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第二章
相談
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今日は定休日。
叔父さんの見舞いに総合病院へ来た。
ここは国内外から優秀なドクターが集められている総合病院だ。セキュリティやサービスの水準が他の病院より高いそうだ。そこに伯父が入院している。入院出来てラッキーだったと言わざるを得ない。
費用も安くはない。今は売り上げのほとんどをこちらに入れている。普段は叔母さんが来ているが、定休日は私が来る日と教えてある。
もうすぐ櫻坂の桜も見えるだろう。ここは櫻坂が見える病室なのだ。つまり西向きに窓がある。ラッキーな部屋だ。
「なあ、さくら。休みの日くらい、春なんだからデートでもしてきなさい。こんな病の爺に付き合う必要はない」
私は叔父さんのベッドの横に座ると、家で焼いてきた叔父さんの大好きなジンジャークッキーを広げておいた。少し柔らかく仕上げてきた。食べやすいようにだ。
「ありがとう。もう、あまり食欲がなくてね。でも、これだけは少しずつ食べられる。看護婦さん達からも、これがあってよかったねと言われるよ」
「……叔父さん。叔母さんのためにもそんなこと言わないで」
「さくら。彼女のこと頼むな。それと店のことは気にするな。そろそろ閉めて自分の仕事を会社でしなさい」
「そのことなんだけどね、叔父さん……」
私は叔母さんにも話していない、おとといの夜の出来事を話しだした。
神崎さんとの出会いと思いもよらぬ提案。店を支店と合併させて、いずれ独立できるよう持っていこうと言ってくれたこと。信じていいのかわからないこと。赤裸々に話した。
叔父さんは経営に関して、先代の店長から色々教わっていて、神崎造船の船で花を仕入れているのも理由があってのことだ。
亡くなった叔父さんのお母さまは神崎造船の先代の奥様の親友だったそうだ。それもあって、神崎家ではうちを昔からごひいき頂いているというわけだ。
だからといって、副社長の彼が私を援助するのはちょっと違う。しかも畑違い。方向性が違うことを口出されたとして私は資金援助してもらったが故断れないなら意味がない。
「それは、それは……さくら気に入られたな」
「……え?」
叔父さんは黙って私をじっと見つめた。
「話していなかったが、御曹司の蓮様のことは椎名君という執事経由で巷に流れる噂が本当か確認したことがある。母親である奥様からも息子さんの話はうかがったことがある」
「巷に流れる噂?」
「お前は知らないか。ノースエリアでもとびきりの美男子のひとりで、人呼んで『玲瓏皇子』と呼ばれているらしい」
玲瓏皇子?なにそれ?
「透き通るように美しい皇子。そういうことだよ。お会いしたんだろ。どうだった?」
私は昨日の彼の姿を思い出した。そう、何しろ最初俳優さんだと思ったんだから、そのくらい美しい。そして、あのラウンジでの姿。自信満々で私に見せた笑み。皇子どころか王様に見えた。
「その通りよ。付け加えるなら、自信に満ちた経営者だったわ」
「そうだろうな。実は執事の椎名君からも聞いたんだが、どうやら彼の能力はここだけの話、父親である社長以上かもしれないと言っていた」
「そうなの?」
「ああ。この街の発展には貿易をつかさどる彼の会社の力は計り知れない。きっと色んな行事に協賛するよう頼まれているはずだ」
「だから、うちを利用して協賛するってこと?」
「さくら。うちとの関わりについて彼がどのくらい知っているかはわからない。でもうちを苦しめるようなこと息子がするとしたら父親である社長が許すはずない」
「え?」
「現社長は母の親友の息子。実は私も数回だが面識はある。生きる世界に大きな違いがあり、それだけだ。でもわかるんだ。彼は決してうちに牙を向けるようなことはない」
「どういう意味?」
「彼の母親の墓には常にうちの花がたむけられている。そういうことだよ」
「ふうん。でも、そのいきさつなんて私も知らなかった。彼が知っているとは限らないでしょ」
「そうだな。彼も知らないかもしれない。ただ、家でずっと使っている花屋だということは椎名君から聞いているはずだ。だから現れたんだろう。なぜ本人だったのかわからないけれどね」
「その、椎名様がご実家に帰ったとかなんとか言ってました」
「九州だな。そうか、それで……いやいつもなら、出かける前に御曹司の為に彼が手配していくのに、偶然かもしれないな」
「それはいいとして、どう思う?一緒にやっていっていいかな?」
「さくら。名取さんは大丈夫なのか?気づいているだろ、お前の考え」
「それはそうだと思いますけど、どうせ夢で終わると思われているかもしれません」
名取さんはあまり深く物事を考えるタイプではない。知り合ってわかったが、今までの彼の成功は社交性が大きい。もちろん、能力はあるだろうが、チャンスを周りで生かすタイプ。
私のことも、あの花のアレンジだけで会社へ誘ってくださったのか正直わからない。社長が女好きなのは前から気になっていた。神崎さんの話で、残念ながらそれは証明されてしまった。考えたくはないが別な可能性も多少頭をよぎった。
「そうか。ならやってみたらどうだ?」
「叔父さん」
「店はどうせ畳むつもりだったし、どうなろうとお前に任せる。俺からしたらお前に投資してやりたいところだが、負債にならないうち、店ごとお前に預けて勝負に出るのも悪くない」
「そんな、何かあったらどうしたら……」
「それはない。神崎造船がバックにあって何かあるなんて絶対ない。それに、その御曹司の力やお前の実力を考えると大化けする可能性もあるぞ」
「叔父さんったら……私より夢見てるんじゃない?それに、神崎造船の力を信じているんだね」
「そうだな。長い間お得意様として他へ見向きなさらずうちで購入してくださっている。うちを潰したら社長は亡くなったお母さまに顔向けできない。蓮君が知らずに手を出したとしても後ろから見守るはずだ」
「わかった。やってみるね」
「ああ、そうしなさい。それと、さくら……」
「なあに?」
伯父は私をまぶしそうに見ながら言った。
「彼が御曹司だからと言って臆することなく意見を言いなさい。お前には花屋としてのキャリアがある。彼は経営者だがこの道はしろうとだ。自信を持ちなさい」
「わかりました」
「それから店の権利書や預金はきちんと使いなさい。いいね。その時の為に取ってある。足りない分だけ出資してもらいなさい。わかったな」
「はい」
嬉しそうに微笑む叔父さん。
「さくらのお陰でもう少し頑張ろうという気になったよ。ブラッサムフラワーが大きくなる姿。この目で見たい」
「そうだよ、叔父さん。頑張るから、私。見ていてね」
「ああ」
病室を出て、廊下を歩いていたら見慣れた顔を見つけた。
「さくらさん。お見舞いですか?」
「沢島先生、いつもお世話になっております」
私は立ち止まり頭を深く下げた。主治医の沢島先生だった。この病院はセレブが多いので先生方も有名な方が多いと聞く。沢島先生は若手の消化器内科のエースと言われているのだ。
良い先生に見ていただけて本当に助かっている。ここ数か月お目にかかっていなかった。
「あなたに会えると田村さんは元気になるので、助かりますよ。何をおいても治療にはまずはメンタルです。戦う気概がないとね」
「そうですね。今日はおそらくいい影響があると思います」
「ほう、それは何があったのかな」
「秘密です」
「最近田村さんは元気がなくて気になっていました。それはよかった。医師にとっても治療がしやすくなりますので、助かりますよ」
「先生のお役に立てるなら嬉しいです。でも先生、今日はお疲れのご様子ですね。お忙しいんでしょう。無理なさらないでくださいね」
先生は少し目の下に隈がみえた。恥ずかしそうにしている。
「ばれましたか……まあ、少しね。でもそうやって気がついて声をかけてくださるだけで元気になりますよ。これぞメンタル療法です」
「そんなことでいいなら、お安い御用です」
「いえいえ。さすがお客様を相手にされているだけある。観察力も大切ですね」
「ありがとうございます。そうだ、先生サボテンとかお好きですか?最近小さくていいのがあるんです。よろしければそのうち差し上げます。お机の上に置いたりしてメンタル療法してください。おいておくだけで花も咲いたりするのがありますからね」
「それはいいですね。世話をしない僕でも育てられるならぜひください。医局の僕の机も少しは明るくなりそうだ」
「はい、大丈夫ですよ。今度持ってきますね」
そう言って頭を下げてすれ違った。すぐに看護婦が寄ってきて話しかけている。さわやかな笑顔。人気があるんだろうなとすぐにわかった。
叔父さんの見舞いに総合病院へ来た。
ここは国内外から優秀なドクターが集められている総合病院だ。セキュリティやサービスの水準が他の病院より高いそうだ。そこに伯父が入院している。入院出来てラッキーだったと言わざるを得ない。
費用も安くはない。今は売り上げのほとんどをこちらに入れている。普段は叔母さんが来ているが、定休日は私が来る日と教えてある。
もうすぐ櫻坂の桜も見えるだろう。ここは櫻坂が見える病室なのだ。つまり西向きに窓がある。ラッキーな部屋だ。
「なあ、さくら。休みの日くらい、春なんだからデートでもしてきなさい。こんな病の爺に付き合う必要はない」
私は叔父さんのベッドの横に座ると、家で焼いてきた叔父さんの大好きなジンジャークッキーを広げておいた。少し柔らかく仕上げてきた。食べやすいようにだ。
「ありがとう。もう、あまり食欲がなくてね。でも、これだけは少しずつ食べられる。看護婦さん達からも、これがあってよかったねと言われるよ」
「……叔父さん。叔母さんのためにもそんなこと言わないで」
「さくら。彼女のこと頼むな。それと店のことは気にするな。そろそろ閉めて自分の仕事を会社でしなさい」
「そのことなんだけどね、叔父さん……」
私は叔母さんにも話していない、おとといの夜の出来事を話しだした。
神崎さんとの出会いと思いもよらぬ提案。店を支店と合併させて、いずれ独立できるよう持っていこうと言ってくれたこと。信じていいのかわからないこと。赤裸々に話した。
叔父さんは経営に関して、先代の店長から色々教わっていて、神崎造船の船で花を仕入れているのも理由があってのことだ。
亡くなった叔父さんのお母さまは神崎造船の先代の奥様の親友だったそうだ。それもあって、神崎家ではうちを昔からごひいき頂いているというわけだ。
だからといって、副社長の彼が私を援助するのはちょっと違う。しかも畑違い。方向性が違うことを口出されたとして私は資金援助してもらったが故断れないなら意味がない。
「それは、それは……さくら気に入られたな」
「……え?」
叔父さんは黙って私をじっと見つめた。
「話していなかったが、御曹司の蓮様のことは椎名君という執事経由で巷に流れる噂が本当か確認したことがある。母親である奥様からも息子さんの話はうかがったことがある」
「巷に流れる噂?」
「お前は知らないか。ノースエリアでもとびきりの美男子のひとりで、人呼んで『玲瓏皇子』と呼ばれているらしい」
玲瓏皇子?なにそれ?
「透き通るように美しい皇子。そういうことだよ。お会いしたんだろ。どうだった?」
私は昨日の彼の姿を思い出した。そう、何しろ最初俳優さんだと思ったんだから、そのくらい美しい。そして、あのラウンジでの姿。自信満々で私に見せた笑み。皇子どころか王様に見えた。
「その通りよ。付け加えるなら、自信に満ちた経営者だったわ」
「そうだろうな。実は執事の椎名君からも聞いたんだが、どうやら彼の能力はここだけの話、父親である社長以上かもしれないと言っていた」
「そうなの?」
「ああ。この街の発展には貿易をつかさどる彼の会社の力は計り知れない。きっと色んな行事に協賛するよう頼まれているはずだ」
「だから、うちを利用して協賛するってこと?」
「さくら。うちとの関わりについて彼がどのくらい知っているかはわからない。でもうちを苦しめるようなこと息子がするとしたら父親である社長が許すはずない」
「え?」
「現社長は母の親友の息子。実は私も数回だが面識はある。生きる世界に大きな違いがあり、それだけだ。でもわかるんだ。彼は決してうちに牙を向けるようなことはない」
「どういう意味?」
「彼の母親の墓には常にうちの花がたむけられている。そういうことだよ」
「ふうん。でも、そのいきさつなんて私も知らなかった。彼が知っているとは限らないでしょ」
「そうだな。彼も知らないかもしれない。ただ、家でずっと使っている花屋だということは椎名君から聞いているはずだ。だから現れたんだろう。なぜ本人だったのかわからないけれどね」
「その、椎名様がご実家に帰ったとかなんとか言ってました」
「九州だな。そうか、それで……いやいつもなら、出かける前に御曹司の為に彼が手配していくのに、偶然かもしれないな」
「それはいいとして、どう思う?一緒にやっていっていいかな?」
「さくら。名取さんは大丈夫なのか?気づいているだろ、お前の考え」
「それはそうだと思いますけど、どうせ夢で終わると思われているかもしれません」
名取さんはあまり深く物事を考えるタイプではない。知り合ってわかったが、今までの彼の成功は社交性が大きい。もちろん、能力はあるだろうが、チャンスを周りで生かすタイプ。
私のことも、あの花のアレンジだけで会社へ誘ってくださったのか正直わからない。社長が女好きなのは前から気になっていた。神崎さんの話で、残念ながらそれは証明されてしまった。考えたくはないが別な可能性も多少頭をよぎった。
「そうか。ならやってみたらどうだ?」
「叔父さん」
「店はどうせ畳むつもりだったし、どうなろうとお前に任せる。俺からしたらお前に投資してやりたいところだが、負債にならないうち、店ごとお前に預けて勝負に出るのも悪くない」
「そんな、何かあったらどうしたら……」
「それはない。神崎造船がバックにあって何かあるなんて絶対ない。それに、その御曹司の力やお前の実力を考えると大化けする可能性もあるぞ」
「叔父さんったら……私より夢見てるんじゃない?それに、神崎造船の力を信じているんだね」
「そうだな。長い間お得意様として他へ見向きなさらずうちで購入してくださっている。うちを潰したら社長は亡くなったお母さまに顔向けできない。蓮君が知らずに手を出したとしても後ろから見守るはずだ」
「わかった。やってみるね」
「ああ、そうしなさい。それと、さくら……」
「なあに?」
伯父は私をまぶしそうに見ながら言った。
「彼が御曹司だからと言って臆することなく意見を言いなさい。お前には花屋としてのキャリアがある。彼は経営者だがこの道はしろうとだ。自信を持ちなさい」
「わかりました」
「それから店の権利書や預金はきちんと使いなさい。いいね。その時の為に取ってある。足りない分だけ出資してもらいなさい。わかったな」
「はい」
嬉しそうに微笑む叔父さん。
「さくらのお陰でもう少し頑張ろうという気になったよ。ブラッサムフラワーが大きくなる姿。この目で見たい」
「そうだよ、叔父さん。頑張るから、私。見ていてね」
「ああ」
病室を出て、廊下を歩いていたら見慣れた顔を見つけた。
「さくらさん。お見舞いですか?」
「沢島先生、いつもお世話になっております」
私は立ち止まり頭を深く下げた。主治医の沢島先生だった。この病院はセレブが多いので先生方も有名な方が多いと聞く。沢島先生は若手の消化器内科のエースと言われているのだ。
良い先生に見ていただけて本当に助かっている。ここ数か月お目にかかっていなかった。
「あなたに会えると田村さんは元気になるので、助かりますよ。何をおいても治療にはまずはメンタルです。戦う気概がないとね」
「そうですね。今日はおそらくいい影響があると思います」
「ほう、それは何があったのかな」
「秘密です」
「最近田村さんは元気がなくて気になっていました。それはよかった。医師にとっても治療がしやすくなりますので、助かりますよ」
「先生のお役に立てるなら嬉しいです。でも先生、今日はお疲れのご様子ですね。お忙しいんでしょう。無理なさらないでくださいね」
先生は少し目の下に隈がみえた。恥ずかしそうにしている。
「ばれましたか……まあ、少しね。でもそうやって気がついて声をかけてくださるだけで元気になりますよ。これぞメンタル療法です」
「そんなことでいいなら、お安い御用です」
「いえいえ。さすがお客様を相手にされているだけある。観察力も大切ですね」
「ありがとうございます。そうだ、先生サボテンとかお好きですか?最近小さくていいのがあるんです。よろしければそのうち差し上げます。お机の上に置いたりしてメンタル療法してください。おいておくだけで花も咲いたりするのがありますからね」
「それはいいですね。世話をしない僕でも育てられるならぜひください。医局の僕の机も少しは明るくなりそうだ」
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