3 / 67
第一巻:春は、あけぼの
就学旅こう+びール
しおりを挟む
「先輩、修学旅行の見学先は決めた?」
翌日、登校して教室の隅に座っていると、あみが俺の前の席に陣取り、こちらを向いて聞いてきた。
もう先輩が定着しているし、昨日はもっと口調が、ですます調だった気がする。
数日先の修学旅行は、この学園の行事で、二泊三日で関西方面へと出かける。
人脈づくりにおおいに活用しろ、ということだろう。
とはいえ、泊まるのはビジネスホテルで基本個室だし、イベント参加も自由、そもそも旅行参加が強制ではないため、中学高校のそれとはノリが全然違う。
目玉は、二日目の見学会で、いくつかコースがあり、学園のコネクションで、一般では立ち入り禁止なレアなところも見学が可能なのだ。
ちなみに、交通費・宿泊費など費用はすべて学園持ちで無料だが、タダより高いものはなく、見学先でディスカッションや意見を求められたら、応じる義務があり、それ用の時間も確保されている。
そういえば、明日がコース申し込みの締め切りだったか。
「ビール工場」
「えー、試飲目当て?」
「・・・失礼な」
ビール工場が、微生物による発酵学の最先端の実践の場であり、しかも一般工場見学コースにはない工場内部に入れることを力説する。
決して、他では飲めないビールの試飲のためではない。
「それも面白そうだなー」
「アイドルの仕事があるんじゃないですか?」
「ちゃんとスケジュール空けてるもん。私、グループの中で人気上位でもないし」
笑顔で言われても、反応に困る。
確かに、教室にいても、視線は集めるが、取り巻きができるようなことはない。
この学園には、大人が多いからかもしれない。
十六歳から入学可能なので、高校生の年代もいるが、それなりに一芸があり、講師を務められるとなると人数は少なかったし、いても大人びているのかもしれない。
彼女が講師を務める「アイドル学」のネット接続数を知っているので、謙遜していても、人気はあるのだろう。
本人が言ったように、友達は少ないのかもしれないが。
「やほー。あみりん」
「あ、ミホちゃん」
あみの隣、つまり俺の左斜め前の席にウェーブのかかったショートカットの少女が座っていた。
「・・・バレエの講師の」
思わずつぶやくと、
「あ、聴講してくれちゃった?ありがとう!」
彼女は怪我で引退した元バレリーナで、現在は振付師を中心とした活動をしている。
引退したといっても、あみと同じ年だった。
「・・・二人は、お知り合い?」
あみが、ものすごく平坦な目で、聞いてきた。
ミホが、慌てた様子で、
「ううん!ボクの講義を受けてくれてたみたいだけど。あと、あみりんが言ってたひ、」
コマ落としのように、あみの右手が、ミホの口を塞いでいた。
「ミホちゃん?いい?」
凄まじいアイコンタクトが二人の間で交わされ、ゆっくりとあみの手が、外された。
大きく、息を吐くミホ。
えーと、
「・・・二人は、お知り合い?」
状況が、よくわからなくなって、二人に聞いた。
「うん!」
話だそうとしたミホを、あみが目で止めた。
「ミホちゃんにダンスの振り付けをしてもらってからのお友達」
次いで、ミホの目を見て、
「こちら、生物学の講師をされている沢田さん。初めて・聞く・名前よね?」
ミホが、首とれそうなくらい頷いている。
「はじめまして、さわりん」
いや、なんだか、はじめましてのタイミングでもないだろうし、はじめて聞く名前のはずなのに、もうあだ名がついている。
二人の力関係というか、関係性が今一つわからないけど、
「友達いるじゃありませんか」
それを聞いて、二人とも、微妙というか、苦い顔をした。
ミホが、頭をかきながら、
「同族嫌悪から始まった友情といいますか、なんというか・・・」
「出会いはともかく、友達がいて、安心した、という話です」
安心した、という言葉に、あみが反応した。
「先輩、心配してくれてた?」
改めて言われて、自分の心に訪ねてみる。
「うーん、心配までとはいかないけど、気には、なっていた、のでしょうか?」
「・・・気になってた」
つぶやいて、ファイティングポーズのように、拳を顔の前で握りしめるあみ。
「先輩。先輩もお友達だよね?」
「以前からお友達のミホさんに比べたら、俺なんて知り合い程度ですよ」
言った途端に、ミホの襟首つかみ引き寄せると、ものすごく低く、小さな声で、
「コレとはもう縁切ったんで。もう友達じゃないので。知り合ってからの長さとか比べないで」
「ちょ、ちょっとあみりん、怖い!ていうか切り捨てないで」
「いや、そのやり取りの方が、心配ですよ」
聴講が終わり、三人で学食へ行く。
一応、ミホも俺もあみの友達ということで、決着がついていた。
俺としては、友達(仮)くらいなレベルと思っているのだが、それを言い出すと面倒そうだ。
もともとミホがあみに話しかけてきたのも、修学旅行での見学先の相談だったので、食べながら話すことになったのだ。
このタイミングだと、どのテーブルも話題の中心は、同じようだ。
「先輩、見学先は午前と午後にひとつづつ選べるけど、ひとつはビール工場だとして、もうひとつは?」
あみといっしょに見学が決定事項なのか?
ビール工場へ行ければ、誰が同行しようと、もうひとつの見学先も、どうでもいいか。
でも、あえて希望があるとすれば、
「せっかくなので、普段では見られない寺院とか、かなって、思ってます」
「そこで、ボクお勧めのお神社仏閣系が、こちら。じゃーん!」
ミホが、タブレットを見せてくる。
表示されているのは、変哲のないフローリングの床。
「舞台?」
「さっすが、あみりん!」
ミホの説明によると、非公開の神楽台で、秘伝の神楽の一部を踊って、教えてくれる。
このチャンスを逃せば、一部とはいえ、二度とその舞を一般人が見ることは叶わないだろう、という。
「ただ、舞を教えてくれるのは、向こうの都合で午後の回だけなんだ」
正直、神楽そのものには、あまり興味がない。
ただ、その神聖な雰囲気に触れてみたい気もするし、秘伝の舞という言葉も案外、刺さる。
「午前中に超近代的な工場、午後に神秘の世界って、どう先輩?」
あみが、俺の胸中に近いことを言ってくれたので、頷いた。
それを見てミホが、
「うんうん!薄暗い中、ロウソクの火を灯して、絶対にロマチックなふ、」
急に口を閉ざしたので、視線の方を見る、とあみが平坦な目をしていた。
修学旅行といっても、参加者は良識のある大人が多いので、多分に緩く、中学高校のような駅での引率からの注意もなけば、車両を貸し切りにした新幹線に直接集合で、席も譲り合いで好きなところに座れて、席数に余裕もあり寿司詰めではない。
知識の継承と人脈づくりという学業の一環なのだ。
当然、オヤツもお小遣いも自由だ。
出発間際に、ミホがきて、あみは急な仕事が入り今夜、直接ホテルへ入ると教えてくれた。
ちなみに、ミホは、彼女の講義の常連っぽそうな学生たちに挟まれて座っている。
到着までの数時間、俺は缶ビール片手に、スマホで書籍を読みながら、たまに教室での顔見知りとツマミの交換をしたりして、過ごした。
出発時間が午後なこともあり、今日はホテルにチェックインし、立食形式のパーティーがあるだけだった。
乾杯に参加して、簡単に挨拶してまわったあとは、部屋に戻って、コンビニの惣菜をツマミにビール。
明日は一日、見学で忙しいので、早めに寝た。
昼間からビールな上、書籍も一冊読み終わり、有意義な一日だった。
翌日、登校して教室の隅に座っていると、あみが俺の前の席に陣取り、こちらを向いて聞いてきた。
もう先輩が定着しているし、昨日はもっと口調が、ですます調だった気がする。
数日先の修学旅行は、この学園の行事で、二泊三日で関西方面へと出かける。
人脈づくりにおおいに活用しろ、ということだろう。
とはいえ、泊まるのはビジネスホテルで基本個室だし、イベント参加も自由、そもそも旅行参加が強制ではないため、中学高校のそれとはノリが全然違う。
目玉は、二日目の見学会で、いくつかコースがあり、学園のコネクションで、一般では立ち入り禁止なレアなところも見学が可能なのだ。
ちなみに、交通費・宿泊費など費用はすべて学園持ちで無料だが、タダより高いものはなく、見学先でディスカッションや意見を求められたら、応じる義務があり、それ用の時間も確保されている。
そういえば、明日がコース申し込みの締め切りだったか。
「ビール工場」
「えー、試飲目当て?」
「・・・失礼な」
ビール工場が、微生物による発酵学の最先端の実践の場であり、しかも一般工場見学コースにはない工場内部に入れることを力説する。
決して、他では飲めないビールの試飲のためではない。
「それも面白そうだなー」
「アイドルの仕事があるんじゃないですか?」
「ちゃんとスケジュール空けてるもん。私、グループの中で人気上位でもないし」
笑顔で言われても、反応に困る。
確かに、教室にいても、視線は集めるが、取り巻きができるようなことはない。
この学園には、大人が多いからかもしれない。
十六歳から入学可能なので、高校生の年代もいるが、それなりに一芸があり、講師を務められるとなると人数は少なかったし、いても大人びているのかもしれない。
彼女が講師を務める「アイドル学」のネット接続数を知っているので、謙遜していても、人気はあるのだろう。
本人が言ったように、友達は少ないのかもしれないが。
「やほー。あみりん」
「あ、ミホちゃん」
あみの隣、つまり俺の左斜め前の席にウェーブのかかったショートカットの少女が座っていた。
「・・・バレエの講師の」
思わずつぶやくと、
「あ、聴講してくれちゃった?ありがとう!」
彼女は怪我で引退した元バレリーナで、現在は振付師を中心とした活動をしている。
引退したといっても、あみと同じ年だった。
「・・・二人は、お知り合い?」
あみが、ものすごく平坦な目で、聞いてきた。
ミホが、慌てた様子で、
「ううん!ボクの講義を受けてくれてたみたいだけど。あと、あみりんが言ってたひ、」
コマ落としのように、あみの右手が、ミホの口を塞いでいた。
「ミホちゃん?いい?」
凄まじいアイコンタクトが二人の間で交わされ、ゆっくりとあみの手が、外された。
大きく、息を吐くミホ。
えーと、
「・・・二人は、お知り合い?」
状況が、よくわからなくなって、二人に聞いた。
「うん!」
話だそうとしたミホを、あみが目で止めた。
「ミホちゃんにダンスの振り付けをしてもらってからのお友達」
次いで、ミホの目を見て、
「こちら、生物学の講師をされている沢田さん。初めて・聞く・名前よね?」
ミホが、首とれそうなくらい頷いている。
「はじめまして、さわりん」
いや、なんだか、はじめましてのタイミングでもないだろうし、はじめて聞く名前のはずなのに、もうあだ名がついている。
二人の力関係というか、関係性が今一つわからないけど、
「友達いるじゃありませんか」
それを聞いて、二人とも、微妙というか、苦い顔をした。
ミホが、頭をかきながら、
「同族嫌悪から始まった友情といいますか、なんというか・・・」
「出会いはともかく、友達がいて、安心した、という話です」
安心した、という言葉に、あみが反応した。
「先輩、心配してくれてた?」
改めて言われて、自分の心に訪ねてみる。
「うーん、心配までとはいかないけど、気には、なっていた、のでしょうか?」
「・・・気になってた」
つぶやいて、ファイティングポーズのように、拳を顔の前で握りしめるあみ。
「先輩。先輩もお友達だよね?」
「以前からお友達のミホさんに比べたら、俺なんて知り合い程度ですよ」
言った途端に、ミホの襟首つかみ引き寄せると、ものすごく低く、小さな声で、
「コレとはもう縁切ったんで。もう友達じゃないので。知り合ってからの長さとか比べないで」
「ちょ、ちょっとあみりん、怖い!ていうか切り捨てないで」
「いや、そのやり取りの方が、心配ですよ」
聴講が終わり、三人で学食へ行く。
一応、ミホも俺もあみの友達ということで、決着がついていた。
俺としては、友達(仮)くらいなレベルと思っているのだが、それを言い出すと面倒そうだ。
もともとミホがあみに話しかけてきたのも、修学旅行での見学先の相談だったので、食べながら話すことになったのだ。
このタイミングだと、どのテーブルも話題の中心は、同じようだ。
「先輩、見学先は午前と午後にひとつづつ選べるけど、ひとつはビール工場だとして、もうひとつは?」
あみといっしょに見学が決定事項なのか?
ビール工場へ行ければ、誰が同行しようと、もうひとつの見学先も、どうでもいいか。
でも、あえて希望があるとすれば、
「せっかくなので、普段では見られない寺院とか、かなって、思ってます」
「そこで、ボクお勧めのお神社仏閣系が、こちら。じゃーん!」
ミホが、タブレットを見せてくる。
表示されているのは、変哲のないフローリングの床。
「舞台?」
「さっすが、あみりん!」
ミホの説明によると、非公開の神楽台で、秘伝の神楽の一部を踊って、教えてくれる。
このチャンスを逃せば、一部とはいえ、二度とその舞を一般人が見ることは叶わないだろう、という。
「ただ、舞を教えてくれるのは、向こうの都合で午後の回だけなんだ」
正直、神楽そのものには、あまり興味がない。
ただ、その神聖な雰囲気に触れてみたい気もするし、秘伝の舞という言葉も案外、刺さる。
「午前中に超近代的な工場、午後に神秘の世界って、どう先輩?」
あみが、俺の胸中に近いことを言ってくれたので、頷いた。
それを見てミホが、
「うんうん!薄暗い中、ロウソクの火を灯して、絶対にロマチックなふ、」
急に口を閉ざしたので、視線の方を見る、とあみが平坦な目をしていた。
修学旅行といっても、参加者は良識のある大人が多いので、多分に緩く、中学高校のような駅での引率からの注意もなけば、車両を貸し切りにした新幹線に直接集合で、席も譲り合いで好きなところに座れて、席数に余裕もあり寿司詰めではない。
知識の継承と人脈づくりという学業の一環なのだ。
当然、オヤツもお小遣いも自由だ。
出発間際に、ミホがきて、あみは急な仕事が入り今夜、直接ホテルへ入ると教えてくれた。
ちなみに、ミホは、彼女の講義の常連っぽそうな学生たちに挟まれて座っている。
到着までの数時間、俺は缶ビール片手に、スマホで書籍を読みながら、たまに教室での顔見知りとツマミの交換をしたりして、過ごした。
出発時間が午後なこともあり、今日はホテルにチェックインし、立食形式のパーティーがあるだけだった。
乾杯に参加して、簡単に挨拶してまわったあとは、部屋に戻って、コンビニの惣菜をツマミにビール。
明日は一日、見学で忙しいので、早めに寝た。
昼間からビールな上、書籍も一冊読み終わり、有意義な一日だった。
1
あなたにおすすめの小説
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
隣の家の幼馴染と転校生が可愛すぎるんだが
akua034
恋愛
隣に住む幼馴染・水瀬美羽。
毎朝、元気いっぱいに晴を起こしに来るのは、もう当たり前の光景だった。
そんな彼女と同じ高校に進学した――はずだったのに。
数ヶ月後、晴のクラスに転校してきたのは、まさかの“全国で人気の高校生アイドル”黒瀬紗耶。
平凡な高校生活を過ごしたいだけの晴の願いとは裏腹に、
幼馴染とアイドル、二人の存在が彼の日常をどんどんかき回していく。
笑って、悩んで、ちょっとドキドキ。
気づけば心を奪われる――
幼馴染 vs 転校生、青春ラブコメの火蓋がいま切られる!
怪我でサッカーを辞めた天才は、高校で熱狂的なファンから勧誘責めに遭う
もぐのすけ
青春
神童と言われた天才サッカー少年は中学時代、日本クラブユースサッカー選手権、高円宮杯においてクラブを二連覇させる大活躍を見せた。
将来はプロ確実と言われていた彼だったが中学3年のクラブユース選手権の予選において、選手生命が絶たれる程の大怪我を負ってしまう。
サッカーが出来なくなることで激しく落ち込む彼だったが、幼馴染の手助けを得て立ち上がり、高校生活という新しい未来に向かって歩き出す。
そんな中、高校で中学時代の高坂修斗を知る人達がここぞとばかりに部活や生徒会へ勧誘し始める。
サッカーを辞めても一部の人からは依然として評価の高い彼と、人気な彼の姿にヤキモキする幼馴染、それを取り巻く友人達との刺激的な高校生活が始まる。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件
暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる