山本五十六の逆襲

ypaaaaaaa

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ハワイ攻防戦

二の矢

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命中した魚雷は29本だけだった。
だいたい1割の命中率である。
だが、それでも第五八任務部隊に大損害を負わせた。
まずインデペンデンスⅡとラングレーに2本の魚雷が命中し、これを撃沈。
そしてイラストリアスにも2本が命中し、戦闘力を喪失。
極め付きはアイオワで4本もの魚雷が命中。
アイオワは沈むような気配こそなかったが、その速力はもはや10ノットとなっていた。
ミッチャーはニミッツに指示を仰いだ。
ニミッツはすぐにアイオワに退却命令を出した。
10ノットではもはや機動部隊の艦隊行動について行けない。
それに、アイオワは注水が限界を迎えており右舷に傾いた。
主砲の正確な射撃はもとより、対空火器の使用も不可能となっていたのである。
こんな艦を戦場に残していてはただ恰好の的である。
これらを勘案してニミッツはアイオワに退却命令を出したのであった。


第五八任務部隊の混乱が収まった頃に攻撃隊が順次帰投し始めた。
「5隻の敵空母に20発ほど命中弾を与えた模様です。おそらく2隻ほどは撃沈できたのではないでしょうか」
参謀らはそう言ったがミッチャーにとっては慰め程度のものでしかなかった。
エセックス級空母をほとんど失い、加えて2隻の軽空母すら失っていたのである。
まさに一方的だった。
だが、戦力的には同等である。
やはり真っ先にハワイの日本軍航空隊を叩いておいて正解だったに違いなく、今日に限っては日本軍機動部隊だけを考えるだけで良かった。
「次の攻撃はいつ頃になる?」
「恐らく午後2時頃かと思われます」
これを聞いてミッチャーは再攻撃を命じることとなったのである。


一方、日本海軍も再攻撃を急いでいた。
だが、攻撃隊はかなりの艦載機を消耗しており第一次攻撃隊より400機以上少なくなることになっていた。
それでも日本海軍の闘志は消えることは無く、3つの航空艦隊の空母艦上では攻撃隊の準備が始まっていた。
「我々は敵空母をおそらく10隻以上は撃沈しております!ここでさらなる攻撃を仕掛け、敵機動部隊を撃砕しましょう!」
大西の言葉に山本も頷いた。
それと同時にハワイ基地航空隊から連絡が入った。
「どうやら明日の午後からは攻撃隊の発進が可能になるそうです」
流石小沢の手腕と言ったところか、かなり破壊されていいた航空基地を明日までに修復可能になったと報告してきたのである。
「なら、明日になれば基地航空隊の援護を受けることが出来るな」
こうして日米双方は二の矢を継ごうとしていた。
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