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第七章
パーティー変更
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アルフェン、ウィル、アネルは、ガーネットの生み出した『煙虎』に騎乗。四人で『アースガルズ大時計塔』へ向かっていた。
道中、襲い掛かる肉塊魔獣は全て無視。他の召喚士や騎士に任せ、フロレンティアがいる可能性が最も高い時計塔へひたすら進む。
すると、上空が発光した。まるで雷……それを見たガーネットが言う。
「アルジャン!! ……チッ、あいつが『融合』を使ったってことは」
「あ、見て先生!! あの細長いヘビにヒトが」
「……ヴィーナスか!!」
細長いヘビではなく『龍』なのだが、アネルはわかっていない。
召喚獣『黄龍』と融合したアルジャンが、テュポーンの上空を旋回し、吐きだされた肉塊が地上に落ちる前に焼いているのだ。
アルジャンに乗ったヴィーナスも、大剣を振い肉塊を破壊している。
そして、上空を見ながら進むと。
「ぬぇぇぇぇぇぇっ!! だりゃぁぁぁっ!!」
「ダモクレス!!」
「ぬ? おおヴィーナス、お前たち!! ちょうどいい、手を」
「ここは任せた!!」
「なぬ!?」
召喚獣タイタンと共に肉塊魔獣を屠っていたダモクレスを通り過ぎる。
すると、エメラルドグリーンの風が舞い、氷の槍が飛んできた。
それらはアルフェンたちを囲み、飛び掛かってきた肉塊魔獣を一掃する。
「アルフェン!!」
「大丈夫ですか!?」
「フェニア、サフィー!! 無事だったか!!」
「うん。こっちは平気、そっちは?」
「俺たちは平気だ」
フェニア、サフィー。そしてマルコシアスに乗っているメルだ。
これでS級が全員揃った。
さっそくメルはガーネットに聞く。
「何か策があるのね? 二十秒で簡潔に」
「王族のあなたが何故ここに……ああもうそんな場合じゃないか。この状況を止められる可能性はフロレンティアにあるかもしれない。フロレンティアがいる可能性のある時計塔へ向かっています」
「はい二十秒。なるほどね……ちょうど全員いる。役割分担するわ」
メルは五秒だけ目を閉じ、カッと開く。
「王女命令よ。アルフェン、ウィル、フェニアはあの大型魔獣テュポーンを直接叩きなさい。あれだけ大きな的ならあなたたちの高威力技で注意を引き付けられるかもしれない。アネル、ガーネット、サフィーは時計塔へ。ガーネットを中心にフロレンティアを捕獲しなさい。わたしはここに残って召喚士たちに指示を出す」
的確な指示だった。
あとは頷き、各々が行動に移るだけ───……だが。
「お待ちを」
「なに? 時間がない、後で」
「フロレンティア捕獲にウィルを連れていきます。サフィー、ウィルと交換だ」
「は、はい。おばあ様」
「……どういうつもり?」
ガーネットの意見に、メルが難色を示す。
ウィルも、ガーネットを驚いたように見ていた。
「あなた、フロレンティアの能力を知っているでしょう? 男は」
「存じ上げております。男の攻撃は効かない……ですが、ウィルはやらなければならない」
「ババァ……」
「ウィル。お前は負け犬じゃないだろう? 男の攻撃が無効化? だからなんだい。いいかい、ウィル……これはお前の問題だ。お前がケリを付けろ」
「…………」
ガーネットは煙草に火を付け、優しい目でウィルを見た。
まるで母親のように。子供を見守る親のように。
ウィルは軽く笑い、顔を上げた。
「上等だ───……!!」
「いい顔だね。惚れちまいそうだ」
「え!? が、ガーネット先生、え!?」
「冗談さね。お前の旦那は取らないよ。ってか、いくつ歳が離れてると思ってんだい。こんなションベン臭いガキ、あたしの好みじゃないよ」
「だだ、旦那って……」
「フン、そんなことどうでもいい。アネル、ババァ、『色欲』をとっ捕まえてあのふざけた肉塊を黙らせる……行くぞ」
「あいでっ!?」
黙っていたアルフェンは、乗っていた『煙虎』から蹴り落とされた。
「なな、なにすんだ!?」
「テメーの席はねぇ。さっさとあの肉の塊つついてこい」
「お前な……まぁ、そっちのがお前らしいな。よし、フェニア、サフィー、行くぞ!!」
「はい!! 皆さん、気を付けて!!」
「あ、待ってアルフェン、グリフォンに乗りなよー!!」
走り出したアルフェンを追い、グリフォンとマルコシアスが走り出す。
それを見送り、メルがため息を吐いた。
「非合理的ね……まぁ、そっちのがあなたたちらしいか」
「そういうことだ。腹黒お姫様」
「その呼び方やめてよ。まったく……わたしの命令に逆らったんだから、ちゃんとやりなさい」
「ああ。ババァ、行くぞ!!」
「ああ。でも、そのババァってのやめな」
「よーし!! なんか元気出てきた!!」
煙虎は走り出す。
目的地は時計塔。そこにいるかもしれないフロレンティアだ。
メルは、笑みを浮かべた。
「なんでだろ……負ける気がしなくなったわ」
メルは気合を入れ、ダモクレスがいる場所へ駆け出した。
◇◇◇◇◇◇
アルフェン、フェニア、サフィーの三人は、テュポーン本体へ向かっていた。
道中の肉塊魔獣は全て無視。幸いなことに肉塊魔獣はあまり強くない。数が多いだけで、国民たちや召喚学園の生徒でも対処できる。
だが、本体は違った。
全長百メートルを超えた歪な肉塊は、肉体から伸びた触手を振り回しつつ身体中にある口から肉塊を吐きだし続けている。
アルジャン、ヴィーナスが押さえているが、そう長くは持たないだろう。
アルフェンは、マルコシアスの背中で言う。
「サフィー、お前たちは本体近くの肉塊を。俺は変身して本体をひたすら削る!!」
「えっ……ひ、一人でですか?」
「大丈夫。変身した俺は無敵だ」
「ちょっとちょっと、あたしもいるの忘れないで!!」
グリフォンに乗ったフェニアがマルコシアスと並走する。
「上空で戦えるあたしもいるのよ。アルフェン、あんたの足場くらいにはなれる」
「フェニア……よしわかった。じゃあ俺とフェニアで本体を叩く。アネルは足元の掃除だ」
「わかりました。フェニア、お気を付けて!」
「うん。サフィーもね!」
三人はテュポーン本体の元へ。
本体の傍は酷い有様になっていた。
家屋は押しつぶされ、至る所に肉片が飛び散り、元の景色がどうだったのかまるでわからない。
フェニアを乗せたグリフォンは急上昇し、マルコシアスの周囲には氷の槍が形成される。
アルフェンはマルコシアスから飛び降り、右手を構えた。
「『完全侵食』!!」
右腕だけの変異が全身を覆い、黒く禍々しい装甲に包まれる。
魔獣のような姿となったアルフェンは、巨大化させた右腕を握りしめた。
「さぁ、削り取ってやる!!」
五指を開き、鋭利な爪がテュポーンを引き裂く。
◇◇◇◇◇◇
全力で跳躍。巨大な五指を広げ、腕を限界まで伸ばし横薙ぎする。
「『獣の爪牙』!!」
ジャガーノート化したアルフェンの爪は、テュポーンを軽々と引き裂いた。
だが、引き裂いた瞬間に肉が盛り上がり修復される。血も出ず、どういう原理なのか全く不明だった。
アルフェンは舌打ちし、何度も何度も引き裂く。
「アルフェン、穴開けて!!」
「穴!? ──わかった!!」
空中で、フェニアが言う。
アルフェンは引き裂くのではなく、指を窄めて突きを食らわせた。
グリフォンが口を開け、緑色の塊を生み出す。
「グリフォン、『エアボンバー』!!」
ボッ!!と口から吐き出された緑色の塊は、アルフェンが空けた穴の中へ。
それから数秒で爆発を起こし、テュポーンの身体を内側から吹き飛ばした。
『ギュピィィィィィィ~~~~~~ッ!?』
「お、効いたか!?」
「アルフェン、今のうちに攻撃!!」
「ああ!!」
テュポーンの叫びが聞こえた。どうやら多少は効いたらしい。
アルフェンはグリフォンの背を土台に跳躍。五指を開き、裂くのではなく叩きつけるようにテュポーンの頭頂部から振り下ろした。
「『獣王の大地爆砕・全身全霊』!!」
テュポーンは縦に裂けた。
だが、肉片が再び盛り上がっていく。
すると、氷がテュポーンの傷を包み、再生を阻害し始めた。
「させ、ません……!! マルコシアス、頑張って!!」
『グルルルル……ッ!!』
マルコシアスの氷だった。
だが、マルコシアスとテュポーンでは大きさが違いすぎる。一匹の召喚獣が出せる氷では、完全な阻害とはいかない。
だから、アルフェンとフェニアは攻撃を続ける。
「フェニア!! ブチかますぞ!!」
「うん!! グリフォン、やるよ!!」
『キュォォーーーンッ!!』
すると、上空からアルジャンに乗ったヴィーナスが現れた。
「やるじゃないか───さぁ、飛ばすよ!!」
『ホッホッホ。次の世代が育っとるわい!!』
アルフェンたちは何も言わず、ヴィーナスたちと協力して攻撃を続ける。
だが、それでもテュポーンは肉体を修復する。サフィーの氷だけでは再生を阻害できない。
やはり、頼みの綱は一つだけ。
「ウィル……頼むぞ!!」
アルフェンは腕を振るいながら、ウィルたちに望みを託す。
道中、襲い掛かる肉塊魔獣は全て無視。他の召喚士や騎士に任せ、フロレンティアがいる可能性が最も高い時計塔へひたすら進む。
すると、上空が発光した。まるで雷……それを見たガーネットが言う。
「アルジャン!! ……チッ、あいつが『融合』を使ったってことは」
「あ、見て先生!! あの細長いヘビにヒトが」
「……ヴィーナスか!!」
細長いヘビではなく『龍』なのだが、アネルはわかっていない。
召喚獣『黄龍』と融合したアルジャンが、テュポーンの上空を旋回し、吐きだされた肉塊が地上に落ちる前に焼いているのだ。
アルジャンに乗ったヴィーナスも、大剣を振い肉塊を破壊している。
そして、上空を見ながら進むと。
「ぬぇぇぇぇぇぇっ!! だりゃぁぁぁっ!!」
「ダモクレス!!」
「ぬ? おおヴィーナス、お前たち!! ちょうどいい、手を」
「ここは任せた!!」
「なぬ!?」
召喚獣タイタンと共に肉塊魔獣を屠っていたダモクレスを通り過ぎる。
すると、エメラルドグリーンの風が舞い、氷の槍が飛んできた。
それらはアルフェンたちを囲み、飛び掛かってきた肉塊魔獣を一掃する。
「アルフェン!!」
「大丈夫ですか!?」
「フェニア、サフィー!! 無事だったか!!」
「うん。こっちは平気、そっちは?」
「俺たちは平気だ」
フェニア、サフィー。そしてマルコシアスに乗っているメルだ。
これでS級が全員揃った。
さっそくメルはガーネットに聞く。
「何か策があるのね? 二十秒で簡潔に」
「王族のあなたが何故ここに……ああもうそんな場合じゃないか。この状況を止められる可能性はフロレンティアにあるかもしれない。フロレンティアがいる可能性のある時計塔へ向かっています」
「はい二十秒。なるほどね……ちょうど全員いる。役割分担するわ」
メルは五秒だけ目を閉じ、カッと開く。
「王女命令よ。アルフェン、ウィル、フェニアはあの大型魔獣テュポーンを直接叩きなさい。あれだけ大きな的ならあなたたちの高威力技で注意を引き付けられるかもしれない。アネル、ガーネット、サフィーは時計塔へ。ガーネットを中心にフロレンティアを捕獲しなさい。わたしはここに残って召喚士たちに指示を出す」
的確な指示だった。
あとは頷き、各々が行動に移るだけ───……だが。
「お待ちを」
「なに? 時間がない、後で」
「フロレンティア捕獲にウィルを連れていきます。サフィー、ウィルと交換だ」
「は、はい。おばあ様」
「……どういうつもり?」
ガーネットの意見に、メルが難色を示す。
ウィルも、ガーネットを驚いたように見ていた。
「あなた、フロレンティアの能力を知っているでしょう? 男は」
「存じ上げております。男の攻撃は効かない……ですが、ウィルはやらなければならない」
「ババァ……」
「ウィル。お前は負け犬じゃないだろう? 男の攻撃が無効化? だからなんだい。いいかい、ウィル……これはお前の問題だ。お前がケリを付けろ」
「…………」
ガーネットは煙草に火を付け、優しい目でウィルを見た。
まるで母親のように。子供を見守る親のように。
ウィルは軽く笑い、顔を上げた。
「上等だ───……!!」
「いい顔だね。惚れちまいそうだ」
「え!? が、ガーネット先生、え!?」
「冗談さね。お前の旦那は取らないよ。ってか、いくつ歳が離れてると思ってんだい。こんなションベン臭いガキ、あたしの好みじゃないよ」
「だだ、旦那って……」
「フン、そんなことどうでもいい。アネル、ババァ、『色欲』をとっ捕まえてあのふざけた肉塊を黙らせる……行くぞ」
「あいでっ!?」
黙っていたアルフェンは、乗っていた『煙虎』から蹴り落とされた。
「なな、なにすんだ!?」
「テメーの席はねぇ。さっさとあの肉の塊つついてこい」
「お前な……まぁ、そっちのがお前らしいな。よし、フェニア、サフィー、行くぞ!!」
「はい!! 皆さん、気を付けて!!」
「あ、待ってアルフェン、グリフォンに乗りなよー!!」
走り出したアルフェンを追い、グリフォンとマルコシアスが走り出す。
それを見送り、メルがため息を吐いた。
「非合理的ね……まぁ、そっちのがあなたたちらしいか」
「そういうことだ。腹黒お姫様」
「その呼び方やめてよ。まったく……わたしの命令に逆らったんだから、ちゃんとやりなさい」
「ああ。ババァ、行くぞ!!」
「ああ。でも、そのババァってのやめな」
「よーし!! なんか元気出てきた!!」
煙虎は走り出す。
目的地は時計塔。そこにいるかもしれないフロレンティアだ。
メルは、笑みを浮かべた。
「なんでだろ……負ける気がしなくなったわ」
メルは気合を入れ、ダモクレスがいる場所へ駆け出した。
◇◇◇◇◇◇
アルフェン、フェニア、サフィーの三人は、テュポーン本体へ向かっていた。
道中の肉塊魔獣は全て無視。幸いなことに肉塊魔獣はあまり強くない。数が多いだけで、国民たちや召喚学園の生徒でも対処できる。
だが、本体は違った。
全長百メートルを超えた歪な肉塊は、肉体から伸びた触手を振り回しつつ身体中にある口から肉塊を吐きだし続けている。
アルジャン、ヴィーナスが押さえているが、そう長くは持たないだろう。
アルフェンは、マルコシアスの背中で言う。
「サフィー、お前たちは本体近くの肉塊を。俺は変身して本体をひたすら削る!!」
「えっ……ひ、一人でですか?」
「大丈夫。変身した俺は無敵だ」
「ちょっとちょっと、あたしもいるの忘れないで!!」
グリフォンに乗ったフェニアがマルコシアスと並走する。
「上空で戦えるあたしもいるのよ。アルフェン、あんたの足場くらいにはなれる」
「フェニア……よしわかった。じゃあ俺とフェニアで本体を叩く。アネルは足元の掃除だ」
「わかりました。フェニア、お気を付けて!」
「うん。サフィーもね!」
三人はテュポーン本体の元へ。
本体の傍は酷い有様になっていた。
家屋は押しつぶされ、至る所に肉片が飛び散り、元の景色がどうだったのかまるでわからない。
フェニアを乗せたグリフォンは急上昇し、マルコシアスの周囲には氷の槍が形成される。
アルフェンはマルコシアスから飛び降り、右手を構えた。
「『完全侵食』!!」
右腕だけの変異が全身を覆い、黒く禍々しい装甲に包まれる。
魔獣のような姿となったアルフェンは、巨大化させた右腕を握りしめた。
「さぁ、削り取ってやる!!」
五指を開き、鋭利な爪がテュポーンを引き裂く。
◇◇◇◇◇◇
全力で跳躍。巨大な五指を広げ、腕を限界まで伸ばし横薙ぎする。
「『獣の爪牙』!!」
ジャガーノート化したアルフェンの爪は、テュポーンを軽々と引き裂いた。
だが、引き裂いた瞬間に肉が盛り上がり修復される。血も出ず、どういう原理なのか全く不明だった。
アルフェンは舌打ちし、何度も何度も引き裂く。
「アルフェン、穴開けて!!」
「穴!? ──わかった!!」
空中で、フェニアが言う。
アルフェンは引き裂くのではなく、指を窄めて突きを食らわせた。
グリフォンが口を開け、緑色の塊を生み出す。
「グリフォン、『エアボンバー』!!」
ボッ!!と口から吐き出された緑色の塊は、アルフェンが空けた穴の中へ。
それから数秒で爆発を起こし、テュポーンの身体を内側から吹き飛ばした。
『ギュピィィィィィィ~~~~~~ッ!?』
「お、効いたか!?」
「アルフェン、今のうちに攻撃!!」
「ああ!!」
テュポーンの叫びが聞こえた。どうやら多少は効いたらしい。
アルフェンはグリフォンの背を土台に跳躍。五指を開き、裂くのではなく叩きつけるようにテュポーンの頭頂部から振り下ろした。
「『獣王の大地爆砕・全身全霊』!!」
テュポーンは縦に裂けた。
だが、肉片が再び盛り上がっていく。
すると、氷がテュポーンの傷を包み、再生を阻害し始めた。
「させ、ません……!! マルコシアス、頑張って!!」
『グルルルル……ッ!!』
マルコシアスの氷だった。
だが、マルコシアスとテュポーンでは大きさが違いすぎる。一匹の召喚獣が出せる氷では、完全な阻害とはいかない。
だから、アルフェンとフェニアは攻撃を続ける。
「フェニア!! ブチかますぞ!!」
「うん!! グリフォン、やるよ!!」
『キュォォーーーンッ!!』
すると、上空からアルジャンに乗ったヴィーナスが現れた。
「やるじゃないか───さぁ、飛ばすよ!!」
『ホッホッホ。次の世代が育っとるわい!!』
アルフェンたちは何も言わず、ヴィーナスたちと協力して攻撃を続ける。
だが、それでもテュポーンは肉体を修復する。サフィーの氷だけでは再生を阻害できない。
やはり、頼みの綱は一つだけ。
「ウィル……頼むぞ!!」
アルフェンは腕を振るいながら、ウィルたちに望みを託す。
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