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第137話 海の覇者リヴァイアサルト
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極東の北の海は、暗雲に包まれ幾つもの竜巻が海から生え、凄まじい魔力の嵐が吹き荒れていた。
遠く離れた極東の島からも確認できるそれは、島の住民にパニックを起こさせるのに十分すぎる脅威だった。
俺と茜は何とかミューズスフィアの住処にたどり着き、5つあった神器のうち、どうにか4つを茜のストレージに保管することはできたが、1つを吸収し力を増した奴『リヴァイアサルト』に見つかってしまっていた。
「ちょっと、光喜さん?!何コイツ……えっ?!存在値……250000?!」
俺たちは魔力を纏いながら、何とか逃げ回っていた。
「くそっ、進化の宝珠を食われた。まずいな。何より海の中というのが厄介だ」
「なんでこんながいるの?だってガルンシア島に集めたんじゃ…」
逃げ回りながら話をしている俺たちに、呪詛を含んだブレスが、射線上の海を凍らせながら襲い掛かってきた。
「くっ、くそ、ダメだ、防御が持たない、茜!」
「くうっ『絶対防御』……くううううっ!!??」
茜が神器開放で力を込めた巨大なシールドを出現させ、ブレスに抵抗する。
「くっ、持たない?!……光喜さん、だめっ!」
俺と茜はたまらず転移してギルガンギルの塔へと逃げ帰った。
「はあっ、はあっ、はあっ……光喜さん……説明!」
肩で息をした茜がジト目で俺を睨む。
気配を感じ皆が転移してきた。
そしてお子様、いやミューズスフィアが、まるでミサイルのように俺に突っ込んできた。
「のあーな―――――!!!!!」
「ぐはああっ!!!!」
俺は突っ込まれ吹き飛び壁に激突し、思わず意識が飛びそうになった。
確かに不死ではあるが、ダメージは当然受ける。
かつての俺とほぼ変わらない強者のタックルは、俺にひどいダメージを負わせた。
「あれ?……のあーな弱い?ん?……なんで?」
キョトンと意味が分かっていないミューズスフィアのつぶやきがいつまでも俺の耳に残っていた。
※※※※※
改めて俺たちはギルガンギルの塔の会議室で重苦しい空気に包まれていた。
どうやら俺は相当に阿呆だったようだ。
確かに思い出したそのギミックは、ミューズスフィアを怖がらせてやろうと仕掛けていたものだった。
茜がジト目で俺を見つめる。
「光喜さん……説明お願いします」
皆も俺に視線を向けてくる。
「あー、その、なんだ……あー、なあミューズ、元気だったか?」
取り敢えずごまかしてみた。
ミューズスフィアは俺をちらりと見るとトコトコと茜のところに行き抱っこをせがんだ。
そして俺を見て。
「弱いのあーな嫌い」
俺を撃沈させた。
「ぐっ!?」
アルテミリスがため息交じりに切り出す。
「ノアーナ様、ちゃんと説明してください。極東、いえ、星、まずいですよ」
アースノートも頷く。
「ノアーナ様?どうします?おそらく全員で行って権能をフルに活用しないと収束できませんですわ?」
俺は苦虫を噛み潰したように顔をゆがませ思わず大きくため息をつく。
「そうだな。取り敢えず……ごにょごにょをどうにかしないと…な」
「???なんて?」
茜が突っ込んできた。
「うっ。……リヴァイ……」
ミューズスフィアが大きく目を開けその言葉に反応する。
「リバちゃん?のあーな、リバちゃんいじめたの?」
そして魔力を放出し始める。
やばい。
俺死んだかも。
リヴァイアサルトは実はミューズスフィアのお気に入りのクジラの赤ちゃんだ。
俺がこいつを怖がらせようとチョットいじっていたことをコイツは知らない。
「う、あ、その……」
「スフィアちゃん。お座りっ!」
「っ!?」
何故かおとなしくなるミューズスフィア。
そして能面みたいな顔で茜が俺を問いただす。
「せ・つ・め・い!」
「はい……すんません」
俺は全員に説明した。
うん。
もう俺の尊厳はきっとどこかへ旅に出たのだろう。
皆が呆れた顔を俺に向けていた。
リヴァイアサルトは俺が大昔に魔改造してあり、ミューズスフィアがいなくなるか、わがままを言うと巨大化し存在値が10倍になって怒り狂う事。
奴が吸収した『進化の宝珠』で存在値が約5倍に跳ね上がること。
そして戻すには、1度殺さずに倒し、ミューズスフィアが抱きしめること。
等々。
元々リヴァイアサルトは存在値5000の優しい奴だ。
頭もいい。
強いミューズが暴れないように、彼女の監視役も兼ねていた。
だが突然いなくなった大好きなミューズスフィアに、リヴァイアサルトは怒り狂ったのだ。
「ねえー、それって悪いの、ノアーナ様だよねー」
もっともなことを言うアグアニード。
皆が頷く。
うん。
おれもそう思う。
「まあ、皆しょうがないですわ。昔のノアーナ様は強かったですかどこか抜けていましたし。今はどう対応するかを考えませんと」
モンスレアナが話の向きを変えてくれた。
俺は思わずモンスレアナを拝んでいた。
「……どうするの?……海は戦いにくい」
ダラスリニアがちょっと雑に『クマのような』ぬいぐるみを抱きしめた。
俺に鈍いダメージが突き抜ける。
「ん、ノアーナ様。切り替えて。どうするの?」
エリスラーナが俺に問いかける。
俺はどうにか精神を立て直し皆に提案する。
「すまない。……そうだな、何はどうあれ一度倒す必要があるんだ。ダニーの【静】とレアナの【安定】で落ち着かせ、最大火力の茜の物理攻撃で気を失わせるのがベターだな」
「リバちゃん死なない?」
ミューズスフィアが心配そうに俺に問いかける。
「ああ、問題ない。ごめんなミューズ。この通りだ」
俺は頭を下げた。
「……わかった。……後でいっぱい話す。それで許してあげる」
「ああ。……よしみんな準備ができ次第行こう」
こうして俺たちは海の覇者『リヴァイアサルト』との決戦に挑んだんだ。
何故かミューズスフィアが皆に内緒話をしていたようだが。
遠く離れた極東の島からも確認できるそれは、島の住民にパニックを起こさせるのに十分すぎる脅威だった。
俺と茜は何とかミューズスフィアの住処にたどり着き、5つあった神器のうち、どうにか4つを茜のストレージに保管することはできたが、1つを吸収し力を増した奴『リヴァイアサルト』に見つかってしまっていた。
「ちょっと、光喜さん?!何コイツ……えっ?!存在値……250000?!」
俺たちは魔力を纏いながら、何とか逃げ回っていた。
「くそっ、進化の宝珠を食われた。まずいな。何より海の中というのが厄介だ」
「なんでこんながいるの?だってガルンシア島に集めたんじゃ…」
逃げ回りながら話をしている俺たちに、呪詛を含んだブレスが、射線上の海を凍らせながら襲い掛かってきた。
「くっ、くそ、ダメだ、防御が持たない、茜!」
「くうっ『絶対防御』……くううううっ!!??」
茜が神器開放で力を込めた巨大なシールドを出現させ、ブレスに抵抗する。
「くっ、持たない?!……光喜さん、だめっ!」
俺と茜はたまらず転移してギルガンギルの塔へと逃げ帰った。
「はあっ、はあっ、はあっ……光喜さん……説明!」
肩で息をした茜がジト目で俺を睨む。
気配を感じ皆が転移してきた。
そしてお子様、いやミューズスフィアが、まるでミサイルのように俺に突っ込んできた。
「のあーな―――――!!!!!」
「ぐはああっ!!!!」
俺は突っ込まれ吹き飛び壁に激突し、思わず意識が飛びそうになった。
確かに不死ではあるが、ダメージは当然受ける。
かつての俺とほぼ変わらない強者のタックルは、俺にひどいダメージを負わせた。
「あれ?……のあーな弱い?ん?……なんで?」
キョトンと意味が分かっていないミューズスフィアのつぶやきがいつまでも俺の耳に残っていた。
※※※※※
改めて俺たちはギルガンギルの塔の会議室で重苦しい空気に包まれていた。
どうやら俺は相当に阿呆だったようだ。
確かに思い出したそのギミックは、ミューズスフィアを怖がらせてやろうと仕掛けていたものだった。
茜がジト目で俺を見つめる。
「光喜さん……説明お願いします」
皆も俺に視線を向けてくる。
「あー、その、なんだ……あー、なあミューズ、元気だったか?」
取り敢えずごまかしてみた。
ミューズスフィアは俺をちらりと見るとトコトコと茜のところに行き抱っこをせがんだ。
そして俺を見て。
「弱いのあーな嫌い」
俺を撃沈させた。
「ぐっ!?」
アルテミリスがため息交じりに切り出す。
「ノアーナ様、ちゃんと説明してください。極東、いえ、星、まずいですよ」
アースノートも頷く。
「ノアーナ様?どうします?おそらく全員で行って権能をフルに活用しないと収束できませんですわ?」
俺は苦虫を噛み潰したように顔をゆがませ思わず大きくため息をつく。
「そうだな。取り敢えず……ごにょごにょをどうにかしないと…な」
「???なんて?」
茜が突っ込んできた。
「うっ。……リヴァイ……」
ミューズスフィアが大きく目を開けその言葉に反応する。
「リバちゃん?のあーな、リバちゃんいじめたの?」
そして魔力を放出し始める。
やばい。
俺死んだかも。
リヴァイアサルトは実はミューズスフィアのお気に入りのクジラの赤ちゃんだ。
俺がこいつを怖がらせようとチョットいじっていたことをコイツは知らない。
「う、あ、その……」
「スフィアちゃん。お座りっ!」
「っ!?」
何故かおとなしくなるミューズスフィア。
そして能面みたいな顔で茜が俺を問いただす。
「せ・つ・め・い!」
「はい……すんません」
俺は全員に説明した。
うん。
もう俺の尊厳はきっとどこかへ旅に出たのだろう。
皆が呆れた顔を俺に向けていた。
リヴァイアサルトは俺が大昔に魔改造してあり、ミューズスフィアがいなくなるか、わがままを言うと巨大化し存在値が10倍になって怒り狂う事。
奴が吸収した『進化の宝珠』で存在値が約5倍に跳ね上がること。
そして戻すには、1度殺さずに倒し、ミューズスフィアが抱きしめること。
等々。
元々リヴァイアサルトは存在値5000の優しい奴だ。
頭もいい。
強いミューズが暴れないように、彼女の監視役も兼ねていた。
だが突然いなくなった大好きなミューズスフィアに、リヴァイアサルトは怒り狂ったのだ。
「ねえー、それって悪いの、ノアーナ様だよねー」
もっともなことを言うアグアニード。
皆が頷く。
うん。
おれもそう思う。
「まあ、皆しょうがないですわ。昔のノアーナ様は強かったですかどこか抜けていましたし。今はどう対応するかを考えませんと」
モンスレアナが話の向きを変えてくれた。
俺は思わずモンスレアナを拝んでいた。
「……どうするの?……海は戦いにくい」
ダラスリニアがちょっと雑に『クマのような』ぬいぐるみを抱きしめた。
俺に鈍いダメージが突き抜ける。
「ん、ノアーナ様。切り替えて。どうするの?」
エリスラーナが俺に問いかける。
俺はどうにか精神を立て直し皆に提案する。
「すまない。……そうだな、何はどうあれ一度倒す必要があるんだ。ダニーの【静】とレアナの【安定】で落ち着かせ、最大火力の茜の物理攻撃で気を失わせるのがベターだな」
「リバちゃん死なない?」
ミューズスフィアが心配そうに俺に問いかける。
「ああ、問題ない。ごめんなミューズ。この通りだ」
俺は頭を下げた。
「……わかった。……後でいっぱい話す。それで許してあげる」
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