不沈の艦隊

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不沈艦隊計画

八八八艦隊計画

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あの震災から4年経った1927年。
足掛け4年の空母建造計画がついに完遂された。
新型中型空母は制式に蒼龍型空母と命名され、姉妹艦の名前も決定した


蒼龍型空母
一番艦:蒼龍
二番艦:飛龍
三番艦:雲龍
四番艦:蟠龍ばんりゅう
五番艦:燭龍しょくりゅう
六番艦:虬龍きゅうりゅう


飛龍と雲龍以外は全て中国の伝説上の龍が命名元となっている。
6隻の空母は航空隊の練成に入り、大量の雛鳥を育てていくことになる。
この時点では飛行甲板に装甲は施されていないが、既に装甲版は各母港に置かれておりいつでも取り付け可能であった。


6隻の蒼龍型空母によって日本海軍は空母の建造枠を使い果たしたわけだが、実は日本海軍の建造計画はまだ終えていなかった。
まずは20.3㎝連装砲3基を擁する古鷹型巡洋艦が4隻竣工した。


古鷹型巡洋艦
一番艦:古鷹
二番艦:加古
三番艦:青葉
四番艦:衣笠


34ノットの高速性能を発揮しつつ、それでいて効果力の巡洋艦であった。
日本海軍はこの4隻の竣工を待って1927年からすぐに新たな造船計画が始動しようとしていた。
ここでは20.3㎝砲を搭載した巡洋艦と15.5㎝砲を搭載した巡洋艦、そして排水量10000トン以下の空母の大量建造を行うとされた。


20.3㎝砲搭載巡洋艦
排水量:10000トン
全長:200m
全幅:25m
速力:33ノット
武装:50口径20.3㎝三連装砲3基、50口径8㎝高角砲4基、51㎝四連装魚雷発射管4基
最大装甲:舷側127㎜、甲板58㎜(完全防御方式)
航続距離:17ノットで8100海里


古鷹型巡洋艦を拡大し、効率化した艦であった。


15.5㎝砲搭載巡洋艦
排水量:7800トン
全長:175m
全幅:20m
速力:33ノット
武装:55口径15.5㎝三連装砲3基、50口径8㎝高角砲2基、51㎝四連装魚雷発射管4基
最大装甲:舷側105㎜、甲板38㎜(完全防御方式)
航続距離:17ノットで8100海里


5500トン級巡洋艦を代替するために建造される巡洋艦である。


10000トン級空母
排水量:10000トン
全長:210m
全幅:28m
速力:30ノット
武装:50口径8㎝高角砲4基、13.2㎜機銃4挺
格納庫:2段
艦載機:66機
艦橋:右舷
エレベーター:2基
航続距離:17ノットで7900海里


ワシントン海軍軍縮条約において制限されたのは10000トン以上の空母であり、以下に関しては無制限であった。
これに目を付けた日本海軍は10000トン級空母を大量に建造しようと考えたのだ。
確かに、空母には戦艦は撃沈出来ないかもしれないが駆逐艦などは確実に撃沈できる。
それならば建造しない手は無かった。
この思惑で設計された10000トン級空母は、最初は艦橋を飛行甲板下に置くことも考えられたがそれだと飛行甲板が短くなってしまい、発艦に支障をきたすとして従来通り右舷に設置された。
但し排水量を考慮し、エレベーターは2基とされ蒼龍型同様にビール瓶のような形状となっていた。
それでも艦載機数は66機あるのだから貴重な戦力だった。
そして、当然この空母にも戦時には58㎜装甲が飛行甲板に施されることになる。


日本海軍はこれらの艦艇は8隻ずつ建造することとしたのである。
八八八艦隊計画の始まりであった。







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