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早起きは3分の得
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パイロンの家でご飯を食べた後、転移で元気の家へと無事にご帰宅……
「疲れたーzzz」
そのまま、ベッドの中で、すやぁぁぁぁ、と眠って、8時間……
「くぁぁ!ふぁぁぁ!……尻かゆっ!」
ボリボリ……
尻をかきながら、ベッドから這い出て部屋のカーテンを開ける。
「はぁ……今日もいい天気だぁ」
部屋に差し込む気持ちの良い……さむ!
「……うおい!月光じゃん!散々、浴びあまくってきたやつ!」
私は勉強机に設置した小型の時計を見る。
私も一応は勉強をするからね!……え?なんのだって?
ふっ、愚問だね!それはもうコーヒーに……例えが思い浮かびませんでした!
しかし、勉強机を用意する理由なぞ決まっているだろう!
それは!ハンナ(10)に
「勉強しなさい!」
と怒られるから作ったんだ!
「……ふぁっ!4時!……また、よく寝たぁ!にしては暗すぎて、後々になって、6時に起きてくる皆様よりも、お昼頃に疲れのピークがやってくる時間じゃありませんか……寝よ」
新調して日が浅い、なめらかなフローリングのツルツルした感触を楽しみながらベッドへー!スライド、イン!
「くぁぁ……また、すやぁ、と眠って3時間後にお会いしましょう!」
木目調の天井の人の顔のように見えるシルエットの君へ、挨拶して眠る。
ドキドキドキドキ……高鳴る鼓動の音、
「……眠れねぇ!」
布団をめくって飛び起きる。
「興奮しすぎて眠れねぇ!」
起き上がると天井の木目調の顔と目が合った。
「…ふ……また、お会いしましたね」
天井の人の顔に見えるシルエットの君へ、にご挨拶
「そんなに1人が寂しいのかい?……しょうがないねぇ……と、でもいうと思ったかぁ!私は寝る!美容の天敵!不眠には断固として戦います!」
再び、布団の中へ……
「……」
ビュウウ、ガサガサガサァ……
「風えぇぇ!」
こらえ症のない私は、ちょっとの物音で飛び起きる。
「ふ……また、お会いしましたね」
木目調の天井の人の顔に……なげぇ!
「もう「シミ」と名付けよう……ありがたいと思えよ?」
返事の返ってこない天井に向かって指を刺す。
「……おやすみ!もう起こさないでよ!特に、私!!」
ああ……暖かい布団に包み込まれて安心するぅ……布団の中が1番だぁ~
愛しの布団ちゃんを抱きしめる。
「全く、もう照れるなって……って、そうじゃねぇ!布団と「うふふ♡新婚ごっこー」をしてどうする!」
でも、なんかちょっと楽しくなってきたぁ!
ドキドキドキドキドキドキ……
最高にたぎる私の胸……
「……ぐあああ!胸が!胸がぁぁ……」
うそだろ!嘘だと言ってくれ!
「木目調の人の顔をしたシルエットのシミよ!」
って、なげぇ!しつけぇ!……尻かゆっ!
ボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリ……
「呪いの言葉かぁぁ!きもい!そして、私はいつまで……腕かゆっ!……もうええわ!」
と、ここで終わらないのが私。
「絶対に眠る!」
布団に入り込む前に、
「イェーイ!新築のフローリングで行われる靴下スケーティングゥゥ!ふぅぅぅ!」
床上で行われる滑りを堪能してから、
「8回転アクセル!もちろん我流!」
回転しながら宙に舞い上がり、そのままベッドへゴールイン!……イィエェイ!
「ふ……すね!がぁぁ!ぶつけたぁ!」
すまし顔からの右すねを教えたまま、ベッドの上を転がりまわる。
「うるさい!何時だと思ってんの!早く寝なさい!」
ドアを静かに開けてみんなを起こさないように私を叱るハンナ。
「あ、すみません……ハンナ母…」
「誰が母じゃ!あんたの方が年上だよ!
頼むからしっかりして!おやすみ!」
静かーに、ゆっくりと閉める。
「……行ったか。ふっふっふ……とう!」
ベッドから飛び上がり床に静かに着地。
今の私は……キャッツ・ハーイィィ!
私のヘッド(頭)は!
「ハイテンション!」
グッ!とポージング……
「決まった……早起きは3分の得って言うけど、本当だ!めっちゃ!たーのしぃぃ!
ふぅぅ!」
床上のスケーティングを楽しむ。
「よし!決めるぜ!……33回転アクセル!早朝迷惑エディション!」
ぱふん!とベッドに着地。
迷惑と言っても名前だけだ。ちゃんと周りへの配慮は……
「……セーフ!ハンナ母にはバレなかったようだ!この刺激がたまらねぇぜ!」
窓の方を見る。空が白んでいた。
「おお!いつのまにか朝か!途中から楽しくてわからなかったわ!」
久しぶりのご来光を拝む。
「バーで夜のご来光達(おっちゃん達の輝き)は浴びてるけど、本物は久しぶりだ……zzz」
夢の世界へ……
「へへへ!55回転アクセリュウウ……」
窓の前で眠る私
「つかれたぁーやっと解放されたー」
精霊の里から帰ってきたシルフィと仲良く一緒に眠る。
「ぐへへへ!……へ?」
「おほほほ!……ほ?」
互いの笑い声に思わず眠い目を開けて顔を見合わせる。
仲良し!
「疲れたーzzz」
そのまま、ベッドの中で、すやぁぁぁぁ、と眠って、8時間……
「くぁぁ!ふぁぁぁ!……尻かゆっ!」
ボリボリ……
尻をかきながら、ベッドから這い出て部屋のカーテンを開ける。
「はぁ……今日もいい天気だぁ」
部屋に差し込む気持ちの良い……さむ!
「……うおい!月光じゃん!散々、浴びあまくってきたやつ!」
私は勉強机に設置した小型の時計を見る。
私も一応は勉強をするからね!……え?なんのだって?
ふっ、愚問だね!それはもうコーヒーに……例えが思い浮かびませんでした!
しかし、勉強机を用意する理由なぞ決まっているだろう!
それは!ハンナ(10)に
「勉強しなさい!」
と怒られるから作ったんだ!
「……ふぁっ!4時!……また、よく寝たぁ!にしては暗すぎて、後々になって、6時に起きてくる皆様よりも、お昼頃に疲れのピークがやってくる時間じゃありませんか……寝よ」
新調して日が浅い、なめらかなフローリングのツルツルした感触を楽しみながらベッドへー!スライド、イン!
「くぁぁ……また、すやぁ、と眠って3時間後にお会いしましょう!」
木目調の天井の人の顔のように見えるシルエットの君へ、挨拶して眠る。
ドキドキドキドキ……高鳴る鼓動の音、
「……眠れねぇ!」
布団をめくって飛び起きる。
「興奮しすぎて眠れねぇ!」
起き上がると天井の木目調の顔と目が合った。
「…ふ……また、お会いしましたね」
天井の人の顔に見えるシルエットの君へ、にご挨拶
「そんなに1人が寂しいのかい?……しょうがないねぇ……と、でもいうと思ったかぁ!私は寝る!美容の天敵!不眠には断固として戦います!」
再び、布団の中へ……
「……」
ビュウウ、ガサガサガサァ……
「風えぇぇ!」
こらえ症のない私は、ちょっとの物音で飛び起きる。
「ふ……また、お会いしましたね」
木目調の天井の人の顔に……なげぇ!
「もう「シミ」と名付けよう……ありがたいと思えよ?」
返事の返ってこない天井に向かって指を刺す。
「……おやすみ!もう起こさないでよ!特に、私!!」
ああ……暖かい布団に包み込まれて安心するぅ……布団の中が1番だぁ~
愛しの布団ちゃんを抱きしめる。
「全く、もう照れるなって……って、そうじゃねぇ!布団と「うふふ♡新婚ごっこー」をしてどうする!」
でも、なんかちょっと楽しくなってきたぁ!
ドキドキドキドキドキドキ……
最高にたぎる私の胸……
「……ぐあああ!胸が!胸がぁぁ……」
うそだろ!嘘だと言ってくれ!
「木目調の人の顔をしたシルエットのシミよ!」
って、なげぇ!しつけぇ!……尻かゆっ!
ボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリ……
「呪いの言葉かぁぁ!きもい!そして、私はいつまで……腕かゆっ!……もうええわ!」
と、ここで終わらないのが私。
「絶対に眠る!」
布団に入り込む前に、
「イェーイ!新築のフローリングで行われる靴下スケーティングゥゥ!ふぅぅぅ!」
床上で行われる滑りを堪能してから、
「8回転アクセル!もちろん我流!」
回転しながら宙に舞い上がり、そのままベッドへゴールイン!……イィエェイ!
「ふ……すね!がぁぁ!ぶつけたぁ!」
すまし顔からの右すねを教えたまま、ベッドの上を転がりまわる。
「うるさい!何時だと思ってんの!早く寝なさい!」
ドアを静かに開けてみんなを起こさないように私を叱るハンナ。
「あ、すみません……ハンナ母…」
「誰が母じゃ!あんたの方が年上だよ!
頼むからしっかりして!おやすみ!」
静かーに、ゆっくりと閉める。
「……行ったか。ふっふっふ……とう!」
ベッドから飛び上がり床に静かに着地。
今の私は……キャッツ・ハーイィィ!
私のヘッド(頭)は!
「ハイテンション!」
グッ!とポージング……
「決まった……早起きは3分の得って言うけど、本当だ!めっちゃ!たーのしぃぃ!
ふぅぅ!」
床上のスケーティングを楽しむ。
「よし!決めるぜ!……33回転アクセル!早朝迷惑エディション!」
ぱふん!とベッドに着地。
迷惑と言っても名前だけだ。ちゃんと周りへの配慮は……
「……セーフ!ハンナ母にはバレなかったようだ!この刺激がたまらねぇぜ!」
窓の方を見る。空が白んでいた。
「おお!いつのまにか朝か!途中から楽しくてわからなかったわ!」
久しぶりのご来光を拝む。
「バーで夜のご来光達(おっちゃん達の輝き)は浴びてるけど、本物は久しぶりだ……zzz」
夢の世界へ……
「へへへ!55回転アクセリュウウ……」
窓の前で眠る私
「つかれたぁーやっと解放されたー」
精霊の里から帰ってきたシルフィと仲良く一緒に眠る。
「ぐへへへ!……へ?」
「おほほほ!……ほ?」
互いの笑い声に思わず眠い目を開けて顔を見合わせる。
仲良し!
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