【本編完結済み】卒業パーティーで婚約破棄をやらかした王子が『真実の愛』に辿り着くまでの話

むちこ

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おまけの初夜つづき

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「あっ、ああああ―――っ!!」

アルバートが中を擦る度気持ち良くて抑えようのない声が漏れる。挿入時の痛みはなんだったのかと思えるほど、気持ち良くて、クリストファーは縋るものを求めて抱き着いたままのアルバートの背中に爪を立て初めて味わう快感に翻弄される。

「クリス。クリス。痛くない?」

「痛くない、気持ちいい。」

動き始めた最初は違和感があって痛くないけどどちらかというと変な感じだったのに、アルバートのアルバートが擦れた時にすごい気持ちいい所、多分一度指でイカされた所をアルバートがみつけてからもうダメっ!てくらいずっと気持ちいい。アルバートが調子に乗ってクリストファーの気持ちいい所をずっと突いてくるからだ。

「ふふふふっ」

嬉しそうに笑って余裕そうなアルバート。クリストファーはもうずっと気持ちいいばかりで、訳もわからないくらい気持ち良すぎて辛い。揺さぶられる度にアルバートの腹でクリストファーのクリストファーは擦れて気持ち良すぎるのも辛いし、過ぎた悦楽を我慢出来ずにずっと喘ぎ声が止まらない。自分ばかり気持ち良くてアルバートが余裕そうなのがムカつく。もしかしてアルバートはそこまで気持ちよくなれないのか?と不安になる。

「…ア、アルは気持ちいいのか?」 

「すごい気持ちいい。クリスの中温かくて、うねうね動いててクリスがイク度に私のを締め付けてすごい気持ちいい!」

アルバートも気持ちいいのか?本当に?なんか、クリストファーが喘ぎっぱなしなのになんでそんなに余裕そうなの?

「イキっぱなしのクリスが可愛い!ずっとペニスから精液垂れ流しててぐちゃぐちゃになってて、私を感じて気持ち良くなってくれて嬉しいです!」

「も、もうムリそうなんだけど…」

「私もそろそろ限界。中出していい?」

「いいよ。中にちょうだい。いっぱい出して」

言った瞬間アルバートは噛みつくようなキスしてクリストファーの唇を塞いだまま、アルバートの腰使いが激しくなる。
もう訳もわからず気持ちいいしか考えられない。


「いい。気持ちいい」

「クリスかわいい!」

「アルもうムリ―――っ!!」

「もうちょうとだけ頑張って。」

「ムリ!ムリだから―!!そんな突かないで!!」

「もう少し」

「一緒にイキたい。来てアルバート!」

「クリス!」

腰を中を抉るように回して気持ちいい所をぐりぐりっと突かれ、強い快楽の波が来て目の前が真っ白になる。後ろの穴がキューッと収縮してアルバートに絡み付いて締め付けるのがわかった。全身が引き攣れて弓なりに反り返る。びくびく身体が震える。

「くっ!」

腹の中にじんわりと温かなものが広がってアルバートがイッたのがわかった。ああ、気持ち良くなってくれたのだとほっとした。


―――――

優しく頭を何度も撫でられる。これはよく知ってる優しい手だ。大切なものに触れる様に何度も何度も撫でられる。微睡みの中で温かいものに包まれて何度も何度も撫でられて、気持ち良くてもっと撫でてもらおうと頬に触れる温かいものに頭を擦り付けて、

「クリス。起きたの?」

夜の灯りのとは違う薄暗い早朝の明るさの中で、声の方に顔を上げたら蕩けるような眼差しでアルバートがクリストファーを見ていた。

「…ぁ。ゴホッゴホッ!」

名前を呼ぼうしたのに咳き込んで、慌てたアルバートが起き上がって離れようとする。温もりが離れるのが、離れがたくて抱き着いたら、

「ちょっと待ってて水を持ってくるだけだから」

頭をまた撫でられた。

ベッドサイドに用意してあった水差しから水を酌んで、身体を起こすのを助けてくれる。が、上体を起こして起き上がろうとすると腰に鈍い痛みが走って思わず顔をしかめた。縋り付くクリストファーを支えるようにアルバートに抱き抱えられたままグラスが口に触れて、水が乾いた喉を滑り落ちる。

落ち着いた所で下を見ると裸のままアルバートに抱き抱えられて上掛けだけかけられている。べたべただった身体は綺麗に拭き清められていた。

「アルが綺麗にしてくれたの?ありがとう。」

返事の代わりに額にキスが一つ落とされる。

「身体辛くないですか?」

「うーん。腰とかその辺りが痛い後下半身に力が入らないかも?」

「無理させました。すいません。」

首を捻ってアルバートを見ると悄気て叱られた犬みたいな顔をしていた。

かわいい!なんだこのかわいいのは!

普段の澄ました顔とのギャップが可愛くて、笑ってしまう。

「ふふっ。お前と繋がれて嬉しかったからいいよ。」

「…私も嬉しかったです。クリスすごい可愛かった。」

嬉しそうなアルバートに昨夜のあれこれが思い出されて、顔に熱があつまるのがわかった。
頬にアルバートの手の平が触れて撫でられた。
恥ずかしくなってアルバートから顔を背ける。

「……セックスって、なんか凄かったな。」

「…凄いものでしたね。夢中になりすぎて、全然上手く出来なかった。貴方を傷付けてしまった。」

「私は、最初は痛くてびっくりしたけど、気持ち良かったぞ。」

「私で乱れてくれて嬉しかったです。」

「お前が余裕そうで私で気持ち良くなれてるか心配になった。」

「気持ち良すぎて可笑しくなってましたよ。気持ちいいし、気持ち良さそうに喘ぐクリスがかわいいし、もっと乱れて感じて欲しくて調子に乗りました。」

「お前、調子に乗りすぎ!私だけあんなぐちゃぐちゃで凄い気持ち良くて、気持ち良すぎて辛くて、、、ああっ、もう恥ずかしすぎる!」

「本当にかわいい。愛してます。」

「アルのバカ!…………俺も愛して…!」

言い切る前に頤を持ち上げられ、唇が塞がれる。もっと深く繋がりたくてアルバートの首に腕を回して引き寄せようと身体を捻ったら痛みが走って一瞬動作が鈍る。察したアルバートが唇を離して、上に持ち上げられて向かい合わせで深く口づけを交わす。

交わった先から伝わる熱が愛おしくて、もう少しも離れたくなくて、融け合うように密着して、触れ合った所から愛おしさが伝わるように、愛おしい相手をもっと感じるたいと言うように離れがたくていつまでも口づけを続けた。




─────────────────

書きたい事だけ拙い文で書き殴った様な作品になってしまい。もっと、設定ちゃんと練り直して書き直したい……。のですが、時間も文章力も足りず。言い訳がいつまでも続いてしまいそうなのでこの辺りで。

一応これでおしまいです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!































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