心が読める私に一目惚れした彼の溺愛はややヤンデレ気味です。

三月べに

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お試しの居場所編(後)

62 天使が天使を連れて来た。

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 実は、彼らに会ったのは、先月。でも、映画を観たり、遊園地やオールでカラオケもしたり。
 知り合って日が浅くても、妹分として可愛がってくれて、親切にしてもらっている、と先に教えて話しておく。

「私は長女なんだけど、小柄なせいかな、一歳差なのに、すぐに妹枠の友だちになっちゃった。だから、私からすれば、いいお兄ちゃん枠の友だちなの。二人とも優しい人だから。真樹さんも、ノリのいいお兄ちゃんだよ。もう一人の新一さんというお兄ちゃんは、ちょっと意地悪。あ、これ言ったのは、誰にも内緒だよ?」

 こそっと、声をひそめた。
 興味津々に聞いていた春香ちゃんは、口を押えて、黙ると承諾の頷きを見せる。

 ふふっと笑って見せれば、春香ちゃんもクスッと笑う。

 数斗さんから電話がかかってきたけれど、携帯電話を耳に当てている姿をもう見付けたので、手を振って見せれば、目が合った彼から電話を切った。


「……使使が見えるのは、おれだけ?」
「……俺の天使が、同じくらいの女の子の手を引いて来る姿なら、見える」
「お迎えかな???」


 隣の真樹さんと、数斗さんも呆けた顔をしている。
 水色の細かいストライプのワイシャツと、黒のベストを合わせた格好の数斗さん。
 真樹さんは、ジャケットベストデザインのパーカー姿。

 天使のお迎えって……。

 そこで、思い出す。
 真樹さんって、今日は傷心で私と数斗さんのデートに、割り込んだのだった。
 癒しを求めてきた真樹さん……やっぱり、恋に落ちるのでは……?

 大丈夫かな。
 新一さんが”傷を抉るなよ”って、言っていたことを思い出してしまった。

 でも、真樹さんは空気を読める人だから……うん。
 異性慣れしていない春香ちゃんは、ついさっき悪い男に捕まりかけた。優しいと話しておいたけれど、それでも言い寄られたりしたら、身構えるだろう。

「遅れてごめんなさい。数斗さん、真樹さん」
「全然、大丈夫だけど……」
「この子は、春香ちゃん。間宮春香ちゃんです。落とし物を拾って会ったんですけど、ツブヤキで知り合った人と初めて会いに、この駅ビルに来たんです」

 戸惑う数斗さんに、説明を始める。真樹さんも、ポカンとしたまま。
 気まずげにやや俯く春香ちゃんと目を合わせてから、微苦笑を見せて、二人に続きを話す。

「……送られたのは、同性の写真だったのに、待ち合わせに来たのは三十路ぐらいの男性だったので、保護して連れてきちゃいました」
「「は!?」」

 おちゃらけて言ったけれど。
 ギョッとした数斗さんと真樹さんを見て、思い出した。

 過保護だということをっ……!

「大丈夫!? 何もされてない!?」
「えっ、ええ!? まだ、どこかにいる!?」

 ガッと、数斗さんが肩を掴むと、頭の上から下まで確認。
 その拍子に、春香ちゃんと手が離れてしまった。

 真樹さんも周囲を警戒して、キョロキョロ。

「大丈夫ですよ! ちゃんとキッパリと突っぱねたし、通報すると言えば、怖じ気づきましたので!」
「もうっ、七羽ちゃん! すぐに俺達を呼んでくれれば!」
『駆け付けて、殺してやるのに!』
「わふっ、だ、大丈夫ですっ。恋人も友だちも、近くにいるって言いましたし、追われてませんから」

 いきなり、ムギュッと抱き締められた私は、胸から顔を上げて、なんとか数斗さんを宥めるために背中を擦る。
 私が被害に遭ったわけじゃないのに、例の如く、殺意へ直行。

「ご、ごめんなさい! わ、わたしがっ、七羽さんを巻き込んでしまって!」
『わわわっ! 七羽さんのカレシさんが、物凄く心配してる! どうしよう!』

 ぺこぺこと、必死に頭を下げる春香ちゃん。

「いやいや! 春香ちゃん、だっけ? 春香ちゃんは悪くないでしょ? 二人とも何もなかったなら、よかったよ」

 真樹さんが謝らせることをやめさせると、へらりと明るく笑って見せた。

「は、はい……。七羽さんがいなかったら、怖くて、動けなかったです……ありがとうございます」

 浮かない顔で俯いたあと、ぺこっと深く頭を下げる。

「いいんだって、春香ちゃん」
『よくない!』
「気を付けてって言ったのに……」
「何もされてませんって。無事ですよ?」

 ひたすら、私だけを心配している数斗さんの背中を、ポンポンッと叩く。

「それで、春香ちゃんが怖い目に遭ってしまったので、一緒にウィンドウショッピングして落ち着いたら、電車に乗るまで送ってほしくて……いいですか?」

 断らないと思うけれど、頼む形で言う。

「ああ、うん。いいよ。俺達でよければ」
『なんか、七羽ちゃんと出会った日を思い出すな……つい先月だけど、なんだか遠く感じる』

 数斗さんは承諾しながら、私の頭を撫でた。

「俺は七羽ちゃんの恋人の竜ヶ崎数斗。よろしく」
「おれはダチの戸田真樹。よろしく~って、さっき七羽ちゃんにつられて、勝手に名前で呼んじゃってごめんね! よかったかな?」
「あっ、よ、よろしくお願いします! 間宮春香です! 名前なんて、好きに呼んでください! その、えっと、お邪魔します!」

 自己紹介した二人に、ぺこっと、また頭を下げる春香ちゃん。

『七羽ちゃんが連れて来たのなら、悪い子ではない、はず……でも』
『春香ちゃんは年下みたいだから、七羽ちゃんのお姉ちゃん面が発揮されたのかな……でも』

 数斗さんも真樹さんも、春香ちゃんを見定めている。

『『』』

 ちょっと? 誰が前科持ちです?
 ホント、仲良いですよね! 度々、心の声が一致しますね!?

 もう! 春香ちゃんは、いい子です!

「じゃあ、行きましょうか! どこから、行きます? 家具店? 春香ちゃんがいるなら、雑貨店から?」

 数斗さんの腕の中から解放されたので、春香ちゃんに手を差し出す。
 目を丸めた春香ちゃんは、おずっと躊躇いがちに手を伸ばして重ねてくれたので、手をギュッと繋いだ。

『『会ったばかりで、手を繋いだ!』』

 ……確かに、初対面で距離詰めすぎかもしれないけど、異性に怖がったあとだし、本人も抵抗がないなら、いいかと。

「七羽ちゃんは……友だちを積極的には作らないタイプだと言ってたけど……この前も、ホテル従業員の女の人と友だちになろうって言ってたね」
『会った日に手を繋ぐってずるくない? 俺も初日から、手に触ったけれども』
「莉子さんですか? メッセも、たまにやり取りしてますよ。恋愛映画が好きだから、その話で盛り上がってます」
『ずっる』

 同性の友だち相手に、嫉妬?
 数斗さんの心の狭さよ……。

「確かに、学校や職場以外で知り合って友だち作りは、積極的ではないタイプですが……。数斗さん達みたいに、いい人と出会ったら、縁を結んでおこうって、前向きになれたのかもしれませんね! 数斗さん達のおかげです」

 ツン、と耳たぶのピアスを強調するように、つついて見せる。
 交際記念の贈り物。前向きになる太陽の石のハート型ピアス。

「じゃあ、保護した子は、いい人?」
「もちろんですとも。春香ちゃんは、いい人ですよ」

 仕方なさそうに肩を竦めた数斗さんは、本人の前なのに、そう尋ねるものだから、私は繋いだ手を上げて胸を張った。

「いい人だなんて、そんな! 七羽さんの方が救世主(メシア)です!」
「「……メシア?」」
「ハッ!? ……い、今、口に出してしまいましたか!? すっ、すみません! 助けてもらってばかりですし! とってもいい人だから、心の中で、思っていたことをっ」

 うっかり、口に出した救世主呼び。
 恥ずかしいと赤面しながら、弁解する春香ちゃん。

「いや、大丈夫大丈夫。引いてないから。おれ達なんて、七羽ちゃんを天使だと思ってるから。七羽ちゃんの代名詞は、天使だから」

 春香ちゃんのフォローをしてあげては、真樹さんはケロッと言った。

 代名詞、天使。それこそ、引かれるのでは……。

「天使っ!? ……納得!」

 ……納得されちゃったよ。

 びっくりな顔からの真顔で頷きをする春香ちゃんは「救いの天使!」と、小さく呟くけれど、ちゃんと聞こえた。

 真樹さんも、数斗さんも、笑い出す。

『うん。この子はいい子だな』
『いい子。しかも……可愛いなぁ。ん~……ドキドキしちゃう』

 二人がいい子判定したのなら、何よりである。春香ちゃんに、よくしてくれるはすだ。

 真樹さんの方は、ソワソワしながら、胸をさする。……大丈夫かしら。

「あのっ。わたしに気を遣って、予定を変更しなくても大丈夫ですっ」
『お邪魔してる身だし、天使な七羽さんとなら安心!』

 春香ちゃんの中でも、早速、私の代名詞が天使になっちゃったよ。

「じゃあ、家具店から行きます? 数斗さん、ベッドに悩んでましたし」
「うん、そうしようか。……七羽ちゃん、今日はネイルしてるんだ? 初めて見たよ。赤いの、好きって言ってたもんね。可愛い」
「昨夜に塗っておいたんです。塗っただけなんですけど」
「可愛いよ。ワンピースもあの時のだよね。似合ってる」
『歩くとニーソ模様がチラチラ見えて、ドキッとする……可愛い』

 歩き出しながら、数斗さんは私の右手を持ち上げる。ネイルに気付いて褒めてくれつつ、さりげなく手を繋ごうとした。

 左手に春香ちゃん、右手に数斗さん。
 そうすると、真樹さんだけがボッチになってしまうので「はい、あの時のワンピです」と、ワンピースを撫でつけるために、スッと離す。

 真樹さんが、異性慣れしてない春香ちゃんと手を繋ぐわけにはいかないし、かと言って数斗さんと真樹さんが手を握り合うのも変だろうし、四人で横一列に移動するのもよくない。

 そういうわけで、良心を痛めつつも、数斗さんより、春香ちゃんを優先した。

「春香ちゃんは、ピンクだ。デコシールも貼ってて可愛いね」
「はいっ。ネイルはピンクしか塗らなくて」
「私は暖色系が好きなんだ。赤とかオレンジ。明るいの。気分が上がるから」
「わかります! 上がりますよね!」

 春香ちゃんと話しながら、前を歩く。

「……俺のカノジョが、取られた……」
「いや、ちょっとだけだから。我慢我慢」

 ボソッと後ろで話す数斗さんと真樹さん。

 ごめんなさい、数斗さん。あとで埋め合わせしますんで!

、かぁ……。送る前に、仲良くなって、連絡先教えてもらいたいけど…………男に騙されたばかりだもんなぁ……』

 真樹さんは、アプローチをしたいと思いつつも、気遣うべきだと悩んでいる。
 んー。そこは微妙なところ……。一先ず、様子見しましょう。

「あれ? ソファーって選んだ?」

 家具店に入ってから、すぐにソファーを横切って、真樹さんが尋ねた。

「ネットで候補を絞り中だよ」
「これよくない? 人をダメにするヤツだ、絶対」

 真樹さんがこねるように触る緑色のソファーの感触を、私達も触って確認。

「気持ちよく沈んじゃって起きたくなくなりそうですね」
「気持ちよそう……わあ」
「新一さんの家のソファーはもうちょっと硬い感じですけど、あれもいいですよね。まったりするに、いい感じで」

 新一さんのソファーの場合、食事もゲームする時も、そこで座るから、ここまでふっくらと沈む柔らかさではない方がちょうどいいのだろう。

「ん~……ネットだと、感触はわからないからね。ここから選んでみる?」

 数斗さんもソファーの弾力を確認したあと、隅っこのクッションを持ち上げて、私に渡した。

「どーでしょうねぇ。気に入るのを見付けられたらいいですね。やっぱり、座り心地のいいものがいいですし」
「こっちの生地もいいね? 車の猫ぬいぐるみと似てる」

 隣のソファーからも、クッションを取ると数斗さんは、私に手渡す。
 それで、春香ちゃんと手を放すことになった。春香ちゃんも春香ちゃんで、ソファーの感触に夢中。
 確かに、車の中に置かれた私の抱き締める用のぬいぐるみと似た触り心地。

「あ。これ、あのテーブルに似合うのでは? ちょっと大きいですけど。三人掛けとカウチですか……」

 触り心地も弾力も好みのソファーに、目が留まる。

「大きいとダメなの? めっちゃ広いリビングだって聞いたけど」
「んー。二人掛けのソファーと、一人掛けのチェア二つをサイドに置きたいんですよね。もう真樹さん達とワイワイする想定で」
「あ~なるほどね~」

 真樹さんに問われて、そう答えた。
 数斗さんも、私が楽しい方がいいならと、真樹さんと新一さんが来て寛ぐことを想定して、配置をすることを快く承諾してくれたのだ。

「これ。コタツテーブルでもあるんですけど、大きさも十分で好みだったので、これにしようって」
「ふぅーん。じゃあ、みんなでワイワイしながら、そこで食事も出来そうだね」
「あ、猫脚ですね」

 黒のテーブルを支える白の短い猫脚デザイン。それを携帯電話で、真樹さんと春香ちゃんに見せた。

「あれ? 竜ヶ崎さんのお引っ越しだと聞いたのですが、もしかして、七羽さんも一緒に住むんですか?」
『まだ交際を始めたばかりだって言ってたのに? もう同棲ってことかな?』

 キョトンとする春香ちゃんの問いに、私と数斗さんと真樹さんは、一瞬動きを止める。

「私が誰かの家に遊びに行くことが好きだから、居座ることを前提に、数斗さんの新しいお部屋作りを一緒にさせてもらってるの」

 グッと拳を固めて見せた。

『無難な回答ー! うん! 同棲する気が満々な雰囲気だもんな!』と、真樹さんは笑みが引きつらないように安堵。

「そうなんですね」と、春香ちゃんは頷く。
『七羽さんのことを考えて、新居で部屋作り……愛されてるんだなぁ』と、しみじみと私と数斗さんをチラチラと盗み見る。

「これがいいんじゃないかな? カバーもあって、カラーバリエーションも豊富」
「いいですね。でも……やっぱり大きすぎでは?」
「この大きさなら問題ないと思う。キッチン側に、カウチを置いて、奥の方に、似た一人掛けソファーを置くのはどうかな?」

 数斗さんが専用カバーを見せてくれて、そう案を出してくれた。
 頭の中に、その配置を想像する。うん。いいかも。

「決まりだね」と、数斗さんは私の頭を撫でた。
 まだ答えてないのに、察しられて、決定された……。

 んん? いつの間にか、数斗さんが私の手を掴んで、握ってる???
 さらりと、春香ちゃんから、私の手を奪い取ったのね……数斗さん。

 しょうがないので、せめて春香ちゃんがぴったりとそばに居られるように、袖を摘まんで引き寄せる。
 それを見た真樹さんが。


 【天使が天使を連れて来た】


 と、グループルームに書き込んだ。

 【何言ってんの? お迎えでも来たのか?】

 日曜出勤らしい新一さんから、すぐに返答。

 【可愛い天使が二人、目の前にいるから、おれは昇天するかもしれない】

 絵文字も入れていない文面。

 とりあえず、新一さんにも、メッセージを確認した数斗さんにも、呆れられた。
 数斗さんの方は、残念なものを見るような眼差しだ。


 
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