259 / 260
第259話 原点回帰
しおりを挟む
取り敢えず駅を離れ、街を散策する俺と茜。
何故かついてくる友達二人。
茜は白い息を吐きながら、大きなため息をつく。
「ねえ、いつまで来るつもり?もう帰りなよ」
「「えー」」
今日は目的もある。
出来ればこの辺で別れたいところなのだが。
突然鳴り響く友達のスマホ。
慌てて電話に出る友達、ゆうなちゃんの顔色が変わる。
「うわー、忘れてた。ごめん、沙織、私帰るね」
「えっ、マジで?……しょうがない。私も帰る。ゆうな、駅行くでしょ。一緒に行こ」
「うん。……茜、またね。その、光喜さん?また会いたいです♡」
「わ、わたしもっ♡」
嵐のようにあわただしく走っていく二人の少女。
うーむ。
地球の女性も侮りがたし。
「……光喜さん?残念とか思ってる?」
「い、いや、そ、そんな事はないぞ!?」
「……あやしい」
いやいや、俺は茜一筋だよ?……地球ではね。
俺は茜の手を取り指を絡ませ恋人つなぎをする。
手袋越しではあるが、彼女のしなやかな指の感触に自分でやったことだが緊張で鼓動が激しくなってしまう。
「っ!?嬉しい♡……光喜さん……大好き♡」
「お、おう。……行こうか」
「うん♡」
※※※※※
実は茜にせがまれ、俺の暮らしていた場所を見たいそうだ。
もっともとっくに取り壊されているだろうが。
「私さ、何にも知らないでしょ?光喜さんの暮らし、少しでも体験したいなって。ねえ、連れて行って」
そんなこんなで今日は二人歩いてかつて俺の暮らしていた町を見て回ることにしていた。
「あ、懐かしいな。このコンビニ。……いつも深夜に行っていたなあ」
目に付くコンビニ。
あの店員、まだいるのだろうか。
「へー、光喜さんいつもここでご飯買っていたの?もう、不摂生過ぎでしょ」
「まあな。社畜の鏡だったよ俺は。……あったかい飲み物でも買うか」
「うん」
「いらっしゃいませ」
コンビニに入るとあの店員がいた。
当然俺の姿は前とは違う。
だが何故か俺を凝視する店員。
そしておもむろに話しかけてきた。
「あの、もしかして……以前会ったことありますっけ?……ああ、すみません。見た目全然違うんですけどね。依然行方不明になられた方がいて……お兄さん、雰囲気似てるんでビックリしましたよ。まあ、全然お兄さんの方がイケメンですけどね」
驚いた。
見た目も年齢も全然違う。
だけどこの店員はあの冴えない佐山光喜をまだ覚えていたようだ。
俺はなぜか涙が浮かんできてしまう。
「いえ、きっと人違いですよ?……でも、嬉しいです」
「ははっ、よく見たら全然違うね。うん、あなた凄くかっこいいもんね。失礼しました」
俺は見慣れた店内を見て、コーヒーとお茶を購入し店を後にした。
「ねえ、あの店員さん、光喜さんの知り合いなの?」
「いや、知り合いというか……俺が深夜に行くといつもいた店員なんだよ。まさか俺の事を覚えているとは思わなかった」
「ふーん。ねえ、次はアパート行こっ」
「ああ。まあ多分もうないとは思うけどな」
「いいの。ほら、早く」
コンビニを出て、俺達は行儀悪くも歩きながら飲み物を飲む。
久しぶりに飲む温かい缶コーヒーに、思わずかつての事が思い出される。
「ふう、たまにはいいものだな。こんなに安っぽく甘いだけのコーヒーが……うまく感じる」
「ふふっ、なんか不思議だね」
「うん?」
「だって、こうして二人でお出かけするなんて。200年前のお花見デート以来だね。あの時の大トロ、美味しかったなあ」
もちろん俺たちはギルガンギルの塔やファルスーノルン星ではしょっちゅう一緒に居た。
でも考えると二人きりでいたのはそれこそ心を通わせるときくらいだった。
「そうだな。……なあ、茜」
「うん?」
「たくさん、デートしような。二人でたくさんの物を見て、一緒に感動しよう」
「嬉しい。私ももっと光喜さんと一緒に居たい」
ああ、茜は本当に可愛い。
ファルスーノルン星ではもうじき俺たちの子供が生まれる。
地球でも、俺は彼女を俺のものにしたいとこの時強く思った。
「うん?ああ、ここだ。……やっぱり新しい建物になっているな……ん?」
そんなことを考えていたら以前俺のボロアパートのあった場所へ到着した。
やはり既に新しいお洒落なマンションになっていたのだが……
張り紙をした看板が立っていた。
「んー?『尋ね人、37歳、佐山光喜!?……2023年4月28日、火事によりその後行方不明……!?懸賞金?……30万円!?』……えーっと、光喜さん、何かしたの?」
なんだこれ?
どうして俺尋ね人になっているんだ?
うん?依頼主……本山商事……って、俺の会社じゃん!?
連絡先……げっ、経理のお局さんじゃんか。
俺、何かやらかしたっけな?
「いや、特に心当たりはないが……まあ、良いんじゃないか?無視で」
「う、うん。今更だもんね。光喜さん、昔と全然違うし」
あれからもう1年近く経過している。
まさか俺を探しているとは……
嫌な予感しかしない。
「あ、茜?もういいか?……寒いからそろそろ行こう。うまい飯でも食って、帰ろう。送るよ」
「う、うん。……ねえ、パパに聞いてみた方が良くない?」
「あー、うん。……後で聞いてみるよ。茜は心配しなくていいぞ」
「うん。……ねえ、お寿司食べたい」
「ははっ、良いぞ。ちょうど報酬貰ったばかりだ。以前とは桁違いだからな。回らないお寿司をご馳走しよう」
「やった!!」
俺達は帰路につき、茜の自宅のある近くのすし屋で、それはうまい寿司を堪能した。
※※※※※
「ごちそうさまでした。ふうー、美味しかった」
「良かったよ。……若い子は凄いな。よくあんなに食べられるな」
「だって。……美味しかったんだもん」
「喜んでいただけて光栄です。お姫様?」
「ふふっ。魔王様にそう言っていただけるなんて……嬉しい。……ねえ、光喜さん」
「うん?」
茜は急にモジモジし始める。
そして上目遣いで俺を見てきた。
もうすぐそこに茜の自宅であるタワーマンションのエントランスがある。
俺は茜をそっと抱き寄せた。
「うあ♡……ん」
俺はそっと茜にキスを落とす。
柔らかい唇の感触に、俺の心が跳ねる。
「茜……愛してる。……今度泊りでどこかへ行きたい。……もちろん栄人兄ちゃんの許可をもらってな」
「っ!?……うん♡……嬉しい……光喜さん、大好き♡……じゃあね」
手を振りエントランスに入っていく茜を見送り、俺は自宅へと向かった。
まだ2月だ。
吐く息は白く風は冷たいが、俺の心はとても温かかった。
俺は地球でも幸せをつかむ。
そう心に決めていた。
何故かついてくる友達二人。
茜は白い息を吐きながら、大きなため息をつく。
「ねえ、いつまで来るつもり?もう帰りなよ」
「「えー」」
今日は目的もある。
出来ればこの辺で別れたいところなのだが。
突然鳴り響く友達のスマホ。
慌てて電話に出る友達、ゆうなちゃんの顔色が変わる。
「うわー、忘れてた。ごめん、沙織、私帰るね」
「えっ、マジで?……しょうがない。私も帰る。ゆうな、駅行くでしょ。一緒に行こ」
「うん。……茜、またね。その、光喜さん?また会いたいです♡」
「わ、わたしもっ♡」
嵐のようにあわただしく走っていく二人の少女。
うーむ。
地球の女性も侮りがたし。
「……光喜さん?残念とか思ってる?」
「い、いや、そ、そんな事はないぞ!?」
「……あやしい」
いやいや、俺は茜一筋だよ?……地球ではね。
俺は茜の手を取り指を絡ませ恋人つなぎをする。
手袋越しではあるが、彼女のしなやかな指の感触に自分でやったことだが緊張で鼓動が激しくなってしまう。
「っ!?嬉しい♡……光喜さん……大好き♡」
「お、おう。……行こうか」
「うん♡」
※※※※※
実は茜にせがまれ、俺の暮らしていた場所を見たいそうだ。
もっともとっくに取り壊されているだろうが。
「私さ、何にも知らないでしょ?光喜さんの暮らし、少しでも体験したいなって。ねえ、連れて行って」
そんなこんなで今日は二人歩いてかつて俺の暮らしていた町を見て回ることにしていた。
「あ、懐かしいな。このコンビニ。……いつも深夜に行っていたなあ」
目に付くコンビニ。
あの店員、まだいるのだろうか。
「へー、光喜さんいつもここでご飯買っていたの?もう、不摂生過ぎでしょ」
「まあな。社畜の鏡だったよ俺は。……あったかい飲み物でも買うか」
「うん」
「いらっしゃいませ」
コンビニに入るとあの店員がいた。
当然俺の姿は前とは違う。
だが何故か俺を凝視する店員。
そしておもむろに話しかけてきた。
「あの、もしかして……以前会ったことありますっけ?……ああ、すみません。見た目全然違うんですけどね。依然行方不明になられた方がいて……お兄さん、雰囲気似てるんでビックリしましたよ。まあ、全然お兄さんの方がイケメンですけどね」
驚いた。
見た目も年齢も全然違う。
だけどこの店員はあの冴えない佐山光喜をまだ覚えていたようだ。
俺はなぜか涙が浮かんできてしまう。
「いえ、きっと人違いですよ?……でも、嬉しいです」
「ははっ、よく見たら全然違うね。うん、あなた凄くかっこいいもんね。失礼しました」
俺は見慣れた店内を見て、コーヒーとお茶を購入し店を後にした。
「ねえ、あの店員さん、光喜さんの知り合いなの?」
「いや、知り合いというか……俺が深夜に行くといつもいた店員なんだよ。まさか俺の事を覚えているとは思わなかった」
「ふーん。ねえ、次はアパート行こっ」
「ああ。まあ多分もうないとは思うけどな」
「いいの。ほら、早く」
コンビニを出て、俺達は行儀悪くも歩きながら飲み物を飲む。
久しぶりに飲む温かい缶コーヒーに、思わずかつての事が思い出される。
「ふう、たまにはいいものだな。こんなに安っぽく甘いだけのコーヒーが……うまく感じる」
「ふふっ、なんか不思議だね」
「うん?」
「だって、こうして二人でお出かけするなんて。200年前のお花見デート以来だね。あの時の大トロ、美味しかったなあ」
もちろん俺たちはギルガンギルの塔やファルスーノルン星ではしょっちゅう一緒に居た。
でも考えると二人きりでいたのはそれこそ心を通わせるときくらいだった。
「そうだな。……なあ、茜」
「うん?」
「たくさん、デートしような。二人でたくさんの物を見て、一緒に感動しよう」
「嬉しい。私ももっと光喜さんと一緒に居たい」
ああ、茜は本当に可愛い。
ファルスーノルン星ではもうじき俺たちの子供が生まれる。
地球でも、俺は彼女を俺のものにしたいとこの時強く思った。
「うん?ああ、ここだ。……やっぱり新しい建物になっているな……ん?」
そんなことを考えていたら以前俺のボロアパートのあった場所へ到着した。
やはり既に新しいお洒落なマンションになっていたのだが……
張り紙をした看板が立っていた。
「んー?『尋ね人、37歳、佐山光喜!?……2023年4月28日、火事によりその後行方不明……!?懸賞金?……30万円!?』……えーっと、光喜さん、何かしたの?」
なんだこれ?
どうして俺尋ね人になっているんだ?
うん?依頼主……本山商事……って、俺の会社じゃん!?
連絡先……げっ、経理のお局さんじゃんか。
俺、何かやらかしたっけな?
「いや、特に心当たりはないが……まあ、良いんじゃないか?無視で」
「う、うん。今更だもんね。光喜さん、昔と全然違うし」
あれからもう1年近く経過している。
まさか俺を探しているとは……
嫌な予感しかしない。
「あ、茜?もういいか?……寒いからそろそろ行こう。うまい飯でも食って、帰ろう。送るよ」
「う、うん。……ねえ、パパに聞いてみた方が良くない?」
「あー、うん。……後で聞いてみるよ。茜は心配しなくていいぞ」
「うん。……ねえ、お寿司食べたい」
「ははっ、良いぞ。ちょうど報酬貰ったばかりだ。以前とは桁違いだからな。回らないお寿司をご馳走しよう」
「やった!!」
俺達は帰路につき、茜の自宅のある近くのすし屋で、それはうまい寿司を堪能した。
※※※※※
「ごちそうさまでした。ふうー、美味しかった」
「良かったよ。……若い子は凄いな。よくあんなに食べられるな」
「だって。……美味しかったんだもん」
「喜んでいただけて光栄です。お姫様?」
「ふふっ。魔王様にそう言っていただけるなんて……嬉しい。……ねえ、光喜さん」
「うん?」
茜は急にモジモジし始める。
そして上目遣いで俺を見てきた。
もうすぐそこに茜の自宅であるタワーマンションのエントランスがある。
俺は茜をそっと抱き寄せた。
「うあ♡……ん」
俺はそっと茜にキスを落とす。
柔らかい唇の感触に、俺の心が跳ねる。
「茜……愛してる。……今度泊りでどこかへ行きたい。……もちろん栄人兄ちゃんの許可をもらってな」
「っ!?……うん♡……嬉しい……光喜さん、大好き♡……じゃあね」
手を振りエントランスに入っていく茜を見送り、俺は自宅へと向かった。
まだ2月だ。
吐く息は白く風は冷たいが、俺の心はとても温かかった。
俺は地球でも幸せをつかむ。
そう心に決めていた。
0
あなたにおすすめの小説
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
『召喚ニートの異世界草原記』
KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
転生したら遊び人だったが遊ばず修行をしていたら何故か最強の遊び人になっていた
ぐうのすけ
ファンタジー
カクヨムで先行投稿中。
遊戯遊太(25)は会社帰りにふらっとゲームセンターに入った。昔遊んだユーフォーキャッチャーを見つめながらつぶやく。
「遊んで暮らしたい」その瞬間に頭に声が響き時間が止まる。
「異世界転生に興味はありますか?」
こうして遊太は異世界転生を選択する。
異世界に転生すると最弱と言われるジョブ、遊び人に転生していた。
「最弱なんだから努力は必要だよな!」
こうして雄太は修行を開始するのだが……
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる