超空の艦隊

ypaaaaaaa

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空中艦隊を量産せよ!

連山の実戦

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連山専用の航空機工場は大阪の東大阪に置かれた。
東大阪は阪神工業地帯に近く、また広大な土地があったため大型爆撃機の生産にうってつけだった。
工場は流れ作業工程が敷かれ、それが3ライン存在する。
また、部品の生産も同工場内で行われさらにはエンジンも生産される。
隣には大規模な飛行場が建設され、そこから生産された航空機が飛び立っていくのである。
この工場はおおよそ1940年に竣工する予定であり、竣工した暁には日産12機以上の仕事をしてくれることは間違いなかった。


こうして連山の調達にある程度の目途は立ったが、連山は細々と生産が開始されていた。
月産12機と言うお寒い現実だが、それでも飛龍と共同して中華民国の臨時首都である重慶への爆撃に成功していた。
この時期になると、もはや国民党軍の航空機は尽きており戦闘機の護衛無しでも爆撃が行えた。
”強大な爆撃機が重慶に飛来した”
この報はすぐに全世界を駆け巡った。
巨大と言ってもアメリカ軍のB17と同程度の大きさであるが、まだB17を見慣れない人々にとっては傍らにいる飛龍の存在も相まって巨大に見えたのである。
アメリカ軍は最初は”日本軍の爆撃機か⁉”と考えていたが、ドイツ政府が高らかに”その爆撃機はドイツが日本に供与した新型爆撃機である!”と喧伝したのである。
これは真っ赤な嘘であったが、日本政府が沈黙を守っている以上言いたい放題であり、ドイツの技術力と日本との友好関係を示すためにうってつけだった。
結果的にこのドイツの主張が受け入れられ、重軽を爆撃した四発爆撃機は”ドイツからの輸入品”という形で落ち付いたのである。


「ドイツもドイツで勝手なことを言うな」
統合航空本部長となっていた山本五十六は大陸への出征準備を行っている航空隊たちを見送りながら言った。
「全くです。ですが、そのおかげで我が国の真の力を隠すことが出来ました」
副官の大西瀧次郎に言われて山本も俄かに頷く。
「六発爆撃機の開発も順調と聞く。このまま行くと1940年代にはある程度まとまった数が用意できるな」
これに大西は大きく頷く。
「恐らく、それが我が国の切り札となるでしょう、海軍でいう所の”超大型戦艦”でしょうか」
「何度も言うが艦隊の主力は空母だ…だが、空中艦隊に空母は居ないからその例えが的を射ているな」
山本は満足そうに言った。
もはや艦隊の中心は空母になっており、彼自身がこれから最前線にて辣腕をふるっていくことになる。
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