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ハワイ沖決戦
索敵合戦
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日本軍偵察機に勘付かれたと悟ったハルゼーはすぐにBTD1を16機発進させて、索敵を開始した。
BTD1は爆装をしなければおおよそ600海里の航続距離を誇る。
索敵機としてはもってこいの存在だった。
両機動部隊から出撃した索敵機はほぼ同時に敵艦隊を捉えた。
彼我の距離はおおよそ500海里になるまで縮まっていた。
これにハルゼーは俄かに顔を強張らせ、命令を下した。
「コルセアの準備をしておけ…早ければあと2時間ほどでジャップどもの攻撃隊が飛んでくるぞ」
日本海軍の攻撃機が500海里以上の航続距離を誇っているのはハルゼーも知っており、なおかつすでにオアフ島の敵航空隊の射程範囲内に入っていたからだ。
これに全空母の甲板上は大忙しとなったが、ハルゼーの命令はこれだけに留まらなかった。
「我々は敵艦隊に肉薄する!」
BTD1やF4Uの航続距離は400海里でありため、そこまで距離を詰めなければ攻撃隊を出撃させることが出来ない。
やはり、敵機動部隊をある程度撃破しなければ安全に敵基地を攻撃できないのである。
こうしてハルゼー艦隊は日本軍攻撃隊を待ち構えていたのである。
発見されたのは第一前衛機動艦隊だった。
つまり、主力艦隊からは100海里ほど北方にあったのである。
と言うことは日本海軍は今だ攻撃隊を出撃させることが出来ない。
いまから30ノットで航行したとしても、攻撃半径に捉えるのは午後3時の事である。
日本海軍はすでに攻撃計画を練っている。
まずは機動部隊から発進した烈風や二式艦戦により敵艦隊上空の制空権を奪取。
その次にハワイ基地航空隊による攻撃隊が来襲し、ほぼ同時に機動部隊発進の第一波攻撃隊が敵艦隊に襲い掛かる。
そして、最後のとどめとして機動部隊発進の第二波攻撃隊が到達する。
三段構えの攻撃である。
成功の鍵を握っているのは第一段階の制空権確保と敵対空砲の減殺である。
これが失敗すると続々と飛来する味方攻撃隊が撃破される可能性があったからである。
だが、懸念材料があった。
それは敵偵察機が明らかに”双発機”であった事である。
「もしや、アメリカも双発艦上機を開発したのではないか」
山口の指摘はもっともであり、すぐに全軍に対して通報される。
となると、400海里圏内に踏むこむ山口機動部隊は敵攻撃隊の攻撃を受ける可能性があった。
だが、敵制空権の奪取も必要なため、山口は”艦隊直掩には108機だけを残す!”と覚悟を決めて戦いに臨むことになる。
BTD1は爆装をしなければおおよそ600海里の航続距離を誇る。
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両機動部隊から出撃した索敵機はほぼ同時に敵艦隊を捉えた。
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これにハルゼーは俄かに顔を強張らせ、命令を下した。
「コルセアの準備をしておけ…早ければあと2時間ほどでジャップどもの攻撃隊が飛んでくるぞ」
日本海軍の攻撃機が500海里以上の航続距離を誇っているのはハルゼーも知っており、なおかつすでにオアフ島の敵航空隊の射程範囲内に入っていたからだ。
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と言うことは日本海軍は今だ攻撃隊を出撃させることが出来ない。
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