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2階のあれ 1
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それは、私の部屋から見える向かいの家の真正面の家の2階の部屋から見えました。電気の付いた部屋の向かって右奥の方にはっきりと、あまりにもはっきりと見えたのです。
私は何度かあれを見ました。
あれは、私が中学生になった頃だったと思います。窓のカーテンを少し開けたまま寝てしまうと、必ずと言っていいほど私は、金縛りにあっていました。
空が薄っすらと青くなりかけた頃に、その青さがカーテンの隙間から見えると、窓から何かが入って来たような感じがして、その後必ず金縛りになりました。
さらに、夜寝ている時に足をグッと壁の方に引っ張られたような感覚になる事が何度かありました。その事は誰にも言っていませんでした。
1番強く引っ張られた時には、部屋の壁から抜けてしまうのではないかと思った事もありました。
引っ張られる感覚は、急にどこかに落ちるような感覚にもにていました。
他には、夜に横になっていると、誰かの話し声が聞こえる事もありました。私に話しかけていると言うより、何人かでぼそぼそと話しているような声です。何を話しているかまでは、わかりませんでした。
声が聞こえるのは、こたつで寝てしまった時に起きる事が多かったです。その時は、
一 疲れているのかな?
それでも私はくらいに思って、さほど気にはしていませんでした。金縛りは疲れている時にもなると言うような事を言っている人がいましたし、常に心霊体験をしている訳でもありませんでした。
実際、やたら金縛りにあっていたのはこの時期に集中しています。
向かいの家には、子供の頃よく遊んだお兄さんとお姉さんが住んでいました。もう1人大きいお姉さんがいたと思いましたが、1人暮らしをしているのか、いつの頃からかその家には、子供2人だけになっていました。
向かいの家のおじさんは漁師でしたが、私が物心つく頃にはもういませんでした。海の事故で亡くなったそうです。おばさんは、私が小学校の頃に腰を痛めて、100日病院に通えと病院の先生に言われて首吊り自殺をしたようです。
おばさんはいつも家に居なかった記憶があります。何の仕事をしていたのかもわかりません。
小学校の頃におばさんと一緒に撮った写真がありますが、小学生の母親とは思えないほど老けて見えます。
それでも、おばさんの暗い顔を見たことはありませんでした。
首を吊ったのは、家の真ん中にある階段だと聞きました。お葬式も出せていなかったような記憶があります。いつの間にかいなくなったおばさん。死んだなんて、ましてや自殺なんてとても信じられなかったのです。
うちの親が人の噂話が嫌いなこともあり、近所の人達も、その話はすぐにしなくなりました。
私は小さい頃に遊びに行ったその家を怖いと思った事は1度もありませんでした。お兄さん、お姉さんとは2学年離れていたのでいつの間にか遊ばなくなりましたが、2人とも明るく友達もよく遊びに来ていたようです。
それが、ある時らパッタリとお姉さんと仲の良かった友達が来なくなりました。
おそらく、あれを見てしまったのではないかと後で思いました。
私は何度かあれを見ました。
あれは、私が中学生になった頃だったと思います。窓のカーテンを少し開けたまま寝てしまうと、必ずと言っていいほど私は、金縛りにあっていました。
空が薄っすらと青くなりかけた頃に、その青さがカーテンの隙間から見えると、窓から何かが入って来たような感じがして、その後必ず金縛りになりました。
さらに、夜寝ている時に足をグッと壁の方に引っ張られたような感覚になる事が何度かありました。その事は誰にも言っていませんでした。
1番強く引っ張られた時には、部屋の壁から抜けてしまうのではないかと思った事もありました。
引っ張られる感覚は、急にどこかに落ちるような感覚にもにていました。
他には、夜に横になっていると、誰かの話し声が聞こえる事もありました。私に話しかけていると言うより、何人かでぼそぼそと話しているような声です。何を話しているかまでは、わかりませんでした。
声が聞こえるのは、こたつで寝てしまった時に起きる事が多かったです。その時は、
一 疲れているのかな?
それでも私はくらいに思って、さほど気にはしていませんでした。金縛りは疲れている時にもなると言うような事を言っている人がいましたし、常に心霊体験をしている訳でもありませんでした。
実際、やたら金縛りにあっていたのはこの時期に集中しています。
向かいの家には、子供の頃よく遊んだお兄さんとお姉さんが住んでいました。もう1人大きいお姉さんがいたと思いましたが、1人暮らしをしているのか、いつの頃からかその家には、子供2人だけになっていました。
向かいの家のおじさんは漁師でしたが、私が物心つく頃にはもういませんでした。海の事故で亡くなったそうです。おばさんは、私が小学校の頃に腰を痛めて、100日病院に通えと病院の先生に言われて首吊り自殺をしたようです。
おばさんはいつも家に居なかった記憶があります。何の仕事をしていたのかもわかりません。
小学校の頃におばさんと一緒に撮った写真がありますが、小学生の母親とは思えないほど老けて見えます。
それでも、おばさんの暗い顔を見たことはありませんでした。
首を吊ったのは、家の真ん中にある階段だと聞きました。お葬式も出せていなかったような記憶があります。いつの間にかいなくなったおばさん。死んだなんて、ましてや自殺なんてとても信じられなかったのです。
うちの親が人の噂話が嫌いなこともあり、近所の人達も、その話はすぐにしなくなりました。
私は小さい頃に遊びに行ったその家を怖いと思った事は1度もありませんでした。お兄さん、お姉さんとは2学年離れていたのでいつの間にか遊ばなくなりましたが、2人とも明るく友達もよく遊びに来ていたようです。
それが、ある時らパッタリとお姉さんと仲の良かった友達が来なくなりました。
おそらく、あれを見てしまったのではないかと後で思いました。
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