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【ヤンデレβ×性悪α】 高慢αは手折られる
第六話
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「そうですか。では今日は、貴方からバナトを奪い取った私に文句を言いに来たということでよろしいでしょうか?」
「そうよ!私とフェナは小さい頃から結婚するって約束してたのよ!それなのに、あんたが横からフェナを掻っ攫っていったの!だから、フェナを返してちょうだい!」
「おいアンヌいい加減にしろ!約束っていっても、ガキの頃の口約束だろ。それに、俺がずっとセラフ様を好きだったことお前だって知ってただろ!」
「そうね。でも、噂じゃレトア侯爵御子息は、アルファしか認めないって聞いてた。だから、ベータのフェナは門前払いされると思っていたのよ!なのに、二人は抱き合っていたから意味わかんない!」
今、何と言った?
ベータのフェナ?バナトは私にアルファで間違いないと言ったはずだ。
「ベータ?…アルファだと貴方は言いませんでしたか?」
女性が口走った内容を改めてバナトに問いかける。バナトは顔を手で覆いため息をつく。
「え?もしかしてフェナ、あんた自分はアルファだって嘘ついてたの?」
「アンヌ、今日はもう帰れ」
女性が弾んだ声でバナトに声をかける。それとは対照的に低い声を腹奥から絞り出したバナトが女性の腕を掴み扉の方に引っ張っていく。
「ちょっと、待って…フェナは正真正銘のベータよ!」
女性は抵抗するが、男女の力の差は歴然で扉の外に押し出される。しかし、女性は最後のあがきで捨て台詞を私になげかける。バナトはそのまま扉を閉め、私の方に向き直る。
「私を騙したのですね。アルファという噂は本当か?と聞いたとき貴方はそうだと言った。本当はベータなのに、アルファの振りをするなんて」
「アルファという噂が流れていることは本当ですよ。俺は自分がアルファなんて断言はしてません。互いの距離が縮まったら言うつもりだったけど、まさかこんな形でバラされるなんて…」
揚げ足取りをするような言い訳をされたあげく、自分は被害者なのだというような口ぶりが感に触る。
「つまり私が勝手に勘違いしたと言いたいのですね。もういいです。あなたには失望しました」
「セラフ様、そんな格好でどこに行くつもりだ?」
「あなたには関係ない」
ベッドから降り、扉の方へ向かう私にバナトが立ち塞がる。ここから出ていった所で行き場などないが、バナトの側から一刻も離れたかった。
「残念ながら、関係あるね。だって俺はセラフ様の伴侶だから。それに俺達の関係は王太子が承認したのだから、俺の元から逃げても他の貴族は助けてはくれないよ」
「例えそうでも、貴方の側にいるくらいなら、そこら辺で野垂れ死ぬ方がマシです」
「随分酷いことを言うなぁ。でも、俺がそう簡単に貴方を手離すと思いますか?やっと手に入ったんだ。貴方が俺を嫌いだとしても、俺の側から離れるなんて絶対に許さない」
私を見下ろすバナトの目は剣呑に光り、手首を掴まれる。そしてそのまま引っ張られベッドに投げ飛ばされる。体制を整える前にバナトが馬乗りになる。体格差がある相手に馬乗りになられては押し返しても意味がなかった。
「よけなさい!」
「セラフ様、俺の伴侶でいることと、ここに一生監禁されるのだったら、どっちがいい?」
私の抵抗も言葉も無視してバナトがどちらもありえない選択肢を提示してくる。
「どちらもあり得ません。言ったでしょう?あなたの側にはもう居たくないと」
「…そうか。じゃあ貴方を抱き潰してから、どうするか考えることにする」
「いやだっ…んっ…ふぅ」
バナトに唇を奪われ、口腔内を乱される。私は必死に抵抗したが、それも虚しくバナトに手篭めにされ、意識が無くなるまで抱かれたのだった。
* * *
「んっ…」
二度目の目覚めは一度目よりも最悪だった。室内はすっかり暗くなっていたので、枕元に置かれた灯りがやけに明るく感じた。
「起きたか?体は痛い所はないか?」
「…ない」
ベッドサイドに腰掛けていたバナトに返事をするが、喉が枯れて声が掠れていた。一度目とは違い手ひどくはされなかったからか、痛みはない。しかし、身じろぎをするとバナトが私の中に出したものが垂れる。それが嫌でうつ伏せの姿勢になる。
「水飲むか?」
「…ん」
バナトに頷くだけの返事をして、差し出されたコップを受け取ろうと手を伸ばす。それなのにバナトは水を口に含み私に口移しをする。
「んっ…ふぅっ…やめっ」
「もしかして感じちゃった?でもさすがに、セラフの体力が限界だろ」
バナトが煽るように言ってくる。呼び捨てになった過程を思い出すと恥ずかしさで消えてしまいたくなる。そんな気持ちを打ち消すようにバナトに枕を投げつける。
「感じてませんから。あなたのバカみたいに無尽蔵の体力に付き合わされた、私の身にもなってみなさい」
「セラフ。あなたじゃないだろ?なんて呼ぶんだっけ?覚えてない?」
枕を片手でキャッチしたバナトに顎を持ち上げ圧をかけられる。
「……フェナーラ」
「うん。上手だよセラフ」
渋々名前を呼ぶ私にバナト…フェナーラは甘い声音で私の名前を呼ぶ。その声で二度目の行為を思い出し、体が疼きそうになる。
二度目の行為では、焦らされた快楽は痛みよりもはるかに辛いということを知った。
* * *
「んっ…あっはあっ…もうっ…」
一度目の手荒く性急な行為と打って変わり、二度目は焦ったくなるほど緩慢だった。抱き潰すと言っていたから、強く穿たれ何度もイカされるのかと身構えていた。だが実際は、達するギリギリの快楽しか与えられず、屹立は欲望を限界まで溜め込み痛いくらいに膨張した。
私の中をゆっくり擦りあげるバナトの腕に爪をたて、この熱を解放してくれとせがむ。バナトの屹立も、今にも爆ぜそうなほど中で熱く脈打っている。それなのにバナトはピストンの速度を早めてはくれない。
「腰を振るはしたないセラフ様も見てみたいけど、今はダメだよ」
これじゃイけない。そう思い浅ましくも自分で腰を振ろうとすれば、バナトに腰を掴まれ止められる。
「はぁっ…もう辛い…お願いっ」
「可愛くおねだりされたら応えてあげたいけど、俺はセラフ様に傷つけられたばっかだからなぁ」
「謝るからっ…意地悪しないでっ…」
「謝ってもらってもなぁ」
「どうしたらいいの?…はぁっ…んっ…ねぇ?」
「じゃあさ、俺の名前を呼んで。あなた、じゃなくてフェナーラって。俺もセラフって呼ぶから」
「わかった…呼ぶからぁ!」
「ちゃんと呼ばなきゃ、イカせない」
「……フェナ…フェナーラ、お願い」
「ああ、セラフに名前を呼んでもらえるなんて、幸せだ。じゃあ望み通りにするけど、その前に、ほら見て。セラフの大事なとこはベータの俺のものを咥え込んで離さないよ。抜こうとすると、ほら、抜かないでって締め付けてくるの」
フェナーラは結合部が見えるように私の体を折りたたむ。私の中にゆっくり抜き差しされる様子を目の当たりにして、微かに残る理性が羞恥に染まる。それも一瞬で、フェナーラに腰を強く打ちつけられたら理性など彼方へ吹き飛ぶ。
「あっ、やめっ…んっはあっ、言わないでっ」
「セラフはベータ相手にこんなに乱れてよがってるんだ。相手がアルファじゃなくても気持ちいいだろ?」
「ひあっ、うんっ…いいっ…あっんあっあああっ」
フェナーラの言葉にコクコクと頷くと、彼は満足そうに私をみてピストンの速度を上げる。限界まで熱を溜め込んでいた私の体は、いとも容易く絶頂を迎える。そして、フェナーラも私の中で熱を爆ぜた。
* * *
私の体が疼き始めているのを分かっているのか、フェナーラは私の首筋を撫でる。撫でられ全身が粟立つも、そこで首元の違和感に気付く。自分で首元を撫でると、首輪が指先にあたる。
「これは何です?」
「何って、ネックガードだよ。マーキングだけだとセラフが逃げようとするから、俺のものって分かるように。ちなみにそのネックガード、殿下達がつけていたものと同じタイプだから。鍵はもちろん俺の手元にあるから」
「ふざけているのですか?こんなオメガの真似事をしても私はアルファなんだから意味がないですよ」
「オメガは首筋を守るためだけど、セラフの場合は俺のものって分かるようにだから。この南京錠にバナト商会の刻印が入っているから、逃げてもすぐに連れ戻されるよ。これでもう逃げらないね。どうするセラフ?」
フェナーラは私を優しく見つめ残酷なことを告げた。
「そうよ!私とフェナは小さい頃から結婚するって約束してたのよ!それなのに、あんたが横からフェナを掻っ攫っていったの!だから、フェナを返してちょうだい!」
「おいアンヌいい加減にしろ!約束っていっても、ガキの頃の口約束だろ。それに、俺がずっとセラフ様を好きだったことお前だって知ってただろ!」
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今、何と言った?
ベータのフェナ?バナトは私にアルファで間違いないと言ったはずだ。
「ベータ?…アルファだと貴方は言いませんでしたか?」
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「え?もしかしてフェナ、あんた自分はアルファだって嘘ついてたの?」
「アンヌ、今日はもう帰れ」
女性が弾んだ声でバナトに声をかける。それとは対照的に低い声を腹奥から絞り出したバナトが女性の腕を掴み扉の方に引っ張っていく。
「ちょっと、待って…フェナは正真正銘のベータよ!」
女性は抵抗するが、男女の力の差は歴然で扉の外に押し出される。しかし、女性は最後のあがきで捨て台詞を私になげかける。バナトはそのまま扉を閉め、私の方に向き直る。
「私を騙したのですね。アルファという噂は本当か?と聞いたとき貴方はそうだと言った。本当はベータなのに、アルファの振りをするなんて」
「アルファという噂が流れていることは本当ですよ。俺は自分がアルファなんて断言はしてません。互いの距離が縮まったら言うつもりだったけど、まさかこんな形でバラされるなんて…」
揚げ足取りをするような言い訳をされたあげく、自分は被害者なのだというような口ぶりが感に触る。
「つまり私が勝手に勘違いしたと言いたいのですね。もういいです。あなたには失望しました」
「セラフ様、そんな格好でどこに行くつもりだ?」
「あなたには関係ない」
ベッドから降り、扉の方へ向かう私にバナトが立ち塞がる。ここから出ていった所で行き場などないが、バナトの側から一刻も離れたかった。
「残念ながら、関係あるね。だって俺はセラフ様の伴侶だから。それに俺達の関係は王太子が承認したのだから、俺の元から逃げても他の貴族は助けてはくれないよ」
「例えそうでも、貴方の側にいるくらいなら、そこら辺で野垂れ死ぬ方がマシです」
「随分酷いことを言うなぁ。でも、俺がそう簡単に貴方を手離すと思いますか?やっと手に入ったんだ。貴方が俺を嫌いだとしても、俺の側から離れるなんて絶対に許さない」
私を見下ろすバナトの目は剣呑に光り、手首を掴まれる。そしてそのまま引っ張られベッドに投げ飛ばされる。体制を整える前にバナトが馬乗りになる。体格差がある相手に馬乗りになられては押し返しても意味がなかった。
「よけなさい!」
「セラフ様、俺の伴侶でいることと、ここに一生監禁されるのだったら、どっちがいい?」
私の抵抗も言葉も無視してバナトがどちらもありえない選択肢を提示してくる。
「どちらもあり得ません。言ったでしょう?あなたの側にはもう居たくないと」
「…そうか。じゃあ貴方を抱き潰してから、どうするか考えることにする」
「いやだっ…んっ…ふぅ」
バナトに唇を奪われ、口腔内を乱される。私は必死に抵抗したが、それも虚しくバナトに手篭めにされ、意識が無くなるまで抱かれたのだった。
* * *
「んっ…」
二度目の目覚めは一度目よりも最悪だった。室内はすっかり暗くなっていたので、枕元に置かれた灯りがやけに明るく感じた。
「起きたか?体は痛い所はないか?」
「…ない」
ベッドサイドに腰掛けていたバナトに返事をするが、喉が枯れて声が掠れていた。一度目とは違い手ひどくはされなかったからか、痛みはない。しかし、身じろぎをするとバナトが私の中に出したものが垂れる。それが嫌でうつ伏せの姿勢になる。
「水飲むか?」
「…ん」
バナトに頷くだけの返事をして、差し出されたコップを受け取ろうと手を伸ばす。それなのにバナトは水を口に含み私に口移しをする。
「んっ…ふぅっ…やめっ」
「もしかして感じちゃった?でもさすがに、セラフの体力が限界だろ」
バナトが煽るように言ってくる。呼び捨てになった過程を思い出すと恥ずかしさで消えてしまいたくなる。そんな気持ちを打ち消すようにバナトに枕を投げつける。
「感じてませんから。あなたのバカみたいに無尽蔵の体力に付き合わされた、私の身にもなってみなさい」
「セラフ。あなたじゃないだろ?なんて呼ぶんだっけ?覚えてない?」
枕を片手でキャッチしたバナトに顎を持ち上げ圧をかけられる。
「……フェナーラ」
「うん。上手だよセラフ」
渋々名前を呼ぶ私にバナト…フェナーラは甘い声音で私の名前を呼ぶ。その声で二度目の行為を思い出し、体が疼きそうになる。
二度目の行為では、焦らされた快楽は痛みよりもはるかに辛いということを知った。
* * *
「んっ…あっはあっ…もうっ…」
一度目の手荒く性急な行為と打って変わり、二度目は焦ったくなるほど緩慢だった。抱き潰すと言っていたから、強く穿たれ何度もイカされるのかと身構えていた。だが実際は、達するギリギリの快楽しか与えられず、屹立は欲望を限界まで溜め込み痛いくらいに膨張した。
私の中をゆっくり擦りあげるバナトの腕に爪をたて、この熱を解放してくれとせがむ。バナトの屹立も、今にも爆ぜそうなほど中で熱く脈打っている。それなのにバナトはピストンの速度を早めてはくれない。
「腰を振るはしたないセラフ様も見てみたいけど、今はダメだよ」
これじゃイけない。そう思い浅ましくも自分で腰を振ろうとすれば、バナトに腰を掴まれ止められる。
「はぁっ…もう辛い…お願いっ」
「可愛くおねだりされたら応えてあげたいけど、俺はセラフ様に傷つけられたばっかだからなぁ」
「謝るからっ…意地悪しないでっ…」
「謝ってもらってもなぁ」
「どうしたらいいの?…はぁっ…んっ…ねぇ?」
「じゃあさ、俺の名前を呼んで。あなた、じゃなくてフェナーラって。俺もセラフって呼ぶから」
「わかった…呼ぶからぁ!」
「ちゃんと呼ばなきゃ、イカせない」
「……フェナ…フェナーラ、お願い」
「ああ、セラフに名前を呼んでもらえるなんて、幸せだ。じゃあ望み通りにするけど、その前に、ほら見て。セラフの大事なとこはベータの俺のものを咥え込んで離さないよ。抜こうとすると、ほら、抜かないでって締め付けてくるの」
フェナーラは結合部が見えるように私の体を折りたたむ。私の中にゆっくり抜き差しされる様子を目の当たりにして、微かに残る理性が羞恥に染まる。それも一瞬で、フェナーラに腰を強く打ちつけられたら理性など彼方へ吹き飛ぶ。
「あっ、やめっ…んっはあっ、言わないでっ」
「セラフはベータ相手にこんなに乱れてよがってるんだ。相手がアルファじゃなくても気持ちいいだろ?」
「ひあっ、うんっ…いいっ…あっんあっあああっ」
フェナーラの言葉にコクコクと頷くと、彼は満足そうに私をみてピストンの速度を上げる。限界まで熱を溜め込んでいた私の体は、いとも容易く絶頂を迎える。そして、フェナーラも私の中で熱を爆ぜた。
* * *
私の体が疼き始めているのを分かっているのか、フェナーラは私の首筋を撫でる。撫でられ全身が粟立つも、そこで首元の違和感に気付く。自分で首元を撫でると、首輪が指先にあたる。
「これは何です?」
「何って、ネックガードだよ。マーキングだけだとセラフが逃げようとするから、俺のものって分かるように。ちなみにそのネックガード、殿下達がつけていたものと同じタイプだから。鍵はもちろん俺の手元にあるから」
「ふざけているのですか?こんなオメガの真似事をしても私はアルファなんだから意味がないですよ」
「オメガは首筋を守るためだけど、セラフの場合は俺のものって分かるようにだから。この南京錠にバナト商会の刻印が入っているから、逃げてもすぐに連れ戻されるよ。これでもう逃げらないね。どうするセラフ?」
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