92 / 122
第92話 ティータイム、再び
しおりを挟む
ライブを終えた翌日、俺は大聖堂の中庭にやってきた。前に事件があった場所が目に入らないように席が設けられており、すでにレティシアとミレーヌは着席していた。
「お! リリス! こっちだ」
俺に気付いたレティシアが手招きしてくれる。
「よく来たな。座れよ」
「うん」
俺が空いている席に座るなり、レティシアが話を切り出してきた。
「よう。またスカったそうじゃねーか」
「え? どうしてそれを……?」
「そりゃあ、アスタルテ教会だって一枚かんでるからな。情報はいくらでも入ってくるぜ」
「そ、そっか。うん。そう簡単には上手くいかないと思っていたけど……」
「これでたしか四度目だっけか? 連中、相当鼻が利くみてぇだな」
「そうなの。ちゃんと準備してたんだけど……」
「あらましは聞いてるぜ。雑貨店がもぬけの殻だったんだってな」
「うん」
「で? あたしらは何をすればいいんだ?」
「ええっ?」
「驚くところか? アルテナ様にとって大事な麻薬の捜査で盛大に空振りしたんだ。で、昨日の今日でここに来たっつーことは、あたしらになんか助けてほしいんだろ?」
「う、うん。まあ、そうなんだけど……」
「で? なんだ?」
「実はね。ちょっと魔法と魔道具について教えて欲しいの」
「魔法? 魔法はリリスのほうが得意なんじゃねーか? エルフなんだしよ。この間は空まで飛んでたじゃねーか?」
「そ、そうじゃなくて、たとえば誰かを操ったりとか、考えていることがわかったりとか、そういう魔法ってあるのかなって」
「ん? なんだそれ? 他人を操る魔法なんて聞いたことねーな。考えてることが分かるとか、それこそ神って呼ばれるような存在じゃねーと無理じゃねーか?」
「そうなの?」
「ああ。当たり前だろ。そもそも魔法ってのは、神や精霊に力を借りてるだけだからな。あ! まあ、エルフは違うのかもしれねぇが……」
え? そうなの? ということは空を飛んだのは駄女神の力を借りたってことか?
いや、だがそんな感覚は一切なかったぞ。魔法を使うと腹が減るってことは、自分の力を使ってるんじゃないのか?
「おい? 聞いてるか?」
「う、うん」
「で、どうしたんだ? そんなあり得ねえ魔法があるか聞いてくるなんて」
「うん。実はね。どうやって私たちが捜査に踏み込むことが分かったのか分からなくって……」
「たまたまじゃねーのか?」
「一回ならそうかもしれないけど、毎回らしいの。だから情報がどこかから漏れてるんじゃないかって……」
「で、悩んだ結果、誰かが操られたって思ったのか?」
「うん……」
「あ、あはははははっ」
それを聞いたレティシアは腹を抱えて笑い始めた。
「え? レティシア?」
「いやぁ、悪い悪い。リリス、お前本当にいい奴だな。いいか? そういう場合だったらまずは誰かが裏切ってるって考えるのが普通だと思うぜ。なぁ?」
「うん、そうだね。リリス、私もレティの言うとおりだと思うよ」
「ううっ……じゃ、じゃあ盗聴しているとか?」
「盗聴ってなんだ?」
「ほら、遠くで喋っている声を聞くとか、部屋の中に仕掛けておいて話し声を記録するとか……」
「おいおい、声を記録するんだったらそれはアルテナ様の司る分野だろ? アルテナ様の神器ならまだしも、普通は無理だと思うぜ? アルテナ様が麻薬の密売組織に協力してるっつーんなら別だろうけどよ」
た、たしかに。いくら駄女神でもさすがにそれはないだろう。
「あと、遠くから声を聞くってのも多分無理だな」
「え? どうして? 遠くの声を大きくすれば聞こえるんじゃないの?」
「ああ、音を大きくするっていう魔法はあるな」
「ならその応用で……」
「いや、それは無理だぜ」
「どうして?」
「どうしてって、そりゃあくまで音を大きくするだけだからな」
「え? どういうこと?」
「たとえばだ。この中庭の反対側でその魔法を使ったとするだろ? そうすれば今あたしが喋った声はたしかに大きくなって聞こえるはずだ」
「なら……」
「でもな。あたしの声以外も一緒に大きくなるんだよ」
「え?」
「要するに、遠くの音を聞こうと思っても、近くのより大きい音のほうがもっと大きくなるんだ。だから使い物にならねぇだろうな」
「う……じゃ、じゃあネズミとか昆虫を操るっていうのは……」
「それも無理だろうな。人間を操るよりはまだできるかもしれねーが、普通は無理だぜ。そんなん聞いたこともねぇ」
「じゃ、じゃあ気配を消すとか、姿が見えなくなるとかは?」
「そうだなぁ。意味ねぇと思うが、気配を消すくらいならできるかもしれねーな。でも、姿を見えなくするのは無理だぜ」
「え? それってどういう……」
「だって、姿が見えなくなるってことは、そいつを見ている奴全員がそいつを認識できなくするってことだろ? それって人を操るのと根本的には同じだからな」
「あ……」
「だから、神じゃなきゃ無理だろうな」
「じゃ、じゃあ気配を消す魔法は……」
「気配を消すっつーのが音を消すってことならできるぜ。そういうことなら音を大きくするのの反対をすればいいだけだ。だから魔道具を作れば可能性はあるかもな」
「じゃ、じゃあその可能性も……」
「いや、だから意味ねぇって」
「え? なんで?」
「なんでって……魔法を使うと痕跡が残るだろ? だからすぐにバレるはずだぜ」
「え? 痕跡?」
「ん? 魔法が使えるのに痕跡が見えねぇのか? じゃあ、あそこを見て見ろよ」
そう言ってレティシアは大聖堂の中を指さした。その先には石造りの壁があるが……おや? 何やらうっすらと白いものが?
「ほら、あっただろ? あれがあたしの治療の痕跡だぜ。あのあたりにあたしの治療室があるからな」
「消えないの?」
「いや、何日かすれば消えるぜ? でもすぐには消えねぇ。ゆっくり消えるんだ。だからもし近くで音を消す魔法なんか使われたら、リリスは一発で気付くはずだ。帰ったら気にして見てみるといいぜ」
「う……」
ぐぬぬ。せっかく視聴者さんからもらったアドバイスが全否定されてしまった。
「お! リリス! こっちだ」
俺に気付いたレティシアが手招きしてくれる。
「よく来たな。座れよ」
「うん」
俺が空いている席に座るなり、レティシアが話を切り出してきた。
「よう。またスカったそうじゃねーか」
「え? どうしてそれを……?」
「そりゃあ、アスタルテ教会だって一枚かんでるからな。情報はいくらでも入ってくるぜ」
「そ、そっか。うん。そう簡単には上手くいかないと思っていたけど……」
「これでたしか四度目だっけか? 連中、相当鼻が利くみてぇだな」
「そうなの。ちゃんと準備してたんだけど……」
「あらましは聞いてるぜ。雑貨店がもぬけの殻だったんだってな」
「うん」
「で? あたしらは何をすればいいんだ?」
「ええっ?」
「驚くところか? アルテナ様にとって大事な麻薬の捜査で盛大に空振りしたんだ。で、昨日の今日でここに来たっつーことは、あたしらになんか助けてほしいんだろ?」
「う、うん。まあ、そうなんだけど……」
「で? なんだ?」
「実はね。ちょっと魔法と魔道具について教えて欲しいの」
「魔法? 魔法はリリスのほうが得意なんじゃねーか? エルフなんだしよ。この間は空まで飛んでたじゃねーか?」
「そ、そうじゃなくて、たとえば誰かを操ったりとか、考えていることがわかったりとか、そういう魔法ってあるのかなって」
「ん? なんだそれ? 他人を操る魔法なんて聞いたことねーな。考えてることが分かるとか、それこそ神って呼ばれるような存在じゃねーと無理じゃねーか?」
「そうなの?」
「ああ。当たり前だろ。そもそも魔法ってのは、神や精霊に力を借りてるだけだからな。あ! まあ、エルフは違うのかもしれねぇが……」
え? そうなの? ということは空を飛んだのは駄女神の力を借りたってことか?
いや、だがそんな感覚は一切なかったぞ。魔法を使うと腹が減るってことは、自分の力を使ってるんじゃないのか?
「おい? 聞いてるか?」
「う、うん」
「で、どうしたんだ? そんなあり得ねえ魔法があるか聞いてくるなんて」
「うん。実はね。どうやって私たちが捜査に踏み込むことが分かったのか分からなくって……」
「たまたまじゃねーのか?」
「一回ならそうかもしれないけど、毎回らしいの。だから情報がどこかから漏れてるんじゃないかって……」
「で、悩んだ結果、誰かが操られたって思ったのか?」
「うん……」
「あ、あはははははっ」
それを聞いたレティシアは腹を抱えて笑い始めた。
「え? レティシア?」
「いやぁ、悪い悪い。リリス、お前本当にいい奴だな。いいか? そういう場合だったらまずは誰かが裏切ってるって考えるのが普通だと思うぜ。なぁ?」
「うん、そうだね。リリス、私もレティの言うとおりだと思うよ」
「ううっ……じゃ、じゃあ盗聴しているとか?」
「盗聴ってなんだ?」
「ほら、遠くで喋っている声を聞くとか、部屋の中に仕掛けておいて話し声を記録するとか……」
「おいおい、声を記録するんだったらそれはアルテナ様の司る分野だろ? アルテナ様の神器ならまだしも、普通は無理だと思うぜ? アルテナ様が麻薬の密売組織に協力してるっつーんなら別だろうけどよ」
た、たしかに。いくら駄女神でもさすがにそれはないだろう。
「あと、遠くから声を聞くってのも多分無理だな」
「え? どうして? 遠くの声を大きくすれば聞こえるんじゃないの?」
「ああ、音を大きくするっていう魔法はあるな」
「ならその応用で……」
「いや、それは無理だぜ」
「どうして?」
「どうしてって、そりゃあくまで音を大きくするだけだからな」
「え? どういうこと?」
「たとえばだ。この中庭の反対側でその魔法を使ったとするだろ? そうすれば今あたしが喋った声はたしかに大きくなって聞こえるはずだ」
「なら……」
「でもな。あたしの声以外も一緒に大きくなるんだよ」
「え?」
「要するに、遠くの音を聞こうと思っても、近くのより大きい音のほうがもっと大きくなるんだ。だから使い物にならねぇだろうな」
「う……じゃ、じゃあネズミとか昆虫を操るっていうのは……」
「それも無理だろうな。人間を操るよりはまだできるかもしれねーが、普通は無理だぜ。そんなん聞いたこともねぇ」
「じゃ、じゃあ気配を消すとか、姿が見えなくなるとかは?」
「そうだなぁ。意味ねぇと思うが、気配を消すくらいならできるかもしれねーな。でも、姿を見えなくするのは無理だぜ」
「え? それってどういう……」
「だって、姿が見えなくなるってことは、そいつを見ている奴全員がそいつを認識できなくするってことだろ? それって人を操るのと根本的には同じだからな」
「あ……」
「だから、神じゃなきゃ無理だろうな」
「じゃ、じゃあ気配を消す魔法は……」
「気配を消すっつーのが音を消すってことならできるぜ。そういうことなら音を大きくするのの反対をすればいいだけだ。だから魔道具を作れば可能性はあるかもな」
「じゃ、じゃあその可能性も……」
「いや、だから意味ねぇって」
「え? なんで?」
「なんでって……魔法を使うと痕跡が残るだろ? だからすぐにバレるはずだぜ」
「え? 痕跡?」
「ん? 魔法が使えるのに痕跡が見えねぇのか? じゃあ、あそこを見て見ろよ」
そう言ってレティシアは大聖堂の中を指さした。その先には石造りの壁があるが……おや? 何やらうっすらと白いものが?
「ほら、あっただろ? あれがあたしの治療の痕跡だぜ。あのあたりにあたしの治療室があるからな」
「消えないの?」
「いや、何日かすれば消えるぜ? でもすぐには消えねぇ。ゆっくり消えるんだ。だからもし近くで音を消す魔法なんか使われたら、リリスは一発で気付くはずだ。帰ったら気にして見てみるといいぜ」
「う……」
ぐぬぬ。せっかく視聴者さんからもらったアドバイスが全否定されてしまった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる