BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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主はとどめの悦楽を優しくも無慈悲に味わわせる

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同じマンションに暮らす年上の幼なじみである青年の部屋へと遊びに行く。幼少期から続けている行動を、少年はその日も取っていた。
遊びに行くとは言いながらも、実際には勉強を請いその見返りに家事を手伝っている。その情報を真実だと認識させる成績や家事の上達を目の当たりにしているが故に、少年の両親は青年への迷惑を気にしつつも当人からの苦情が無いことを理由として連日の訪問に何も咎めを口にせずにいた。
実態は全く違うというのに、息子である少年と息子に慕われている青年を信頼しきっている両親は今日も何も気付けぬまま、勉強でも家事の手伝いでもない爛れた遊びの後押しをしている。それは、男同士でありながら互いの存在を性の対象として見た上で繰り広げられる遊び。年上であるはずの青年が心と身体で少年に服従を誓い、被虐を嬉しがる魂からの奉仕と無様な痴態を少年に悦んで捧げる遊びだ。

「○○、良い子だね。前よりも僕のおチ〇チンを舐めるのが上手になってるよ」
「あむっ、んむぅっ」

大好きなご主人様に、名前を呼ばれつつ褒められた。従順なペットになりきった青年が、少年の男根を根元まで含んだ口から至福の鳴き声を零しつつ縛められた肉体の発情をまた加速させる。自らの体格に合わせて注文し自らの金で購入した薄茶色を基調とした犬の着ぐるみに身を包んだ青年が、分厚い綿の締め付けによって窮屈に折り畳んだ状態に保たれている手足を心地良さげに震わせ頭部を包む犬のマスクに開けられた穴から覗いている目を幸せそうに蕩けさせながら、マスクの機構によって閉じられなくなっている口を用いた男根への愛撫の熱を引き上げていく。

「ふふっ、褒められて嬉しくなっちゃった? ご主人様のおチ〇チン、もっと一生懸命におしゃぶりしたくなっちゃった?」
「あむ、ふぅっ」

最愛の主が浴びせた問いに対し、淫猥な犬となった青年が男根に這わせる舌の勢いを緩めはせずに肯定の返事を紡ぐ。声がくぐもっていてもはっきりと分かるよう瞳でも伝えながら、青年が愛しき少年に質問にその通りだと示す。
そうして表現の幅を狭められた状況でもしっかりと己の淫らさといじらしさを教える自分だけの惨めで可愛い犬に対する劣情と加虐欲を滾らせながら、座椅子に腰掛けた体勢で口奉仕を享受していた少年主はわずかに体勢を変化させるとそれまで青年の頭を撫でる程度の動きしか行っていなかった右手を伸ばし、新たな褒め言葉と共にご主人様の求める通りの痴態を晒している犬へのご褒美を注ぎ始めた。

「んむっ、あふっ、むぁぁんっ」
「○○は本当に、正直でエッチな良い子だね。こんな良い子にはご褒美をあげなくちゃね。ほら、大好きなお尻ぐりぐりだよ。僕のおチ〇チンを夢中で舐め舐めしながら、僕にお尻を苛められてたくさんイっちゃいなさい」
「ふむ、あむぅぅん……っ!」

着ぐるみの表面に生えている尻尾飾りを握った少年の右手が、気まぐれに直径を変えた円を時計回りに描いていく。尻尾飾りと着ぐるみの内側で繋がっている表面に無数のイボを生やした偽の男根に奥深くまでを貫かれた腸内を責められ出した青年が、本格的に恵まれ出した責め苦に愉悦を湧き上がらせつつ一層熱烈に男根を吸い上げ舌をまとわりつかせていく。

「うぁっ……最高。お尻を苛められながら僕のおチ〇チンをいやらしくしゃぶって、可愛いね。そろそろ一回出すから、いつも通りにしっかり、全部飲み干すんだよ?」
「んふ、あふぅんっ」

もちろんですと言わんばかりの反応を見せる犬の尻穴を掻き回しながら、他の誰も知らない青年の本性を自分だけが知っているという優越感に改めて浸りながら、少年は靴下をあらかじめ脱いでおいた足を不意打ちで動かし床に敷かれたペットシートの意味が失われる程に透明な淫蜜を撒き散らしていた青年犬の男根を左右の足の裏でからかうように弾き、大事な器官を雑に扱われているという惨めな興奮と合わせて断続的な絶頂に繋がるとどめの悦楽を、優しくも無慈悲に味わわせていくのだった。
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