【完結・BL】DT騎士団員は、騎士団長様に告白したい!【騎士団員×騎士団長】

彩華

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7】起きてから向かった先は

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7】起きてから向かった先は

 今日は騎士団の訓練は休み。
久しぶりにゆっくり寝るなんてことは、体内時計が許さなかったらしい。起きた時間は、普段とそう変わらない。変わっていたことといえば、見た夢が俺からしたら怖い夢。悪夢だったことだ。

「あー……、まだ心臓がドキドキしてるぜ」

おまけに変な汗もかいている。

「本当勘弁して欲しいぜ……」

告白しない(出来ない)俺に言う資格は無いが、アラン様に恋人が出来るだなんて。
アラン様は素敵な人だ。俺に限らず、綺麗な女性陣だってアラン様のハートを射貫こうとしているに違いない。実際、文官殿がアラン様が社交場でなかなか女性と踊って下さらず……と困っているのを見たのは一度や二度ではない。
あの様子だと、多分アラン様に恋人はいない……はず。いや、いないでくれ!(失礼だが許して欲しい)

「うわぁぁああ」

一度起き上がったベッドに、何だか胸がゾワゾワしてもう一度ダイブした。駄々を捏ねるようにゴロゴロと転がったところで、何も解決はしない。

「嫌だ~~! アラン様に恋人が出来たら嫌だ~~!!」

なら告白したらどうかと思うが、言う勇気もない。おまけに、フラれたら絶対に立ち直れない自信があるから告白も出来ない。ただ良い感じの距離感で、良い感じにアラン様に微笑んでもらいたい。

「……親父たちに、忠犬と言われるわけだ」

自分でも犬のようだと思う。(もういっそ、アラン様に飼われる犬ならどんなに幸せだっただろう)

「虫の知らせとかじゃないと良いけど」

う~とだの、い~だの悶々としていたところで埒があかない。もう今日は休みだが、訓練に行こう。そうすれば邪念も晴れるだろうと着替え始めた俺。

「アラン様が来てくれますように」

なんて、夢で苦しんだくせに夢に出て来てくれたアラン様に会いたいと願う。それから、先ほどまで重かった足取りが、一気に軽く。腹の中にパンと牛乳を押し込んで、顔を洗って歯を磨く。幸い、酷い寝ぐせは無い。

「よし! 行くか!」

と、休み返上で訓練場へ赴いた俺。
この後。俺は小さな嫉妬をすることになるとは、思ってもみなかった。

*******
久しぶりの更新ですみません~!また短くてすみません><
巨人の話の方がちょっと思いつくのが速かったので、そちらが更新早めになっております
よければ見て頂けると嬉しいです!
こちらは短い話で終わる予定です(^^)
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