(学園 + アイドル ÷ 未成年)× オッサン ≠ いちゃらぶ生活

まみ夜

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第二巻:夏は、夜

誓<ちかい

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『マスター、起床予定時刻です。起きてください』
 スマホにインストールされたAIリサの声で、起こされた。
 胸の上に正座した少女が、見つめてくる夢を見た割りには、良い目覚めな気もする。
 そもそも横向きで寝るので、仰向け寝自体が、夢だったのだろう。
 昔、金縛りにあって目しか開けられなかった、と思っていたが翌朝、ベッドにいた女性に「寝たまま、急に呼吸が荒くなっただけ」と全部が夢だった、と証明された経験がある。
『昨夜は、どなたとお話だったのですか?』
 リサが聞いてくるが、意味がわからない。
 そういえば、前にも似たようなことを自分の寝室で言われたような気がする。
「誰ともも何も、寝ていたんだから、寝言だろう」
 言ってから、気がついた。
「寝言なら録音されているはずだ。再生してくれ」
 寝返りなど睡眠中の動きを感知して、眠りが浅いタイミングで、起こしてくれるアラームのスマホアプリを愛用している。
 最近は、さっきのようにリサがアラーム音を乗っ取って、声で起こしてくるが。
 この機能にイビキ検知と録音があり、寝言にも反応する。
『データがあります。お待ちください』
 ノイズ過多な再生が始まる。
 ぱきっ、ミシっみたいな音。
 ごそごそした衣擦れの音。
「・・う・・な・・」
 やはり、誰かとの会話ではなく、寝言のようだ。
「・・・・ああ、うん・・・」
 どことなく、会話に聞こえなくもない程度だ。
「・・・・わかった、ああ。ああ・・・」
『ふって』
 最後に女性の声のようなものが聴こえたが、リサが指摘しないのは、ノイズで気のせいだからだろう。
 ノックとかもあったように思ったが、録音されていないのなら、夢か。
 前にも、こんなことなかったか?
「寝言だな。慣れないベッドや部屋のせいだろう」
『・・・そのようですね』
 音量を下げても勝手に戻してリサが声を出すので、在らぬ疑いを避けるため、スマホの電源を切った。
 俺に連絡してくるメンバーは、別荘にいるので、昨日も集合後、日中はオフにしていたが、問題なかった。
 そのせいでリサは、俺と会話したかっただけかもしれない。
 いや、AIなんだが。
 ちなみに、昨夜のシャワーから直接、部屋へ戻ったことへの非難LINE連打へは通知音を消し、リサが適当なタイミングで既読をつけていたのは内緒だ。
 各部屋にあるトイレ脇の小さな手洗い用流しで顔を洗ったりして、部屋干ししていた昨日のバスタオルで拭く。
 部屋を出る、と隣の部屋から津々木の声が微かに漏れていたので、もうネット会議中なのだろう。
 会議の会話での発声が、この程度しか聞こえないとは、中々な防音性能だ。
 リビングへ降りる、とソファーで形山が、もう缶ビールを傾けていた。
 瓶ビールは、昨夜で飲み干していた。
 グラスを使わないのは、自分が洗いに流しに立つと、周りが気を使うから、敢えて缶飲みなのだろう。
 それよりも今日は、事務所移籍とか業務提携とか、いろいろと打ち合わせるんじゃなかったのか?
 まあ、ほろ酔い相手の方が、面談者が緊張しなくて済む、のか?
 ダメ社長を反面教師に、俺は人として、昼まではビールを我慢しよう。
 夜まででないのは、自分の限界をよく知っている証拠だ。
「おはよう、専務」
「おはよう、社長。朝食は、もう食べたのか?」
「ええ。事前に言っていた通り、今朝は各自でだから、専務も昨日の残り物とか、好きに食べて。あ、津々木君が、『残り物だけど良かったら』ってレトルトを食堂のテーブルに置いてたわよ、」
 言いつつ、俺の右手に持った物を見る。
「なにそれ?」
「ああ、プロテイン・シェイカーだ」
 とはいえ、百均で買ったプラスチック製のドレッシング・メイカーを、そう呼んで使っているだけだが。
「ああー」
 ため息混じりの声に、視線を追うと、
 食堂テーブルの上に、「PROTEIN【Whey】【WPC】チョコ味」と印刷されたデカい袋があった。
 大谷が、プロデュースしているプロテインだ。
 事前に、津々木らと別荘でのプロテインどうする?と話したとき、大谷が「自分が持っていくので、ぜひ飲んでほしい」と言われたのだ。
 安価にするため三キロの製品しかないとはいえ、丸ごと持ってくるとは思わなかった。
 この様子だと「女性も美容のため飲むべき」的な一席があったのだろう。
 本当ではあるのだが、朝一に熱量高いのは、聞き流されても仕方ない。
 本人の姿は見えないので昨夜、浴びなかったシャワーかな。
「わかった。ありがとう」
 テーブルへ行く、と茜がヨーグルトを食べていた。
「おはようございます、沢田先生」
「おはよう、茜」
 昨夜、風呂上りに目が合ったのに、俺が部屋に逃げたせいか、視線の温度が低めだ。
「ご主人様、コーヒーはお飲みになりますか?」
 レイチェルが、昨日とは違うメイド服で聞いてきたので、
「おはようレイチェル、頼む。他の人は?」
「津々木さんは食事の後、部屋へ戻られて、」
 茜が答えだしたので、メイドは軽く頭を下げ、厨房へコーヒーを準備しに行った。
「大谷さんは、ジョギングへ行きました」
 早起きが習慣化してるな、さすがだ。
「他は、まだ寝てます」
 みんな仕事で、疲れているんだろうな。
「茜の朝食は、ヨーグルトだけか?」
「はい。昨日は、食べすぎてしまったので、」
 確かに、俺がつくった焼きソバをかなり食べていたな。
「プロテインも勧められましたが、昨日お肉食べすぎたので断ってしまいました」
 まあ、そう思いがちだよな。
 一度に吸収できるタンパク質量には限界があるので、朝は朝で摂った方が良い。
 吸収されなかったタンパク質は大腸へ行くのだが、細菌叢が小腸とは違うので、と食事中だ。
「でも、朝はタンパク質を意識して摂った方がいいぞ。まあヨーグルトで十分かもだが」
「たんぱくしつ」
 呟いて、顎に指を当て首を傾げるのはカワイイが、口元に白いヨーグルトがついている残念仕様だ。
 意識してではないだろうから、
「茜、口が白く汚れてる」
 指摘する、と元セクシー女優を連想させる状態を俺が嫌っていることを知っている茜は、慌ててハンカチで拭いた。
 ふと、あみに映画館で貸したハンカチは、返してもらったっけ?と思った。
 風邪を看病したときに部屋で見た気はするのだが。
 プロテインの大袋を開けて、中に入っている専用スプーンで粉末をシェイカーに入れるのを、茜が興味深そうに見ていた。
 俺が、それを手に厨房へ向かうと、
「ご馳走様でした」
 茜が手を合わせて、空いた食器を手に立ち、俺を追う。
「あ、お待たせしてすみません、ご主人様。コーヒーは、もう少々お待ちください」
 俺が来たことで催促と思ったのだろう。
「急かしに来た訳じゃない。自分の朝食の用意だ」
 それを聞いて、ハンドドリップでコーヒーを淹れているメイドの手が一瞬、止まるが、
「そっちを続けてくれ」
 俺は、レイチェルにしかできない方を頼み、自分で厨房脇のパントリーに置かれたオートミールの袋を取ってくる。
 これは、津々木が、大谷がプロテインを持ってくるなら、糖質は自分が用意する、と言って持参してくれたものだ。
 俺はオンブにダッコだが、ボディメイクのプロに任せた方が良い。
 袋の説明書きを読み、深皿にオートミールを適当に入れた。
 ヨーグルトの食器を洗い終えて流しを退いた茜に代わって、深皿に水を入れてラップをせずに電子レンジで二分。
 その間に、シェイカーにも水を入れる。
「沢田先生、お水ならペットボトルが冷蔵庫にありますよ」
「別に冷やしてある必要ないからな」
 拘りはないので、水道水でシャカシャカしたプロテインを一気飲みして、濯いで水切りラックに置いた。
 他の二人のシェイカーはブランド物なので、並べると差が出るな。
 まあ、間違えることがないので良い、としよう。
 レンジが呼んだので、オートミールを取り出して、スプーンでかき混ぜ、
「食堂へ戻ってる」
 メイドへ声をかけて歩き出す、と茜も着いてきた。
「オートミールって、簡単なんですね」
「玄米を焚くより断然、早いからな。出先では便利だ」
 しかも、加熱処理されているので、玄米と違って虫がわく心配もない。
 テーブルにつき、津々木がくれた、ほぼ脂質ゼロのレトルトのスープカレーを注ぐ。
 オートミールが熱いので、猫舌の俺には、カレーは冷えたままでちょうど良い。
 俺が最近、玄米にカレー粉や旨味調味調などをブレンドした怪しい粉をかけていることを話したら、カロリーの問題で一食で半分しか食べないカレーを分けてくれることになったのだ。
 旨味調味調は、某グルメ漫画で食文化破壊の諸悪の根源のように言われているが、腸にも味を感じる味蕾があって、旨味が来ると脳をリラックスさせる脳腸相関に関係しているので、俺は気にせず摂る。
 ちなみに、明日の朝食は帰る直前なので、近所で焼きたてパンを買い、調理はしないことになっている。
 今朝、その買い出しがないのは、この世界には、ビールが存在するからだ。
 まあ、頼めば茜あたりが車を運転してくれたのだろうが幸い、食べる物は豊富にあるし、余らせても持って帰る手間が増えるだけだ。
 今回の旅行で一番、良かったのは、彼らプロと食事について、事前に語り合えたことかもしれない。
「お待たせしました、ご主人様」
 メイドが、トレイの上で器用にサーバーからコーヒーを注ぎ、カップ・アンド・ソーサーをテーブルに置いた。
「ありがとう」
 模式美的にはスプーンなども添えたいのだろうが、ブラックで飲む俺は攻防の末、洗い物のエコを建て前に効率を勝ち取っていた。
「茜『さん』、食事前に伺ったらコーヒーは不要とのことでしたが、ご主人様といっしょにいかがですか?」
「うーん、やっぱりいいです。レイチェル『さん』」
 茜のレイチェルの「俺のお世話」への一方的な敵視は、彼女の元ヒモを俺が殴って指を骨折した件で、考えを改めたようだ。
 自分でも自覚せず、俺がレイチェルを暴漢から庇って怪我をしたことへ、嫉妬があったのではないだろうか。
 細かい機微はわからないが、それより骨折の方が重症だったので、負傷させたことへ嫉妬するのがおかしい、と目が覚めたのだろう、と俺は勝手に考えている。
 ただ、マネージャーとメイドの矜持がぶつかり合った結果、お互いに「さん」付け呼びで落ち着いていた。
 俺が猫舌で、コーヒーの保温を嫌がるため、お代わりのサーバーをテーブルに置き、使わなかった茜用のカップを片づけにメイドは厨房へ。
 俺は、スープカレー・オートミールを口に含み、無言で立ち上がった。
「え?沢田先生?」
 そのまま、厨房へ足早に向かう。
 メイドが驚いて振り返り、
「ご主人様?コーヒーに何か問題が?」
 俺は無視して冷蔵庫を開ける、と缶ビールを取り出して一気に飲み干した。
「・・・か、からい」
 めちゃくちゃカレーがカラかった。
 メイドと慌てて追ってきたマネージャーの冷たい視線の中、もう俺は遥か昼前の朝っぱらから、ビール我慢の誓を破ってしまっていた。

 一本、飲んでしまえばもう変わりないので、カラくて無理を言い訳にして、スープカレーをツマミに朝ビールを楽しんだ後、リビングのソファーに座らせられていた。
 別に説教されるためではなく、形山の面談に専務として形だけだが参加するためなので、社長を見習って缶ビール片手だ。
 もっとも、あみがようやく起きて来た瞬間にビール飲んでるのを目撃されて、平坦な目をされた。
 どちらかという、とスマホの電源切って、朝からLINEが既読にすらならないから不機嫌なのかもしれないが。
 そういえば、「おはよう」LINEは、来たことなかったか。
 志方以外は起きてきて、朝食を摂り始めた。
 とはいえ、デザート対決までを含めて、昨夜が高カロリーな自覚があるためか、ヨーグルトに冷凍フルーツを入れるのも躊躇している。
 ふと、食堂へ、
「そういえば結局、昨日のデザート対決は、誰が勝ったんだ?」
「先輩が、途中でいなくなったせいで知らないくせに」
 あみの目が、更に平坦になった。
 茜が、「そうだそうだ」と頷いている。
 しまった、藪蛇だった。
「最下位は断トツ、途中参戦の志方マネージャー。カロリー高過ぎ」
 あの真っ赤に堆いヤツか。
 レギュレーションが「一見、豪華にみえるが低カロリー」だったのに、工夫なく見た目通りのカロリーだものな。
 そう言う割に、ミホがうらやましそうなのは、あの塊を食欲に忠実に食べたことへの憧れなのだろうか。
「下位から二番目は、わたくしでした」
 大ペットボトルからピッチャーに移した水を食堂テーブルへ持ってきて、メイドが言った。
 女性陣の多くと大谷は、身体を冷やさないように飲料水は常温だそうだ。
 夏の生ぬるい水、美味いのか?
「うん?意外だな」
 素直に感想を口にすると、
「店長さんは、卵と牛乳でカスタードクリームつくったんだけど、」
「マズかったのか?」
 メイドも含めて、俺への視線が硬くなった。
「店長さんが、そんなはずないでしょ!」
「先生、違います。冷やす時間が足りませんでした」
 ああ、そういうことか。
「予定通りに完成しなかったので、下から二番目でした」
「それも、店長さんが、自分から言った順位なんだよ」
 ほお、すると、
「それで、勝者は?」
 気まずそうに顔を見合わせたので、入浴で参加していなかった茜が、
「圧倒的なレイチェルさんに比べると差がなかったので、他は同一で一位、結果ドローになりました」
 ああ、やっぱりな。
「まあ、いい勝負だったって、ことだな。志方以外は」
 口では、そう言いながらも、カスタードクリームを冷やし足りずに勝者ナシまで含めての企画だったのだろうと想像した。
 対決イベントで親交も深まるし、角も立たない。
 唯一の計算外は、圧倒的な最下位の仕方だ。
 ダメイドなことは、あみ警護役での体験入店でレイチェルもよく知っていたが、あれだけ食べすぎで苦しそうたったのに参戦してくるとは、誤算だったのだろう。
 志方の「小腹が空いた」を舐めたのが、主催者的完全勝利を逃した敗因だ。
 俺へのメイドの目には「それを口に出すな」と書いてある。
 世のご主人様方は、メイドにこういう目をされるものなのだろうか?
 肩をすくめて視線を戻す、と話を聞いていた形山が、うんうん頷いていた。
 そうか、社長に対するプレゼンでもあったわけだ。
 津々木がネット会議を終え、部屋から降りてきた。
 ちょうど、大谷もジョギングから帰ってきた。
 どちらかが形山と面談との流れになったが、大谷は汗だくだったので、シャワーを浴びる間、津々木が先となった。
 そういえば志方が、まだ起きてこないのが、ちょっと心配になってきた。
 同室のあみに聞いたが、布団を頭まで被ぶってイビキが聞こえていたそうだ。
 地方ロケなどでビジネスホテルのツインに泊まると、いつもそんな寝方らしいのだが。
 ちなみに、頭まで布団被るのは、イビキを小さくするための気遣いとのことだ。
 いや、自分の身体への気遣いしてあげよう。
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