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第一章 幼少期の王宮での暮らし
第十五話 無責任な発破
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半年が過ぎた。
その間、王宮魔術師レネが、アルバート王子の護衛の任に就く騎士バンナムに、声を掛けられたかというと、未だに彼は声を掛けることができていなかった。
彼を前にしてしまうと、何故か緊張してしまって声が出なくなってしまう。
紫竜ルーシェの魔法の授業を終えた後、毎回子竜を迎えに来る王子に付き従う護衛騎士バンナム。
最近ではその長身の茶色の髪の騎士の姿を見るだけで、レネは胸がいっぱいになってしまうのだ。
そんな自分がおかしいと思いながらも、今日も彼に声が掛けられなかったと内心がっかりしながら教材の本を布袋にしまい、レネは授業の片づけを進めている。
そこに、いつも授業を参観しているリヨンネという学者の青年が手伝いに加わった。
リヨンネは、授業の見学は最初だけのつもりであったが、結局半年経った今も毎回、紫竜の魔法の授業を見学していた。
レネの授業の邪魔にならないように、基本的には部屋の隅の椅子にリヨンネは黙って座っている。だが、紫竜が戸惑いを見せる時には、すぐにそれを察して手を挙げてフォローするなど、授業の進行の手伝いをしてくれる。
最初は何で、学者の先生が同席するのだと思っていたものだが、今では彼の存在に助かることも多かった。そして現に今も、彼は授業の片づけを手伝ってくれている。
リヨンネは眼鏡を掛けた、いかにも学者というような風体の青年だった。白っぽい金髪を後ろで一つに結び、吹けば飛ぶようなその細い身体を、王宮に出入りするためだろう、少し裾の長い品の良い衣に包んでいる。
聞けば、彼は竜の研究をしていて竜の生態に詳しく、紫竜が生まれ、王宮に引き取られたと聞いたら即、その好奇心から王宮へやって来た(王宮に遣わされた竜騎兵に強引に同行した)。そして今では紫竜に会うため、王宮に日参しているらしい。
片付けを進めていたところで、リヨンネは初めてそのことを口にした。
「なかなか、バンナム卿に話しかけられませんね」
その言葉に、レネはたちまち頬を紅潮させた。
「な……」
そう言って絶句してしまう彼の様子を見て、リヨンネは優しく言った。
「バンナム卿はお忙しいですから、仕方ありませんね」
「…………」
まさか、そんなことを言われるとは思っていなかったレネは、明らかに動揺して、可哀想なくらい真っ赤になっていた。
王宮魔術師の証である金色のメダルを首元に下げた、若く優秀な魔術師レネ。
彼が、護衛騎士バンナムが立ち去る時、いつも「ああ、行ってしまう」というような目で彼の後ろ姿を眺めていることに、早い段階でリヨンネは気が付いていた。
そして毎回、今か今かと、バンナムにレネが声を掛けることを待っていたのだが、レネが口に出して彼を引き留めることはなかった。
ただレネは、毎回「ああ、行ってしまう」というように、いつの間にやらどこかすがりつくような眼差しをしていた。
リヨンネには、王宮魔術師であるレネと、王子の護衛騎士であるバンナムとは一体どういう関係なのだろうと好奇心があった。
更に、このうぶで奥手らしいレネ魔術師の様子を見るのも、少しばかり楽しかった。
「今日この後、レネ先生はお時間がありますか?」
リヨンネが、未だ耳を赤くしているレネに声をかけると、レネは「いえ、ありませんが。何か」と早口で答えた。
それでもリヨンネは続けた。
「私が知るバンナム卿の話をして差し上げようと思います。ご興味がおありですよね」
「!!!!」
レネはガタンとテーブルに手をつき、思わず前のめりになっていた。
その様子を見て、リヨンネは、(あの騎士のどこがいいのだろう。いや、仮にも王子の護衛を務める騎士だから、モテてもおかしくはないのか)とも思う。
それで、二人は片付けを終えた後、随分と早い時間ではあったが王宮から街へ繰り出し、酒場で一杯やることにしたのだった。
街の酒場で、一杯、二杯と杯を重ねているうちに、緊張していたレネの口も次第に軽くなってきていた。
彼は、初めて他人に、自分がバンナム卿から受けた恩の話をした。
「王宮魔術師の任用試験の際に、助けてくれた騎士が、バンナム卿だったんですね」
「そうです」
その時、レネは王宮魔術師のローブは着ておらず、シャツにズボンというラフな姿であった。平民出身のこの若い魔術師は、そうしていると本当に平民にしか見えない。ただ、彼の真っ黒い髪色が、彼には魔力が相応にその身にあることを示していた。
髪色が黒ければ黒いほど多くの魔力が備わっていると言われている。それゆえ、魔術師達の中には黒髪の者が多かった。
「助けて頂いたその時も、御礼を伝えたのですが。今回、またお会いすることが出来たので、是非とも、あの方のお陰で、王宮魔術師になれたことを伝えたかった」
酒に酔ってきたせいか、その瞳も潤ませてレネは言う。
減った杯に、リヨンネは酒を注いだ。
それをまた口にしたレネは続ける。
「あの方のお陰で、私は王宮魔術師になれたのです」
また同じ台詞を繰り返している。
それで、リヨンネは言った。
「言えばいいじゃないですか。バンナム卿、ありがとう!! おかげで王宮魔術師になれたよと」
「そう簡単に言えないんですよ!!!!」
酔っ払ったレネは今までの鬱憤を晴らすかのように、叫んだ。
ダンと手にしていた杯をテーブルに叩きつけるように置く。
「簡単に言えるのなら、とっくに言っています。でも、バンナム卿がいつも部屋へ来る時は、殿下の護衛の任務に就いている時でしょう。声をかけて邪魔してはならないと思うのです」
その台詞に、リヨンネはポンポンとレネの肩を叩き、それから少し笑いながら言った。
「でも、もう半年経っているんですよ。貴方はこのままバンナム卿に声を掛けられぬまま終わってしまうんじゃないですか。殿下はあと半年で北方に行ってしまいます」
レネは、テーブルに突っ伏した。弱々しく言う。
「……………あと半年」
「そうですよ。そして、バンナム卿は殿下の信頼の厚い騎士です。もしかしたら、北方の寮に入る時も、お連れする可能性があります」
「……………え」
それは初耳だったのだろう。
レネの顔が強張った。
「殿下が寮に入られると、しばらくの間はなかなか王都へ戻れないでしょう。竜騎兵の見習い期間は順調にいっておよそ六年間。十歳で始めれば、十六歳で正式な任務に就く」
竜騎兵は、騎竜に跨り、国境の警備や魔獣の討伐任務に就く。
きつくて危険な仕事であるが、騎竜は主となった竜騎兵を守ろうとする意識が強く、竜騎兵が怪我をすることはあるが、ここ十数年命を落とした竜騎兵はいない。
現状、この王国では国と国とが争う状況もなく、平和な世が続いているせいもあるだろう。
だが、レネは竜騎兵の仕事の話よりも、恩義ある騎士が、北方にしばらくの間行ってしまうかも知れないことに頭がいっぱいになっているようだった。
「北方、北方……北方に行ってしまう」
現に今もぶつぶつとそんなことを言っている。
「だからこそ、レネ先生は早く、バンナム卿に告白しなければなりません!!」
いつの間にか、リヨンネの言葉では、レネは告白することになっていた。
過去の行為に対する礼を言うだけだと最初は述べていたのに、すっかり目的が変わっていた。
しかし、レネは否定しなかった。
「どう、……バンナム卿に告白すればいいのか分かりません」
杯を手に、切なげに息をついて、どこか途方に暮れているレネの肩をリヨンネは叩いた。
「大丈夫です!! ああいう真っ直ぐな手合いは、真っ直ぐに、突撃して攻めるのみです」
まったく参考にならない意見である。
「真っ直ぐに突撃?」
「そうです。早速、次回の授業が終わった後、突撃しましょう!!」
そう無責任にも発破をかけたのだった。
その間、王宮魔術師レネが、アルバート王子の護衛の任に就く騎士バンナムに、声を掛けられたかというと、未だに彼は声を掛けることができていなかった。
彼を前にしてしまうと、何故か緊張してしまって声が出なくなってしまう。
紫竜ルーシェの魔法の授業を終えた後、毎回子竜を迎えに来る王子に付き従う護衛騎士バンナム。
最近ではその長身の茶色の髪の騎士の姿を見るだけで、レネは胸がいっぱいになってしまうのだ。
そんな自分がおかしいと思いながらも、今日も彼に声が掛けられなかったと内心がっかりしながら教材の本を布袋にしまい、レネは授業の片づけを進めている。
そこに、いつも授業を参観しているリヨンネという学者の青年が手伝いに加わった。
リヨンネは、授業の見学は最初だけのつもりであったが、結局半年経った今も毎回、紫竜の魔法の授業を見学していた。
レネの授業の邪魔にならないように、基本的には部屋の隅の椅子にリヨンネは黙って座っている。だが、紫竜が戸惑いを見せる時には、すぐにそれを察して手を挙げてフォローするなど、授業の進行の手伝いをしてくれる。
最初は何で、学者の先生が同席するのだと思っていたものだが、今では彼の存在に助かることも多かった。そして現に今も、彼は授業の片づけを手伝ってくれている。
リヨンネは眼鏡を掛けた、いかにも学者というような風体の青年だった。白っぽい金髪を後ろで一つに結び、吹けば飛ぶようなその細い身体を、王宮に出入りするためだろう、少し裾の長い品の良い衣に包んでいる。
聞けば、彼は竜の研究をしていて竜の生態に詳しく、紫竜が生まれ、王宮に引き取られたと聞いたら即、その好奇心から王宮へやって来た(王宮に遣わされた竜騎兵に強引に同行した)。そして今では紫竜に会うため、王宮に日参しているらしい。
片付けを進めていたところで、リヨンネは初めてそのことを口にした。
「なかなか、バンナム卿に話しかけられませんね」
その言葉に、レネはたちまち頬を紅潮させた。
「な……」
そう言って絶句してしまう彼の様子を見て、リヨンネは優しく言った。
「バンナム卿はお忙しいですから、仕方ありませんね」
「…………」
まさか、そんなことを言われるとは思っていなかったレネは、明らかに動揺して、可哀想なくらい真っ赤になっていた。
王宮魔術師の証である金色のメダルを首元に下げた、若く優秀な魔術師レネ。
彼が、護衛騎士バンナムが立ち去る時、いつも「ああ、行ってしまう」というような目で彼の後ろ姿を眺めていることに、早い段階でリヨンネは気が付いていた。
そして毎回、今か今かと、バンナムにレネが声を掛けることを待っていたのだが、レネが口に出して彼を引き留めることはなかった。
ただレネは、毎回「ああ、行ってしまう」というように、いつの間にやらどこかすがりつくような眼差しをしていた。
リヨンネには、王宮魔術師であるレネと、王子の護衛騎士であるバンナムとは一体どういう関係なのだろうと好奇心があった。
更に、このうぶで奥手らしいレネ魔術師の様子を見るのも、少しばかり楽しかった。
「今日この後、レネ先生はお時間がありますか?」
リヨンネが、未だ耳を赤くしているレネに声をかけると、レネは「いえ、ありませんが。何か」と早口で答えた。
それでもリヨンネは続けた。
「私が知るバンナム卿の話をして差し上げようと思います。ご興味がおありですよね」
「!!!!」
レネはガタンとテーブルに手をつき、思わず前のめりになっていた。
その様子を見て、リヨンネは、(あの騎士のどこがいいのだろう。いや、仮にも王子の護衛を務める騎士だから、モテてもおかしくはないのか)とも思う。
それで、二人は片付けを終えた後、随分と早い時間ではあったが王宮から街へ繰り出し、酒場で一杯やることにしたのだった。
街の酒場で、一杯、二杯と杯を重ねているうちに、緊張していたレネの口も次第に軽くなってきていた。
彼は、初めて他人に、自分がバンナム卿から受けた恩の話をした。
「王宮魔術師の任用試験の際に、助けてくれた騎士が、バンナム卿だったんですね」
「そうです」
その時、レネは王宮魔術師のローブは着ておらず、シャツにズボンというラフな姿であった。平民出身のこの若い魔術師は、そうしていると本当に平民にしか見えない。ただ、彼の真っ黒い髪色が、彼には魔力が相応にその身にあることを示していた。
髪色が黒ければ黒いほど多くの魔力が備わっていると言われている。それゆえ、魔術師達の中には黒髪の者が多かった。
「助けて頂いたその時も、御礼を伝えたのですが。今回、またお会いすることが出来たので、是非とも、あの方のお陰で、王宮魔術師になれたことを伝えたかった」
酒に酔ってきたせいか、その瞳も潤ませてレネは言う。
減った杯に、リヨンネは酒を注いだ。
それをまた口にしたレネは続ける。
「あの方のお陰で、私は王宮魔術師になれたのです」
また同じ台詞を繰り返している。
それで、リヨンネは言った。
「言えばいいじゃないですか。バンナム卿、ありがとう!! おかげで王宮魔術師になれたよと」
「そう簡単に言えないんですよ!!!!」
酔っ払ったレネは今までの鬱憤を晴らすかのように、叫んだ。
ダンと手にしていた杯をテーブルに叩きつけるように置く。
「簡単に言えるのなら、とっくに言っています。でも、バンナム卿がいつも部屋へ来る時は、殿下の護衛の任務に就いている時でしょう。声をかけて邪魔してはならないと思うのです」
その台詞に、リヨンネはポンポンとレネの肩を叩き、それから少し笑いながら言った。
「でも、もう半年経っているんですよ。貴方はこのままバンナム卿に声を掛けられぬまま終わってしまうんじゃないですか。殿下はあと半年で北方に行ってしまいます」
レネは、テーブルに突っ伏した。弱々しく言う。
「……………あと半年」
「そうですよ。そして、バンナム卿は殿下の信頼の厚い騎士です。もしかしたら、北方の寮に入る時も、お連れする可能性があります」
「……………え」
それは初耳だったのだろう。
レネの顔が強張った。
「殿下が寮に入られると、しばらくの間はなかなか王都へ戻れないでしょう。竜騎兵の見習い期間は順調にいっておよそ六年間。十歳で始めれば、十六歳で正式な任務に就く」
竜騎兵は、騎竜に跨り、国境の警備や魔獣の討伐任務に就く。
きつくて危険な仕事であるが、騎竜は主となった竜騎兵を守ろうとする意識が強く、竜騎兵が怪我をすることはあるが、ここ十数年命を落とした竜騎兵はいない。
現状、この王国では国と国とが争う状況もなく、平和な世が続いているせいもあるだろう。
だが、レネは竜騎兵の仕事の話よりも、恩義ある騎士が、北方にしばらくの間行ってしまうかも知れないことに頭がいっぱいになっているようだった。
「北方、北方……北方に行ってしまう」
現に今もぶつぶつとそんなことを言っている。
「だからこそ、レネ先生は早く、バンナム卿に告白しなければなりません!!」
いつの間にか、リヨンネの言葉では、レネは告白することになっていた。
過去の行為に対する礼を言うだけだと最初は述べていたのに、すっかり目的が変わっていた。
しかし、レネは否定しなかった。
「どう、……バンナム卿に告白すればいいのか分かりません」
杯を手に、切なげに息をついて、どこか途方に暮れているレネの肩をリヨンネは叩いた。
「大丈夫です!! ああいう真っ直ぐな手合いは、真っ直ぐに、突撃して攻めるのみです」
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