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四十四話 御館の乱
しおりを挟む武田家当主、勝頼との橋渡しを堅く約束した昌幸は、襲撃事件の数日後には、嫡子である信幸の待つ、任務地、上州へと旅立っている。
そんな中、重治と言えば、真田屋敷の事、家族の事、その他、村の事すべてを 橋渡しの代わりとして昌幸に託され、真田家居候から用心棒へと昇格し、滞在を続ける事となっていた。
用心棒、重治には、新たなる日課となった、今では楽しみにさえなりつつある作業が一つ含まれていた。
「師匠、師匠。早く稽古をつけてくだされ」
それは、けたたましく、重治の安らぎを時には、ぶち壊す。
「引き受けるじゃなかった‥‥」
今では、口癖になりつつある重治の言葉である。
口では、グチグチ文句を言う重治ではあっても、内心は、稽古をつけて、力を伸ばしていく者を目の当たりにするのは、正直、楽しかった。
しかし、そんな重治のつける稽古を 面白く思わない男がいた。
自分の役目をすべて終え、三人の兄弟の中で一番先に、戻っていた末松である。
今日も今日とて末松は、重治たちの稽古を 少し離れた場所から不機嫌な表情で睨んでいた。
末松にとっての重治は、主であるだけでなく、兄であり、父であり、家族なのである。
そんな自分の重治に、馴れ馴れしく接する少年たちには、我慢がならない。
そんな末松の毎日の妬みの視線を重治が感ずかない訳はなかった。
「‥‥末、ちょっと手伝ってくれないかな……」
「えっ!?‥‥、あっ‥‥、は、はい」
じっと影から稽古を見ていた末松に近づいた重治は、末松に声をかけた。
「も、もちろんで、御座いまする」
末松の返事は、即答であった。それまでの不機嫌な顔など消え去って、最高の笑顔を重治にかえした。
重治は、末松の感じていた疎外感の壁を取り除いてやる事で、最高のアシスタントを得ることとなる。
こうして、重治道場に新たなる鬼師範代が誕生した。
そんな重治道場の稽古は、信州信濃の激寒の日であろうが、猛吹雪の日であろうが、天候に関わらず、毎日、実践に応じた稽古が続けられていった。
そして、少年のリーダーである信繁には、重治自ら、一対一の戦闘におけるノウハウから、戦略、策謀、その他、ありとあらゆるものを 時間をかけて伝授していったのである。
重治にとっても信繁との関係は、ただ待つだけだった筈の真田屋敷での生活を充実した楽しい日々に変えさせた。
そうして、そんな楽しい日常を送り続けて、迎えた弥生三月。
漸く、昌幸からの使いとして、信繁の兄、信幸が、待ちに待った知らせを運んできたのである。
しかし、『人生の禍福は糾える縄の如し』とか言うように、そんな喜びを一気に打ち消す、重治が、ずっと覚悟をしていた悲報が、時をほぼ同じくして、伊蔵の口から重治に、告げられていた。
「……そうか‥‥、ありがとう…………‥、ごめん、しばらくひとりに…………」
途切れ途切れにそれだけ告げると、重治は、一人、部屋に籠もった。
わかっていたこととは言え、それを現実に目の当たりにして、平気でいられるほど、重治は、大人ではなかった。
『上杉謙信、死す』
天正六年三月十三日、上杉謙信没する。
この知らせが、届かなければ、どんなにいいだろう。
自分との出会いが、謙信の運命を変えてくれはしないだろうかと、何度願った事だろう。
しかし、そんな重治の願いは虚しく、歴史は流れる。そして、重治のそんな思いは踏みにじられる。
重治は、泣いた。
重治は、止めどなく溢れ出る涙を何度も何度も着物の袖口で拭い取った。
いくら、拭い取ろうとも尽きない涙を それでも重治は、拭い続けた。
いくら流しても、その涙は、尽きることなく、重治は、泣いて、泣いて、泣いて、最後には、とうとう泣き疲れ、眠りについてしまっていた。
翌朝、目を真っ赤に晴らした重治は、まるで憑き物が落ちたのではないかと思うほどの晴れやかな笑顔を みんなに見せた。
重治のことを心配して眠りにつけなかった仲間たちに、少し大人になった笑顔を見せたのである。
重治は、伊蔵を伴に選ぶと、使者としての信幸と、昌幸の元へと急ぎ、屋敷を旅だったのである。
「急ぎましょう。今頃は、父上も府中につく頃かと思いまする」
この当時の勝頼は、父である信玄の政策を継承。領土拡大のため、駿河の駿府城(府中城)に、居城を移していた。
重治たちが、駿府についたときには、すべての準備が、昌幸によって整えられていた。
当初からの目的であった重治の武田家当主、勝頼への目通りは、漸くこの時になって、実現されたのである。
昌幸の手配のおかげで、何の支障もなく、無事に目通りは終了する。
しかし、その勝頼との目通りは、重治の期待していた結果には結び付かなかった。
側近であるはずの昌幸によって、能力ある客人と紹介されたにも関わらず、重治と言う人物に、勝頼は全くの興味も示さなかったのである。
徳川、北条による勝頼の精神的揺さぶりは、その効果を存分に発揮していたと言える。
一国の力だけでは、攻め込む事の出来ない徳川家。上杉、武田との三国の関係上、身動きの取れない北条家。
この二家による内応内部工作によって、武田家は、空中分解寸前、『人は石垣』と、言葉を遺した偉大なる父、信玄の石垣が 今や脆くも崩れ落ちようとしていたのである。
勝頼のすべてを投げ出してしまったような投げやりな行動をとる今の状況では、重治の目で直接確認などしなくとも、行き着く先は、ハッキリと伺えた。
『どうする!?』
このままで、徳川、北条の手のひらの上で転がされていては、信長の思いにも応える事など出来はしない。
しかも、こんな最悪の状況下で、武田家のこの先の命運に関わる、『謙信死去の報』が、数日のうちに届けられるであろう。
重治の悩み尽くしたあげくに出した答えは、歴史の流れの成り行きにすべてを任せるのではなく、昌幸に、すべてを打ち明け、協力を仰ぐ事であった。
昌幸には、既にかなりの内容の事まで話してはある。
しかし、謙信の死去。お館の乱。更には、必ず訪れる武田家滅亡。すべての事が簡単に話せるような内容でないのも確かである。
それでも重治は、思い切って、織田家の中でも重治の本当の素性を知る者が少ない、その素性さえ打ち明ける事にしたのである。
「……まあ、大まかには、そんな感じです。‥‥あと、正直なところ、‥‥出来るならば、あまり史実に関わりたくないのが本音であります」
「…うーん……………」
「………………………………………」
二人の間に、静かな時が流れていった。
「ダメデス、ゼッタイニダメデスカラ」
伊蔵には、珍しく興奮した声が聞こえてきた。
「アニジャ、モウシワケアリマセン」
「スエマツドノヲ セメナイデクダサイ」
部屋の外から僅かにだが漏れ聞こえてくる声は、真田の屋敷に留守番させたはずの信繁に末松。
重治は、予想していた通りの行動をしでかしてくれる信繁の顔を見るために部屋の入り口を勢いよく開けた。
「し、師匠ぉ!」
信繁の会心の笑顔を見せつけられた重治は、言い付けを守らない信繁を叱りつける勢いを見事に削がれてしまった。
それは、間違いなく、罪悪感を含んだ、それでいて、それを上回る喜びを表す、何とも言えない複雑極まりないなかでの会心の笑顔であった。
「……しょうがないなぁ‥‥」
そう言って、重治が、頭をかいて笑顔を見せている横には、鬼のような形相の昌幸が立っていた。
「信繁!情けない。お前という奴は、命令というものを何と心得ておる!」
「……そ、そ、それは‥‥」
昌幸の言葉は、父親のそれを遥かに越えたものであった。
一武将として、戦場で命令違反をする事が、どれだけの重い罪であるか、決してそれは、笑って許せるようなものではない。
今、息子である信繁の命令違反は、明らかであり理由もなく戦場を放棄したに等しい。
「よいか、信繁。戦場においては、大将の命令は、絶対じゃ。命令違反が、許される事など有りはしないのじゃ」
「チチウエ……モ、も、申し訳‥‥ありません」
昌幸の言葉を理解できない、信繁ではない。信繁のその声は、涙に震えて、今にも消えそうになっていた。
「昌幸様、私の責任です。‥‥私が、もっとハッキリ、キツく申しつけておけば良かったのです‥‥」
重治は、叱りつけられる信繁を見て、自分自身が諫められている事を感じた。
戦場での命令遵守一つ如何で、部隊すべての危機を招く。
だからこそ、そうならないようにする命令を出す側の人間の責任の重さを 昌幸の言葉が、重治に実感させたのである。
昌幸は、べそをかき、うなだれて反省をする、自分の前に立つ二人の若者を見て、嬉しそうに微笑んだ。
そして、そっと二人の肩に向かって手を出し、置いたのである。
「‥‥解れば良いのです……」
重治と信繁は、顔を上げた。
そこには、先ほどまでの険しい表情はなく、いつもの穏やかな笑顔の昌幸がいた。
昌幸からすれば、重治とて、まだまだ発展途上の若者に過ぎない。
真田昌幸が、どれほど凄い人物かを知る重治にとっての昌幸の言葉。それは、神から授かる言葉、神託に等しく感じられていた。
「有難う御座いました」
気づけば、昌幸の笑みにつられ、そんな感謝の言葉が、重治の口からこぼれ落ちていた。
重治は、勝頼と面識こそ持つに至ったものの、成果らしい成果を得る事も出来ず、勝頼に対する今後の事は、昌幸に任す事にし、府中をあとにした。
「お館様は、どんな様子でしたか?」
国境を越え、甲斐の国に入った頃、重治のすぐ横を歩く信繁が 何気に重治に問いかけた。
「いろいろと悩まれている様子に感じたな‥‥」
重治は、素直に感じたままを口にした。
「……そうですか、‥‥人は、難しいですね……」
わかっているのか、いないのか、如何にも難しい顔つきで腕組みしながら信繁が返した。
その時の事、遠くに呼び叫ぶ声が、わずかにだが耳に届いた。
「……オーイ!……オーイ!」
再び、聞こえたその声に重治は、足を止めた。
今度は、足を止め声を聞きとめる事だけに専念してたのである。
重治が振り返り見つめる曲がりくねった峠道には、声を発する者の姿は、未だ見つける事は出来ない。
しかし、声は、間違いなく自分たちが歩んできた峠道の方角から聞こえてくる。
「オーイ!マッテクレェ!」
その声は、徐々にではあるが、確実に大きくなってくる。
そうして、その叫び声が、ハッキリと誰の耳にも聞き取れるようになった頃、その声の主の姿もまた、ハッキリと確認する事が出来るようになっていた。
「お待ちくだされぇー!」
「お待ちくだされぇー!」
その声を張り上げる人物の目的の相手は、周りに人が全くいない事からして、重治たちに間違いないようである。
「?何だろうな??」
重治には、思い当たる節は全くなかった。
息をきらして、重治たちに漸くのこと追いついたその人物は、昌幸からの至急の言伝を伝えるための者であった。
「‥‥では、今すぐに府中に戻れと!?」
「はぁ、はぁ、‥‥は、はい」
息切れのなか、途切れ途切れの話しをつなぎ合わせた結果、その伝令の言わんとする事は、状況が急展開したので、今すぐに府中に戻って来いという事らしかった。
「解りました。ご苦労様でした」
重治の言葉に、役目を果たし終えた事を知った、その伝令は、気が抜けてしまったのか、その場に座り込んでしまった。
「よし、戻るぞ!!」
「……あの、師匠……」
「うん? どうした信繁?」
「はい‥‥、私は‥‥どうしたら……」
信繁は、幼子が母親に置いてけぼりをくらったように、物寂しげな不安な視線を重治に向けた。
「……もちろん、一緒だよ」
「……重治さま、私は……」
にっこりと笑って告げた重治の言葉に、信繁の表情が一変した。
それまでの不安顔が会心の笑顔に変わったのである。
しかし、その信繁の様子とは正反対に、一人、帰還を命じられるかもしれない思いに捕らわれ、不安で哀しげな顔をした末松がそこにいた。
「……ふぅ。……いいよ、末も一緒に行こう」
末松の顔もまた、信繁になぞるように、会心の笑顔へと変わった。
そんな様子を一部始終、見つめていた伊蔵が、申し訳なさそうに、重治に軽く頭を下げた。
伊蔵は、兄として、忍びの頭として、末松の甘えには、度々頭を痛めている。
兄たちのいない時の末松は、武力、知力、統率力どれをとっても申し分ない。
もし、この戦国の世を一人で生き抜いていたとすれば、必ず後世に名を残す偉大な忍びなり、武将になっていたはずである。
だが、実際には自分よりも優れた人物が周りに存在する事で、有るはずの能力を半分も出さずにいる。
「ふうぅ……」
伊蔵は、自嘲気味の笑みを浮かべて、溜め息をつきながら頭をかいた。
重治たちは、へたり込んだ伝令をその場に残し、今、来た道を府中へ向かって、急ぎ歩き始めた。
「……何なんだろうな……」
重治には、昌幸の言う急用に思い当たる節はない。
重治は、伊蔵の顔をちらりと見た。
「……」
重治の視線に気がついた伊蔵は、少し悲しげに否定の意味で首を横に振った。
伊蔵の持つ膨大な量の情報をもってしても、重治の問う正解は、想像の範疇を越えては導きだせない。
不安を抱いたまま、重治たちは府中へ急いだ。
府中の街に入った重治たちを出迎えたのは、使いをくれた昌幸、本人であった。
「申し訳ない。重治殿!」
昌幸が軽く頭を下げた。
「何があったんですか!?」
「……それが、‥‥お館様が‥‥、上杉謙信殿の死去の知らせを聞いて、いきなり重治殿を呼び戻すようにと……」
「……?、ど、どういうことかな‥‥」
昌幸からの直接の急用ならば、何らかの力を貸りたい用件が生じたなどと、いくらかの予想をたててはいた。
しかしそれが、勝頼絡みとなると、あれほど無関心であった者が 簡単に心変わりする事など、想像出来はしない。
重治は、自分の置かれた状況をまったく理解出来ないままに、再度、勝頼との目通りを果たす事となる。
「‥‥お館様。重治殿をお連れ致しました」
重治が通された部屋は、前回の大きな会見の為の部屋とは違い、城の中でも最深部にあるところからみて、勝頼の私的に使われる自室の中の一つであるようであった。
「‥‥うむ。ご苦労。昌幸。下がっていてくれ」
「……は、はい」
勝頼は、昌幸をじろりと見やると、重治を残しての部屋からの退出を命じた。
もとから小姓のいなかった、この部屋から昌幸が出ていった今、部屋には、重治と勝頼の二人きりとなっていた。
うやうやしく平伏する重治には、勝頼がゆっくりと自分に近づいてくるのが感じられていた。
『ドキッ、ドキッ、ドキッ』
自分の心臓の音が高鳴るのが、耳のなかで響き渡っていた。
その音は、勝頼が近づくにつれ、どんどんと早まる。
緊張からなのか、早鐘を突いているかのように、高速に打ち続ける心臓がピークを迎えようとした時、重治のすぐ前にまで来た勝頼は、その重治の正面に膝をつきあわした格好で、おもむろに座したのである。
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