルドは、笑っていた。
それは皮肉や嘲笑ではなく、心の底から湧き上がる、純粋な興味と驚きだった。
「そうか。……本当に変わったな」
エリオットはノルドの目を見返す。
一歩も引かない。
「あなたが僕を知っていたのは、僕が何も持たなかった頃の話です。
抗う力も、選ぶ言葉もなかった。
でも、今の僕は違う。あの頃の僕は、あなたのものだったかもしれない。けど——」
言葉を切って、呼吸を整える。
「今の僕は、誰のものでもありません」
ノルドは笑いながら、頭をかいた。
「……まいったな。君にここまで言われるとは……自分を抱かせて利用する。あの頃の君なら、そんなこと思いつきもしなかった。ああ、そうか……もう、君は過去じゃない。過去の中にいた子じゃない。今、目の前にいるのは——“今”を生きてる君だ」
ノルドの声は、もう執着だけではなかった。
そこには、諦めにも似た、呆れと興味と、微かな敬意が混じっていた。
「……クラウス、落とすか」
「……え?」
「君の言うとおりにしてやる。私の……いや、俺の札も、金も、手の内も——使わせてやる。好きに動け。俺は“壁”にも“影”にもなってやる」
エリオットの目が揺れる。
「……あなた、どうして……」
「どうして?さあな」
ノルドは身を起こすと背を向け、肩を竦めた。
「俺はお前に“選ばれたかった”……それは変わらない。でも、今はもういい。その姿を見たら、それだけで充分だ」
その声に、ひどく静かな温度があった。
「……でも、ひとつだけ言わせてくれ」
ノルドは振り返り、ほんの少し距離を詰める。
「この手を、差し伸べれば届く距離に君がいる。だから、もし“心が折れそうになったら”……そのときだけは、俺を思い出してくれ。俺は——今も、君の全てを欲している」
エリオットは、その言葉には何も返さなかった。
ただ、目を閉じた。
そのまま、ノルドの気配が部屋から離れるのを感じる。
——静寂。
やがて、エリオットは自分の首に手をやる。
そこには、小さなペンダントが下がっていた。
(……陛下……シグルド……)
あの日、静かに首にかけられたもの。
派手な装飾などない小さな銀の首飾り。
けれど、それが今、胸の奥で脈を打つように、存在を主張していた。
シグルドそのもののように。
けれどエリオットは、自分の中に湧いたわずかな震えを感じていた。
ノルドの言葉。
その存在の重さ。
そして、何より——“自分が何を選ぼうとしているのか”。
まだ、何も決めていない。
でも。
(だからこそ……誰のために立つのか、もう一度、自分で決めなくちゃいけない)
ペンダントを、そっと握りしめた。
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✨今後の更新予定✨
📅 毎日2回(7:30&22:30頃)更新予定!
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旧貴族邸の石造りは、熱を蓄えず冷たく、肌に沁みる。
それでもエリオットは眠れなかった。
シーツの上に横たわりながら、窓の外に視線を投げていた。
(……まだ、ここにいていいんだろうか)
ノルドの用意した部屋は、豪奢ではないが整っていた。
衣服、書簡、薬草茶。全て揃えられ、何不自由ない。
けれど、“安心”はなかった。
まるで何かを忘れさせるために整えられた“静寂”。
それが自身が決めた選択であっても、何処か不安を呼び起こす。
(僕がここにいたことも、やがて“なかったこと”にされてしまいそうで……)
そのとき、扉がノックもなく、静かに開いた。
「……眠れないか」
ノルドの声は低く、静かだった。
夜着に着替えていたエリオットの姿に、目を細めるでもなく、
ただ自然に部屋の中へと足を踏み入れてくる。
「悪い、驚かせたか」
「……いえ。どうせ、眠れてなかったので」
ノルドはそのまま、ベッドの縁に腰を下ろした。
エリオットの隣。だが、手は出さない。
けれど、距離が近すぎた。
「誰かが近づくと少し身構える癖は……変わらないな」
懐かしむように、囁く。
エリオットは小さく身じろぎしながら、視線を逸らした。
「僕のこと……本当に、覚えているんですね」
「君に関して忘れたことは一つもない。君がどんな声で泣いていたか、どこを触れると微かに肩を震わせるか……」
そう言って、ノルドの手がエリオットの頬に伸びる。
拒まれるのを知っていて、なお、触れるように。
「……やめてください」
エリオットはその手を、そっと自分の手で押し返す。
決して荒々しくはない。でも、それははっきりとした拒絶だった。
ノルドの手が、空を掴むように止まる。
「……怖いか?」
「わかりません。でも……」
エリオットは唇を噛んだ。
喉の奥から何かがせり上がってくる。
言葉にしてしまえば、戻れなくなる気がして、迷う。
(違う。僕は——)
けれど、心の中では、もう答えが出ていた。
「あなたに触れられると……懐かしいとも思う。……でもそれ以上に、“寒い”と感じるんです」
ノルドの目がわずかに動く。
「寒い、か」
「はい……冷たい記憶。痛みを伴う記憶。……僕があなたの元にいた日々は、“生きていた”というより、“耐えていた”ものだった気がする」
ノルドは黙っていた。
その静けさが、逆に心を乱す。
けれど、エリオットは続ける。
「あなたが僕を想ってくれたのは、本当だったかもしれない。でもそれは……“僕を手放さないため”の想いだった。愛されるより、“閉じ込められていた”……そんな風に感じます」
一瞬、沈黙。
ノルドは立ち上がらず、ただ低く呟いた。
「……君が、そう感じるなら、それが正しいのだろうな」
エリオットは、初めてノルドを見た。まっすぐに。
「僕が愛していたのは、あなたじゃない。記憶の中にいたのは、“優しさ”であって、“執着”ではありません」
ノルドの顔に、感情が差す。
それは怒りでも失望でもない。焦りと、哀しみに似た何かだった。
噛み締めた唇から、小さく息が漏れる。
けれど、彼はもう抑えきれなかった。
ベッドの縁に座っていた彼の身体が、わずかに揺れる。
エリオットの隣にいるその距離——指先ひとつ伸ばせば、簡単に触れられる距離。
「君に触れたいと思ったことすら、罪なのか……?」
低く、濁った声が落ちる。
エリオットは目を伏せたまま、答えない。
拒絶でも、許容でもない沈黙。
「君が、シグルドのものになる前に……もう一度だけでも、君の一部を取り戻せるなら、私は……」
ノルドの手が、そっとベッドの上に伸びた。
けれど、その手は直接は触れない。
躊躇うように、シーツの皺をなぞる。
それでも、ほんの一瞬後に、ノルドの身体がエリオットに覆いかぶさるように傾いた。
手は伸び、肩を、首筋を辿っていく。
彼の顔が、項に沈む。鼻先が、肌に触れた。
「君の匂いが……まだ、変わっていない……」
「だったら、それが……何ですか」
エリオットの声が震える。けれど、それは恐怖ではなかった。
怒りでも、哀れみでもない。——試すような、言葉だった。
ノルドの手が止まる。喉元で息を潜めたまま、長い沈黙が落ちる。
そして——
「じゃあ、僕を抱けば満足ですか?」
その問いは、刃だった。
甘くも、苦くもない。冷たくて、切れる刃。
ノルドがゆっくりと上体を起こす。目を細めて、エリオットの顔を見る。
「……ここで僕を組み敷いて、好きにすれば、それで気が済むんでしょう?なら、そうすればいい。けれど——その代わりに、僕の敵の首をすべて、僕の前に並べてください。
この国の腐った貴族どもを。そして……ヴィクトール・クラウスも」
沈黙。
まるで時間が止まったようだった。
ノルドの肩が、わずかに震える。
それは、怒りか、笑いか、それとも絶望か——見分けはつかなかった。
けれど次の瞬間、彼の目が細まり、口元が微かに歪んだ。
「……まさか。そう来るのか」
喉の奥から、低い笑いが漏れた。
ノルドの手が止まる。
何かを握り込むように、拳がかすかに震える。
「……ははっ」
一拍の静寂の後、喉の奥から乾いた笑い声が漏れた。
「そう来るか。いや……まったく……そう来るとは思わなかった」
笑っていた。ノルドは、笑っていた。
それは皮肉や嘲笑ではなく、心の底から湧き上がる、純粋な興味と驚きだった。
「そうか。……本当に変わったな」
エリオットはノルドの目を見返す。
一歩も引かない。
「あなたが僕を知っていたのは、僕が何も持たなかった頃の話です。
抗う力も、選ぶ言葉もなかった。
でも、今の僕は違う。あの頃の僕は、あなたのものだったかもしれない。けど——」
言葉を切って、呼吸を整える。
「今の僕は、誰のものでもありません」
ノルドは笑いながら、頭をかいた。
「……まいったな。君にここまで言われるとは……自分を抱かせて利用する。あの頃の君なら、そんなこと思いつきもしなかった。ああ、そうか……もう、君は過去じゃない。過去の中にいた子じゃない。今、目の前にいるのは——“今”を生きてる君だ」
ノルドの声は、もう執着だけではなかった。
そこには、諦めにも似た、呆れと興味と、微かな敬意が混じっていた。
「……クラウス、落とすか」
「……え?」
「君の言うとおりにしてやる。私の……いや、俺の札も、金も、手の内も——使わせてやる。好きに動け。俺は“壁”にも“影”にもなってやる」
エリオットの目が揺れる。
「……あなた、どうして……」
「どうして?さあな」
ノルドは身を起こすと背を向け、肩を竦めた。
「俺はお前に“選ばれたかった”……それは変わらない。でも、今はもういい。その姿を見たら、それだけで充分だ」
その声に、ひどく静かな温度があった。
「……でも、ひとつだけ言わせてくれ」
ノルドは振り返り、ほんの少し距離を詰める。
「この手を、差し伸べれば届く距離に君がいる。だから、もし“心が折れそうになったら”……そのときだけは、俺を思い出してくれ。俺は——今も、君の全てを欲している」
エリオットは、その言葉には何も返さなかった。
ただ、目を閉じた。
そのまま、ノルドの気配が部屋から離れるのを感じる。
——静寂。
やがて、エリオットは自分の首に手をやる。
そこには、小さなペンダントが下がっていた。
(……陛下……シグルド……)
あの日、静かに首にかけられたもの。
派手な装飾などない小さな銀の首飾り。
けれど、それが今、胸の奥で脈を打つように、存在を主張していた。
シグルドそのもののように。
けれどエリオットは、自分の中に湧いたわずかな震えを感じていた。
ノルドの言葉。
その存在の重さ。
そして、何より——“自分が何を選ぼうとしているのか”。
まだ、何も決めていない。
でも。
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ペンダントを、そっと握りしめた。
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