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パナマ強襲作戦
偵察合戦
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攻撃隊がカリフォルニアの造船所に向かっている頃、42機に及ぶ索敵隊は第三八任務部隊を発見していた。
ハルゼーも写真偵察型のF6Fを32機出撃させていたが双発機と単発機ではまるで索敵範囲から巡航速度まで違った。
そのため、索敵戦では日本海軍の方が有利だったのである。
「敵艦隊捕捉!大型空母3隻、小型空母20隻以上を含む模様!」
草鹿の報奥に南雲は唸る。
「やはり護衛空母の数が多いな…敵艦隊との距離は?」
「250海里です」
予想以上に敵艦隊が近くに出現したことで南雲は少し考える。
そして命令を下した。
「250海里だと我が艦隊も敵艦隊の攻撃半径内に入ってしまっている。ここは一旦300海里圏内まで退避する方が得策だろう」
「ですが、それだと攻撃隊の収容が難しくなります」
草鹿の言うことももっともである。
九九式艦攻は爆装時には500海里の攻撃半径を有するものの、ここで敵艦隊から300海里圏内まで退避してしまうと収容できなくなってしまうのである。
だが、そこは南雲もしっかり考えていた。
「敵艦隊はその艦隊に低速の護衛空母も含んでいる。これの意味する所は、敵艦隊は思い切った艦隊行動を出来ないということだ。そして、敵艦載機の航続距離は長くても300海里以内だろうから、我が艦隊を発見した時にはすぐに攻撃隊を発進させなければならない。そうして緊急で出撃してきた敵航空隊を直掩隊により撃破し、後手からの一撃をお見舞いするのだ」
確かに、アメリカ海軍の新型艦載機であるTBFの航続距離は250海里であり南雲の考えは的を得ていた。
「なるほど…ですが、やはり攻撃隊を収容できないのではないですか?」
これに南雲は答える。
「攻撃隊が帰還するまで5時間ほど時間の余裕がある。それまでに必ず敵艦隊は攻撃を仕掛けてくる。迎撃が終わってから急いで戻ったとしても間に合うはずだ」
草鹿はこれに納得し、全艦隊は一旦反転することになる。
ちょうどそこをハルゼーが放っていた偵察機が発見。
これを打電したが、すぐに直掩の二式艦戦に空戦に引きずり込まれ、撃墜されてしまった。
「長官!敵艦隊は我が航空隊の攻撃範囲内です!」
これにハルゼーは大きく頷く。
「即刻攻撃隊を出撃させる!」
「直掩はどの程度残しますか?」
この問いにハルゼーは即答した。
「200機で十分だ!我々には4隻の新型戦艦とVT信管がある!」
こうして攻撃隊はすぐに甲板に整列していく。
空母の数では日本海軍を大きくしのいでいるのもあり、攻撃隊の発進はかなり迅速に行われることになった。
ハルゼーも写真偵察型のF6Fを32機出撃させていたが双発機と単発機ではまるで索敵範囲から巡航速度まで違った。
そのため、索敵戦では日本海軍の方が有利だったのである。
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「やはり護衛空母の数が多いな…敵艦隊との距離は?」
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そして命令を下した。
「250海里だと我が艦隊も敵艦隊の攻撃半径内に入ってしまっている。ここは一旦300海里圏内まで退避する方が得策だろう」
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「なるほど…ですが、やはり攻撃隊を収容できないのではないですか?」
これに南雲は答える。
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