田舎に帰ったら従妹が驚くほど積極的になってた話

神谷 愛

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無敵の処女

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 親の眼があれば何もしないだろう、とは思った。確かに思った。その予想を斜め上どころか飛び越えてくるとは思わなかった。一応親戚のはずなんだが、いったいどこの血なのだろうか。
実家では食事に使うのはローテーブルで高さは無いし、いつの間にかそれも布団で簡易的な炬燵に変わっていた。別に要らないと思うのだが、猫が喜ぶらしい。それならしょうがない。
 別に猫も炬燵も問題は無い。それでもそれを利用するなら話がちがってくる。
「「いただきます」」
 久しぶりの実家での食事は美味しい、と思う。隣にあんずがいなければ、いや、現在進行形で絡ませている足を離してくれればそれでいいのだが。
「あんずちゃん、美味しい?」
「はい!美味しいです!」
 元気に返事と笑顔を見せながらも、足はしっかりと絡んで離そうとする気配もない。無理やり剥がそうとすれば現状がばれてしまうし、なし崩し的に昨日のことが掘り返される可能性すらある。でもそれは裏を返せば、あんずもこれ以上は何もできないということでもある。少しほっとすると食事の味もわかってくる。
 それで終わりだと思っていた。だがそれで終わるわけもなく、居間にいれば足を絡める、両親が見えないタイミングで手を繋ぐ。そのまま服の中に手を入れさせようとする。両親がいれば公然といちゃつく。もう俺が知らない間に結婚でも決まってしまったのかと思った。とはいえ、両親も起きている以上はそれが限界でもある。少しほっとしながらやっと夜を迎えた。
「・・・疲れた」
 あんずをどうやって対処するか考えようと思っていたのに、気づけばもう寝る時間だった。流石に風呂に入ってこようとした時は焦ったが、結局諦めてくれたので助かった。
「じゃあ、シよっか」
「おい」
「何?」
「なんでここにいるんだ」
「なんでって、おばさんが」
「嘘だろ」
 本当に信じがたい。あの人はあんずが一応高校生の女子であるということを認識しているのか。いや、結婚しても文句はないとか言っていたが。にしたって俺の同意を得る素振りもないとは驚く。
「本当だよ?あともう二人とも寝ちゃったよ」
「わかったから、服を脱ごうとするな」
「シないの?」
「しないが」
「あ、そっか」
「・・・」
「一人でスるの見せるって言ったっけ」
「言ってないな」
「お兄ちゃん寝てたかも」
「・・・おやすみ」
 もう無視したほうが早い気がしてそのまま布団の中に体を滑り込ませる。もうこの際、同衾ぐらいは甘んじて受け入れようと思いながら。
「・・・」
 意外と大人しくしているなと思っていたのも束の間、そのまま布団の中に入ってくる。二人用ではないが、小柄なあんずなら意外と何とかなる。なんとかなるとは言っても余裕があるわけでは無い。ぴったりと体を合わせると背中に柔らかい圧力がある。
 昨日のことを思い出してつい体は反応してしまうが、ここで手を出したら今日の我慢の全てが無に帰してしまう。今日は大人しくしているな、などと思ったがすぐに後ろから水音が聞こえてくることに気付いた。

「んんっ」
 後ろでもぞもぞとしている気配がある。背中に頭が当たっているからか、音は言わずもがな、振動や揺れがダイレクトに伝わってくる。既に視界以外が占領されているのに等しい。
「お前・・・」
「お兄ちゃんは相手してくれないんでしょ?じゃあ、いいもん。一人でスるから」
「だからってお前・・・」
「ふんだ」
 後ろから聞こえるぬちゃぬちゃという音は止まる気配もなく、心なしか大きくなっているような気さえする。というか気づけばスンスンという明らかに匂いを嗅いでいる音がしてくる。
「おい
「・・・んっ。何さ。もう少しでイけそうなのに」
「匂いを嗅ぐな」
「いや」
「嫌、じゃなくて別にいい匂いなんてしないだろ」
「良い匂いっていうか、好きな匂いって感じだから気にしなくてもいいよ」
「もう20も後半の男の匂いが好きなんてことあるか」
「お兄ぃの匂いだから好きなの。シてくれないなら邪魔しないで」
「はぁ・・・」
 正直さっきからもう勃起が止まらない。というかこんな至近距離でガンガンに発情オーラ全開にされたら誰だってこうなるだろう。昨日は一線を越えてしまったのだからもうあれっきりにしておけ、と自分の中の倫理が吠えている。これ以上一線を越えればもう一直線に転がり落ちてしまいそうで必死に踏ん張っているというのに、後ろではそんなことお構い無しの女子高生が自慰に勤しんでいる。
「ぁんっ」
 少し大きめの声と振動と共に後ろ側が一気に静かになる。吐かれた吐息の熱さが寝間着を貫通して伝わってくる。やっと終わったらしい。このまま寝られれば今日は終わりだ。自分の下半身がすごいことになっているのには目を瞑れば、の話だが。

「お兄ちゃん、ちょっと」
「・・・何だ。終わったなら早く寝ろ」
「そうじゃなくて、ちょっと手伝って」
「は?散々匂いを嗅いでおいてか?」
「もうちょっともっと深くイけそうなんだよね。指ちょっと貸して」
「は?」
 反駁する隙間すらないまま壁際を向いていた俺は容赦なくひっくり返される。目の前には大きくパジャマの上をはだけて、下に至ってはもう何も履いていないあんずの姿があった。
「何」
「ちょっと貸して」
「だから、何をだって、ちょっと」
 有無を言わせない勢いで手を掴まれる。さっきまで触っていたのか、明らかに粘度の高い湿り気がこっちの指にまで移る。絡まりそうなほどのあんずの愛液を拭きとる暇もなくその手は何も履いていない下半身に持っていかれる。
「何を」
「ぁうんっ。だ、から、借りるね」
 冬とは思えないほどの熱い体の中は特に熱かった。無理やり持って行った手の指をそのまま溢れそうな程の愛液で濡れた膣中に入れられる。昨日とは違ってこっちが淹れているわけではなく余裕があるので、中の形がはっきりと理解できてしまう。
「ふふ、手伝ってくれるの?」
 無意識に指を中で動かしてしまう。ひだがうねって指を出さないと言わんばかりに捕まえようとしてくる。そのうねりに引っ張られるように、指が動く。その動きにあんずが反応してまた動かす。こっちもまた動かされる。その繰り返しが延々と続くうちにこっちを挑戦的に見つめる余裕がいつの間にか顔を上げることもせずにひたすら指を動かすことに集中している。その指は俺のなのだが。
「んんっ。もうちょっと、だか、ら」
「・・・」
「あっ、ん。んふっ、んんんんん」
 さっきまでとは全く違う強さで指を締め付けたと思うと、そのまま目の前で絶頂した。一気に膣中が緩み、あんずも脱力し、やっと指が抜ける。
 昨日とは違ってこっちはほとんど何もしていないため、妙に意識がはっきりしているし、あんずの顔もしっかりと見えている。ほとんどキスできそうな距離で絶頂の顔を拝ませられた身としてはとっくに限界を超えている。というか気づかなったが、いつの間にか俺のパンツの中もどろりとした熱を感じる。

「はぁぁ、ありがと、おやすみ、お兄ちゃん。んっ」
 最後にキスを置き土産にしてそのまま目を閉じる。てっきりこのまま昨日のように欲望のまま襲われると思っていた俺はどうすればいいのかわからない。どうせこの欲も全部持っていかれると思っていたばっかりに行き場を失った熱が空中を漂う。
「・・・くそ餓鬼がよ」
 とりあえず下着だけは変えることにして、ゆっくりと部屋を抜けだす。ああ、後であんずに服を着せないといけない。流石にあれでは風邪を引きかねない、よな。たぶんだけど。
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