BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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駄目犬親子は知らぬ記憶に仲良く嬲られる

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年齢を感じさせぬ程に雄々しき肉体を日々の鍛錬によって保ちながら、憎むべき悪との戦いに身を投じていた捜査員の男。そんな男に息子としてだけでなく雄としても尊敬の念を寄せ、同じ道に進むべく心身を鍛え続ける日常を送っていた少年。
そんな親子は今、自分達の正義感を利用した罠を用いた悪の術中に嵌まって生きたまま捕らわれ、味方のいない施設の地下で衣服を一つ残らず剥ぎ取られた裸体に自力では決して振り払えぬ拘束の仕掛けを屈辱を煽る惨めな装飾を兼ねて与えられていた。
それは、手首から先と足首から先を包む犬の足を模したグローブとブーツを始めとした様々な物品による拘束。取り付けられた者の支配権を外部から奪い望まぬ行動を強いり、その上で常識ではあり得ない変化を意のままにもたらす残酷な拘束だ。
手足を覆うふわふわなグローブとブーツ。頭頂部を彩る犬の耳飾り。そして尻穴へと突き入れられた偽の男根から垂れ下がった犬の尻尾の飾りと、隷属の証でもある黒い首輪。それら全てに内蔵された非道な装置の力を使って仲良く裸体の自由を取り上げられた親子はもう、左右の手と足を床に狭い範囲で密着させた犬の芸の一つであるお座りの姿勢から抜け出したくても抜け出せない。二人並んで同じ格好へと追いやられた無様な親子はもはや、本物の犬のように開き舌をだらしなく垂らされた口からお互いを励ます言葉を発することも許されぬまま、悪が自分達の監禁部屋に用意したモニターに流されている映像を絶えず鑑賞させられるしか無い。
犬に変えられ、犬の飾り達に備えられた機構の力でありとあらゆる選択肢を根本から没収された。そんな哀れな親子はその機構によって休み無く掻き立てさせられている意に染まぬ発情に理性を為す術無く蝕まれながら、記憶に存在しない己の痴態を、今自分達の肉体をお座りに硬直させている機構によって思考に淫猥な上書きをされていた際に収められた映像で繰り広げられている他ならぬ自分達の痴態を、目を逸らすことも耳を塞ぐことも出来ぬまま突き付けられるしか無いのだ。

『おち〇ぽっ! ご主人様方のおち〇ぽ、美味しいわんっ!』
『もっと、もっと俺のお尻、使って下さいわんっ! この間抜けに敗北した駄目犬親子のケツマ〇コっ! いっぱいじゅぼじゅぼして、立場を思い知らせて欲しいわんっ!』

憧れの父がはしたなく蕩けきった知らない表情を作りつつ、悪に足を開き尻穴を征服されながら交尾に耽っている。自慢の息子が雌の声を犬の鳴き真似を交えて放ちつつ、犬のグローブを嵌めた手で尻肉を左右に広げ犬の尻尾と繋がった偽の男根をねじ込まれていない代わりに精液を情けなく溢れさせている尻穴を悪達に見せ付けながら更なる肛虐を一生懸命にねだっている。

『わぅっ、ひゃぅぅぅーんっ! おち〇ぽ、嬉しいわんっ! もっと、もっとほじって下さいわんっ!!』
『あぉぉんっ! おち〇ぽ、ありがとうございますわんっ! 気持ちっ、気持ち良いわんっ! 幸せですわんっ!!』

際限無く欲望を加速させ、尻穴を蹂躙される仕打ちを悦び一色の反応で受け入れる自分達に絶望しながら、現在解消したくても解消出来ない生殺しの中に放置されている親子が快感を欲する思いを増幅させられていく。悪の男根で荒々しく掘削されている尻穴を今満たしている偽の男根を無自覚に腸壁で締め付け尻尾を間抜けに跳ねさせつつ、親子が映像の中の自分と違い上書きを施されていない思考に膨らむ欲望への否定を不屈の再掲と合わせて己に言い聞かせていく。
そうして必死に欲に溺れぬよう耐え悪への怒りを維持する親子は、この先に待ち受ける悪に命じられ親子で夢中になって交尾を行う自分達の映像の存在はもちろん、交互に尻穴をほじり合う映像を鑑賞させられると同時に欲望の肥大を理性での自制を押し潰す勢いで加速させられる命令がすでにその命令の完全な忘却と共に仕込まれていることも知らぬまま、悪に都合の良い犬として振る舞う玩具へと貶められた心と身体に無駄な抵抗を行わせていくのだった。
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