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第二章 魯坊丸と楽しい仲間達
百夜 さくらのいい日旅立ち(試作帆船が漂流する件)
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〔天文二十年 (一五五十一年)前年十月下旬~五月下旬〕
乗員十二人、その他の物資を除く積載量三十石 (900キロ、総排水量1.8トン)のヨットサイズの試作帆船は七度出港し、七度海に沈んだ。しかし、四つ造船場の内、三つで造船している。沈んでも懲りずに改良点を修正すると次々と完成したからだ。
七度の失敗は単純な強度不足の補強から始まり、設計の修正、操舵ミスによる横転、喫水の深さを忘れた座礁であった。
全長は四十尺(12m)の小早より少し長い四十六尺(14m)だが、幅は倍ほど広い。でも、喫水は小早の二尺半(75センチ)に対して、帆船は小型でも五尺(1.5m)もあった。小早の感覚で岩場の側を旋回しようとすると、尖った岩が船底を突き破って転覆した訳だ。
操舵の感覚から変えなくていけなかった。
俺も雑誌で知った知識と現実のギャップが露わになった。飾るボトルシップの設計と本物は違うと反省させられた。しかし、専門知識がある訳もなく、建築の強度計算式を代用して設計するしかなかった
七隻目でやっと沈まない船が完成し、試験航行に辿り着いた。
あれだけ米で大儲けした帳簿上の貯金が消えてゆく。
帆船に乗った加藤順盛は感動し、三日間の試験航行に「一緒に載りましょう」と俺を誘う。その瞬間、周りの家臣の血の気が引き、「止めてくれ!」と声が上がった。小早で大海原に飛び出すくらい危険な行為だ。理屈では帆船は大海原を航行できる。しかし、まだ実績などない。家臣の反対で代理が選出された。
義兄上が名乗り出てくれたが、これも家臣に止められたさくらに決まった。
何も聞かされていなかったさくらが水泳で勝ち誇り、最後にじゃんけんで勝ち残ったのだ。
「あははは、さくら様の強さを見ましたか。若様、侍女最強はわたしなのです」
「さくら、勝利を託して、お前に俺の名代として帆船に乗る名誉を与える」
「ありがたき幸せ……へぇ?」
「さくら、頑張れ」
勘のよい楓など最初から手を抜いていた。
馬鹿正直に頑張ったさくらが名代として帆船に乗って大海原へ旅立った。
出港日は晴天だったが、戻ってくる三日目で時化に見舞われた。
船乗りが女のさくらを乗せたので、海神が怒ったと騒ぐ。
イザナギとイザナミの二神から生まれた海神(綿津見神)はは自分より他の女を見る男を嫌い、嫉妬に狂って海を荒らすと伝わる。
さくらはヤマトタケルを掬った弟橘媛にされ、さくらに船を降りてくれと頼んだ。
拒絶、「嫌ですよ」とさくらがいう。
船の上で鬼ごっこが始まった。時化の真っ只中に鬼ごっこを始めれば、船の数倍もある大きな波が船を覆い、さくらは波に飲まれて海に落ちた。
帆船がどうなったが知らないが、戻ってくる事はなかった。
さくらは落ちた処にあった岩を必死に掴んだ。
海豚の背びれであった。暴れる海豚にしがみ付き、『海の○リトン』をしながら翌日の朝に海豚が力尽きると、一緒に浮かんでいるさくらは寺笠の漁師に助けられた。海豚は伊勢湾の外から奥深くまで逃げたのだ。
十二月の凍る海からの生還-さくらの奇跡-に残っていた船乗りが歓喜する。
これは熱田明神様の加護か、将又、さくら自身が海神の娘の玉依姫の生まれ代わりに違いないという興奮する。
船乗りから八隻目も守り神として乗って欲しいと懇願された。さくらは「嫌です。もう冷たいのは嫌です」と拒絶した。拒絶したが、船乗りは迷信深く、その熱い熱意に凄い。千代女が「飛び魚(ハンググライダー)で飛び込んでいるので問題ありません」の一言で決定だ。
拒絶するならば、加藤-三郎左衛門の地獄の教練になると脅されれば、さくらに選択の余地はなかった。嵐より三郎左衛門の容赦のなさが恐ろしかったようだ。
俺も反対しない。なぜか、さくらが死ぬイメージが湧かないからだ。
但し、安全を考慮して八隻目の出航は大規模改修の後とした。改修後も何度も湾内で試験航行を実施した。同時並行で造船の参考の為に南蛮船か、ジャンク船の購入を依頼していた商人が二月に戻ってきた。。残念ながら船の購入に失敗したが、アジア系の南蛮船の老船員を手に入れて帰ってくれた。
やはり、帆を裏返さずに帆走(セーリング)する技術を持つ者を手に入れたのは幸いだった。
五月初旬に何度目かの試験航行を終えて、さくらが無事に戻ってきた。
「魯坊丸様。今回も三日の試験航行を終えて只今戻りました」
「ご苦労だった」
「やっぱり地面の上がいいです」
「感動している所に悪いが、明日から土佐までの慣熟航行だ」
「また乗るのですか?」
「加藤順盛らが今川との決戦に間に合わせようと急いでいる」
「大砲が完成したのですか?」
「まだだ。小型化の目途も立っていない」
「意味がありません」
「だが、すでに百五十石の試験船を建造している。試験船の実用実績が欲しいそうだ」
慣熟航行は往復二十日を予定している。
新型の三百石船も同行させるが、航路はまったく違う。
帆船は太平洋をまっすぐに横断し、三百石船は海岸にそって港に寄港しながら進む。
新型と言っても羅針盤を乗せただけだ。
風を切って風上を上る性能が向上した訳ではなく、黒潮に抗って進む性能はない。
風向きに注意し、潮の流れに逆らわず縫うように上がってゆくのだ。
対して、帆船は風の力で黒潮に逆らって、無寄港で土佐の浦戸湊を目指す。
目的地が下田湊ではなく、浦戸湊になったのは一条家の目に付くのを送らせる為だ。
下田湊に負けず、浦戸湊もよい湊だ。
大島(五台山)、葛島、田辺島、比島、洞ヶ島、竹島、玉島という七つの島がある事から七島とも呼ばれ、湾は波が静かで真珠が取れる。
志摩を掌握できれば、真珠の養殖も考えているが、先に土佐の豪族を掌握できれば、こちらで真珠の養殖を始めてもいいかも知れない。
石灰の運び出しも考えて、少しずつ湊の整備を堺商人と一緒に進めている。
土佐まで500キロはあり、行きは5ノット(時速10キロ)、帰りは7ノット(13キロ)の予定だ。
帰りは天候さえ許せば、黒潮に乗って二隻とも無寄港で帰ってこられるので、三百石船との合流で二十日の航程を予定している。
楓と紅葉がさくらを励ます。
「さくら、若様は私に任せて安心して行ってこい」
「楓、代わって下さい」
「海神の娘はさくらだけだ」
「娘じゃありません」
「さくらちゃん。天気が良い日が続いています。雨の心配もなくて良かったですね」
「紅葉。天気が良い事より風が弱い事を心配して下さい」
「風ですか?」
「老船員の話では三十日も風がなく、水が尽きて死に掛けたとか言っています」
「南の海の話ですね」
「そんなの判らないじゃないですか」
大声で叫ぶさくらの心配はもっともだが、出港前に言うのはフラグだろう。
俺はそう突っ込みたかった。
出港から五日後、安乗湊に停泊した同伴した三百石船の船頭から手紙が届いた。
風が弱いので浦戸湊への到着が遅れそうだという内容だ。
海上はさらに風が弱そうだと書かれていた。
よく考えて見れば、四月に入ってから雨が一度も降っていない。
心地良い風は試験航行にはよかったが、無風は拙い。
天気が良いのは巨大な高気圧が日本を覆っていたからだ。そして、その高気圧がゆっくり東の海に移動してゆく。周りに強い高気圧や低気圧がいないと、巨大な高気圧が通り過ぎた後に尻尾が残る。これは『鯨の尾』という。
この気象配置になると、無風の心地良い天気が続く。
巨大な高気圧は巨大故に動きが鈍い。
鯨のような高気圧が太平洋上に留まり、鯨の尾の部分は風がほとんど吹かなくない。
帆船にとって天敵のような天候だ。
ヤバイと俺は思った。
十日後、さくらに関する連絡はない。
「若様。さくらを乗せた船は駿河へ流されたのでしょうか?」
「駿河というより伊豆か、黒潮が蛇行して八丈島へ流されているかも知れん」
「八丈島ですか」
「島に辿り着けば、水と食料の補充ができる。最悪はそのまま流された場合だ。奥州まで流される」
紅葉はさくらを心配している。
他の者はどこか楽観的だ。さくらの話題が上がらない。
楓が次の書類を俺の机に置いた。
「若様。ここで宜しいですか」
「そこでよい。楓はさくらが心配じゃないのか?」
「心配しています。早く帰ってくれないと、私の休みが減ります。さくらの仕事まで回ってくるのは迷惑です」
「死んでいるとは考えないか」
「えっ⁉ あのさくらですよ。若様は死んでいると思っていますか」
「……考えてないな」
楓に聞かれて、俺も死んでいるとは考えていない事に気付いた。
確かに、さくらが死ぬ気はしない。
紅葉が「さくらちゃんがいない方が仕事は進むのです」とボソリと呟く。
確かにと俺も同意する。さくらは一生懸命だがトラブルメーカーでもあり、何かと仕事を増やす。さくらいないので仕事が順調に進むのだ。しかもムードメーカーのさくらがいないので無駄口を叩いている者がいなくなり、仕事が淡々と進む。
俺は和気あいあいとする緩んだ空気が大好きだ。
さくら、早く帰ってこい。
乗員十二人、その他の物資を除く積載量三十石 (900キロ、総排水量1.8トン)のヨットサイズの試作帆船は七度出港し、七度海に沈んだ。しかし、四つ造船場の内、三つで造船している。沈んでも懲りずに改良点を修正すると次々と完成したからだ。
七度の失敗は単純な強度不足の補強から始まり、設計の修正、操舵ミスによる横転、喫水の深さを忘れた座礁であった。
全長は四十尺(12m)の小早より少し長い四十六尺(14m)だが、幅は倍ほど広い。でも、喫水は小早の二尺半(75センチ)に対して、帆船は小型でも五尺(1.5m)もあった。小早の感覚で岩場の側を旋回しようとすると、尖った岩が船底を突き破って転覆した訳だ。
操舵の感覚から変えなくていけなかった。
俺も雑誌で知った知識と現実のギャップが露わになった。飾るボトルシップの設計と本物は違うと反省させられた。しかし、専門知識がある訳もなく、建築の強度計算式を代用して設計するしかなかった
七隻目でやっと沈まない船が完成し、試験航行に辿り着いた。
あれだけ米で大儲けした帳簿上の貯金が消えてゆく。
帆船に乗った加藤順盛は感動し、三日間の試験航行に「一緒に載りましょう」と俺を誘う。その瞬間、周りの家臣の血の気が引き、「止めてくれ!」と声が上がった。小早で大海原に飛び出すくらい危険な行為だ。理屈では帆船は大海原を航行できる。しかし、まだ実績などない。家臣の反対で代理が選出された。
義兄上が名乗り出てくれたが、これも家臣に止められたさくらに決まった。
何も聞かされていなかったさくらが水泳で勝ち誇り、最後にじゃんけんで勝ち残ったのだ。
「あははは、さくら様の強さを見ましたか。若様、侍女最強はわたしなのです」
「さくら、勝利を託して、お前に俺の名代として帆船に乗る名誉を与える」
「ありがたき幸せ……へぇ?」
「さくら、頑張れ」
勘のよい楓など最初から手を抜いていた。
馬鹿正直に頑張ったさくらが名代として帆船に乗って大海原へ旅立った。
出港日は晴天だったが、戻ってくる三日目で時化に見舞われた。
船乗りが女のさくらを乗せたので、海神が怒ったと騒ぐ。
イザナギとイザナミの二神から生まれた海神(綿津見神)はは自分より他の女を見る男を嫌い、嫉妬に狂って海を荒らすと伝わる。
さくらはヤマトタケルを掬った弟橘媛にされ、さくらに船を降りてくれと頼んだ。
拒絶、「嫌ですよ」とさくらがいう。
船の上で鬼ごっこが始まった。時化の真っ只中に鬼ごっこを始めれば、船の数倍もある大きな波が船を覆い、さくらは波に飲まれて海に落ちた。
帆船がどうなったが知らないが、戻ってくる事はなかった。
さくらは落ちた処にあった岩を必死に掴んだ。
海豚の背びれであった。暴れる海豚にしがみ付き、『海の○リトン』をしながら翌日の朝に海豚が力尽きると、一緒に浮かんでいるさくらは寺笠の漁師に助けられた。海豚は伊勢湾の外から奥深くまで逃げたのだ。
十二月の凍る海からの生還-さくらの奇跡-に残っていた船乗りが歓喜する。
これは熱田明神様の加護か、将又、さくら自身が海神の娘の玉依姫の生まれ代わりに違いないという興奮する。
船乗りから八隻目も守り神として乗って欲しいと懇願された。さくらは「嫌です。もう冷たいのは嫌です」と拒絶した。拒絶したが、船乗りは迷信深く、その熱い熱意に凄い。千代女が「飛び魚(ハンググライダー)で飛び込んでいるので問題ありません」の一言で決定だ。
拒絶するならば、加藤-三郎左衛門の地獄の教練になると脅されれば、さくらに選択の余地はなかった。嵐より三郎左衛門の容赦のなさが恐ろしかったようだ。
俺も反対しない。なぜか、さくらが死ぬイメージが湧かないからだ。
但し、安全を考慮して八隻目の出航は大規模改修の後とした。改修後も何度も湾内で試験航行を実施した。同時並行で造船の参考の為に南蛮船か、ジャンク船の購入を依頼していた商人が二月に戻ってきた。。残念ながら船の購入に失敗したが、アジア系の南蛮船の老船員を手に入れて帰ってくれた。
やはり、帆を裏返さずに帆走(セーリング)する技術を持つ者を手に入れたのは幸いだった。
五月初旬に何度目かの試験航行を終えて、さくらが無事に戻ってきた。
「魯坊丸様。今回も三日の試験航行を終えて只今戻りました」
「ご苦労だった」
「やっぱり地面の上がいいです」
「感動している所に悪いが、明日から土佐までの慣熟航行だ」
「また乗るのですか?」
「加藤順盛らが今川との決戦に間に合わせようと急いでいる」
「大砲が完成したのですか?」
「まだだ。小型化の目途も立っていない」
「意味がありません」
「だが、すでに百五十石の試験船を建造している。試験船の実用実績が欲しいそうだ」
慣熟航行は往復二十日を予定している。
新型の三百石船も同行させるが、航路はまったく違う。
帆船は太平洋をまっすぐに横断し、三百石船は海岸にそって港に寄港しながら進む。
新型と言っても羅針盤を乗せただけだ。
風を切って風上を上る性能が向上した訳ではなく、黒潮に抗って進む性能はない。
風向きに注意し、潮の流れに逆らわず縫うように上がってゆくのだ。
対して、帆船は風の力で黒潮に逆らって、無寄港で土佐の浦戸湊を目指す。
目的地が下田湊ではなく、浦戸湊になったのは一条家の目に付くのを送らせる為だ。
下田湊に負けず、浦戸湊もよい湊だ。
大島(五台山)、葛島、田辺島、比島、洞ヶ島、竹島、玉島という七つの島がある事から七島とも呼ばれ、湾は波が静かで真珠が取れる。
志摩を掌握できれば、真珠の養殖も考えているが、先に土佐の豪族を掌握できれば、こちらで真珠の養殖を始めてもいいかも知れない。
石灰の運び出しも考えて、少しずつ湊の整備を堺商人と一緒に進めている。
土佐まで500キロはあり、行きは5ノット(時速10キロ)、帰りは7ノット(13キロ)の予定だ。
帰りは天候さえ許せば、黒潮に乗って二隻とも無寄港で帰ってこられるので、三百石船との合流で二十日の航程を予定している。
楓と紅葉がさくらを励ます。
「さくら、若様は私に任せて安心して行ってこい」
「楓、代わって下さい」
「海神の娘はさくらだけだ」
「娘じゃありません」
「さくらちゃん。天気が良い日が続いています。雨の心配もなくて良かったですね」
「紅葉。天気が良い事より風が弱い事を心配して下さい」
「風ですか?」
「老船員の話では三十日も風がなく、水が尽きて死に掛けたとか言っています」
「南の海の話ですね」
「そんなの判らないじゃないですか」
大声で叫ぶさくらの心配はもっともだが、出港前に言うのはフラグだろう。
俺はそう突っ込みたかった。
出港から五日後、安乗湊に停泊した同伴した三百石船の船頭から手紙が届いた。
風が弱いので浦戸湊への到着が遅れそうだという内容だ。
海上はさらに風が弱そうだと書かれていた。
よく考えて見れば、四月に入ってから雨が一度も降っていない。
心地良い風は試験航行にはよかったが、無風は拙い。
天気が良いのは巨大な高気圧が日本を覆っていたからだ。そして、その高気圧がゆっくり東の海に移動してゆく。周りに強い高気圧や低気圧がいないと、巨大な高気圧が通り過ぎた後に尻尾が残る。これは『鯨の尾』という。
この気象配置になると、無風の心地良い天気が続く。
巨大な高気圧は巨大故に動きが鈍い。
鯨のような高気圧が太平洋上に留まり、鯨の尾の部分は風がほとんど吹かなくない。
帆船にとって天敵のような天候だ。
ヤバイと俺は思った。
十日後、さくらに関する連絡はない。
「若様。さくらを乗せた船は駿河へ流されたのでしょうか?」
「駿河というより伊豆か、黒潮が蛇行して八丈島へ流されているかも知れん」
「八丈島ですか」
「島に辿り着けば、水と食料の補充ができる。最悪はそのまま流された場合だ。奥州まで流される」
紅葉はさくらを心配している。
他の者はどこか楽観的だ。さくらの話題が上がらない。
楓が次の書類を俺の机に置いた。
「若様。ここで宜しいですか」
「そこでよい。楓はさくらが心配じゃないのか?」
「心配しています。早く帰ってくれないと、私の休みが減ります。さくらの仕事まで回ってくるのは迷惑です」
「死んでいるとは考えないか」
「えっ⁉ あのさくらですよ。若様は死んでいると思っていますか」
「……考えてないな」
楓に聞かれて、俺も死んでいるとは考えていない事に気付いた。
確かに、さくらが死ぬ気はしない。
紅葉が「さくらちゃんがいない方が仕事は進むのです」とボソリと呟く。
確かにと俺も同意する。さくらは一生懸命だがトラブルメーカーでもあり、何かと仕事を増やす。さくらいないので仕事が順調に進むのだ。しかもムードメーカーのさくらがいないので無駄口を叩いている者がいなくなり、仕事が淡々と進む。
俺は和気あいあいとする緩んだ空気が大好きだ。
さくら、早く帰ってこい。
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