198 / 214
第200話・最後の戦場ファーレン王国へ
しおりを挟む
「で……ツクヨミと寝たのですね」
「あ、ああ……」
「――――♪」
ライトは、マリアにきつい目で睨まれていた。
昨晩、ツクヨミと一夜を共にした。魔獣だの『八相』だの女神だの言われているが、身体の造りは人間と同じだった。
昨夜、マリアはライトの部屋に向かった。すると……聞こえてくるのはツクヨミの嬌声。部屋を覗くと、ライトがツクヨミを抱いていたのだ。
不機嫌なマリアは、ライトに引っ付いたままのツクヨミに聞く。
「あなた、ライトのことを愛してますの?」
「うん――――好き」
「……はぁ、そうですか。わたしはお役御免ということですわね」
「お、おい」
「わたしに飽きた、そう一言だけ言って下さらない? あなたの口から聞ければ、わたしはもう満足ですから……」
「…………」
ライトは何も言わなかった。
そんなこと、言えるワケがない。
ツクヨミはツクヨミ、マリアはマリアだ。マリアとは性欲の発散というだけの付き合いだが、たった一言で切り捨てることはできない。それに……。
「おいマリア、お前に飽きたとかそんなんじゃない。いいか、お前は俺のだ。俺はお前の物だ。俺たちが身体を重ねるのはそういう契約みたいなもんだろ。諦めるとか、飽きたとかじゃないんだよ」
「…………」
「それともお前……嫉妬でもしてんのか?」
「なっ……ば、馬鹿なことを!! わたしは、別に……」
マリアは歯軋りをした。すると、ツクヨミがライトから離れマリアの隣へ。そして、マリアの頭を撫でた。
「あなたからも―――ライトの匂いがする。いっぱい抱かれたんだね―――私と一緒―――これからも一緒に―――愛されよう?」
「…………ツクヨミ」
「……はぁ、わかりましたわ。ではこうしましょう。順番を決ること、あなたがよければ三人一緒でも構いませんわ。ふふ、本当はリンと一緒がいいけど……この白い身体をわたしが赤く染めてあげたい、そんな気持ちもありますの」
「―――?」
マリアはツクヨミの顎をクイッと持ち上げ、うっとりとした目で見る。
そういえばマリアは女好きだった……今さらそんなことを思うライト。
「ライト、今夜はわたしの番ですから」
「はいはい……」
こうして、ライトの夜の相手が一人増えた。
◇◇◇◇◇◇
「……あんたたち、声が丸聞こえなのよ」
リンがジト目で朝食の支度をしていた。
どうやら、ライトとツクヨミとマリアの会話は全て聞かれていたようだ。
「あぁん。リンってばいつわたしと一緒に愛されてくれるの? わたし、ライトだけじゃ満足できませんわ……」
「バカ言ってないで手伝ってよ……」
リンは影からマルシアを呼び、朝食を食べさせていた。
メリーは相変わらず床に転がっている。シンクはまだ起きてないのかと思ったら。
「ふぅ……」
シャワールームから全裸で出てきた。
濡れた髪をタオルでゴシゴシ拭い、裸体を隠さずライトの前を横切る。
「シンク!! 服を着なさいって言ってるでしょ!?」
「べつに構わない。水飲む」
シンクもだが、メリーも羞恥心が殆どない。育った環境が男女という概念を持たない場所だから仕方ないことだが。
シンクと違うのは、言われるとちゃんと服を着るところだ。
朝から面倒なことが続き、リンはため息を吐く。
朝食まで、まだ時間が必要そうだった。
◇◇◇◇◇◇
朝食を食べ、ライトは別荘近くに借りた厩舎へ向かった。
そこには、先輩と後輩と名付けた二頭の馬がいる。そろそろワイファ王国から出発するので、そのことを伝えに来た。
「またよろしくな」
『ブルルン……』『ヒィイン!!』
二頭を撫で、ブラッシングをして、餌箱に新鮮な野菜をたっぷり入れておく。
身体が鈍らないように、数日に一度町の外で運動させていた。いい食事と運動が相まって、以前よりもたくましくなっている。
荷車の手入れも済ませてある。出発準備は万全だ。
「っと、あつはあいつらが買い物から帰って来ればいいのか」
リンたちは、ツクヨミを連れて買い物へでかけた。
ツクヨミの服や下着、旅の食料や道具を買い込み、ファーレン王国へ出発する準備をしている。
「…………待っていろ」
もうすぐ、全てが終わる。
大罪神器を全て揃えることは敵わなかった。だが、それに見合う戦力であるツクヨミを確保できたのは大きい。
レイジとリリカを殺す役目はライト。女神フリアエを殺すのもライト。それ以外の不測の事態はマリアたちに対処させる。本来、大罪神器に任せるべきことをツクヨミに……きっといける。
戦いはもうすぐ始まる。そして……終わりも近い。
◇◇◇◇◇◇
全ての準備が整い、ライトたちは出発した。
ワイファ王国での滞在はとても長かった。最後に【傲慢】のアシュレーの元に挨拶してから出発した。
馬車はワイファ王国を出て、ファーレン王国へ向かう街道に差し掛かる。
手綱を握るのはライト。そして隣にはリン。荷車の中にはマリアたちがいる。
「リン、もうすぐ終わる……お前はどうする?」
「…………さぁね。まだ考えてない」
「じゃあ、俺たちと一緒に考えよう」
「……ふふ、ライトがそんなことを言うなんてね」
「ああ。復讐の先も考えないとな……っと」
「わわっ」
馬車が揺れた。
ガタガタと揺れている。どうやら、車軸に何か挟まったようだ。
馬車を止め、ライトは荷車の下を覗く。すると……枝が挟まっていた。
「どうしたの―――?」
「ああ、枝が挟まってやがる……って、外に出なくていいぞ、中にいろよ」
「ん―――」
ツクヨミが、ライトの様子を見に降りてきたのだ。
ちょこんと前屈みになり、髪を手で押さえる姿は年頃の少女にしか見えない。
可愛いと、素直に思う。
そんなツクヨミの胸から、細い何かが生えてきた。
「―――あ」
「え……?」
金属の、細い何かだ。
すぅーっと、音もなく生えてきた。
ライトはポカンとして、ツクヨミも胸をジッと見つめている。
そして。
「久しぶり―――ライト♪」
ツクヨミの背後に、黒髪の少女が現れた。
「最強の女神、油断したわね?」
「――――」
「ふふ、恋しちゃって油断した? がら空きの背中、いただきました~♪」
「――――あ」
リリカ。
リリカが、ツクヨミの背後から【鬼太刀】を突き立てたのだ。
剣が乱暴に抜かれ、ツクヨミの背中から真っ赤な血が噴き出す。
胸からも血が噴き出し、ライトの顔を濡らす。
ツクヨミは、ライトに覆い被さるように倒れた。
「お、おい……おい!!」
「あ―――」
ツクヨミは、ライトの顔に手を伸ばし―――顔に触れることなく、あっけなく力尽きた。
ツクヨミが、死んだ。
ツクヨミの身体が、溶けるように消え……消滅した。
「…………」
「ふぅ、一番厄介なのが消えてくれたわね。フリアエ様から言われてたの、闇夜の女神ツクヨミとは絶対に戦うなって。それに……裏切った先輩女神たちも始末しなきゃ」
「…………」
「ねぇライト。悲しい? その気持ち、私にはよくわかる……セエレ、アルシェ、アンジェラ、仲間を喪った気持ち」
「…………」
ここで、ようやくマリアたちが馬車から降りてきた。
「リリカ……っ!!」
「あ、リン。それと……大罪神器の所有者たち」
「あなた……ツクヨミをどうしましたの?」
「え、殺したよ?」
リリカは、あっさりと言う。
「……ボク、きみの四肢を狩りたい」
「……あたしもー」
ゾワリと、シンクとメリーの気配が変わる。
マリアの背から、八本の百足鱗が伸び、まるで八岐大蛇のようにうねる。
「愛してさしあげる……いらっしゃいな」
リンは刀を抜き、吹っ切れたようにリリカに向けた。
「リリカ……っ!!」
「あはは。みんな怒ってる……でもね、私だって強くなったんだよ? 女神キルシュを喰らって、私自身が女神になったの」
リリカが【鬼太刀】を構える。
「舞い踊れ、【夜叉鬼刃・舞姫】……戦刃の女神リリカの名の下に」
リリカが変身する。
以前のような筋肉質ではなく、元の美しい姿のまま、頭部から二本の角が生え、召し物が着物のような装いに。
手には二本の大太刀と小太刀が握られていた。
「さぁライト、決着を付けましょう……私とあなたの因縁に」
「…………」
ライトは、ゆるりと立ち上がる。
「…………カドゥケウス」
『ああ、いいぜぇ? 芳醇な怒りと憎しみを感じるぅ……はぁ、今日は何を魅せてくれるんだ相棒ぉぉっ!!』
ライトも、変わる。
漆黒のモヤがライトの身体を包み込み、まるでロングコートのような服になる。
第六階梯『悪衣悪食』を纏ったライトは、左腕を膨張させ、カドゥケウスをリリカに向けた。
「誰も手を出すな……」
真っ赤な右目は、血の涙を流していた。
「俺の全てを賭けて……リリカ、貴様をぶっ殺す!!」
「あ、ああ……」
「――――♪」
ライトは、マリアにきつい目で睨まれていた。
昨晩、ツクヨミと一夜を共にした。魔獣だの『八相』だの女神だの言われているが、身体の造りは人間と同じだった。
昨夜、マリアはライトの部屋に向かった。すると……聞こえてくるのはツクヨミの嬌声。部屋を覗くと、ライトがツクヨミを抱いていたのだ。
不機嫌なマリアは、ライトに引っ付いたままのツクヨミに聞く。
「あなた、ライトのことを愛してますの?」
「うん――――好き」
「……はぁ、そうですか。わたしはお役御免ということですわね」
「お、おい」
「わたしに飽きた、そう一言だけ言って下さらない? あなたの口から聞ければ、わたしはもう満足ですから……」
「…………」
ライトは何も言わなかった。
そんなこと、言えるワケがない。
ツクヨミはツクヨミ、マリアはマリアだ。マリアとは性欲の発散というだけの付き合いだが、たった一言で切り捨てることはできない。それに……。
「おいマリア、お前に飽きたとかそんなんじゃない。いいか、お前は俺のだ。俺はお前の物だ。俺たちが身体を重ねるのはそういう契約みたいなもんだろ。諦めるとか、飽きたとかじゃないんだよ」
「…………」
「それともお前……嫉妬でもしてんのか?」
「なっ……ば、馬鹿なことを!! わたしは、別に……」
マリアは歯軋りをした。すると、ツクヨミがライトから離れマリアの隣へ。そして、マリアの頭を撫でた。
「あなたからも―――ライトの匂いがする。いっぱい抱かれたんだね―――私と一緒―――これからも一緒に―――愛されよう?」
「…………ツクヨミ」
「……はぁ、わかりましたわ。ではこうしましょう。順番を決ること、あなたがよければ三人一緒でも構いませんわ。ふふ、本当はリンと一緒がいいけど……この白い身体をわたしが赤く染めてあげたい、そんな気持ちもありますの」
「―――?」
マリアはツクヨミの顎をクイッと持ち上げ、うっとりとした目で見る。
そういえばマリアは女好きだった……今さらそんなことを思うライト。
「ライト、今夜はわたしの番ですから」
「はいはい……」
こうして、ライトの夜の相手が一人増えた。
◇◇◇◇◇◇
「……あんたたち、声が丸聞こえなのよ」
リンがジト目で朝食の支度をしていた。
どうやら、ライトとツクヨミとマリアの会話は全て聞かれていたようだ。
「あぁん。リンってばいつわたしと一緒に愛されてくれるの? わたし、ライトだけじゃ満足できませんわ……」
「バカ言ってないで手伝ってよ……」
リンは影からマルシアを呼び、朝食を食べさせていた。
メリーは相変わらず床に転がっている。シンクはまだ起きてないのかと思ったら。
「ふぅ……」
シャワールームから全裸で出てきた。
濡れた髪をタオルでゴシゴシ拭い、裸体を隠さずライトの前を横切る。
「シンク!! 服を着なさいって言ってるでしょ!?」
「べつに構わない。水飲む」
シンクもだが、メリーも羞恥心が殆どない。育った環境が男女という概念を持たない場所だから仕方ないことだが。
シンクと違うのは、言われるとちゃんと服を着るところだ。
朝から面倒なことが続き、リンはため息を吐く。
朝食まで、まだ時間が必要そうだった。
◇◇◇◇◇◇
朝食を食べ、ライトは別荘近くに借りた厩舎へ向かった。
そこには、先輩と後輩と名付けた二頭の馬がいる。そろそろワイファ王国から出発するので、そのことを伝えに来た。
「またよろしくな」
『ブルルン……』『ヒィイン!!』
二頭を撫で、ブラッシングをして、餌箱に新鮮な野菜をたっぷり入れておく。
身体が鈍らないように、数日に一度町の外で運動させていた。いい食事と運動が相まって、以前よりもたくましくなっている。
荷車の手入れも済ませてある。出発準備は万全だ。
「っと、あつはあいつらが買い物から帰って来ればいいのか」
リンたちは、ツクヨミを連れて買い物へでかけた。
ツクヨミの服や下着、旅の食料や道具を買い込み、ファーレン王国へ出発する準備をしている。
「…………待っていろ」
もうすぐ、全てが終わる。
大罪神器を全て揃えることは敵わなかった。だが、それに見合う戦力であるツクヨミを確保できたのは大きい。
レイジとリリカを殺す役目はライト。女神フリアエを殺すのもライト。それ以外の不測の事態はマリアたちに対処させる。本来、大罪神器に任せるべきことをツクヨミに……きっといける。
戦いはもうすぐ始まる。そして……終わりも近い。
◇◇◇◇◇◇
全ての準備が整い、ライトたちは出発した。
ワイファ王国での滞在はとても長かった。最後に【傲慢】のアシュレーの元に挨拶してから出発した。
馬車はワイファ王国を出て、ファーレン王国へ向かう街道に差し掛かる。
手綱を握るのはライト。そして隣にはリン。荷車の中にはマリアたちがいる。
「リン、もうすぐ終わる……お前はどうする?」
「…………さぁね。まだ考えてない」
「じゃあ、俺たちと一緒に考えよう」
「……ふふ、ライトがそんなことを言うなんてね」
「ああ。復讐の先も考えないとな……っと」
「わわっ」
馬車が揺れた。
ガタガタと揺れている。どうやら、車軸に何か挟まったようだ。
馬車を止め、ライトは荷車の下を覗く。すると……枝が挟まっていた。
「どうしたの―――?」
「ああ、枝が挟まってやがる……って、外に出なくていいぞ、中にいろよ」
「ん―――」
ツクヨミが、ライトの様子を見に降りてきたのだ。
ちょこんと前屈みになり、髪を手で押さえる姿は年頃の少女にしか見えない。
可愛いと、素直に思う。
そんなツクヨミの胸から、細い何かが生えてきた。
「―――あ」
「え……?」
金属の、細い何かだ。
すぅーっと、音もなく生えてきた。
ライトはポカンとして、ツクヨミも胸をジッと見つめている。
そして。
「久しぶり―――ライト♪」
ツクヨミの背後に、黒髪の少女が現れた。
「最強の女神、油断したわね?」
「――――」
「ふふ、恋しちゃって油断した? がら空きの背中、いただきました~♪」
「――――あ」
リリカ。
リリカが、ツクヨミの背後から【鬼太刀】を突き立てたのだ。
剣が乱暴に抜かれ、ツクヨミの背中から真っ赤な血が噴き出す。
胸からも血が噴き出し、ライトの顔を濡らす。
ツクヨミは、ライトに覆い被さるように倒れた。
「お、おい……おい!!」
「あ―――」
ツクヨミは、ライトの顔に手を伸ばし―――顔に触れることなく、あっけなく力尽きた。
ツクヨミが、死んだ。
ツクヨミの身体が、溶けるように消え……消滅した。
「…………」
「ふぅ、一番厄介なのが消えてくれたわね。フリアエ様から言われてたの、闇夜の女神ツクヨミとは絶対に戦うなって。それに……裏切った先輩女神たちも始末しなきゃ」
「…………」
「ねぇライト。悲しい? その気持ち、私にはよくわかる……セエレ、アルシェ、アンジェラ、仲間を喪った気持ち」
「…………」
ここで、ようやくマリアたちが馬車から降りてきた。
「リリカ……っ!!」
「あ、リン。それと……大罪神器の所有者たち」
「あなた……ツクヨミをどうしましたの?」
「え、殺したよ?」
リリカは、あっさりと言う。
「……ボク、きみの四肢を狩りたい」
「……あたしもー」
ゾワリと、シンクとメリーの気配が変わる。
マリアの背から、八本の百足鱗が伸び、まるで八岐大蛇のようにうねる。
「愛してさしあげる……いらっしゃいな」
リンは刀を抜き、吹っ切れたようにリリカに向けた。
「リリカ……っ!!」
「あはは。みんな怒ってる……でもね、私だって強くなったんだよ? 女神キルシュを喰らって、私自身が女神になったの」
リリカが【鬼太刀】を構える。
「舞い踊れ、【夜叉鬼刃・舞姫】……戦刃の女神リリカの名の下に」
リリカが変身する。
以前のような筋肉質ではなく、元の美しい姿のまま、頭部から二本の角が生え、召し物が着物のような装いに。
手には二本の大太刀と小太刀が握られていた。
「さぁライト、決着を付けましょう……私とあなたの因縁に」
「…………」
ライトは、ゆるりと立ち上がる。
「…………カドゥケウス」
『ああ、いいぜぇ? 芳醇な怒りと憎しみを感じるぅ……はぁ、今日は何を魅せてくれるんだ相棒ぉぉっ!!』
ライトも、変わる。
漆黒のモヤがライトの身体を包み込み、まるでロングコートのような服になる。
第六階梯『悪衣悪食』を纏ったライトは、左腕を膨張させ、カドゥケウスをリリカに向けた。
「誰も手を出すな……」
真っ赤な右目は、血の涙を流していた。
「俺の全てを賭けて……リリカ、貴様をぶっ殺す!!」
1
あなたにおすすめの小説
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる