217 / 258
216
しおりを挟む
一方的に電話を切った長門は、左手に持ったスマホに視線を落としながら溜息を吐いた。
「相変わらずのお人好しだね、札月は」
先ほど電話の向こうにいた相手のことを思い二度目の溜息が零れ出た。
正直にいって長門には理解し難いことがある。沖長にも直接問い質したが、何故そこまで思い入れの無い人物のために命を張れるのか。
仮に【勇者少女なっくるナクル】という物語の大ファンだというならまだ分かる。そこに登場するキャラクターたちを守りたいと思う気持ちだって湧いてくるだろう。しかし彼には元々そういう原作知識もない。
つまりこれから沖長が命を危険に晒してまで助けようとしている相手は、ほとんど初対面と同様の人物のはず。相手が長年幼馴染をしてきたナクルならばまだしも、原作にも雪風にも大した思い入れがないだろうに、どうしてそこまで自分を追い詰めることができるのか。
どんな世界でもお人好しがバカを見てしまう場合が多い。狡猾な人間ほど権力を握るような世の中だ。そういうバカは利用され、最後には悲惨な末路が待っている。
長門は不意に前世のことを思い出し、グッと眉をひそめてしまった。
前の人生において、長門は母子家庭という環境で育つ。父親は長門が幼い頃にある事件に意を投じて命を断ったのである。
父は刑事をしていた。真面目で正義感の塊のような人だったらしい。その上、困っている人がいれば自分の時間をあっさりと犠牲にしてでも手を貸すような人物。そのせいで事件の調査中、暴れた犯人が一般人を襲撃した際に庇って呆気なく死んだという。
傍から見れば英雄のような美談で語られるかもしれないが、身内にとっては絶望しか残らないような出来事でしかない。事実、それまで専業主婦だった母は、ガラリと変わってしまった環境の中、長門を育てるために毎日必死に働いた。
元々質素な生活をしていたが、父の稼ぎがなくなったこともあり厳しさは増した。それでも二人で生きていく分なら、母の稼ぎだけでも何とか大丈夫だった……が、この母もまた父と同じような性質をしていた。
そう、母もまた困っている人を放っておけないような慈愛溢れる性格をしていたのである。そのせいか、母を頼りにしてくる者たちが大勢いた。
友人はもちろんのこと、親戚や母の弟なども困りごとがあると、その都度会いにきていたのである。特に弟なんかは金の工面にやってくることが多かった。長門も偉そうに言えるような人生は生きていなかったが、この弟は働きもせずに面倒見の良い姉に対し、度々食料や金をねだりにきたのである。
母も利用されていることは十分理解していたと思うが、それでも可愛い弟が困っているからと少ない給料を削って支援していた。弟は申し訳ないと口にするも、それでもその足を止めることは無かった。
そんな時だった。ある日のことだが、定期的にやってきていた弟が来なくなったのだ。その代わり日を置いてやってきたのはガラの悪い連中だった。
何でも弟は良くないところに借金をしたようで、そのしわ寄せが母に向けられたらしい。簡単にいうと弟は母を売ったようだった。長門は堪らずここから逃げようと提案した……が、母は弟の不始末は放っておけないと断固として譲らなかった。
それからというもの、さらに忙しく働くようになった母は見る見る疲弊していった。長門も何かできないかと模索するが、その時の長門はまだ子供。できることなど家事を率先して行うことくらいだった。
体調を崩して倒れる母を前にしながらも、長門は何もできない無力な自分が恨めしかった。自分を売った弟のために、何故こんなにも意固地に自分を貫けるのか意味が分からなかった。
しかも弟は母に全部押し付けたお蔭か、母に隠れて悠々と自由に生きているとのこと。本当にクズでしかない存在。だが母の心は折れなかった。
逃げれば楽なのに。必死で戦う意味さえないというのに。
それでも母は、必ずこの言葉を口にしていた。
『私はね、簡単に逃げるようなことはしたくないの。だって負けず嫌いだもの。それにお父さんだって逃げずに必死で戦ったでしょ?』
だから自分もまた前を向いたまま歩きたいと言った。
しかしその結果、父と母は報われたのだろうか。正直な話、父のことは良く知らないまま他界したし、母に至っても看取るつもりが先に自分が死んでしまい、こうして第二の人生を歩むに至っている。
自分という重荷がいなくなった分、生活に関しては楽になっただろうが、それで母の人生が報われていくのかどうかは分からないし、もうする術もない。
けれど一つだけ長門にとって教訓にしていることがある。
お人好しは結局バカを見る確率が高いということだけ。
必死になって誰かを助けたとしても、見返りが確約されているわけでもないし、逆に自分を追い詰めることだって多々ある。実際に父と母はそうだった。
特に父の生き方に関してはやはり納得できない。市民を守るためが警察の仕事。それは分かるが、それはあくまでも仕事だ。金を稼ぐための手段だ。そこに命を差し出してどうするというのか。
他人よりも大事にするべきものがあるはずだ。家族のためにも、父は死ぬべきではなかった。他人のために仕事を全うするべきではなかった。もっと自分の命を大切にするべきだった。
そんな父と、他人ではないがバカな親戚や弟たちを見捨てることをしなかった母。自分の時間や命を削り、返ってきたものは負の遺産ばかり。
そしてそんな両親と沖長が時々重なることに長門は気づいていた。
(……本当に、僕の周りはバカばっかりだ)
なら見捨てれば良い。その方が、こうして煩わしい時間を省けて、より良い時間を自分のために使うことができるだろう。しかし……何故か放っておけない。
確かに沖長が生きていた方が都合が良い。今後の展開次第では、彼の力が大いに役立つことだってあるからだ。特に彼が築き上げてきた人脈を失うのは惜しい。故にまだ生きて欲しいと思っている事実もある。
しかしそれだけではない何か……胸の奥底にあるわだかまりみたいなものが消えない。そしてそれが原因で、沖長を見捨てずにいる。
「…………しょうがない。まあ、彼に貸しを作ったということにしとこう」
そう判断し。長門は再び長い溜息の後に、どこかへと電話をかけた。
「相変わらずのお人好しだね、札月は」
先ほど電話の向こうにいた相手のことを思い二度目の溜息が零れ出た。
正直にいって長門には理解し難いことがある。沖長にも直接問い質したが、何故そこまで思い入れの無い人物のために命を張れるのか。
仮に【勇者少女なっくるナクル】という物語の大ファンだというならまだ分かる。そこに登場するキャラクターたちを守りたいと思う気持ちだって湧いてくるだろう。しかし彼には元々そういう原作知識もない。
つまりこれから沖長が命を危険に晒してまで助けようとしている相手は、ほとんど初対面と同様の人物のはず。相手が長年幼馴染をしてきたナクルならばまだしも、原作にも雪風にも大した思い入れがないだろうに、どうしてそこまで自分を追い詰めることができるのか。
どんな世界でもお人好しがバカを見てしまう場合が多い。狡猾な人間ほど権力を握るような世の中だ。そういうバカは利用され、最後には悲惨な末路が待っている。
長門は不意に前世のことを思い出し、グッと眉をひそめてしまった。
前の人生において、長門は母子家庭という環境で育つ。父親は長門が幼い頃にある事件に意を投じて命を断ったのである。
父は刑事をしていた。真面目で正義感の塊のような人だったらしい。その上、困っている人がいれば自分の時間をあっさりと犠牲にしてでも手を貸すような人物。そのせいで事件の調査中、暴れた犯人が一般人を襲撃した際に庇って呆気なく死んだという。
傍から見れば英雄のような美談で語られるかもしれないが、身内にとっては絶望しか残らないような出来事でしかない。事実、それまで専業主婦だった母は、ガラリと変わってしまった環境の中、長門を育てるために毎日必死に働いた。
元々質素な生活をしていたが、父の稼ぎがなくなったこともあり厳しさは増した。それでも二人で生きていく分なら、母の稼ぎだけでも何とか大丈夫だった……が、この母もまた父と同じような性質をしていた。
そう、母もまた困っている人を放っておけないような慈愛溢れる性格をしていたのである。そのせいか、母を頼りにしてくる者たちが大勢いた。
友人はもちろんのこと、親戚や母の弟なども困りごとがあると、その都度会いにきていたのである。特に弟なんかは金の工面にやってくることが多かった。長門も偉そうに言えるような人生は生きていなかったが、この弟は働きもせずに面倒見の良い姉に対し、度々食料や金をねだりにきたのである。
母も利用されていることは十分理解していたと思うが、それでも可愛い弟が困っているからと少ない給料を削って支援していた。弟は申し訳ないと口にするも、それでもその足を止めることは無かった。
そんな時だった。ある日のことだが、定期的にやってきていた弟が来なくなったのだ。その代わり日を置いてやってきたのはガラの悪い連中だった。
何でも弟は良くないところに借金をしたようで、そのしわ寄せが母に向けられたらしい。簡単にいうと弟は母を売ったようだった。長門は堪らずここから逃げようと提案した……が、母は弟の不始末は放っておけないと断固として譲らなかった。
それからというもの、さらに忙しく働くようになった母は見る見る疲弊していった。長門も何かできないかと模索するが、その時の長門はまだ子供。できることなど家事を率先して行うことくらいだった。
体調を崩して倒れる母を前にしながらも、長門は何もできない無力な自分が恨めしかった。自分を売った弟のために、何故こんなにも意固地に自分を貫けるのか意味が分からなかった。
しかも弟は母に全部押し付けたお蔭か、母に隠れて悠々と自由に生きているとのこと。本当にクズでしかない存在。だが母の心は折れなかった。
逃げれば楽なのに。必死で戦う意味さえないというのに。
それでも母は、必ずこの言葉を口にしていた。
『私はね、簡単に逃げるようなことはしたくないの。だって負けず嫌いだもの。それにお父さんだって逃げずに必死で戦ったでしょ?』
だから自分もまた前を向いたまま歩きたいと言った。
しかしその結果、父と母は報われたのだろうか。正直な話、父のことは良く知らないまま他界したし、母に至っても看取るつもりが先に自分が死んでしまい、こうして第二の人生を歩むに至っている。
自分という重荷がいなくなった分、生活に関しては楽になっただろうが、それで母の人生が報われていくのかどうかは分からないし、もうする術もない。
けれど一つだけ長門にとって教訓にしていることがある。
お人好しは結局バカを見る確率が高いということだけ。
必死になって誰かを助けたとしても、見返りが確約されているわけでもないし、逆に自分を追い詰めることだって多々ある。実際に父と母はそうだった。
特に父の生き方に関してはやはり納得できない。市民を守るためが警察の仕事。それは分かるが、それはあくまでも仕事だ。金を稼ぐための手段だ。そこに命を差し出してどうするというのか。
他人よりも大事にするべきものがあるはずだ。家族のためにも、父は死ぬべきではなかった。他人のために仕事を全うするべきではなかった。もっと自分の命を大切にするべきだった。
そんな父と、他人ではないがバカな親戚や弟たちを見捨てることをしなかった母。自分の時間や命を削り、返ってきたものは負の遺産ばかり。
そしてそんな両親と沖長が時々重なることに長門は気づいていた。
(……本当に、僕の周りはバカばっかりだ)
なら見捨てれば良い。その方が、こうして煩わしい時間を省けて、より良い時間を自分のために使うことができるだろう。しかし……何故か放っておけない。
確かに沖長が生きていた方が都合が良い。今後の展開次第では、彼の力が大いに役立つことだってあるからだ。特に彼が築き上げてきた人脈を失うのは惜しい。故にまだ生きて欲しいと思っている事実もある。
しかしそれだけではない何か……胸の奥底にあるわだかまりみたいなものが消えない。そしてそれが原因で、沖長を見捨てずにいる。
「…………しょうがない。まあ、彼に貸しを作ったということにしとこう」
そう判断し。長門は再び長い溜息の後に、どこかへと電話をかけた。
190
あなたにおすすめの小説
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる
六志麻あさ
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。
強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。
死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。
再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。
※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。
※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
異世界召喚はもう勘弁してください。~五度目の異世界召喚は国の再興からスタートです~
山椒
ファンタジー
今まさに召喚されようとしている男子高校生、星宮勇輝はただの男子高校生ではない。
一度ならず四度異世界召喚を経験している男子高校生であった。
四度も四つの世界を救い、ようやく落ち着けると思ったところで五度目の異世界召喚が行われた。
五度目の異世界召喚を受け異世界召喚されることが常識になりつつあった勇輝であったが、勇輝を呼び出した国は闇の者によって崩壊していた国であった。
世界を救わなければならず、国も復興しなければいけない状況であった。
だが勇輝は異世界召喚ごとにステータスを持ち越していたためそれができる存在であった。
転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。
山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる