39 / 113
中部太平洋攻勢
ミッドウェー陥落
しおりを挟む
残る米空母はヨークタウンとホーネットの2隻となった。
これに残存している攻撃隊67機は突撃を艦攻。
まずは54機で2空母を攻撃し、温存していた13機の艦攻で仕留めそこなった敵空母を撃破しようと考えたのである。
だが、アメリカ艦隊も必死である。
2空母の周辺にはノースカロライナ、ワシントンなどの戦艦部隊が厚い対空弾幕を張りさらに6機を撃墜した。
また、他の艦艇も身を挺して2空母を守った。
2戦艦には魚雷が合わせて8本命中。
どちらもついに中破し、その速力は19ノットにまで低下した。
また、重巡アストリアやソクラシティも魚雷を2本づつ喰らい、こちらは大破した。
だが、爆撃ばかりはどうしようもなく、ホーネットに2発、ヨークタウンに6発の爆弾が命中した。
このうち、ヨークタウンは飛行甲板どころか格納庫すら滅茶苦茶に破壊され機関が全滅。
ついに航行を停止した。
それでも喫水線下への損傷は無く彼女は浮いたままだった。
この状況を見て、攻撃隊は温存してあった13機の艦攻を全てホーネットに向かった。
ホーネットも2発の500㎏爆弾を喰らって中破しており、速度が思ったように出せない。
それでも懸命に回避したが2発の爆弾を喰らってしまった。
そして、雷撃も行われ2本は命中しようかとしていた時、俄かにノースカロライナが盾となり被雷。
本数は3本に達した。
ノースカロライナはすでに5本の魚雷を喰らっており、これで8本目となる。
さらに悪いことに、このうち6本までが左舷に集中していた。
ノースカロライナはゆっくりと左に傾斜していき、もはや助かりそうもない。
もし、ミッドウェーがアメリカ領のままであったならばスプールアンスも曳航を考えただろうが、もはやミッドウェーは風前の灯であり、ノースカロライナは沈んでいった。
スプールアンスは辛くも生き残ったホーネットを連れて真珠湾へ退避していったのである。
また、ヨークタウンについては駆逐艦により雷撃処分がなされたが、沈没したことまでは確認されなかった。
もしかすると日本軍第二波攻撃隊が襲来する可能性があり、スプールアンス艦隊にとってそのような時間の余裕は無かったのである。
こうして南雲艦隊はミッドウェー沖海戦にて敵空母3隻を撃破し、のこったホーネットにも大破の損害を与えた。
これで敵空母の脅威が取り除かれたと考えた南雲はすぐにミッドウェーを空襲し、攻略部隊を上陸させた。
ミッドウェー守備隊は空襲で完全に戦意喪失しておりミッドウェーは陥落したのであった。
これに残存している攻撃隊67機は突撃を艦攻。
まずは54機で2空母を攻撃し、温存していた13機の艦攻で仕留めそこなった敵空母を撃破しようと考えたのである。
だが、アメリカ艦隊も必死である。
2空母の周辺にはノースカロライナ、ワシントンなどの戦艦部隊が厚い対空弾幕を張りさらに6機を撃墜した。
また、他の艦艇も身を挺して2空母を守った。
2戦艦には魚雷が合わせて8本命中。
どちらもついに中破し、その速力は19ノットにまで低下した。
また、重巡アストリアやソクラシティも魚雷を2本づつ喰らい、こちらは大破した。
だが、爆撃ばかりはどうしようもなく、ホーネットに2発、ヨークタウンに6発の爆弾が命中した。
このうち、ヨークタウンは飛行甲板どころか格納庫すら滅茶苦茶に破壊され機関が全滅。
ついに航行を停止した。
それでも喫水線下への損傷は無く彼女は浮いたままだった。
この状況を見て、攻撃隊は温存してあった13機の艦攻を全てホーネットに向かった。
ホーネットも2発の500㎏爆弾を喰らって中破しており、速度が思ったように出せない。
それでも懸命に回避したが2発の爆弾を喰らってしまった。
そして、雷撃も行われ2本は命中しようかとしていた時、俄かにノースカロライナが盾となり被雷。
本数は3本に達した。
ノースカロライナはすでに5本の魚雷を喰らっており、これで8本目となる。
さらに悪いことに、このうち6本までが左舷に集中していた。
ノースカロライナはゆっくりと左に傾斜していき、もはや助かりそうもない。
もし、ミッドウェーがアメリカ領のままであったならばスプールアンスも曳航を考えただろうが、もはやミッドウェーは風前の灯であり、ノースカロライナは沈んでいった。
スプールアンスは辛くも生き残ったホーネットを連れて真珠湾へ退避していったのである。
また、ヨークタウンについては駆逐艦により雷撃処分がなされたが、沈没したことまでは確認されなかった。
もしかすると日本軍第二波攻撃隊が襲来する可能性があり、スプールアンス艦隊にとってそのような時間の余裕は無かったのである。
こうして南雲艦隊はミッドウェー沖海戦にて敵空母3隻を撃破し、のこったホーネットにも大破の損害を与えた。
これで敵空母の脅威が取り除かれたと考えた南雲はすぐにミッドウェーを空襲し、攻略部隊を上陸させた。
ミッドウェー守備隊は空襲で完全に戦意喪失しておりミッドウェーは陥落したのであった。
38
あなたにおすすめの小説
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
対米戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
大本営から特命を受けてサイパン島に視察に訪れた柏原総一郎大尉は、絶体絶命の危機に過去に移動する。
そして21世紀からタイムリーㇷ゚して過去の世界にやって来た、柳生義正と結城薫出会う。
3人は協力して悲惨な負け方をした太平洋戦争に勝つために様々な施策を試みる。
小説家になろうで、先行配信中!
世界はあるべき姿へ戻される 第二次世界大戦if戦記
颯野秋乃
歴史・時代
1929年に起きた、世界を巻き込んだ大恐慌。世界の大国たちはそれからの脱却を目指し、躍起になっていた。第一次世界大戦の敗戦国となったドイツ第三帝国は多額の賠償金に加えて襲いかかる恐慌に国の存続の危機に陥っていた。援助の約束をしたアメリカは恐慌を理由に賠償金の支援を破棄。フランスは、自らを救うために支払いの延期は認めない姿勢を貫く。
ドイツ第三帝国は自らの存続のために、世界に隠しながら軍備の拡張に奔走することになる。
また、極東の国大日本帝国。関係の悪化の一途を辿る日米関係によって受ける経済的打撃に苦しんでいた。
その解決法として提案された大東亜共栄圏。東南アジア諸国及び中国を含めた大経済圏、生存圏の構築に力を注ごうとしていた。
この小説は、ドイツ第三帝国と大日本帝国の2視点で進んでいく。現代では有り得なかった様々なイフが含まれる。それを楽しんで貰えたらと思う。
またこの小説はいかなる思想を賛美、賞賛するものでは無い。
この小説は現代とは似て非なるもの。登場人物は史実には沿わないので悪しからず…
大日本帝国視点は都合上休止中です。気分により再開するらもしれません。
【重要】
不定期更新。超絶不定期更新です。
大東亜戦争を有利に
ゆみすけ
歴史・時代
日本は大東亜戦争に負けた、完敗であった。 そこから架空戦記なるものが増殖する。 しかしおもしろくない、つまらない。 であるから自分なりに無双日本軍を架空戦記に参戦させました。 主観満載のラノベ戦記ですから、ご感弁を
対ソ戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
1940年、遂に欧州で第二次世界大戦がはじまります。
前作『対米戦、準備せよ!』で、中国での戦いを避けることができ、米国とも良好な経済関係を築くことに成功した日本にもやがて暗い影が押し寄せてきます。
未来の日本から来たという柳生、結城の2人によって1944年のサイパン戦後から1934年の日本に戻った大本営の特例を受けた柏原少佐は再びこの日本の危機を回避させることができるのでしょうか!?
小説家になろうでは、前作『対米戦、準備せよ!』のタイトルのまま先行配信中です!
【アラウコの叫び 】第1巻/16世紀の南米史
ヘロヘロデス
歴史・時代
【毎日07:20投稿】 1500年以降から300年に渡り繰り広げられた「アラウコ戦争」を題材にした物語です。
マプチェ族とスペイン勢力との激突だけでなく、
スペイン勢力内部での覇権争い、
そしてインカ帝国と複雑に様々な勢力が絡み合っていきます。
※ 現地の友人からの情報や様々な文献を元に史実に基づいて描かれている部分もあれば、
フィクションも混在しています。
また動画制作などを視野に入れてる為、脚本として使いやすい様に、基本は会話形式で書いています。
HPでは人物紹介や年表等、最新話を先行公開しています。
公式HP:アラウコの叫び
youtubeチャンネル名:ヘロヘロデス
insta:herohero_agency
tiktok:herohero_agency
幻の十一代将軍・徳川家基、死せず。長谷川平蔵、田沼意知、蝦夷へ往く。
克全
歴史・時代
西欧列強に不平等条約を強要され、内乱を誘発させられ、多くの富を収奪されたのが悔しい。
幕末の仮想戦記も考えましたが、徳川家基が健在で、田沼親子が権力を維持していれば、もっと余裕を持って、開国準備ができたと思う。
北海道・樺太・千島も日本の領地のままだっただろうし、多くの金銀が国外に流出することもなかったと思う。
清国と手を組むことも出来たかもしれないし、清国がロシアに強奪された、シベリアと沿海州を日本が手に入れる事が出来たかもしれない。
色々真剣に検討して、仮想の日本史を書いてみたい。
一橋治済の陰謀で毒を盛られた徳川家基であったが、奇跡的に一命をとりとめた。だが家基も父親の十代将軍:徳川家治も誰が毒を盛ったのかは分からなかった。家基は田沼意次を疑い、家治は疑心暗鬼に陥り田沼意次以外の家臣が信じられなくなった。そして歴史は大きく動くことになる。
印旛沼開拓は成功するのか?
蝦夷開拓は成功するのか?
オロシャとは戦争になるのか?
蝦夷・千島・樺太の領有は徳川家になるのか?
それともオロシャになるのか?
西洋帆船は導入されるのか?
幕府は開国に踏み切れるのか?
アイヌとの関係はどうなるのか?
幕府を裏切り異国と手を結ぶ藩は現れるのか?
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる