38 / 288
深夜の戦い
しおりを挟む
場を和ませる冗談だ、きっとそうに違いない。
そう思って汗を拭う。
だが。
「本気ですよ」
「…………ちょっ!」
本気かよ。実際問題、それはそれでいいけどね。北上となら、上手くやっていける気がする。でも、それは天音に振られた時だ。
だから今は――。
ん……?
森の方からガサガサ音がした。
なにかの気配が迫って来ているような気がした。こんな深夜に……? 夜行性の動物だとすれば、危険かもしれない。
「啓くん、森の方から……」
「ああ……」
大至急でドラム缶風呂から退避していく。気配から遠ざかって茂みに隠れた。
すると……。
『…………』
ガサッと音がして、それが現れた。
「――フンッ、ここが倉島の言っていた“拠点”とやらか。美女が集まっていると聞いたが、なるほど……ドラム缶風呂とはな。流れ着いた学生共か」
茂みから現れたのは懐中電灯を持つ外国人の大男だった。迷彩服を着ているし、明らかに学生ではない。しかも、ハンドガンまで携帯しているようだし……。
まさか、あれが録音で言っていた『ジョン・スミス』か。
俺は小声で北上に話しかけた。
「北上さん、ヤツ……」
「でしょうね。とにかく、ここで様子を見ましょう」
「分かった。それにしても、日本語なんだな」
「とても流暢な日本語ですね。恐らく日本に滞在していた過去でもあるのでしょう」
「なるほど」
ジョン・スミスらしき外国人は、周囲を見渡していた。
「ったく、よりによってガキの女に船が盗まれちまうし……。雇い主もどこかへ行ったっきりだ。どうしろって言うんだ」
どうやら、学年主任の橘川とは別行動をしているようだな。ヤツは単独行動中ってところか。
外国人の男は気怠そうな表情で洞窟へ向かう。……まずい、あの中にはみんながいるんだぞ。
「北上さん、俺はヤツを止める」
「いけません。あの男は銃を持っているのですよ。殺されてしまいます」
「だけど、天音たちを見殺しにできるか」
どうするべきか悩んでいる間にも、男は前へ進む。行かせてなるものか!
俺はそこらに落ちている石を拾った。
それを投げつけた。ヤツの後頭部に見事命中。
「――がぁッ!? な、なんだ……! 石だとぉ?」
ヤツが銃を素早く抜いて構えた。
こちらに気づいて銃口を向けてきた。……やべぇ。
「……っ!!」
「ほう。男と女がいたとはな。しかも、ガキじゃねえか」
「お前、ジョン・スミスか」
俺はそう聞くと、男は驚いていた。
「ジョン・スミスだと? なぜその名を知っている!」
「さあな。それより、あんたは橘川に雇われたのか」
「そこまで知っているとは……そうか、雇い主の学生か。フハハ……お前たちはヤツの駒にされたようだな」
「やっぱりか。こんな事は止めろ!」
「お前、自分の立場が分かって言っているのか? こっちは銃を持っているんだぞ。命が惜しければ両手は頭の後ろだ」
抵抗すれば撃ち殺されえるか。
渋々、俺と北上は両手を後頭部へ。
そのまま洞窟の方へ歩かされた。
「……どうする気ですか」
北上が外国人の男にに聞いた。
「女全員を起こし、ここへ並べろ。さもなければ、男を殺す」
「分かりました。啓くんを殺させるわけにはいきませんから」
北上は、俺を庇って洞窟へ向かっていく。
しばらくすると天音たちが眠たそうに向かってきて――直ぐに顔色を変えた。
俺が銃を突きつけられている状況を見て、全員が凍り付いたんだ。
「早坂くん!!」
「来るな、天音……。コイツは橘川の傭兵だ。危険すぎる!」
「で、でも……そんな。ウソ……」
天音が今にも飛び出して来そうだったが、千年世が抱きついて止めてくれた。ナイスだ。
「賢明な判断だ。――さて、女共は横に並べ」
男の指示に従う天音たち。
いったい、コイツは何をするつもりだ。
動向を伺っていると、男は女子たちを吟味しているようだった。……ま、まさか誰か襲う気か?
男はどうやら決めたようで、天音を指定した。
「……え、わたし?」
「お前は顔が良いからな。残りは後で楽しんでやる。さあ、ここで脱げ」
「そ、そんな……早坂くんがいる前で、そんなの出来ない……」
「早坂? あぁ、あの小僧のことか。そうか、お前達は付き合っているのか。フハハ、それは都合がいい。存分に楽しんでやろう」
あの男……絶対に許さん。
だが、銃を向けているし、手出しができない。どうすれば……。
いや、思い出せ俺よ。
数時間前に“ある武器”を俺は目にしたはず。それで長時間ぶっ倒れていたじゃないか。
そうだ、こっちにだって武器はあるんだ。
俺は、リコにアイコンタクトを送った。
すると、向こうも理解してくれた。
あとはタイミング次第だ。
天音が男の前に立つ。男は、ニヤリと笑い天音の服に手を伸ばしていく。……今だ!
俺は直ぐ近くにある松明を引っこ抜き、それを男に目掛けて投げた。顔面に命中。
「がっ、なんだァ!!?」
だが、あれしきでダメージなんて与えられない。ただ不意を突いただけ。早くしないと銃で撃たれてしまう。その前に!
「啓くん、これを受け取ってえ!!」
「ありがとう、リコ!!」
宙を舞って俺の元に届く“唐辛子スプレー”。それを華麗にキャッチする。そのまま前進して俺は男の目に向けてスプレーを吹きかけた。
「ほんぎゃあああああああああああああああああああ!!!」
俺は直ぐに銃を奪い取り、男に向けた。……って、重ッ。どうやら、デザートイーグルのようだな。本物かっけえな。
女子たちが一斉に向かって男を取り押さえた。そして、紐で縛り上げた。
……よし、これでヤツはもう身動きできない。
「男を確保したわ」
「助かったよ、八重樫さん」
これで終わりだ。
……だが、男の様子がおかしかった。
「……ヒヒ、ヒヒヒヒ!」
狂気じみた笑いを浮かべる男は、ポケットから何か落とした。
それはコロコロ転がって――って、まさか手榴弾なのか!?
やべぇッ!!!
そう思って汗を拭う。
だが。
「本気ですよ」
「…………ちょっ!」
本気かよ。実際問題、それはそれでいいけどね。北上となら、上手くやっていける気がする。でも、それは天音に振られた時だ。
だから今は――。
ん……?
森の方からガサガサ音がした。
なにかの気配が迫って来ているような気がした。こんな深夜に……? 夜行性の動物だとすれば、危険かもしれない。
「啓くん、森の方から……」
「ああ……」
大至急でドラム缶風呂から退避していく。気配から遠ざかって茂みに隠れた。
すると……。
『…………』
ガサッと音がして、それが現れた。
「――フンッ、ここが倉島の言っていた“拠点”とやらか。美女が集まっていると聞いたが、なるほど……ドラム缶風呂とはな。流れ着いた学生共か」
茂みから現れたのは懐中電灯を持つ外国人の大男だった。迷彩服を着ているし、明らかに学生ではない。しかも、ハンドガンまで携帯しているようだし……。
まさか、あれが録音で言っていた『ジョン・スミス』か。
俺は小声で北上に話しかけた。
「北上さん、ヤツ……」
「でしょうね。とにかく、ここで様子を見ましょう」
「分かった。それにしても、日本語なんだな」
「とても流暢な日本語ですね。恐らく日本に滞在していた過去でもあるのでしょう」
「なるほど」
ジョン・スミスらしき外国人は、周囲を見渡していた。
「ったく、よりによってガキの女に船が盗まれちまうし……。雇い主もどこかへ行ったっきりだ。どうしろって言うんだ」
どうやら、学年主任の橘川とは別行動をしているようだな。ヤツは単独行動中ってところか。
外国人の男は気怠そうな表情で洞窟へ向かう。……まずい、あの中にはみんながいるんだぞ。
「北上さん、俺はヤツを止める」
「いけません。あの男は銃を持っているのですよ。殺されてしまいます」
「だけど、天音たちを見殺しにできるか」
どうするべきか悩んでいる間にも、男は前へ進む。行かせてなるものか!
俺はそこらに落ちている石を拾った。
それを投げつけた。ヤツの後頭部に見事命中。
「――がぁッ!? な、なんだ……! 石だとぉ?」
ヤツが銃を素早く抜いて構えた。
こちらに気づいて銃口を向けてきた。……やべぇ。
「……っ!!」
「ほう。男と女がいたとはな。しかも、ガキじゃねえか」
「お前、ジョン・スミスか」
俺はそう聞くと、男は驚いていた。
「ジョン・スミスだと? なぜその名を知っている!」
「さあな。それより、あんたは橘川に雇われたのか」
「そこまで知っているとは……そうか、雇い主の学生か。フハハ……お前たちはヤツの駒にされたようだな」
「やっぱりか。こんな事は止めろ!」
「お前、自分の立場が分かって言っているのか? こっちは銃を持っているんだぞ。命が惜しければ両手は頭の後ろだ」
抵抗すれば撃ち殺されえるか。
渋々、俺と北上は両手を後頭部へ。
そのまま洞窟の方へ歩かされた。
「……どうする気ですか」
北上が外国人の男にに聞いた。
「女全員を起こし、ここへ並べろ。さもなければ、男を殺す」
「分かりました。啓くんを殺させるわけにはいきませんから」
北上は、俺を庇って洞窟へ向かっていく。
しばらくすると天音たちが眠たそうに向かってきて――直ぐに顔色を変えた。
俺が銃を突きつけられている状況を見て、全員が凍り付いたんだ。
「早坂くん!!」
「来るな、天音……。コイツは橘川の傭兵だ。危険すぎる!」
「で、でも……そんな。ウソ……」
天音が今にも飛び出して来そうだったが、千年世が抱きついて止めてくれた。ナイスだ。
「賢明な判断だ。――さて、女共は横に並べ」
男の指示に従う天音たち。
いったい、コイツは何をするつもりだ。
動向を伺っていると、男は女子たちを吟味しているようだった。……ま、まさか誰か襲う気か?
男はどうやら決めたようで、天音を指定した。
「……え、わたし?」
「お前は顔が良いからな。残りは後で楽しんでやる。さあ、ここで脱げ」
「そ、そんな……早坂くんがいる前で、そんなの出来ない……」
「早坂? あぁ、あの小僧のことか。そうか、お前達は付き合っているのか。フハハ、それは都合がいい。存分に楽しんでやろう」
あの男……絶対に許さん。
だが、銃を向けているし、手出しができない。どうすれば……。
いや、思い出せ俺よ。
数時間前に“ある武器”を俺は目にしたはず。それで長時間ぶっ倒れていたじゃないか。
そうだ、こっちにだって武器はあるんだ。
俺は、リコにアイコンタクトを送った。
すると、向こうも理解してくれた。
あとはタイミング次第だ。
天音が男の前に立つ。男は、ニヤリと笑い天音の服に手を伸ばしていく。……今だ!
俺は直ぐ近くにある松明を引っこ抜き、それを男に目掛けて投げた。顔面に命中。
「がっ、なんだァ!!?」
だが、あれしきでダメージなんて与えられない。ただ不意を突いただけ。早くしないと銃で撃たれてしまう。その前に!
「啓くん、これを受け取ってえ!!」
「ありがとう、リコ!!」
宙を舞って俺の元に届く“唐辛子スプレー”。それを華麗にキャッチする。そのまま前進して俺は男の目に向けてスプレーを吹きかけた。
「ほんぎゃあああああああああああああああああああ!!!」
俺は直ぐに銃を奪い取り、男に向けた。……って、重ッ。どうやら、デザートイーグルのようだな。本物かっけえな。
女子たちが一斉に向かって男を取り押さえた。そして、紐で縛り上げた。
……よし、これでヤツはもう身動きできない。
「男を確保したわ」
「助かったよ、八重樫さん」
これで終わりだ。
……だが、男の様子がおかしかった。
「……ヒヒ、ヒヒヒヒ!」
狂気じみた笑いを浮かべる男は、ポケットから何か落とした。
それはコロコロ転がって――って、まさか手榴弾なのか!?
やべぇッ!!!
34
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
先輩から恋人のふりをして欲しいと頼まれた件 ~明らかにふりではないけど毎日が最高に楽しい~
桜井正宗
青春
“恋人のふり”をして欲しい。
高校二年の愁(しゅう)は、先輩の『柚』からそう頼まれた。
見知らずの後輩である自分になぜと思った。
でも、ふりならいいかと快諾する。
すると、明らかに恋人のような毎日が始まっていった。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる