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採光窓 5
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次の日の昼間、千里と私は昨日の採光窓の件を確かめるべく、あの家に向かいました。
私達のアパートの周辺の様子は、いつもとなんら変わらず、穏やかに時間外流れていました。あの家の前まで来て2階の採光窓のドアを見ましたが、採光窓に顔どころか装飾も無く、だいたい人の顔が収まるような大きさでは無いこともわかりました。採光窓は小さいものだったのです。
「そもそも、あれはさあー、生きている人間の顔じゃなかったよね。」
千里が言いました。
「確かに…。」
あの顔を見た瞬間に一目見ただけで背筋にヒンヤリした感覚が走り出し直ぐに逃げないとと思いました。
結局昨日の顔は何だったのかわからず、その家も路地も昨日の様な怖い気配は全く無かったのです。
次に、元葬儀場に行ってみましたが、いつも通り誰もいなくて、いつもと変わった所もありませんでした。大家さんにもあの元葬儀場が使われる事はあるのか聞いてみたのですが、だいぶ前に経営が破綻してそのままで、ずっと使われていないと言う事でした。
千里も私も霊感がすごく強いとか日常的に霊を見るタイプでは無いので、やはり心霊スポットに行ったのが良くなかったのかな?と言う話になりました。
昨夜の事は心霊スポットからの警告と捉えて、私達は心の中で心霊スポットへ遊び半分に行ってしまった事をお詫びしました。
あの日、車を降りてもっと奥まで進んでいたらどうなっていたかと思うとゾッとしました。
きくりんの骨折も治ったと後で聞きましたが、自然と、のぶさんともきくりんとも会わなくなって行きました。
私は当時の事を思い出し、昨日の夜もこうやって思い出した事を綴っていたのですが、昨日の分を書き終えてしばらくして横になると、ざわざわと複数人が廊下で話しているような声が聞こえだしていました。何を話しているのかわかりません。
私の家の廊下にたくさん人がいるわけがありません。居間のテレビがつけっぱなし?かと思いましたが消しています。
疲れが出てきたので横になりたい気持ちと、何の話をしているのだろう?と言う事が入り交ざって、何の話をしているのかと言う好奇心がかったのですが、自分の中でブレーキがかかりました。
一 おそらく、ラジオのチューニングを合わせる様に霊的な世界と繋がりかけている可能性がある。(過去の怖い体験を思い出して書いていたので)
だとすれば、心の波長の様なものを幽霊?に合わされば聞こえるかも?そして、その逆をすればこのざわめきは消えるかもと根拠も無く思いました。
幽霊に波長を合わせるには…幽霊になるくらいだから執着とか無念な気持ちとかがあるのかも知れないと思いました。
逆は?現世で感謝出来る事や大切な人の事で心を満たすとかかな?と思いながら、自然と大切な人の顔が浮かんで心に温かいものかわ流れて来ました、
その瞬間、廊下での複数の人達のぼそぼそとした声がピタッと消えました。そのまま私は眠りにつきました。
波長さえ合えば、ごく身近な所にも怖い体験への入り口があるのかも知れません。
私達のアパートの周辺の様子は、いつもとなんら変わらず、穏やかに時間外流れていました。あの家の前まで来て2階の採光窓のドアを見ましたが、採光窓に顔どころか装飾も無く、だいたい人の顔が収まるような大きさでは無いこともわかりました。採光窓は小さいものだったのです。
「そもそも、あれはさあー、生きている人間の顔じゃなかったよね。」
千里が言いました。
「確かに…。」
あの顔を見た瞬間に一目見ただけで背筋にヒンヤリした感覚が走り出し直ぐに逃げないとと思いました。
結局昨日の顔は何だったのかわからず、その家も路地も昨日の様な怖い気配は全く無かったのです。
次に、元葬儀場に行ってみましたが、いつも通り誰もいなくて、いつもと変わった所もありませんでした。大家さんにもあの元葬儀場が使われる事はあるのか聞いてみたのですが、だいぶ前に経営が破綻してそのままで、ずっと使われていないと言う事でした。
千里も私も霊感がすごく強いとか日常的に霊を見るタイプでは無いので、やはり心霊スポットに行ったのが良くなかったのかな?と言う話になりました。
昨夜の事は心霊スポットからの警告と捉えて、私達は心の中で心霊スポットへ遊び半分に行ってしまった事をお詫びしました。
あの日、車を降りてもっと奥まで進んでいたらどうなっていたかと思うとゾッとしました。
きくりんの骨折も治ったと後で聞きましたが、自然と、のぶさんともきくりんとも会わなくなって行きました。
私は当時の事を思い出し、昨日の夜もこうやって思い出した事を綴っていたのですが、昨日の分を書き終えてしばらくして横になると、ざわざわと複数人が廊下で話しているような声が聞こえだしていました。何を話しているのかわかりません。
私の家の廊下にたくさん人がいるわけがありません。居間のテレビがつけっぱなし?かと思いましたが消しています。
疲れが出てきたので横になりたい気持ちと、何の話をしているのだろう?と言う事が入り交ざって、何の話をしているのかと言う好奇心がかったのですが、自分の中でブレーキがかかりました。
一 おそらく、ラジオのチューニングを合わせる様に霊的な世界と繋がりかけている可能性がある。(過去の怖い体験を思い出して書いていたので)
だとすれば、心の波長の様なものを幽霊?に合わされば聞こえるかも?そして、その逆をすればこのざわめきは消えるかもと根拠も無く思いました。
幽霊に波長を合わせるには…幽霊になるくらいだから執着とか無念な気持ちとかがあるのかも知れないと思いました。
逆は?現世で感謝出来る事や大切な人の事で心を満たすとかかな?と思いながら、自然と大切な人の顔が浮かんで心に温かいものかわ流れて来ました、
その瞬間、廊下での複数の人達のぼそぼそとした声がピタッと消えました。そのまま私は眠りにつきました。
波長さえ合えば、ごく身近な所にも怖い体験への入り口があるのかも知れません。
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