超量産艦隊

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三一六計画

②計画始動

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①計画は1934年5月に完了した。
開始が1932年の6月と言うことを考えると2年弱で完了したことになる。
造船業への大投資のおかげで7隻の大型艦を同時に建造できたことが大きかった。
軽巡以上の艦名は以下の通りである。


瑞鶴型空母(改翔鶴型空母)
一番艦:瑞鶴
二番艦:蒼鶴そうかく
三番艦:慶鶴けいかく


妙高型重巡洋艦(改金剛型重巡洋艦)
一番艦:妙高
二番艦:那智
三番艦:羽黒
四番艦:足柄

球磨型軽巡洋艦
一番艦:球磨
二番艦:多摩
三番艦:北上
四番艦:大井
五番艦:木曽
六番艦:夕張
七番艦:長良
八番艦:五十鈴
九番艦:名取
十番艦:由良
十一番艦:鬼怒
十二番艦:阿武隈
十三番艦:川内
十四番艦:神通
十五番艦:那珂
十六番艦:木津
(一番艦から八番艦は①計画で建造された艦ではないが、艦名の記述が無かったためここで記述)


やはり圧巻と言うべき艦達である。
瑞鶴型空母は山本をして”傑作空母”と言わしめるほどの高性能を持ち、妙高型重巡は先代の金剛型に比べて一回り大きく、当初の重巡の建造目的であった敵装甲巡洋艦を抑え込んで戦艦に雷撃を敢行する水雷戦隊の旗艦から、戦艦の補佐として必要であれば雷撃も敢行する砲撃戦での重要な戦力となったのである。
ただ、これだと水雷戦隊の旗艦が不在となってしまう。
それを補うのが新たに建造された8隻の球磨型軽巡である。
まさに水雷戦隊の旗艦に特化した艦であり、砲火力も駆逐艦に比べて圧倒していた。


①計画は完了したが、日本海軍の建艦計画がまだ続く。
次は件の②計画である。
今回は8隻の妙高型重巡を建造する。
艦政本部では”主砲を31㎝砲に変更してもいいのではないか”という議題も出されたがそうなれば自ずと船体規模は拡大し平賀式設計の原則から外れてしまう。
また、31㎝砲と28㎝砲ではそこまで砲火力が変わるということもなく、むしろ砲身が長い分、妙高型の28㎝砲の方が威力が勝っていたのである。
この②計画も①計画同様、”汚い金”が少なからず入っている。
考えてみれば、ほぼ巡洋戦艦の艦を8隻も同時に建造するのである。
扶桑型戦艦を8隻建造した頃に比べると、屁でもない物であるが負担は小さい方が良いに決まっている。
ただ、流石にこの②計画が完了した後は2年ほどの間が空く。
そうしなければ日本経済は火の車ほどではないものの、悪い方向に向かってしまうのだ。
この2年の間で資金を貯めてついに日本海軍は空母と戦艦の建艦を行うのである。
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