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再編成
空母大増産
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新生連合艦隊司令部が最初に行ったのは既存の建艦計画の見直しだった。
なにせ3隻の正規空母を失ってしまったのである。
これを埋めるためには”未曾有の空母増産”を行うしか道は無かった。
だが、一から作っていては最低でも2年はかかる。
2年後となると1944年6月となるが、その時期になるとアメリカ海軍は大量の空母を就役させてくるに違いなかった。
遅くても1943年の8月には”大規模な攻勢”を行ってアメリカ海軍に打撃を与えておかねばならなかった。
そのため、連合艦隊としては”1年以内に空母として形に出来る物”を欲していたのである。
このままの建艦計画で行くと、1943年の8月までに竣工するのは飛鷹、龍鳳の僅か2艦しかなかったのである。
これでは到底戦えない。
連合艦隊司令部はここで大鉈を振るった。
まず、千歳、千代田の改造軽空母の竣工時期を3カ月早め、また装甲空母大鳳は7カ月早める。
加えて大和型三番艦として建造されていた110号艦と同じく四番艦の111号艦を1年1か月以内に空母として改造することとした。
これで1943年8月までに竣工する空母は7隻となるが、連合艦隊はそれでも満足しなかった。
鈍足戦艦である扶桑型戦艦2隻も空母へ改装することとしたのである。
彼女らも1年以内の改造が厳命されることになる。
ちなみに、伊勢型戦艦に関しては通信能力を拡充したうえで連合艦隊旗艦と第一航空艦隊旗艦となる予定である。
そして、この際だからとミッドウェー海戦において姉妹艦の三隈を失って自らも大破していた最上を重巡としては修理せず空母へ改装されることとなった。
ともかく、これで日本海軍は10隻もの空母を物にすることが出来るが代償として5隻の軽巡洋艦及び、飛鷹と龍鳳の竣工時期は大きくずれ込むことになる。
だが、ここに来て日本海軍が空母建造に対して真剣に取り組み始めたことは大きな変化であり、ミッドウェーのけがの功名であった。
(これだけの空母が揃うのだとしたら…ハワイは占領できるかもしれない)
山本の羅針盤は常にハワイを指していたのである。
(ハワイを占領出来てやっと五分の戦いができるのだ…何としてでも成し遂げねば)
まさに山本の逆襲である。
この意図を新参謀長である大西はひしひしと感じ取っており、大西も覚悟を決めていた。
(長官も本気だ…ここは俺も死ぬ気でやらねばならん!)
大西は俄然やる気となったが、これら空母が続々と竣工するのは1943年の7月頃。
それまでは現状の戦力で戦わねばならない。
(徹底した一撃離脱でアメリカ軍を翻弄するしか道は無い!消耗戦など持っての外だ!)
そうに違いなく、これからの日本海軍は泥臭い戦い方をしていくことになる。
なにせ3隻の正規空母を失ってしまったのである。
これを埋めるためには”未曾有の空母増産”を行うしか道は無かった。
だが、一から作っていては最低でも2年はかかる。
2年後となると1944年6月となるが、その時期になるとアメリカ海軍は大量の空母を就役させてくるに違いなかった。
遅くても1943年の8月には”大規模な攻勢”を行ってアメリカ海軍に打撃を与えておかねばならなかった。
そのため、連合艦隊としては”1年以内に空母として形に出来る物”を欲していたのである。
このままの建艦計画で行くと、1943年の8月までに竣工するのは飛鷹、龍鳳の僅か2艦しかなかったのである。
これでは到底戦えない。
連合艦隊司令部はここで大鉈を振るった。
まず、千歳、千代田の改造軽空母の竣工時期を3カ月早め、また装甲空母大鳳は7カ月早める。
加えて大和型三番艦として建造されていた110号艦と同じく四番艦の111号艦を1年1か月以内に空母として改造することとした。
これで1943年8月までに竣工する空母は7隻となるが、連合艦隊はそれでも満足しなかった。
鈍足戦艦である扶桑型戦艦2隻も空母へ改装することとしたのである。
彼女らも1年以内の改造が厳命されることになる。
ちなみに、伊勢型戦艦に関しては通信能力を拡充したうえで連合艦隊旗艦と第一航空艦隊旗艦となる予定である。
そして、この際だからとミッドウェー海戦において姉妹艦の三隈を失って自らも大破していた最上を重巡としては修理せず空母へ改装されることとなった。
ともかく、これで日本海軍は10隻もの空母を物にすることが出来るが代償として5隻の軽巡洋艦及び、飛鷹と龍鳳の竣工時期は大きくずれ込むことになる。
だが、ここに来て日本海軍が空母建造に対して真剣に取り組み始めたことは大きな変化であり、ミッドウェーのけがの功名であった。
(これだけの空母が揃うのだとしたら…ハワイは占領できるかもしれない)
山本の羅針盤は常にハワイを指していたのである。
(ハワイを占領出来てやっと五分の戦いができるのだ…何としてでも成し遂げねば)
まさに山本の逆襲である。
この意図を新参謀長である大西はひしひしと感じ取っており、大西も覚悟を決めていた。
(長官も本気だ…ここは俺も死ぬ気でやらねばならん!)
大西は俄然やる気となったが、これら空母が続々と竣工するのは1943年の7月頃。
それまでは現状の戦力で戦わねばならない。
(徹底した一撃離脱でアメリカ軍を翻弄するしか道は無い!消耗戦など持っての外だ!)
そうに違いなく、これからの日本海軍は泥臭い戦い方をしていくことになる。
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