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第1部
第4話:愛に飢えた化け物、愛を知る春①
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―――――――――
今日は早朝から気分の悪くなる日だった。
部屋の離れたところで看守たちの怒鳴り声が聞こえたのだ。
「オラァ!! 早く入れ愚図悪魔!!」
怒鳴り声の後、くぐもったうめき声が聞こえ、誰かが倒れる音がした。
乱暴に牢屋の扉を叩く音が響く中、また誰かが連れてこられたんだなと思った。
先ほど怒鳴り声をあげた看守は、何が面白いのかゲラゲラ笑いながら俺が入れられている牢獄の横を通り過ぎた。
もう見慣れた光景だ。もう恐怖も絶望も感じない、少し気分が沈むこと以外何も感じなかった。
ここは人間により作られた施設だ。『グランコクマ軍事基地』という名らしい。
収容されているのは俺を含めて全て悪魔たち。看守たちは全て人間。
ここでは悪魔を使って様々な実験や実戦を行っている。
俺たち悪魔に人権など存在しない。人間じゃないから…そう看守たちが言っていた。だから何をしても良いと。
1日に数回ある点呼の時間になり、牢屋の出入り口付近に並ばされ、自分に割り振られた番号と名前を言う。
「…ナンバー07、ルキです」
そんな感じで全員が名前を次々と言う。抵抗する者、気に入らないからと黙秘を貫こうとする者は警棒で殴られる。地獄のような日々だ。
ああほら、今も遠くで警棒で殴る鈍い音とうめき声が聞こえた。声からして先ほど連れてこられた悪魔じゃないかな。
点呼の後は今日の仕事内容について説明される。
今日の俺の仕事は『戦争』。
離れたところで人間によるテロが起きているらしく、応戦しろとの事だ。悪魔は人間より身体能力も体力もあるからか、こういう仕事を任される事が多い。
正直一番危険な仕事だ。最悪命を失う。
だからといって他の仕事が安心できるかといえば全くそうでもない。実験で薬品投与される日とかも最悪だ。だいたい何かしらの体調不良に見舞われるし、そんな状況でも人間たちはお構いなしに働けと言ってくる。
俺は比較的大人しくしているから被害にはあっていないが、
反抗的な悪魔たちの一部は、人間たちの慰めの道具として利用されることもあるそうだ。具体的に何をされているかは知らないし知りたくない…。
看守たちに引き連れられ数日ぶりに外に出る。
今の季節は冬。雪が降り積もり、歩けば雪に足首まですっぽり埋まってしまう。
軍事基地というのもあり、周りには切り立った岩や崖があるくらいで人気は全くない。叫んだり暴れたところで…暴力を振るわれたとて誰も助けに来ない。そもそもここは人間たちの国だ。俺たちを助けてくれるとは思えない。
久しぶりの外は晴れていたが、まだまだ寒い。
大した装備もなく歩かされる。足が霜焼けになろうと看守たちには知ったこっちゃないのだろう。
首には首輪のような小型の爆弾と、手には手錠をされており、手錠から伸びる鎖はしっかりと看守に握られている。
大人しくしていれば被害は最小限に済む。
それに大人しく言う事を聞いていたら、もしかしたら情を移してくれるかもしれない、だろ?
はは…有り得ないか。
俺を含めた数人の悪魔は、立派な装甲が施された車に乗せられ、監視付きで落ち着かないままどこかへ運ばれる。
諦めている者、反撃の機会をうかがう者など思惑は様々だ。
俺はいつもなんとなく窓から外を見て、流れていく景色を呆然と眺めている。
何度も窓から外を見ているが、収容されている基地以外の建物が見えてくるのはだいぶ先だ。たどり着けないほど遠いわけではないが、看守たちの目をかい潜って逃げるのは余程運が良くないと無理がある。
―――――――――
「降りろ」
どうやら到着したのか、鎖を引っ張られて車から降ろされる。
決まった順番に並ばされ、点呼をして改めて細かい説明をされる。犯罪テロ集団が襲ってきているらしく、俺たち悪魔に迎撃してほしいとのことだ。
前に出るのはいつも俺たち悪魔だ。
人間より身体能力があるからだと言ってくるが、本当は捨て駒としか思っていないからだろう。今回の相手は銃を持っている者も居るらしく、本当に運がないなと冷や汗が流れる。
大抵の小競り合いは相手が刃物を持っている時もあるが、それくらいなら慣れればなんとかなる。
だが銃は油断ならない。悪魔なら肩に1発ぐらい当たっても死なないが、当たり所によっては致命傷にはなる。しかも俺たちは武器等は一切与えられない。
自分の腕の筋肉と鋭利に伸びた爪だけが武器だ。あとは尖った石などを現地調達するくらいか。
応戦の場所を訪れると緊迫した空気が流れていた。
建物は周りになく、背の高い木と岩が立ち並んでいる。自軍とテロリストの間は、少し背の低い岩がある50mくらいの開けた空間になっていた。奇襲があっても気付きやすいように、あえて木は伐採されて見通しよくされているのだろう。
こちらの基地の両側は大きな壁に囲まれており、相手が攻めるにはこの開けた空間に出る必要がある。
この場所を堂々と歩くなど格好の餌食になりに行くようなものだ。
攻めるに攻められない状態なのだろう。
…向こう側の岩陰に誰かが隠れている気配がする。じっと見ているとわずかに銃口が見えた気がした。
さて、どうするつもりなのだろうと思っていると看守2名が俺のほうを向いて言ってきた。
「おい07、お前が囮になってこい。上手くいけば功績が認められるかもしれないぞ」
「そうだ、お前が良い。お前が欲しているものを与えられるかもしれないぞ?」
周りに居る他の看守たちも、俺を見てニヤニヤ笑っている。
本当についていない、最悪だ。
どうせ俺に拒否権などないのだ。
抵抗すれば看守たちが持ってる銃で脅されるか、動けなくなるほど痛めつけられ敵の前に放り投げられるだけだ。
「…わ、分かりました」
そう言うと、にんまりと笑った看守は俺の腕についた手錠を外した。
臨戦態勢の張りつめた空気の中、集中しながら自軍とテロリストの間の空間を歩く。
中央についたあたり、岩陰から何かが動くような気配を感じた。
俺は咄嗟に大きく横に飛ぶと、岩陰から出てきた男が銃を撃った。
先ほど俺が居た場所に小さな穴が開いた。
飛んだ俺はそのまま転がるように着地して、開けた空間の先にある木の影に隠れることに成功した。
その間に銃は何発か飛んできて、肩や腕辺りを少しかすったが大した怪我ではない。相手が銃の扱いに慣れていないアマチュアで助かった。
この程度なら問題ない。痛みはあるが動きに支障はない。
先ほどの銃声が開戦の合図となり、他の人間たちも続々と出てきて銃撃戦が始まりる。
当然看守たちも銃で応戦し、他の悪魔たちは俺と同じように無理やり前に押し出された。
木の後ろから様子を見ると、既に何人かの悪魔が銃に打たれ倒れていた。中には命を落としている者もいるだろう。
辺りに血の匂いが充満する。人間と悪魔が入り乱れすぎて、飛び散る血痕や絶叫が味方のものなのか敵のものなのか区別がつかない。心苦しいが、あちら側に居なくて良かったかもしれない。
同胞たちが力なく倒れているのを見るのが辛かった。
早くなんとかしなければと思っていると、頬にかかった髪を銃弾がかすめた。銃弾が飛んで来た方向を見ると、敵の1人が慌てたように木の奥へ消えていった。
逃がさない…
俺も隠れながら相手を追った。
殺されないために、同胞の仇を討つために。
逃げた相手は俺が追ってきている事に気が付いて、再び銃を構えてきたがもう遅い。
これだけ障害物に囲まれていれば狙いもそう定まらない。木に隠れながらすぐさま相手の背後に近づいて、爪で相手の首を切り裂いた。
真っ赤な血が噴水のように勢いよく吹き出し、相手は叫び声をあげる間もなく絶命した。
「うわああああぁぁ!! ば…化け物があぁ!!」
血飛沫が見えてこちらに気付いたのか、他の敵にも見つかってしまった。
撃たれてしまう。
そう思った時、相手の身体が横に勢いよく弾き飛ばされた。
何事かと思い人間が飛んでいった方と反対方向を見ると、ここまで来た味方の悪魔が手に持っていたこん棒で殴っていたのだ。
彼の姿は見覚えがある。
早朝、この軍事基地に連れてこられた13番と数字を割り振られた悪魔だ。独房を出るとき無意識に確認していたのだ。
彼はそのままこん棒で敵を…人間を殴り続けた。
怒りに身を任せるように何度も何度も、おそらくもう相手は死んでいるのに殴り続けた。
脳や骨が砕ける嫌な音が聞こえても声をかけるこちらに目もくれず、テロリストだからではなく、ただ人間に怒りをぶつけていた。
どうすれば良いのか分からず、興奮して血走った悪魔の目を離れたところで見ていた。人間に対して強い憎しみを抱いた瞳をしていた。
血の匂いに狂気じみた光景…俺の日常はいつもこんな感じだ。
見慣れた光景のはずなのに頭が痛くなりそうだ。
しばらくすると制圧が完了したのか、集合の合図が聞こえた。
その頃には目の前に居る13番は相手を殴るのを止めていた。原形をとどめていない屍の前でぜぇはぁと肩を上下に揺らしながら大きく呼吸をしていた。
俺は同胞の肩に手を置いた。疲れ切った顔と目が合う。
「戻ろう、首の爆弾を起動されかねない」
「…ああ」
こうして俺は今日も生き抜くことができた。
だけど、いつもより犠牲は多かった。
点呼を取った場所に戻ると、看守たちはビールとつまみのサラミを片手に談笑していた。
こちらは命をかけて戦場に出向いたというのに、その間こいつらはここで酒を飲んでいた。気持ち悪すぎて吐きそうだ。
「やあ07、先ほどは見事だった。君のおかげで一切の犠牲もなく終わらせることが出来たよ。君なら出来ると思っていた。私の目に狂いはなかった」
俺を囮に指名した看守は偉そうに言った。本当に、どこまでも上から目線だ。
言葉も俺を褒めるというより、指名した自分の采配を自慢しているような口ぶりだった。1ミリも嬉しい気持ちがわかない。
“一切の犠牲もなく”という言葉で一緒に帰ってきた13番が目を血走らせて前に出そうになったのを、手を前に出して制止した。
こいつらにとって悪魔が居なくなることは犠牲のうちにも入らない。怒りで頭が沸騰しそうだった。出来ることなら俺だってこいつらを同じ目にあわせてやりたい。
「さあ07、勝利の祝杯だ。飲みたまえ」
そう言って並々とジョッキに注がれたビールをこちらに差し出してきた。
他の看守たちの視線も集まる。
「…有難うございます」
嫌な予感はしたが、前に出て手を伸ばした。
手がジョッキに触れかけた時、ジョッキが上に持ち上げられた。
そして次の瞬間、入っていたビールを頭の上から全てかけられた。
静寂の中、びしゃりとビールをかけられる音がよく響いた。
なんとなく予想出来ていて目をつぶっていたので目に入ることは無かったが、全身ビールでびっしょりだ。血と酒が混ざり合う匂いが不快で仕方ない。
ビールをかけてきた看守たちは、全員俺を見て大声でゲラゲラと下品に笑った。
何がそんなに面白いのだろうか。
「がははは!! ああ07、君は本当に昔から阿保で礼儀知らずだな。こういうのは普通謙遜して身を引くものだよ。全く…そんなのだからいつまで経っても誰からも愛されないままなのだよ」
最後に看守は『勉強になったかね?』と言って、もう俺には興味もないと言わんばかりにそっぽを向いた。
どうせジョッキを取ろうとしなかったらしなかったで怒るくせに。ビールをかける理由を俺のせいにしてくるお前たちの方が礼儀知らずだ。
手で髪にかかったビールを払い、もうここには居たくないのでさっさと車に戻った。
―――――――――
始まりは15年ほど昔だ。
ここに連れてこられた時、俺はまだ3歳くらいだっただろうか。
昔すぎて当時の記憶はほとんどない。
ただトラウマとして記憶に焼き付いているのか、ここに連れてこられた時のことはうっすら覚えている。
俺は元々強い悪魔ではない。むしろ悪魔の中でも最低だろう。
悪魔の平均寿命は70~80と人間より短い程度だが、俺はそれよりもかなり短い。それくらい悪魔としては力が弱かった。
その上人間より身体能力がある悪魔といえど、幼い子供なのだ。武装した人間の大人に敵うわけがない。あっさり捕まって投獄されたよ。あの時の看守たちの顔…俺を見下し、嘲笑う顔はもう忘れたいくらいだ。
地面に押さえつけられ、うめき声しか上げられない俺に対し、看守の特に偉そうな奴が俺を見下ろしながら言ったんだ。
『ここで働き、見事な成果をあげよ。そうすれば貴様の事を友として、家族として認め、愛情をもって接しよう』
苦しみに耐えられなかった俺はそれを信じることにした。
ああ分かる、馬鹿馬鹿しいと思うだろう。
本当はあの看守たちの言葉は嘘だって分かっていたよ。分かっていたけど、それしか縋るものが無かった。当時の俺は一人で生きていくすべすらも分からないくらい幼く、愛情にも飢えていた。
必死だったんだ。
この辛い現実から救われたかった。
看守たちが俺を押さえつけ、今でも非情な実験や危険な戦いをさせるこの現実から生きぬくにはそれしかなかった。薄っぺらい希望の言葉を信じるしかなかった。
そうでもないと心が壊れてしまっていただろう、生きる希望も何一つ見出せなかっただろう。
だからさ、俺なりに努力は惜しまなかったつもりだ。
言われた仕事は全力でこなした。
文字の読み書きも学んだ。教材が欲しいと言った時は、鼻で笑われたな…。
珍しい動物の観察気分か、面白半分だったと思うが買い与えられたのは幸運だった。こんな生活で役に立つかは不明だが、これで得た知識はかなり多くいい気分転換にもなれた。知識や戦闘技術が磨かれるごとに、ほんのわずかだが自信がついた。
看守たちの理不尽な暴力も、変な薬品を投与されて腕に激痛が走り腫れあがった時も、何も言わずに耐え続けた。
訴えたところで何も変わらないし、それを理由にまた酷い目に合うなんて分かりきっていた。
温かいものが欲しかった。
食事、部屋、言葉、愛情…なんでも良い。
なにも持たず与えられない日々の中で、死ぬ物狂いでもがき、生きていた。
幸せになりたかった。
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