超量産艦隊

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海軍の休日

8000t級軽巡洋艦

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改蒼龍型として最初から空母として建造されていた2隻がついに竣工した。
諸元は先に述べた通りであるため割愛するが改蒼龍型は一番艦の艦名にちなんで雲龍型空母となった。
ただし飛行甲板位しか蒼龍型と変わりなく、書類上では雲龍型空母ではあるものの将兵の間では蒼龍型という認識が強かった。
ちなみに雲龍型は雲龍と玄龍の2隻である。


雲龍型の建造が完了した頃には、件の4隻の金剛型装甲巡洋艦の改装工事も大詰めに入っていた。
類別としては雲龍型に属するこの4隻は少し罐室辺りが異なるだけで他は雲龍型と全く同じな空母となる予定だった。
ただし艦名は装甲巡洋艦時代の艦名を受け継ぐ都合上、これら4隻は”龍”の字が入らず山岳の名前となった。


三番艦:古鷹
四番艦:加古
五番艦:青葉
六番艦:衣笠


三番艦からなのはこれら4隻が雲龍型なためである。


金剛型装甲巡洋艦が確かに規制されてしまった。
但し、軽巡洋艦に類別される艦艇は問題なくロンドン海軍軍縮条約を経た今でも建造枠にかなりの空きがあった。
そこで海軍は天龍型軽巡洋艦を超える軽巡洋艦の建造を計画した。


8000t級軽巡洋艦
排水量:8000t
全長:170m
全幅:15m
速力:33ノット
武装:55口径15.5㎝三連装砲3基、50口径8㎝高角砲6基、51㎝四連装魚雷4基
艦載機数:2機
航続距離:16ノットで8000海里


8000t級軽巡洋艦も金剛型と同じく、防諜の為前部に2基、後部に1基の主砲を拝し艦影は扶桑型戦艦、金剛型装甲巡洋艦と瓜二つとなっていた。
ただ条約めい一杯の15.5㎝砲を9門も装備したことで排水量は増大し条約ギリギリの8000tまでに肥大化した。
これでも8隻は条約の制限内で建造することが出来るため、海軍はこの8000t級軽巡洋艦を”失われた金剛型8隻の代わりにしようと”と考えた。
新造予定だった8隻の金剛型の任務は主に水雷戦隊の旗艦任務。
戦艦の護衛ではないから、この8000t級軽巡洋艦でも問題なくこなせる。
それにこの8000t級軽巡洋艦は金剛型装甲巡洋艦と同じ程度の魚雷を装備しており、水雷戦隊の旗艦任務はある種当然だった。
「この軽巡洋艦ならば必ずや金剛型の代わりを立派にこなしてくれるだろう」
これが海軍内の大半を占める考えだった。
8000t級軽巡洋艦も例にもれずブロック工法で建造されることになり、工期は僅か10カ月と見積もられた。
ただ天龍型は8000t級軽巡洋艦の登場により力不足となり練習巡洋艦へ改装されることが決まった。
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