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ウェーキ島攻略作戦
エンタープライズの運命
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真っ先に狙われたのはもちろん3隻の空母であった。
1隻辺り18機もの九九式艦攻が差し向けられる。
9機は500㎏爆弾を搭載し、9機は800㎏航空魚雷を装備している。
雷爆同時攻撃だ。
戦艦の対空砲は戦艦自身を守るのに必死の為、空母を守る対空砲は自身の者と護衛の駆逐艦の物だけだった。
絶対数が少なく、九九式艦攻は時速500㎞以上もの速度で空母に迫っているため当たらない。
また、当たったとしても防弾板が致命傷を防いだ。
こうして次々と3隻の空母は突入を許していった。
「艦長、来るぞ!」
エンタープライズに座上するハルゼーは鬼気迫る表情でそう叫ぶ。
彼の目線の先には4機の九九式艦攻があった。
九九式艦攻は4機と5機に分かれてエンタープライズの両舷から迫り来ていたのである。
ここで4機の内の1機が翼をへし折られて海面に激突する。
ハルゼーの顔にも少し余裕が戻った。
その時だった。
「てっ提督!上空から敵機が急降下してきます!」
「なんだと⁉」
ハルゼーは思わず艦橋の外に出て上を見る。
するとそこには確かに急降下してくる日本機があった。
一般常識として、急降下爆撃を行える双発機は存在しない。
だが、日本海軍はその常識を打ち破り、この日まで隠し通してきたのである。
「敵は双発機ではなかったのか⁉」
ハルゼーは見張り員の海兵に問い詰めるが、もはやどうしようもなかった。
9機の急降下爆撃隊は次々と500㎏爆弾を投下してくる。
それと同時に雷撃隊も魚雷を投下する。
艦長は必死に回避していたが、直前まで魚雷にばかり注意がいっていたために急降下爆撃に対しての回避行動は不十分に終わってしまった。
爆音とともに、エンタープライズの飛行甲板に500㎏爆弾が命中していく。
それも1発ではなく、2発、3発と増えていく。
そして5発目が飛行甲板に命中した時、やっと命中が絶たれたが同時にエンタープライズの命脈も絶たれた。
500㎏爆弾は全て飛行甲板を貫通し、攻撃準備していた攻撃隊の爆弾や魚雷に誘爆。
たちまち大火災を引き起こした。
また、魚雷も1本喰らっておりエンタープライズは航行を停止。
浸水はすでに収まっていたが、戦場のど真ん中で立ち往生した本艦の運命はもはや決定的であり、ハルゼーは総員退艦を命令。
戦闘終了後にエンタープライズは雷撃処分されることになった。
ハルゼーは総員退艦の命令を出してから駆逐艦ルイビルに移乗するまで一言も話さず、ただ無念そうにエンタープライズを眺めていた。
1隻辺り18機もの九九式艦攻が差し向けられる。
9機は500㎏爆弾を搭載し、9機は800㎏航空魚雷を装備している。
雷爆同時攻撃だ。
戦艦の対空砲は戦艦自身を守るのに必死の為、空母を守る対空砲は自身の者と護衛の駆逐艦の物だけだった。
絶対数が少なく、九九式艦攻は時速500㎞以上もの速度で空母に迫っているため当たらない。
また、当たったとしても防弾板が致命傷を防いだ。
こうして次々と3隻の空母は突入を許していった。
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彼の目線の先には4機の九九式艦攻があった。
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ここで4機の内の1機が翼をへし折られて海面に激突する。
ハルゼーの顔にも少し余裕が戻った。
その時だった。
「てっ提督!上空から敵機が急降下してきます!」
「なんだと⁉」
ハルゼーは思わず艦橋の外に出て上を見る。
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だが、日本海軍はその常識を打ち破り、この日まで隠し通してきたのである。
「敵は双発機ではなかったのか⁉」
ハルゼーは見張り員の海兵に問い詰めるが、もはやどうしようもなかった。
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それと同時に雷撃隊も魚雷を投下する。
艦長は必死に回避していたが、直前まで魚雷にばかり注意がいっていたために急降下爆撃に対しての回避行動は不十分に終わってしまった。
爆音とともに、エンタープライズの飛行甲板に500㎏爆弾が命中していく。
それも1発ではなく、2発、3発と増えていく。
そして5発目が飛行甲板に命中した時、やっと命中が絶たれたが同時にエンタープライズの命脈も絶たれた。
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また、魚雷も1本喰らっておりエンタープライズは航行を停止。
浸水はすでに収まっていたが、戦場のど真ん中で立ち往生した本艦の運命はもはや決定的であり、ハルゼーは総員退艦を命令。
戦闘終了後にエンタープライズは雷撃処分されることになった。
ハルゼーは総員退艦の命令を出してから駆逐艦ルイビルに移乗するまで一言も話さず、ただ無念そうにエンタープライズを眺めていた。
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