BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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淫乱な子は檻に入れて

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「ただいま。正樹」

高級マンションの一室。帰って来た男は、楽しそうにペットの名前を呼んだ。

「はっ、あぁんっ!」

玄関までの出迎えは無いが、部屋からは鳴き声での返事がした。その正樹の元へ、主人は歩いていく。
リビングのドアを開けると、黒い箱が目に入る。その大きさは主人の背よりも高い。

「お待たせ、正樹」
「あぁ、ぁっ! ご主人、ひゃまっ……!」

箱の正体は、檻。鉄格子ごしに見える正樹の姿に、主人は愉しそうに笑った。
今の正樹は人間でなく雄犬で、主人に愛玩されるペットの存在だ。

「床、精液でべとべとだね。何回イったんだい?」
「あぅ、分かんない……です」

真っ赤な顔で荒い息を吐き、正樹が主人を見上げて答える。その腹の下の檻の床は、冷たい金属の色が見えない程、性のミルクで染まりきっている。
吐精された場所が一点に集中しているのは、正樹が四つ這いの状態で手足を床に繋がれているから。
両手首を繋がれ、そして足は大きく開いた状態で足首と膝を繋がれ、正樹は腰をくねらせるくらいしか動く事を許されない。

「お尻もすごい事になってるね。尻尾バイブくわえて、気持ち良さそうに汁を垂れ流してる」
「やぁ……! 言わな……で」

主人の指摘で、正樹は嫌でもアナルに入れられた玩具を意識してしまう。
正樹の尻には、男根をかたどったバイブが埋め込まれていた。そのバイブには茶色をした犬の尻尾が付いており、正樹が腰を振る度に左右に揺れている。
腰を振りながら尻尾を揺らし、淫汁を撒き散らす正樹の姿は、淫乱な雄犬そのもの。痴態を晒して快感に身悶える正樹に、主人の欲情は更に掻き立てられた。もっと近くで正樹をめちゃくちゃにするため、主人は檻の鍵を開け、中に入っていった。

「ふふ、近くで見たら、目が潤んでるのがよく分かる。正樹、可愛いよ」
「ごしゅ、む、ふ……んぅっ」

あごを掴まれ、正樹は唇を奪われる。正樹の弱い所を知り尽くしている主人は、巧みに舌を這わせて正樹の口を蹂躙した。

「キス、好きかい?」
「はぷっ、好き……でひゅ」

主人は分かりきった事を聞き、望み通りの答えを引き出す。
そんな事、快感に蕩けた正樹の目が、キスでより蕩けるのを見れば分かるのに。
意地悪で、欲しがりで、正樹を愛情で支配し尽くしたい主人は、正樹の口で言わせる。

「でも、もっと好きなのは、これでしょ?」
「あっ……」

主人がズボンのチャックを下ろし、ブルン、と逞しいペニスを取り出した。そして、正樹の鼻先にそのペニスを突き出す。

「ふぁ、はっ」

雄の香りが鼻に入り、正樹がまた快感に支配される。
大好きな主人のペニス。幾度となく自分の中を掻き回してくれた肉の棒。

「はい、ご主人様のチ○コ……好きぃっ」

正樹は当然のように舌を伸ばし、一生懸命に男性器を舐め始めた。
拘束され自由に動かせない身体を使って、先端のみならず幹や袋にまでむしゃぶりつく正樹に、主人のペニスは硬さを増していく。

「そんなに、私のおチ○チンが好き?」
「はいぃ……匂いも、味も、気持ち良くしてくれるのもぉ……っ」

言いながら、正樹は主人のペニスでアナルを犯された時を思い出してしまう。無意識にアナルがヒクついた事により中に入ったバイブが絞め付けられ、バイブと繋がっている尻尾も揺れた。
まるでねだるように左右に動いた犬の尻尾。そのいやらしさに、主人は唾を飲み込んだ。

「どうやって気持ち良くして欲しい?」
「あっ……」

主人は尋ねて立ち上がり、正樹の尻の前にしゃがむ。そして、熱く張りつめた自身のペニスを、正樹の右の尻に押し当てた。

「ひゃぁぁっ! 熱い……あっ、お尻ぃ」

灼熱の肉棒に火照った体を焦がされ、正樹はビクビクと跳ねる。
身体に力が入り、アナルがバイブをさっきよりきつく締め、正樹の中がバイブの動きで強く削られた。

「もしかして、バイブで満足なのかな? 正樹」
「やぁっ……! 違い、まふ……」

わざとらしくとぼけられても、正樹には反論する気力も、権利も意思も無い。
主人の聞きたいねだりと、正樹の切望。その二つが重なった言葉を、正樹は口にする。

「ご主人様のがいいのぉ! ご主人様のチンコでオレのケツぐちゃぐちゃにして、イかせて欲しいのっ! 熱い精液中にいっぱい出して欲しいのぉっ!」

言葉だけなら惨めなねだりだが、正樹の表情は恍惚で満たされていた。
はしたないねだりで自らを貶め、男の尊厳も無く犯されてよがり狂う事が、正樹の幸せだから。

「全く、エッチな雄犬だね」
「はぅんっ!」

アナルに入っていたバイブを、勢い良く抜かれる。寂しそうにパクパクと開閉するアナルに、主人がペニスをあてた。
愛しい正樹の底無しの淫乱さに、少しでも応える為に。

「私が一生飼って、おかしくなるくらいに気持ち良くしてあげる」

主人が一気にペニスを突き入れた。

「ふぁぁっ! 入ってきたぁ……っ!」

舌をタランと垂らして、正樹は喘ぐ。その顔はもう人間とは呼べない。
快感を求めて狂う、一匹の淫獣。その正樹を犯す主人も、獣へと変わっていく。

主人とペット。服従関係のある二匹の獣は性行為によって関係を深め。二度と戻れぬ性の欲望の中へ、幸せを覚えて浸っていくのだった。
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