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第3話、邂逅
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これからは特別なことがない限り、私、リリアンナ・フォン・リヒテンベルク視点から物語を進めるからね。
こんな私の独白で伝わるかわからないしかなり不安なのだけれど……
今日は、初めてのグリュックシュロス高等学園。お父様とお母様はちょっとした魔術を唱えて、グリュックシュロス高等学園の制服を初めて着た私と一緒に写真を撮ったけれど小学生じゃあるまいしと思い、手を振りながら私は歩いてこれから通う高等学園へ向かった。
私よりも階級が高い貴族の子たちも通うので馬車で学校に来る子たちもいた。
男子は紺色のコバルトブルーの宮廷服のような制服で白色のズボンに黒のブーツで、女子は、男子の制服のズボンの部分を白の膝上までのプリーツスカートに変えただけの黒のブーツだったので、男女の制服の違いはズボンかプリーツスカートかの違いでしかなかった。
グリュックシュロス高等学園の校舎は、広くて大きくて約四階ぐらいの高級感あふれるロココ建築のような建物で、私が幼少期でたまに行っていた茶会の場所でもあり、複数の貴族たちやハインリヒ王子が住んでいる大理石でできたバロック様式の王宮に雰囲気が少しあって私は少し躊躇をした。
心の準備が出来次第、私はその豪華なロココ建築の大きくて広い校舎の中に入った。
その校舎の中は、貝殻や植物をモチーフにした優雅な曲線、金や白を基調とした繊細で甘美な装飾、フレスコ画やシャンデリアなど校舎の中も豪華でお姫様みたいになった気分だった。
今まで通っていた小学校も中学校も土足だったけれど、今回のグリュックシュロス高等学園でも前世の日本の学校みたいに上履きに履き替えることもなく、土足で校舎に入って授業を受けることになっていた。
貴族の子たちはもちろんだけど、一般市民だと思われる子もお金持ちっぽそうで洗練されている子たちばかりで、その子達がつけているであろう高級そうな香水の残り香を私は嗅いで、これからこのグリュックシュロス高等学園でやっていけるかどうか不安になり、更に放課後の社交界でもやっていけるかどうか、さらに不安になった。
ああ、仲良くなれそうな子に目星をつけないとと思いながら、私は周りをキョロキョロしていた。
私は仲良くなれそうなめぼしい子を見つけた。その子は、お団子のツーサイドアップにしていてゆるやかなウェーブの長い髪をしたストロベリーブロンドの女の子で、目は左目は緑色で右目が青色のオッドアイの女の子だったけれど……
黄色の色に近い金髪で内巻きの縦ロールにしたツインテールの前髪を揃えている紫の目をした女の子が、その人の良さそうなオッドアイの女の子に話しかけて、私の心の中の計画が崩れてしまった。あーあ。なんて私はもっと積極的にいけないんだろう?
そしたら、綺麗な赤茶色のストレートロングの私と同じサファイアブルーの瞳をした、いかにも洗練された美人でいつだって自信満々の女王様みたいな女の子が私の前に現れた。
その子がその場にいるだけで、みんなから注目を浴びていて、特に私が話しかけようとしたストロベリーブロンドのオッドアイの子と内巻きの縦ロールをツインテールにした黄色に近い金髪で紫の瞳をした女の子はその子を憧れるように見ていたけれど、そんなことを気にせずに彼女は、笑顔で私を頭のてっぺんからつま先まで上下に品定めするように見ていたけれど、彼女の目の奥は笑っていなくて尚更何を考えているかわからないから、怖かった。
これが、「目は口ほどに物を言う」という奴なのかとおもった。
そして、さっきの自信ありげな赤茶色のストレートロングのサファイアブルーの瞳の女の子が、私に話しかけてきた。笑顔なんだけど、やっぱり目の奥が笑っていないっ……
しかもさっきは笑顔だったけれど、なんか今度は疑わしい目で一瞬だけ私を見てきた。
ちなみに今の私の容姿のレベルはあの赤茶色の髪の子ほど美人じゃないけれど、今世のリリアンナとしても一応それなりに可愛いはず。だから見下される要素しかないし、敵対できるような土俵でもないのになぁと私は困惑した。
そして、その場の空気を作り出していた赤茶色のストレートロングのサファイアブルーの瞳をした洗練された美人な女の子が、笑顔で私なんかに話しかけてきた。
話しかける相手を間違っているんじゃないかな。
「ねえねえ、あなた可愛いわね。名前はなんていうの?」
えっ?! こんな子に初日から名前を聞かれるなんて……
「……リリアンナ・フォン・リヒテンベルクです。貴族としての階級は伯爵です」と正直に答えたら、その私に話しかけた洗練された赤茶色の髪色の私と同じサファイアブルーの瞳をした美人の女の子も自分の身分と名前を名乗った。
「私は、ルイーゼ。ルイーゼ・ツー・ロザリント。貴族としての階級は公爵なの。よろしくね」とルイーゼと名乗ったあの女の子は自信ありげに私に向けてウィンクをした。
そして今度は、ルイーゼに人の良さそうなオッドアイの子と内巻きの縦ロールにしたツインテールの女の子が大きな声で、話しかけた。
オッドアイの子は「初めまして。私は、フレイヤ・フォン・ゼーグリュンで階級は伯爵なの。よろしくね」と笑顔でいって、内巻きの縦ロールをツインテールした女の子は、自信ありげに見せつつもどこかしら自信なさげに「初めまして。私は、リラ・フォン・シュヴァルツヴァルトです。……階級は男爵令嬢です」とルイーゼに告げた。
ルイーゼは「二人ともありがとう。これからもよろしくね。そして、リリアンナもよろしくね」と私たちに向かってウィンクをした。
だけど、ルイーゼはフレイヤとリラと話している時は、私が話しかけても無視をして逆にフレイヤとリラがいない時は、私に話しかけてきた。
ルイーゼは、また私の見た目を上から下まで品定めするように見てきて、私に話しかけた。
「ねえ? あなた、転生者でしょ? このゲームのことは知っている?」
えぇ?! このゲームってどういうこと? 私たちはゲームの世界にいるの?
それになぜ初対面の子がそんなことを知っているのだろう?
「転生者っていうのはわからないけれど、この世界がゲームということは知らないです」
「そうか。知らないんだ。じゃあ、私が主人公のルイーゼということも、あなたは悪役令嬢のリリアンナということも知らないの?」と聞かれて私は驚いた。
えっ?! 私が悪役?! 私ってゲームの世界にいるの?!
「『ノーブル・プリンセス』というゲームなんだけど、本当に知らないの?」とルイーゼに質問されたけれど、知らなかった。
「それより、私が悪役って……」
ルイーゼは笑顔で「大丈夫よ。私はあなたをゲーム通りに悪役令嬢にさしたりしないんだから」と目の奥は笑っていなかったけれど、そう告げられて私は安心した。
フレイヤとリラが来たところで、ルイーゼは「じゃあ、また社交界でね」と言い残してあの二人のところへと行ってしまった。
放課後になり、自宅に帰ってからペールピンク色のパフスリーブがついたプリンセスラインのドレスに着替えて、馬車に乗りハインリヒ王子が住む大理石でできたバロック様式の王宮へと向かい、そのまま宮殿に入りまずは出迎えてくれたのは見覚えがある上に青年へと成長したアッシュブラウンの肩まである髪に緑の瞳をした騎士のレオンハルトで、ハインリヒ王子の騎士だった。
レオンハルトは私に耳打ちして「本日はハインリヒ王子もいます。リリアンナ様の婚約者のアルブレヒト公爵子息をお目にかかりたいとおっしゃいまして」と伝えてくれた。
私はハインリヒ王子が私のことを心配してくれているんだなと嬉しくなった。
レオンハルトに案内されて会場に入ると、ルイーゼとフレイヤとリラがいた。す、すごい。もう取り巻きができたんだなと思って、あの三人を見ているとレオンハルトが「あの赤茶色の長髪の深緑色と黒のパフスリーブ付きの長袖のプリンセスラインのドレスを着た公爵令嬢には、何かしら違和感があります。リリアンナ様。どうかお気をつけてください」と告げて、私の元から離れた。
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今まで通っていた小学校も中学校も土足だったけれど、今回のグリュックシュロス高等学園でも前世の日本の学校みたいに上履きに履き替えることもなく、土足で校舎に入って授業を受けることになっていた。
貴族の子たちはもちろんだけど、一般市民だと思われる子もお金持ちっぽそうで洗練されている子たちばかりで、その子達がつけているであろう高級そうな香水の残り香を私は嗅いで、これからこのグリュックシュロス高等学園でやっていけるかどうか不安になり、更に放課後の社交界でもやっていけるかどうか、さらに不安になった。
ああ、仲良くなれそうな子に目星をつけないとと思いながら、私は周りをキョロキョロしていた。
私は仲良くなれそうなめぼしい子を見つけた。その子は、お団子のツーサイドアップにしていてゆるやかなウェーブの長い髪をしたストロベリーブロンドの女の子で、目は左目は緑色で右目が青色のオッドアイの女の子だったけれど……
黄色の色に近い金髪で内巻きの縦ロールにしたツインテールの前髪を揃えている紫の目をした女の子が、その人の良さそうなオッドアイの女の子に話しかけて、私の心の中の計画が崩れてしまった。あーあ。なんて私はもっと積極的にいけないんだろう?
そしたら、綺麗な赤茶色のストレートロングの私と同じサファイアブルーの瞳をした、いかにも洗練された美人でいつだって自信満々の女王様みたいな女の子が私の前に現れた。
その子がその場にいるだけで、みんなから注目を浴びていて、特に私が話しかけようとしたストロベリーブロンドのオッドアイの子と内巻きの縦ロールをツインテールにした黄色に近い金髪で紫の瞳をした女の子はその子を憧れるように見ていたけれど、そんなことを気にせずに彼女は、笑顔で私を頭のてっぺんからつま先まで上下に品定めするように見ていたけれど、彼女の目の奥は笑っていなくて尚更何を考えているかわからないから、怖かった。
これが、「目は口ほどに物を言う」という奴なのかとおもった。
そして、さっきの自信ありげな赤茶色のストレートロングのサファイアブルーの瞳の女の子が、私に話しかけてきた。笑顔なんだけど、やっぱり目の奥が笑っていないっ……
しかもさっきは笑顔だったけれど、なんか今度は疑わしい目で一瞬だけ私を見てきた。
ちなみに今の私の容姿のレベルはあの赤茶色の髪の子ほど美人じゃないけれど、今世のリリアンナとしても一応それなりに可愛いはず。だから見下される要素しかないし、敵対できるような土俵でもないのになぁと私は困惑した。
そして、その場の空気を作り出していた赤茶色のストレートロングのサファイアブルーの瞳をした洗練された美人な女の子が、笑顔で私なんかに話しかけてきた。
話しかける相手を間違っているんじゃないかな。
「ねえねえ、あなた可愛いわね。名前はなんていうの?」
えっ?! こんな子に初日から名前を聞かれるなんて……
「……リリアンナ・フォン・リヒテンベルクです。貴族としての階級は伯爵です」と正直に答えたら、その私に話しかけた洗練された赤茶色の髪色の私と同じサファイアブルーの瞳をした美人の女の子も自分の身分と名前を名乗った。
「私は、ルイーゼ。ルイーゼ・ツー・ロザリント。貴族としての階級は公爵なの。よろしくね」とルイーゼと名乗ったあの女の子は自信ありげに私に向けてウィンクをした。
そして今度は、ルイーゼに人の良さそうなオッドアイの子と内巻きの縦ロールにしたツインテールの女の子が大きな声で、話しかけた。
オッドアイの子は「初めまして。私は、フレイヤ・フォン・ゼーグリュンで階級は伯爵なの。よろしくね」と笑顔でいって、内巻きの縦ロールをツインテールした女の子は、自信ありげに見せつつもどこかしら自信なさげに「初めまして。私は、リラ・フォン・シュヴァルツヴァルトです。……階級は男爵令嬢です」とルイーゼに告げた。
ルイーゼは「二人ともありがとう。これからもよろしくね。そして、リリアンナもよろしくね」と私たちに向かってウィンクをした。
だけど、ルイーゼはフレイヤとリラと話している時は、私が話しかけても無視をして逆にフレイヤとリラがいない時は、私に話しかけてきた。
ルイーゼは、また私の見た目を上から下まで品定めするように見てきて、私に話しかけた。
「ねえ? あなた、転生者でしょ? このゲームのことは知っている?」
えぇ?! このゲームってどういうこと? 私たちはゲームの世界にいるの?
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「そうか。知らないんだ。じゃあ、私が主人公のルイーゼということも、あなたは悪役令嬢のリリアンナということも知らないの?」と聞かれて私は驚いた。
えっ?! 私が悪役?! 私ってゲームの世界にいるの?!
「『ノーブル・プリンセス』というゲームなんだけど、本当に知らないの?」とルイーゼに質問されたけれど、知らなかった。
「それより、私が悪役って……」
ルイーゼは笑顔で「大丈夫よ。私はあなたをゲーム通りに悪役令嬢にさしたりしないんだから」と目の奥は笑っていなかったけれど、そう告げられて私は安心した。
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