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11.病院で拉致された
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「手がかりって」
誠は始め美朱の言葉にピンときていなかったが、すぐにその事実に気がついて目を開いた。
「いや、そうか。病院か」
優羽はどれくらいの間かはわからないが、それなりに長い間あの部屋に留まっていた。霊がここにいるということは、恐らく本当の彼女は意識を持っていないと思われる。
そんなに長い間、昏睡状態でいるとすれば当然、病気かけがで意識がないのだと思われる。だとすれば、本人は入院している可能性は高い。
「そうよ。病院で意識を失っている子がもしもいれば、それがこの子かもしれないわね」
美朱は簡単に告げると、それからすぐにでも向かおうとして背を向ける。
しかし誠は歩きだそうとはせずに、美朱を呼び止めていた。
「いや、待てよ。もしこの推理が正しいとしてもだ。病院ったって、どこの病院かなんてわからないし、そもそもこいつの名前すらわからない。行き当たりばったりで向かったって手がかりを掴めるとは限らないぞ」
「え。聖エルモ病院じゃないの」
美朱はもういちど誠へと振り返って、きょとんとした顔で答える。
「どうしてそこだと。いや、そうか。確かにそうかもしれない。あそこはキリスト教系の宗教法人が運営しているんだったな。それにこの辺だと長い間、寝たきりの病人を入院させていられるほど大きな病院はそれほど多くない。ならそこにいる可能性は高いって言う訳か」
美朱が答える前に、誠は自分で推理を組み立てて納得したようにうなずく。
ただ当の美朱は、ぽんっと手を打つと大きく感嘆の声を漏らしていた。
「そうか、そうよね。私はただ病院っていったら、いつもあそこだからそう思ってただけなんだけど」
「そうなのかよっ。いや、まぁ、でも何かしらの手がかりにはなるかもしれない。どうせ駄目で元々なんだ。行ってみる価値はあるだろうしな」
誠はつっこみを入れてからうなずくと、優羽の方へと顔を向ける。
優羽は相変わらずきょとんとした間の抜けた表情のまま、軽く首を傾げていた。
「聖エルモ……病院ですか」
しかし何か思うところがあるのか、口元に拳をあてて何やら首を左右に傾ける。
「何か思い当たる事があるのか?」
優羽の様子に誠は思わず身を乗り出して、優羽へと少しだけ歩み寄る。
「あ、いえ。別に何があるって訳じゃないんですけどっ。何かこう、変な感じがして」
優羽は自分でもその感覚の理由がわからないらしく、うーんと声を漏らして眉間にしわを寄せる。
しかしすぐに突如ぽんっと柏手を打つと、何か思い当たったように大きく声を漏らした。
「ああっ」
「なんだ!? 何かわかったのか」
「はいっ。誠さんっ。わかりました。聖エルモって何か食べ物の名前みたいですよねっ」
「そんなところか!? つかどこがだよっ」
誠は思わず足を滑らせそうになりながら、溜息をこぼさずにはいられなかった。
優羽がどこまでも抜けているというのは今までの付き合いからもわかってはいたが、自分の命が危ういかもしれないという展開でこれだけのぼけを見せるとは考えてもいなかった。
「まぁ、いいじゃないの。とにかく今は病院にいってみましょ。優羽ちゃんもそれで何か思い出すかもしれないしね」
口元に浮かぶ笑みを隠しながらも、美朱はにやけた様子で告げる。少し刺激してやれば大笑いしてそうですらある。
「ああ、もう、わかったよ。いけばいいんだろ。いけば」
誠は溜息まじりにつぶやくと、この先この違う意味でうるさい二人に囲まれていく事のやっかいさに頭を抱えたい気持ちを抱えていた。
聖エルモ病院はこの街で一番大きな病院だ。この小さな街には不似合いなほど立派な建物で、いくつも病棟があり、様々な診療科もあり街の医療を一手に引き受けていると言っても過言ではない。
それだけに常に沢山の外来患者が訪れており、その意味では双葉女子学園とは異なり、誠がいる事に違和感はない。
もちろんふよふよ浮かんでいる優羽だけは誰が見ても違和感以外の何者でもなかったが、普通の人には見えないのだからそれをとがめるような人もいない。
美朱は何か先に用事があるとの事で後で合流する事になっており、今はここにはいない。何かと殴られたりせずに済むことは助かるが、優羽と二人きりだと一人で話す変な人に見られてしまう問題があるため、少し心細くもあった。
「で、何か見覚えはあるか」
なるべく目立たないようにスミの方で小声で訪ねる。すると特に意味はないはずだが、優羽も何となくボリュームを落とした声で答えてきた。
「えっと、あんまり覚えはないんですけど……でもなんだか少し嫌な感じがします」
「嫌な感じ? 大善寺の時と同じような奴か」
意外な答えに誠は首をかしげる。
ここはお寺や教会ではないのだから、特に幽霊に対して何か行使する力があるとは思えない。
「いえ、そういうのではなくて」
あたりをきょろきょろと見回してから、さらに声を潜める。
「病院って、注射されたり、血とられたり、薬飲まされたりするじゃないですかっ」
「そこなのかよっ」
思わず突っ込みをいれてしまう。
すぐに慌てて口を押さえるか、すでに周りの注目を浴びていた。
「あ、いえ、すみません……ははは。何でも無いです」
乾いた笑みを浮かべながら、そそくさとこの場を後にする。外来にきていた患者のほとんどがこちらをみていた気がする。
入院病棟へと続く階段の方に逃げ込むように駆け込むと、周りを見回して溜息をもらす。
「もう誠さん。ダメですよ、病院で大声を上げたら」
「誰のせいだと思ってんだ」
「誠さんのせいです。もうそれはもう間違いないです。確定です」
自信満々に答える優羽に、誠はこめかみを押さえる。
「もういい。頭痛い……」
「誠さん、風邪ですか。あらー、お大事にですよ。ちょうど病院にきていますから、診察してもらいます? いいタイミングでしたね」
「……心療内科にかかりたい気分だよ。ああ、鬱だ……」
「それはいけませんね。誠さん、おつか」
それは優羽の言葉の途中だった。
突然頭の後ろに強い衝撃が走る。
何が起きたのかも、全くわからない。
優羽が名前を呼ぶ声が聞こえていたような気もする。
しかしそれに答える事もなく、誠は意識を失っていた。
「目が覚めたか」
その声は激しい頭痛と共に聞こえてきていた。
誰の声かはわからない。目の前にはどこかの部屋の天井だけが見える。
ただ同時に極端なまぶしさを覚えて慌ててまぶたを閉じる。
何とか起き上がろうと手足を動かそうとして、初めて誠は自分がベッドの上で縛り付けられている事に気がついた。
声のした方向に頭だけ向けてみる。
うっすらと白衣を来た何者かがいる事は見えるが、それ以上の事はわからない。まぶしすぎて目をまともに開く事もできず、そのため極端に視野が狭くなっていた。目を細めた時のように、ごくわずかの範囲しか見て取る事ができない。
「ここはどこで……貴方は誰ですか」
誠はおそるおそる声の主へと問いかける。
声の主が誰なのか、ここがどこなのかもわからない。
どこかの病室の中なのだろうか。あまりよくは見えないが、何となくそんな感じがする。だけどなぜ俺は縛られているんだ。それに優羽は近くにいるのだろうか。そばから離れられないはずだから、ここにいてもおかしくはないはずなのに、彼女の声は全く聞こえなかった。
「その質問に答える事はできないし、答える必要もないな」
声の主ははっきりとそう告げていた。
その答えで、初めて誠は自分が何か危険な状態にある事に気がつく。
後頭部はまだ少し痛む。おそらくは何かで殴りつけられたのか、あるいはスタンガンのようなものを突きつけられたのかもしれない。
つまり誰かに拉致され拘束されているという事だ。
そして目の前にいる白衣の何者かが、誠を拉致した犯人か、あるいはその仲間なのだろう。
「俺を……どうするつもりだ……」
絞り出すように訪ねる。
「さてどうしたものかな。私としてもこんな事態になる事は想定していなかったからね。まだ決めかねているというところだ」
声の主はややトーンを強めつつも、落ち着いた声で答える。
はじめはよくわからなかったが、どうやら女性の声のように思えた。それも比較的若い女性だ。優羽や美朱とそれほど変わらないのではないだろうか。
誠は声の感じからその目星をつけてもういちど白衣の主へと視線を移す。
断片的にしか見えはしないが、体の細さや腰つきから見て女性である事は間違いなさそうだと誠は思う。
視界が狭いのは頭部に受けたダメージのせいなのか、それ以外によるものであったのかはわからなかったが、そうだとすれば少し時間が経てば回復するかもしれない。
部屋の明かりはそれほど強くなさそうではあったが部屋の中はかなり明るい。外から日光が差し込んでいるのだろう。つまりここは少なくとも地下室ではないし、それほど長い時間が経っている訳でもなさそうだった。
誠は始め美朱の言葉にピンときていなかったが、すぐにその事実に気がついて目を開いた。
「いや、そうか。病院か」
優羽はどれくらいの間かはわからないが、それなりに長い間あの部屋に留まっていた。霊がここにいるということは、恐らく本当の彼女は意識を持っていないと思われる。
そんなに長い間、昏睡状態でいるとすれば当然、病気かけがで意識がないのだと思われる。だとすれば、本人は入院している可能性は高い。
「そうよ。病院で意識を失っている子がもしもいれば、それがこの子かもしれないわね」
美朱は簡単に告げると、それからすぐにでも向かおうとして背を向ける。
しかし誠は歩きだそうとはせずに、美朱を呼び止めていた。
「いや、待てよ。もしこの推理が正しいとしてもだ。病院ったって、どこの病院かなんてわからないし、そもそもこいつの名前すらわからない。行き当たりばったりで向かったって手がかりを掴めるとは限らないぞ」
「え。聖エルモ病院じゃないの」
美朱はもういちど誠へと振り返って、きょとんとした顔で答える。
「どうしてそこだと。いや、そうか。確かにそうかもしれない。あそこはキリスト教系の宗教法人が運営しているんだったな。それにこの辺だと長い間、寝たきりの病人を入院させていられるほど大きな病院はそれほど多くない。ならそこにいる可能性は高いって言う訳か」
美朱が答える前に、誠は自分で推理を組み立てて納得したようにうなずく。
ただ当の美朱は、ぽんっと手を打つと大きく感嘆の声を漏らしていた。
「そうか、そうよね。私はただ病院っていったら、いつもあそこだからそう思ってただけなんだけど」
「そうなのかよっ。いや、まぁ、でも何かしらの手がかりにはなるかもしれない。どうせ駄目で元々なんだ。行ってみる価値はあるだろうしな」
誠はつっこみを入れてからうなずくと、優羽の方へと顔を向ける。
優羽は相変わらずきょとんとした間の抜けた表情のまま、軽く首を傾げていた。
「聖エルモ……病院ですか」
しかし何か思うところがあるのか、口元に拳をあてて何やら首を左右に傾ける。
「何か思い当たる事があるのか?」
優羽の様子に誠は思わず身を乗り出して、優羽へと少しだけ歩み寄る。
「あ、いえ。別に何があるって訳じゃないんですけどっ。何かこう、変な感じがして」
優羽は自分でもその感覚の理由がわからないらしく、うーんと声を漏らして眉間にしわを寄せる。
しかしすぐに突如ぽんっと柏手を打つと、何か思い当たったように大きく声を漏らした。
「ああっ」
「なんだ!? 何かわかったのか」
「はいっ。誠さんっ。わかりました。聖エルモって何か食べ物の名前みたいですよねっ」
「そんなところか!? つかどこがだよっ」
誠は思わず足を滑らせそうになりながら、溜息をこぼさずにはいられなかった。
優羽がどこまでも抜けているというのは今までの付き合いからもわかってはいたが、自分の命が危ういかもしれないという展開でこれだけのぼけを見せるとは考えてもいなかった。
「まぁ、いいじゃないの。とにかく今は病院にいってみましょ。優羽ちゃんもそれで何か思い出すかもしれないしね」
口元に浮かぶ笑みを隠しながらも、美朱はにやけた様子で告げる。少し刺激してやれば大笑いしてそうですらある。
「ああ、もう、わかったよ。いけばいいんだろ。いけば」
誠は溜息まじりにつぶやくと、この先この違う意味でうるさい二人に囲まれていく事のやっかいさに頭を抱えたい気持ちを抱えていた。
聖エルモ病院はこの街で一番大きな病院だ。この小さな街には不似合いなほど立派な建物で、いくつも病棟があり、様々な診療科もあり街の医療を一手に引き受けていると言っても過言ではない。
それだけに常に沢山の外来患者が訪れており、その意味では双葉女子学園とは異なり、誠がいる事に違和感はない。
もちろんふよふよ浮かんでいる優羽だけは誰が見ても違和感以外の何者でもなかったが、普通の人には見えないのだからそれをとがめるような人もいない。
美朱は何か先に用事があるとの事で後で合流する事になっており、今はここにはいない。何かと殴られたりせずに済むことは助かるが、優羽と二人きりだと一人で話す変な人に見られてしまう問題があるため、少し心細くもあった。
「で、何か見覚えはあるか」
なるべく目立たないようにスミの方で小声で訪ねる。すると特に意味はないはずだが、優羽も何となくボリュームを落とした声で答えてきた。
「えっと、あんまり覚えはないんですけど……でもなんだか少し嫌な感じがします」
「嫌な感じ? 大善寺の時と同じような奴か」
意外な答えに誠は首をかしげる。
ここはお寺や教会ではないのだから、特に幽霊に対して何か行使する力があるとは思えない。
「いえ、そういうのではなくて」
あたりをきょろきょろと見回してから、さらに声を潜める。
「病院って、注射されたり、血とられたり、薬飲まされたりするじゃないですかっ」
「そこなのかよっ」
思わず突っ込みをいれてしまう。
すぐに慌てて口を押さえるか、すでに周りの注目を浴びていた。
「あ、いえ、すみません……ははは。何でも無いです」
乾いた笑みを浮かべながら、そそくさとこの場を後にする。外来にきていた患者のほとんどがこちらをみていた気がする。
入院病棟へと続く階段の方に逃げ込むように駆け込むと、周りを見回して溜息をもらす。
「もう誠さん。ダメですよ、病院で大声を上げたら」
「誰のせいだと思ってんだ」
「誠さんのせいです。もうそれはもう間違いないです。確定です」
自信満々に答える優羽に、誠はこめかみを押さえる。
「もういい。頭痛い……」
「誠さん、風邪ですか。あらー、お大事にですよ。ちょうど病院にきていますから、診察してもらいます? いいタイミングでしたね」
「……心療内科にかかりたい気分だよ。ああ、鬱だ……」
「それはいけませんね。誠さん、おつか」
それは優羽の言葉の途中だった。
突然頭の後ろに強い衝撃が走る。
何が起きたのかも、全くわからない。
優羽が名前を呼ぶ声が聞こえていたような気もする。
しかしそれに答える事もなく、誠は意識を失っていた。
「目が覚めたか」
その声は激しい頭痛と共に聞こえてきていた。
誰の声かはわからない。目の前にはどこかの部屋の天井だけが見える。
ただ同時に極端なまぶしさを覚えて慌ててまぶたを閉じる。
何とか起き上がろうと手足を動かそうとして、初めて誠は自分がベッドの上で縛り付けられている事に気がついた。
声のした方向に頭だけ向けてみる。
うっすらと白衣を来た何者かがいる事は見えるが、それ以上の事はわからない。まぶしすぎて目をまともに開く事もできず、そのため極端に視野が狭くなっていた。目を細めた時のように、ごくわずかの範囲しか見て取る事ができない。
「ここはどこで……貴方は誰ですか」
誠はおそるおそる声の主へと問いかける。
声の主が誰なのか、ここがどこなのかもわからない。
どこかの病室の中なのだろうか。あまりよくは見えないが、何となくそんな感じがする。だけどなぜ俺は縛られているんだ。それに優羽は近くにいるのだろうか。そばから離れられないはずだから、ここにいてもおかしくはないはずなのに、彼女の声は全く聞こえなかった。
「その質問に答える事はできないし、答える必要もないな」
声の主ははっきりとそう告げていた。
その答えで、初めて誠は自分が何か危険な状態にある事に気がつく。
後頭部はまだ少し痛む。おそらくは何かで殴りつけられたのか、あるいはスタンガンのようなものを突きつけられたのかもしれない。
つまり誰かに拉致され拘束されているという事だ。
そして目の前にいる白衣の何者かが、誠を拉致した犯人か、あるいはその仲間なのだろう。
「俺を……どうするつもりだ……」
絞り出すように訪ねる。
「さてどうしたものかな。私としてもこんな事態になる事は想定していなかったからね。まだ決めかねているというところだ」
声の主はややトーンを強めつつも、落ち着いた声で答える。
はじめはよくわからなかったが、どうやら女性の声のように思えた。それも比較的若い女性だ。優羽や美朱とそれほど変わらないのではないだろうか。
誠は声の感じからその目星をつけてもういちど白衣の主へと視線を移す。
断片的にしか見えはしないが、体の細さや腰つきから見て女性である事は間違いなさそうだと誠は思う。
視界が狭いのは頭部に受けたダメージのせいなのか、それ以外によるものであったのかはわからなかったが、そうだとすれば少し時間が経てば回復するかもしれない。
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