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メス犬の本性
しおりを挟むシャルルは顔の上に跨っていたマリナに離れるように指示し、エリザの体をベッドの上に横たえた。エリザは快楽の余韻で思考がはっきりしていないようだ。
エリザは乳房を露出したままだらしなく口を開いている。
「さぁエリザ」
シャルルはエリザの桃色の乳首をきゅっと軽く抓った。
「ひゃうっ」
「ぼんやりしてないで、そっちに行くんだ」
「は、はい……」
エリザが慌ててベッドの上で四つんばいになろうとした。しかし体が上手く動かないのか、シャルルの体にもたれかかってしまう。
後ろから抱きすくめるような形になってしまい、シャルルが苦笑した。
「ははは、気持ちよすぎて動けないのか」
「す、すみませんご主人さまぁ。エリザはもう、おかしくなっちゃいそうです」
「ほう、おかしくか」
「いえ、もうエリザはおかしいんです。ご主人さまに犬みたいに扱われて、気持ちよくなっちゃうんです。ご主人さまとの交尾のことを考えると、頭がくらくらして、変になっちゃうんです」
エリザは恥ずかしそうに顔を赤くしながらそう言った。シャルルは後ろからエリザの胸を軽く揉み、エリザの美しい金髪に口を近づけた。
唇で髪をかきわけ、エリザの小さな耳たぶに唇を近づける。
「エリザ、お前はおかしくなんかない」
「で、でも、女の身でありながら、こんなに乱れて、それだけじゃなくて、犬になる悦びで、体は……」
「いけない子だな、おかしくないと言っているだろう」
シャルルの声を耳のすぐそばで聞き、エリザが体をぴくりと跳ねさせた。シャルルの低い声が鼓膜を揺らし、そのすぐ向こう側の脳を甘くかき混ぜてゆく。
「エリザ、俺は誰だ?」
「え? ……ご主人さまは、エリザのご主人さまです。このメス犬の飼い主さまです」
「そうだ、けどそれだけじゃないな。俺はこの国の主だ。この国の支配者だ。俺の言葉がこの国では一番正しい。例え俺の国で誰かがエリザのことをおかしいと言おうとも、俺がエリザをおかしくないと言うだろう。そして、それこそが正しい」
「ご、ご主人さま……」
エリザの目が大きく開かれる。エリザのすべての白い肌を快楽とは違う何かこそばゆいものが走り回った。
シャルルがエリザの耳の小さな穴に低い声で囁きかける。
「エリザはおかしくなんかない。俺をこんなにも悦ばせてくれているだろう」
そう言ってシャルルは自身のペニスをエリザの背中にぴとりと押し付けた。その熱さにエリザが声を漏らす。
エリザは唇を開いたまま、そこから声をにならない声を出していた。
シャルルがさらに続ける。
「俺はエリザを受け入れる。お前がメス犬の本性をさらけ出したとしても、俺は受け入れてやる」
「ああああっ、ご主人さまぁ」
エリザの腰ががくがくと震えた。骨盤が溶けたのではないかと思うほどに、下半身から力が抜けてゆく。
快楽はさらに高まり、薄暗い部屋の中でエリザは白い光を見た。真っ白な光に包まれて体が溶けていく。
シャルルの指がエリザの乳首をきゅぅっと甘く抓った。
「やああっ、ああっ、あうううっ」
エリザの体がびくびくと痙攣し、股間からぼたぼたと快楽の絞り汁が垂れた。
心だけでなく、体もおかしくなっているのがエリザにはよくわかった。この状態でシャルルに貫かれたなら、きっと人としての意思は吹き飛んでしまうだろう。
そうしたら、残るのはメス犬のあさましくはしたない本性だけ。
けれど、シャルルはそれを受け入れてくれる。
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