鉄壁防空艦隊

ypaaaaaaa

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防空艦隊建設

③計画

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第三次海軍軍備拡充計画は1937年4月より指導した。


③計画
戦艦:60000トン級戦艦2隻(12000万円×2=24000万円)
空母:改飛龍型空母2隻(4500万円×2=9000万円)、改瑞鳳型軽空母2隻(1500万円×2=3000万円)
巡洋艦:改古鷹型防空巡洋艦4隻(1500万円×4=6000万円)
駆逐艦:陽炎型12隻(800万円×12=9600万円)
以下、40000万円
合計91600万円


以下③計画建造艦


60000トン級戦艦
排水量:62000トン
全長:265m
全幅:38m
速力:27ノット
武装:45口径46㎝三連装砲3基、15.5㎝三連装砲2基、12.7㎝連装高角砲10基、37㎜三連装機関砲16基、20㎜三連装機銃24基、同連装機銃8基
艦載機:水上機7機
最大装甲:舷側410㎜、甲板230㎜
航続距離:18ノットで10000海里


主砲には46㎝三連装砲を採用し、竣工すれば世界で最強の戦艦になるに違いなかった。
また、防空艦隊建設を目指す日本海軍として戦艦の対空火力も強化しなければならず、甲板には高角砲や対空砲が林立している。


改飛龍型空母
排水量:20000トン
全長:245m
全幅:30m
兵装:12.7㎝連装高角砲8基、37㎜三連装機関砲6基、20㎜三連装機銃12基
格納庫:2段
艦載機数:78機(補用込み)
最高速力:32ノット
航続距離:16ノットで12000海里
エレベーター:3基
艦橋:右舷


現在建造中の飛龍の改良型である。
ただ、艦政本部は委縮することなく設計したため性能はすこぶる良好な空母となった。


改瑞鳳型軽空母
排水量:10000トン
全長:200m
全幅:24m
兵装:12.7㎝連装高角砲4基、37㎜三連装機銃4基、20㎜三連装機銃8基
格納庫:2段
艦載機数:51機(補用込み)
最高速力:33ノット
航続距離:16ノットで12000海里
エレベーター:2基
艦橋:右舷


瑞鳳を少し小型化した空母である。
瑞鳳型は確かに艦載機数は多いが少し速度が遅く、新型空母に随伴できる程度の速力が必要と見た艦政本部は小型化、高速化を行ったのである。


改古鷹型航空巡洋艦
排水量:8500トン
全長:190m
全幅:20m
速力:35ノット
武装:60口径15.5㎝三連装砲3基、12.7㎝連装高角砲8基、37㎜三連装機関砲10基、20㎜三連装機銃16基
航続距離:16ノットで8000海里


古鷹型を大型化し、防空巡洋艦として洗練された艦である。
古鷹では魚雷が残されていたが、合理化のために外されたのである。
こうして③計画は進展していく。
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