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辺境に来た元第一王子とその側近2
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お互いの熱を貪って、貪って、離れがたい唇を離す。クリストファーを見つめるアルバートの瞳に籠る欲望に、自分も同じ様な顔をしているだろうと思うと、気恥ずかしくなってアルバートの肩に顔を埋める。
「アルバート。」
「なんですか?クリストファー様。」
クリストファーの好きな優しい声。いつもアルバートはクリストファーの名前を愛しむ様に優しく発声する。
アルバートはいつもクリストファーに勇気をくれる。だから、踏み出してみよう。
「アルバート。好きだよ。多分、お前と同じ意味の好きだと思う。」
返事がない。恐る恐るアルバートを伺うと、呆けた様にクリストファーを見るアルバートがいた。
「……クリストファー様。勃っちゃいました。」
思わず股間を見てしまい、存在を主張する盛り上がりを目にして熱が上がる。
「お前なあ、そこはもうちょっとロマンチックな返しがないのか?」
「すいません!でも、嬉しくて!」
キラキラしたアルバートの笑顔が眩しい。
「どうしよう!すごく嬉しいです!!クリストファー様!クリストファー様!」
無邪気に喜びを表すアルバートの姿にむず痒いような気持ちになる。クリストファーだって嬉しい。自然と顔が笑ってしまう。
「何だよ?アルバート!」
可愛い。
どうしよう。幼い頃からよく知っている、身長だって自分より大きい成人した男だというのに、自分が好きだと伝えただけで勃っちゃう情けない男が、なんでこんなに可愛いんだ。
「クリストファー様好きです!」
満面の笑みを浮かべるアルバートに嬉しくて、頬に手を添えて唇を寄せる。
「私もアルバートが好きだ。」
唇を啄むキスを何度も繰り返す。
アルバートへの愛おしい気持ちが伝わるように。
何度も好きを繰り返す。
「ふふっ、クリストファー様。可愛い。」
バードキスの合間に囁く睦言。
チュッ、嬉しい。
「クリストファー様。幸せです。」
チュッ、愛おしい。
「クリストファー様。愛しています。」
チュッ、大好き。
イチャイチャするのが、楽しい。
だが、
「クリストファー様、こちらが窮屈だと言っています。」
夢中でキスで愛を囁くクリストファーにアルバートが行為を止める無粋な言葉を発し、クリストファーのいつの間にか兆した高ぶりを不埒な手の動きが触る。
「なっ!そんなところ触るな!」
アルバートはクリストファーの言葉を聞こえないかのようにクリストファーのクリストファーを包み込む様に握ってくる。たまらず手を退かせようと踠くが外れない。
「でも、クリストファーも勃ってますよ。」
益々不埒に動くアルバートの手に、恥ずかしさで涙目のクリストファーが睨む。
「お前には情緒がないのか!」
怪しい手の動きはそのままに、クリストファーの目元に唇を寄せて涙を吸い取る。
「でも私もこのままではキスだけでいっちゃいそうで。クリストファー様もお辛いでしょう?」
…確かに辛い。乗馬に適した旅装の厚い生地のパンツに抑えつけられた局部が、この状況をどうにかしろと主張して痛い。
「辛い。」
でも、こんなに荒野の真ん中でどうしろというのか。せめて一人ならこっそり処理するのに。
「大丈夫。私にお任せ下さい。」
にっこりと笑った瞳の奥にほの暗い欲望が揺らめいた。彼のこんな顔を見た後は、大体彼の手の平で転がされた人たちは知らぬ間にアルバートの望みを叶えてしまうのだとクリストファーはよく知っていた。きっとクリストファーはこの後アルバートの欲望に喰われてしまうのだろう。でも、クリストファーはもう想いを伝え合ってアルバートと恋人になったのだ。だったら、アルバートが策を巡らせなくても彼の願いを叶えるのが、クリストファーの望みなのだ。
「お前に任せよう。」
お前の望む喜びを与えられるのは、クリストファーだけなのだとわからせてやらなくては。
「ありがたき幸せ。」
うっそりと微笑むアルバートの満足気な顔は、自分の望みを叶えた時のアリシアによく似ていた。クリストファーはそれを見てゲンナリしたものだったけれど、今クリストファーは喜びと期待でぞくぞくしている。さあ、アルバート何を望む?
「何をしてくれるのだ?」
「クリストファー様を気持ち良くして差し上げます。」
そう言って、アルバートは地面に落ちていた毛布を敷いてクリストファーを寝かせる。クリストファーの上に覆い被さったアルバートがクリストファーの額に口づける。そのまま顔中キスが降ってきて、あまりにアルバートの瞳が愛おしげにクリストファーを見るから、顔も心もくすぐったくてクリストファーはクスクス笑ってしまう。最後に唇を合わせて、アルバートがクリストファーの服を脱がせていく。
「寒くないですか?」
夜の外気が肌に触れて、羞恥で火照った体にはちょうどよいくらいだ。
「大丈夫だ。外で裸になるのはなんだか、恥ずかしいな。」
全部、剥かれて全裸になったクリストファーを食い入る様に見つめるアルバートの視線が痛い。
「私以外誰も見ていません。」
「お前に見られるのが、恥ずかしい。そんなに見るな。」
「何度もお互い見たことがあるのに?」
二人は幼馴染みの様なもので、幼い頃には一緒に風呂に入ったこともあるし、鍛練の後に井戸水を浴びせ合ったこともある。だが、今までとは違うのだ。何しろ二人は恋人になったのだから!
「それもそうなんだが、、、そうだ。お前も脱げ。」
「仰せのままに。」
ふっと、笑って余裕で脱ぎ出すアルバート。
暗闇に焚き火のわずかな光で浮かび上がる鍛え上げられた筋肉ののった逞しい裸体。そして中心で存在を主張する初めて見る姿の上向きに立ち上がったアルバートのアルバート。
なんか大きくないか?
クリストファーはなんだか見ていられなくて目を逸らす。が、気になってチラチラ盗み見てしまう。
「バキバキだな。触っていいか?」
好奇心で言ったら却下された。
「ダメです。今触られたら出ちゃいます。
」
「出したらダメなのか?」
「初めては貴方と一緒にイキたいです。」
「うん。一緒にイこう。どうすればいい?」
毛布の上に胡座をかくアルバート。
「私の上に跨がって」
裸のアルバートに向き合って跨がる。めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど、離れると後ろに倒れそうになるので首に手を回して抱き付いてみる。素肌が触れ合って薄っすら汗ばんでいるのがわかる。触れ合っただけなのに、なんだか気持ちいい。アルバートのアルバートとクリストファーのクリストファーが触れているのも恥ずかしい。
ドキドキして、照れ臭くて、大声で叫びたいような気持ち。
「これ、めちゃくちゃ恥ずかしいな。」
「……恥ずかしいですね。抑えが効かなくなりそうです。」
アルバートもめちゃくちゃドキドキしている。
「なあ、男同士って、どうやるのか知っているか?」
一応男女の性交については座学で勉強したので知っているクリストファー。だが、明らかに男に入れる穴がない。
「勉強しました。」
アルバートが誰かと!と考えるだけで、モヤモヤする。アルバートがモテるのは知っているので、誰かとしたことがあってもおかしくはないのだが、嫌なものは嫌なのだ。
「む!誰かとしたことがあるのか?」
だか、アルバートは一途な男なのだ。
「まさか!クリストファー様以外としたいと思ったことがないので、私はしたくないことはしない主義なので。」
ほっとするクリストファー。
「良かった!私以外としたら許さないからな。」
「しません。さっきのが私のファーストキスですよ。貴方は違うみたいですけど。」
墓穴を掘るとは、この事か!
「私もこれからはお前としかしない!それにキスしかしたことはない。」
「それ以上してたら、あの女は今頃墓の下です。」
ほの暗い笑みを浮かべるアルバート。
アルバートの本気具合が怖い。自分の事は棚上げするクリストファー。
「ははっ。…なあ、そんなことはもういいから。」
都合の悪い話はスルーするにかぎる。それに、
「どうするか教えて?もう我慢できない。」
「クリストファー様!」
アルバートは生唾を飲み込む。あまり煽らないで欲しい…。
「こんなところで最後までしたらクリストファー様を傷付けてしまうので、今日は最後まではしません。手でしましょう。」
最後までってどうするんだろう?と思っている間に、アルバートの右手がクリストファーのクリストファーとアルバートのアルバートをまとめて握る。触れ合った局部が締め付けられてそれだけで気持ちいい。
「あっ!」
「くっ!」
二人分の先走りで塗る亀頭を空いた手で擦られて、なにこれ!気持ちいい!!
童貞二人には過ぎた刺激にぐっと、我慢する。溢れるぬるぬるを全体に塗り込めて、滑りを使って擦りあげられて、全身の熱も意識もそこに集中して、もう気持ちいいでいっぱいになる。
擦る手に力が入ってスピードが上がる。
気持ちいい!
気持ちいい!
でも、背中が丸まって、触れ合っていた肌が遠くて寂しい。
「アルバート、キスしたい。」
クリストファーの快楽に火照った頬に、潤んだ瞳。震える唇にアルバートは噛み付くように己の唇を合わす。アルバートの首に回した腕に力を込めて夢中で抱き寄せ応えるクリストファー。
上も下も気持ちいい!
夢中で快楽を貪って、
貪って、
呆気なくイッてしまうクリストファーに、我慢強いアルバート。
「あ!もうイッたから!」
「すいません!もうちょっと!」
イッたばかりで敏感なクリストファーに止まらない悦楽が襲う。
「無理!!」
キスに応える事も出来ず離れた唇。空きっぱなしの口から涎が伝う。
「あっ、あっ、あっ、」
擦り上げるスピードが更に早くなって、、
アルバートがイッてやっと手が止まった瞬間、クリストファーは力が抜けて後ろに倒れ込んだ。毛布の上とはいえ固い地面に当たって正気に戻る。アルバートがいそいそとどこかから取り出した布で、二人分の精液に塗れた所を拭いてくれる。クリストファーは足はアルバートの腰を挟んだままで、随分間抜けな格好だが、脱力して動く気にならない。
「気持ち良かったですね。」
クリストファーの足を外して脱力して横たわるクリストファーの横にアルバートも転がった。
「気持ち良かった。」
クリストファーの頬を汚す唾液をアルバートが舐めとる。恥ずかしさで俯くクリストファー。
アルバートの腕がクリストファーの首の下に入れられて抱き寄せられる。脱力した筋肉は柔らかくてアルバートの胸元に頭を預けてすり寄るクリストファー。
抱きしめられ、火照った素肌を包まれて愛おしさが募る。
「愛しています。」
同じ気持ちを抱いてもらっていることが、嬉しい。安心感と幸福に包まれて、
「私も愛してる。」
「アルバート。」
「なんですか?クリストファー様。」
クリストファーの好きな優しい声。いつもアルバートはクリストファーの名前を愛しむ様に優しく発声する。
アルバートはいつもクリストファーに勇気をくれる。だから、踏み出してみよう。
「アルバート。好きだよ。多分、お前と同じ意味の好きだと思う。」
返事がない。恐る恐るアルバートを伺うと、呆けた様にクリストファーを見るアルバートがいた。
「……クリストファー様。勃っちゃいました。」
思わず股間を見てしまい、存在を主張する盛り上がりを目にして熱が上がる。
「お前なあ、そこはもうちょっとロマンチックな返しがないのか?」
「すいません!でも、嬉しくて!」
キラキラしたアルバートの笑顔が眩しい。
「どうしよう!すごく嬉しいです!!クリストファー様!クリストファー様!」
無邪気に喜びを表すアルバートの姿にむず痒いような気持ちになる。クリストファーだって嬉しい。自然と顔が笑ってしまう。
「何だよ?アルバート!」
可愛い。
どうしよう。幼い頃からよく知っている、身長だって自分より大きい成人した男だというのに、自分が好きだと伝えただけで勃っちゃう情けない男が、なんでこんなに可愛いんだ。
「クリストファー様好きです!」
満面の笑みを浮かべるアルバートに嬉しくて、頬に手を添えて唇を寄せる。
「私もアルバートが好きだ。」
唇を啄むキスを何度も繰り返す。
アルバートへの愛おしい気持ちが伝わるように。
何度も好きを繰り返す。
「ふふっ、クリストファー様。可愛い。」
バードキスの合間に囁く睦言。
チュッ、嬉しい。
「クリストファー様。幸せです。」
チュッ、愛おしい。
「クリストファー様。愛しています。」
チュッ、大好き。
イチャイチャするのが、楽しい。
だが、
「クリストファー様、こちらが窮屈だと言っています。」
夢中でキスで愛を囁くクリストファーにアルバートが行為を止める無粋な言葉を発し、クリストファーのいつの間にか兆した高ぶりを不埒な手の動きが触る。
「なっ!そんなところ触るな!」
アルバートはクリストファーの言葉を聞こえないかのようにクリストファーのクリストファーを包み込む様に握ってくる。たまらず手を退かせようと踠くが外れない。
「でも、クリストファーも勃ってますよ。」
益々不埒に動くアルバートの手に、恥ずかしさで涙目のクリストファーが睨む。
「お前には情緒がないのか!」
怪しい手の動きはそのままに、クリストファーの目元に唇を寄せて涙を吸い取る。
「でも私もこのままではキスだけでいっちゃいそうで。クリストファー様もお辛いでしょう?」
…確かに辛い。乗馬に適した旅装の厚い生地のパンツに抑えつけられた局部が、この状況をどうにかしろと主張して痛い。
「辛い。」
でも、こんなに荒野の真ん中でどうしろというのか。せめて一人ならこっそり処理するのに。
「大丈夫。私にお任せ下さい。」
にっこりと笑った瞳の奥にほの暗い欲望が揺らめいた。彼のこんな顔を見た後は、大体彼の手の平で転がされた人たちは知らぬ間にアルバートの望みを叶えてしまうのだとクリストファーはよく知っていた。きっとクリストファーはこの後アルバートの欲望に喰われてしまうのだろう。でも、クリストファーはもう想いを伝え合ってアルバートと恋人になったのだ。だったら、アルバートが策を巡らせなくても彼の願いを叶えるのが、クリストファーの望みなのだ。
「お前に任せよう。」
お前の望む喜びを与えられるのは、クリストファーだけなのだとわからせてやらなくては。
「ありがたき幸せ。」
うっそりと微笑むアルバートの満足気な顔は、自分の望みを叶えた時のアリシアによく似ていた。クリストファーはそれを見てゲンナリしたものだったけれど、今クリストファーは喜びと期待でぞくぞくしている。さあ、アルバート何を望む?
「何をしてくれるのだ?」
「クリストファー様を気持ち良くして差し上げます。」
そう言って、アルバートは地面に落ちていた毛布を敷いてクリストファーを寝かせる。クリストファーの上に覆い被さったアルバートがクリストファーの額に口づける。そのまま顔中キスが降ってきて、あまりにアルバートの瞳が愛おしげにクリストファーを見るから、顔も心もくすぐったくてクリストファーはクスクス笑ってしまう。最後に唇を合わせて、アルバートがクリストファーの服を脱がせていく。
「寒くないですか?」
夜の外気が肌に触れて、羞恥で火照った体にはちょうどよいくらいだ。
「大丈夫だ。外で裸になるのはなんだか、恥ずかしいな。」
全部、剥かれて全裸になったクリストファーを食い入る様に見つめるアルバートの視線が痛い。
「私以外誰も見ていません。」
「お前に見られるのが、恥ずかしい。そんなに見るな。」
「何度もお互い見たことがあるのに?」
二人は幼馴染みの様なもので、幼い頃には一緒に風呂に入ったこともあるし、鍛練の後に井戸水を浴びせ合ったこともある。だが、今までとは違うのだ。何しろ二人は恋人になったのだから!
「それもそうなんだが、、、そうだ。お前も脱げ。」
「仰せのままに。」
ふっと、笑って余裕で脱ぎ出すアルバート。
暗闇に焚き火のわずかな光で浮かび上がる鍛え上げられた筋肉ののった逞しい裸体。そして中心で存在を主張する初めて見る姿の上向きに立ち上がったアルバートのアルバート。
なんか大きくないか?
クリストファーはなんだか見ていられなくて目を逸らす。が、気になってチラチラ盗み見てしまう。
「バキバキだな。触っていいか?」
好奇心で言ったら却下された。
「ダメです。今触られたら出ちゃいます。
」
「出したらダメなのか?」
「初めては貴方と一緒にイキたいです。」
「うん。一緒にイこう。どうすればいい?」
毛布の上に胡座をかくアルバート。
「私の上に跨がって」
裸のアルバートに向き合って跨がる。めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど、離れると後ろに倒れそうになるので首に手を回して抱き付いてみる。素肌が触れ合って薄っすら汗ばんでいるのがわかる。触れ合っただけなのに、なんだか気持ちいい。アルバートのアルバートとクリストファーのクリストファーが触れているのも恥ずかしい。
ドキドキして、照れ臭くて、大声で叫びたいような気持ち。
「これ、めちゃくちゃ恥ずかしいな。」
「……恥ずかしいですね。抑えが効かなくなりそうです。」
アルバートもめちゃくちゃドキドキしている。
「なあ、男同士って、どうやるのか知っているか?」
一応男女の性交については座学で勉強したので知っているクリストファー。だが、明らかに男に入れる穴がない。
「勉強しました。」
アルバートが誰かと!と考えるだけで、モヤモヤする。アルバートがモテるのは知っているので、誰かとしたことがあってもおかしくはないのだが、嫌なものは嫌なのだ。
「む!誰かとしたことがあるのか?」
だか、アルバートは一途な男なのだ。
「まさか!クリストファー様以外としたいと思ったことがないので、私はしたくないことはしない主義なので。」
ほっとするクリストファー。
「良かった!私以外としたら許さないからな。」
「しません。さっきのが私のファーストキスですよ。貴方は違うみたいですけど。」
墓穴を掘るとは、この事か!
「私もこれからはお前としかしない!それにキスしかしたことはない。」
「それ以上してたら、あの女は今頃墓の下です。」
ほの暗い笑みを浮かべるアルバート。
アルバートの本気具合が怖い。自分の事は棚上げするクリストファー。
「ははっ。…なあ、そんなことはもういいから。」
都合の悪い話はスルーするにかぎる。それに、
「どうするか教えて?もう我慢できない。」
「クリストファー様!」
アルバートは生唾を飲み込む。あまり煽らないで欲しい…。
「こんなところで最後までしたらクリストファー様を傷付けてしまうので、今日は最後まではしません。手でしましょう。」
最後までってどうするんだろう?と思っている間に、アルバートの右手がクリストファーのクリストファーとアルバートのアルバートをまとめて握る。触れ合った局部が締め付けられてそれだけで気持ちいい。
「あっ!」
「くっ!」
二人分の先走りで塗る亀頭を空いた手で擦られて、なにこれ!気持ちいい!!
童貞二人には過ぎた刺激にぐっと、我慢する。溢れるぬるぬるを全体に塗り込めて、滑りを使って擦りあげられて、全身の熱も意識もそこに集中して、もう気持ちいいでいっぱいになる。
擦る手に力が入ってスピードが上がる。
気持ちいい!
気持ちいい!
でも、背中が丸まって、触れ合っていた肌が遠くて寂しい。
「アルバート、キスしたい。」
クリストファーの快楽に火照った頬に、潤んだ瞳。震える唇にアルバートは噛み付くように己の唇を合わす。アルバートの首に回した腕に力を込めて夢中で抱き寄せ応えるクリストファー。
上も下も気持ちいい!
夢中で快楽を貪って、
貪って、
呆気なくイッてしまうクリストファーに、我慢強いアルバート。
「あ!もうイッたから!」
「すいません!もうちょっと!」
イッたばかりで敏感なクリストファーに止まらない悦楽が襲う。
「無理!!」
キスに応える事も出来ず離れた唇。空きっぱなしの口から涎が伝う。
「あっ、あっ、あっ、」
擦り上げるスピードが更に早くなって、、
アルバートがイッてやっと手が止まった瞬間、クリストファーは力が抜けて後ろに倒れ込んだ。毛布の上とはいえ固い地面に当たって正気に戻る。アルバートがいそいそとどこかから取り出した布で、二人分の精液に塗れた所を拭いてくれる。クリストファーは足はアルバートの腰を挟んだままで、随分間抜けな格好だが、脱力して動く気にならない。
「気持ち良かったですね。」
クリストファーの足を外して脱力して横たわるクリストファーの横にアルバートも転がった。
「気持ち良かった。」
クリストファーの頬を汚す唾液をアルバートが舐めとる。恥ずかしさで俯くクリストファー。
アルバートの腕がクリストファーの首の下に入れられて抱き寄せられる。脱力した筋肉は柔らかくてアルバートの胸元に頭を預けてすり寄るクリストファー。
抱きしめられ、火照った素肌を包まれて愛おしさが募る。
「愛しています。」
同じ気持ちを抱いてもらっていることが、嬉しい。安心感と幸福に包まれて、
「私も愛してる。」
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