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かたかたと、キーボードを叩く。「色」とは何か、はまだ分かっていない。書いてみてもやっぱり、私の文章になってしまい、デリートキーで消していく。少しくらいはなにか掴めていてもいいはずなのに…、何か書けそうなものはないかと目を瞑って思いをはせてみる。喫茶店の匂い、主人公たちの歩幅、大きな手、肩の触れた温度、
「っ、」
全部比嘉さんを思い出していると知って、私は椅子に座った状態で頭を振るって、どんとテーブルに頭を打ちつけた。あの日から私はおかしい、普段買わないワンピースを自分でネットで注文し、よれよれの服を新調した。比嘉さんはきっとなんとも思ってない、でも今まで着ていたよれよれの服で彼の前に出ることが途端に恥ずかしくなった。…理由は知らない、知りたくない。そこへぽこんと音がしてスマホに視線を向ける。
「比嘉さんからだ」
思わず口角が緩んで、メッセージを急いで開いた。
「次の約束だが、土曜の午後でもいいか?」
まだ、続けてくれるのかと胸が熱くなる。「はい。楽しみにして」ここまで打って目を見開く、何を馬鹿なことを書いているんだろう、これは仕事であってそれ以外じゃない。全文消して書き直す。「よろしくお願いします」メッセージを送るとすぐに「了解」と、簡素なふた文字が返ってきた。
インターフォンのチャイムが鳴って、私は向かっていたノートPCからぱっと視線を上げて、電源が付いているのもそのままに玄関へと駆け寄っていく。扉を開く前に、新しく玄関前に貼り付けた鏡の前で髪を少し整える、鏡に映るのは新調したワンピースに身を包んで、アイロンで髪を整えた自身の姿。おかしなところは無いと頷いて、玄関の扉を開いた。
「こんにちは」
知らず口角が上がって、ドアを開けて目の前にいる比嘉さんが少しだけ一歩下がった。
「……ああ、こんにちは」
勢いよく開けすぎて、驚いたのかもしれない。自分の行動に少し恥じながら視線を逸らす。
「パソコン切ってきますね。直ぐに戻ります」
少し慌てながら戻ると、玄関の段差につまづいて声が出る。
「急がなくていい」
後ろで、比嘉さんが少しだけ笑った気がした。
ふたりでやって来たのは、公園。冬の冷たい風が吹いて私は身を縮こませて、数歩先へと歩く比嘉さんを追いかける。冬の公園は寒さもあって人も見当たらない、公園の外を急いで走っていく散歩中の犬を見かけたくらい。落葉樹は完全に葉を落としてしまい、寒々しさが浮き彫りになる。ざらついた公園の感触を足で感じながら、歩く。
「少し座ろうか」
しばらく公園内を散策すると、比嘉さんがそう声をかけた。頷いてベンチへと座ると一人分の距離を取って比嘉さんは座った。
「寒いな」
比嘉さんは白い息をひとつ吐いた。
「そうですね」
頷いて、比嘉さんをちらりと見やる。届きそうで届かない距離感。ふたりの間を冷たい風が吹いて、比嘉さんのマフラーを揺らし、彼はその身に任せていた。その視線の先に何を見つめているのかが気になって見るけれど、身ぐるみはがされた樹木が寒そうに立っているだけだった。視線を比嘉さんに戻して、思わず見つめていると、私に向いて視線が絡んだ。
「っ、雪の予報は無いですけど、これだけ寒いと降りそうですね」
慌てて視線を逸らしてつい早口になる。
「そうかもな、…それならそろそろ行こうか」
「え、…と、」
比嘉さんが立ち上がると、ひとつ空気が下がった気がして視線を下げる。忙しいのかもしれない、でももう解散してしまうのは、心が空白になったような寂しさを感じて言葉を探す。
「喫茶店に行って暖まろうか」
「は、はい!」
思わず元気な声が出て、比嘉さんの目尻が少しだけ下がったのを見た。
喫茶店の入り口を潜ると温かい空気にほっと息を吐く、コーヒーの良い香りと落ち着いた空気。お好きな席へどうぞと言われて、比嘉さんは慣れた様子で席について、私もそれに倣った。前と同じ店、比嘉さんはメニュー表を取って私の方へ向けてくれた。
「カフェオレなら月子でも飲みやすいと思う。もっと甘いのがいいなら、キャラメルとか、チョコレート風味もある」
指差しながら教えてくれる、私はへぇと頷く。
「キャラメルのにしてみます」
「そうか、」
比嘉さんは頷くとブレンドコーヒーとキャラメルマキアートを注文した。
店員さんが持ってきてくれたコーヒーは、私の知っているコーヒーと初めから色が違った。もうミルクを入れてあるような柔らかな色合い、スプーンも付いていない、コーヒーは苦いものという先入観を拭いきれずにゆっくりと口に含んで目を見開く。
「美味しいです!甘い!」
「それはよかった」
比嘉さんが柔らかく微笑んで、心臓がどきりと鳴る。
「もう私これからこれにします」
「宣言しなくても、好きなものを頼めばいい」
顔を直視できなくてコーヒーカップの持ち手に視線を落とした。比嘉さんの声は表情を見なくても柔らかいものを感じて、コーヒーカップを持つ手に力を込めた。
時間は穏やかに過ぎる、比嘉さんと仕事の話を封印して仕舞えば弾む話は特に無い、けれどこの静かな空間が私には心地よかった。目の前にいる比嘉さんに視線を向ける、穏やかな佇まい、落ち着いた服装、姿勢が良くピンと伸びた背筋、整った顔立ち。まつ毛を少し下げ、大きな手でカップを持ち上げて口にする姿もとても絵になる人だ。温かな暖色の灯りが柔らかく比嘉さんを包んでいた。視線が向いて、心臓が跳ねる。私は誤魔化しようにカップに口付けて、左手に光る指輪が目に入った途端に、甘いコーヒーが苦く感じた。
ふたりで喫茶店を出た頃には辺りは暗くなっていた。珍しい、こんな時間まで一緒に居たなんて。比嘉さんが腕時計を見る。
「冬だと17:00は暗いな」
「そうですね」
「今日は帰ろう、送るよ」
比嘉さんの言葉に私は選択肢を持たず頷いた。本当のデートならば、夕飯の時間も一緒に過ごせるのだろう。でもこれは擬似デートで、仕事で、家に帰れば、比嘉さんは奥さんの作ってくれた温かな食事が待っているんだろう。そう想像してつきりと胸が傷んだ、一歩前を比嘉さんが歩いていく。初めは歩幅を合わせてくれたのに、今日は合わせてはくれない。私を置いて行かないようなペースで、されど追いつかないペースで。
「っ、」
目の前の手に視線を向ける。冬の夕方は暗くて、車道を行く車の灯りがやって来ては去っていく。
「そういえば、」
比嘉さんが口を開いて少し立ち止まって私を見た。
「今日は服装が違うな」
「………、はい」
今いうのか、もっと早くに言ってくれれば冗談ぽく似合いますか?なんて返せたかもしれないのに、何も言えずに戸惑ってしまう。比嘉さんは少し逡巡したのちに、そうか、と頷いてまた背中を向けて歩いてしまう。今のって何ですか、なぜそんな事を聞いたんですか。比嘉さんの気持ちが分からなくて頭が混乱する。前へと視線を向けると指輪のはまっている左手が見えて、きゅうと胸が痛くなる。でも、けど…手、くらいなら繋いでもいいだろうか。これは擬似デートで、私の気持ちは絶対に受け取ってもらえない。でも、一回くらい、自身の右手を伸ばして空中を握る。でも、もう一度開いて、ぐっと手を伸ばす、心臓が落ち着かない。顔が熱いのが自分でも分かる。けど私が掴んだのは比嘉さんのコートの端。これくらいが精一杯だった。おかしな人だと思われたかもしれない、立場を弁えろと言われるかもしれない。熱くも無いはずのコートの端が熱く感じて、比嘉さんはコートから私の手を離した。
「あ」
当然のことなのに私の心が冷えていくのを感じた。ゆっくりと下ろそうとして、手を取られた。
「っ」
思わず体が跳ねた、一呼吸おいて比嘉さんの大きくて角ばった手が私の指先と絡んで息が詰まる。顔を上げたいのに上げられない、どんな表情をしているのか知りたいのに知りたく無い。そのまま比嘉さんは歩き出した。距離は変わらない一歩前、それでも距離が近づいた感覚。手汗が気になる、熱くて堪らない。無音の人混みの中を歩いて、信号機で立ち止まる。信号機の鳩の声がやけに遠くに感じて、この時間がずっと続いて欲しいような、今直ぐ手を離してしまいたいような、不思議な感情がせめぎ合う。信号機が青に変わって人の波に沿って歩き出した。
無言のままマンションの前へと着くと、名残惜しそうに指先を伝って手が離れた。ずっと触れていたかったのはどちらの感情だろう。何も言わずに俯く私の頭上の比嘉さんの声が降って来る。
「また、来るよ」
「………、はい」
視線を上げられないまま胸元で手を抱きしめる。比嘉さんが居なくなった気配がして顔をようやく上げると、道路を見知らぬ人が乗ったタクシーが走り去っただけだった。
「…………、」
それなのに私はしばらくそこを動けずに、自分の手を抱きしめていた。
「っ、」
全部比嘉さんを思い出していると知って、私は椅子に座った状態で頭を振るって、どんとテーブルに頭を打ちつけた。あの日から私はおかしい、普段買わないワンピースを自分でネットで注文し、よれよれの服を新調した。比嘉さんはきっとなんとも思ってない、でも今まで着ていたよれよれの服で彼の前に出ることが途端に恥ずかしくなった。…理由は知らない、知りたくない。そこへぽこんと音がしてスマホに視線を向ける。
「比嘉さんからだ」
思わず口角が緩んで、メッセージを急いで開いた。
「次の約束だが、土曜の午後でもいいか?」
まだ、続けてくれるのかと胸が熱くなる。「はい。楽しみにして」ここまで打って目を見開く、何を馬鹿なことを書いているんだろう、これは仕事であってそれ以外じゃない。全文消して書き直す。「よろしくお願いします」メッセージを送るとすぐに「了解」と、簡素なふた文字が返ってきた。
インターフォンのチャイムが鳴って、私は向かっていたノートPCからぱっと視線を上げて、電源が付いているのもそのままに玄関へと駆け寄っていく。扉を開く前に、新しく玄関前に貼り付けた鏡の前で髪を少し整える、鏡に映るのは新調したワンピースに身を包んで、アイロンで髪を整えた自身の姿。おかしなところは無いと頷いて、玄関の扉を開いた。
「こんにちは」
知らず口角が上がって、ドアを開けて目の前にいる比嘉さんが少しだけ一歩下がった。
「……ああ、こんにちは」
勢いよく開けすぎて、驚いたのかもしれない。自分の行動に少し恥じながら視線を逸らす。
「パソコン切ってきますね。直ぐに戻ります」
少し慌てながら戻ると、玄関の段差につまづいて声が出る。
「急がなくていい」
後ろで、比嘉さんが少しだけ笑った気がした。
ふたりでやって来たのは、公園。冬の冷たい風が吹いて私は身を縮こませて、数歩先へと歩く比嘉さんを追いかける。冬の公園は寒さもあって人も見当たらない、公園の外を急いで走っていく散歩中の犬を見かけたくらい。落葉樹は完全に葉を落としてしまい、寒々しさが浮き彫りになる。ざらついた公園の感触を足で感じながら、歩く。
「少し座ろうか」
しばらく公園内を散策すると、比嘉さんがそう声をかけた。頷いてベンチへと座ると一人分の距離を取って比嘉さんは座った。
「寒いな」
比嘉さんは白い息をひとつ吐いた。
「そうですね」
頷いて、比嘉さんをちらりと見やる。届きそうで届かない距離感。ふたりの間を冷たい風が吹いて、比嘉さんのマフラーを揺らし、彼はその身に任せていた。その視線の先に何を見つめているのかが気になって見るけれど、身ぐるみはがされた樹木が寒そうに立っているだけだった。視線を比嘉さんに戻して、思わず見つめていると、私に向いて視線が絡んだ。
「っ、雪の予報は無いですけど、これだけ寒いと降りそうですね」
慌てて視線を逸らしてつい早口になる。
「そうかもな、…それならそろそろ行こうか」
「え、…と、」
比嘉さんが立ち上がると、ひとつ空気が下がった気がして視線を下げる。忙しいのかもしれない、でももう解散してしまうのは、心が空白になったような寂しさを感じて言葉を探す。
「喫茶店に行って暖まろうか」
「は、はい!」
思わず元気な声が出て、比嘉さんの目尻が少しだけ下がったのを見た。
喫茶店の入り口を潜ると温かい空気にほっと息を吐く、コーヒーの良い香りと落ち着いた空気。お好きな席へどうぞと言われて、比嘉さんは慣れた様子で席について、私もそれに倣った。前と同じ店、比嘉さんはメニュー表を取って私の方へ向けてくれた。
「カフェオレなら月子でも飲みやすいと思う。もっと甘いのがいいなら、キャラメルとか、チョコレート風味もある」
指差しながら教えてくれる、私はへぇと頷く。
「キャラメルのにしてみます」
「そうか、」
比嘉さんは頷くとブレンドコーヒーとキャラメルマキアートを注文した。
店員さんが持ってきてくれたコーヒーは、私の知っているコーヒーと初めから色が違った。もうミルクを入れてあるような柔らかな色合い、スプーンも付いていない、コーヒーは苦いものという先入観を拭いきれずにゆっくりと口に含んで目を見開く。
「美味しいです!甘い!」
「それはよかった」
比嘉さんが柔らかく微笑んで、心臓がどきりと鳴る。
「もう私これからこれにします」
「宣言しなくても、好きなものを頼めばいい」
顔を直視できなくてコーヒーカップの持ち手に視線を落とした。比嘉さんの声は表情を見なくても柔らかいものを感じて、コーヒーカップを持つ手に力を込めた。
時間は穏やかに過ぎる、比嘉さんと仕事の話を封印して仕舞えば弾む話は特に無い、けれどこの静かな空間が私には心地よかった。目の前にいる比嘉さんに視線を向ける、穏やかな佇まい、落ち着いた服装、姿勢が良くピンと伸びた背筋、整った顔立ち。まつ毛を少し下げ、大きな手でカップを持ち上げて口にする姿もとても絵になる人だ。温かな暖色の灯りが柔らかく比嘉さんを包んでいた。視線が向いて、心臓が跳ねる。私は誤魔化しようにカップに口付けて、左手に光る指輪が目に入った途端に、甘いコーヒーが苦く感じた。
ふたりで喫茶店を出た頃には辺りは暗くなっていた。珍しい、こんな時間まで一緒に居たなんて。比嘉さんが腕時計を見る。
「冬だと17:00は暗いな」
「そうですね」
「今日は帰ろう、送るよ」
比嘉さんの言葉に私は選択肢を持たず頷いた。本当のデートならば、夕飯の時間も一緒に過ごせるのだろう。でもこれは擬似デートで、仕事で、家に帰れば、比嘉さんは奥さんの作ってくれた温かな食事が待っているんだろう。そう想像してつきりと胸が傷んだ、一歩前を比嘉さんが歩いていく。初めは歩幅を合わせてくれたのに、今日は合わせてはくれない。私を置いて行かないようなペースで、されど追いつかないペースで。
「っ、」
目の前の手に視線を向ける。冬の夕方は暗くて、車道を行く車の灯りがやって来ては去っていく。
「そういえば、」
比嘉さんが口を開いて少し立ち止まって私を見た。
「今日は服装が違うな」
「………、はい」
今いうのか、もっと早くに言ってくれれば冗談ぽく似合いますか?なんて返せたかもしれないのに、何も言えずに戸惑ってしまう。比嘉さんは少し逡巡したのちに、そうか、と頷いてまた背中を向けて歩いてしまう。今のって何ですか、なぜそんな事を聞いたんですか。比嘉さんの気持ちが分からなくて頭が混乱する。前へと視線を向けると指輪のはまっている左手が見えて、きゅうと胸が痛くなる。でも、けど…手、くらいなら繋いでもいいだろうか。これは擬似デートで、私の気持ちは絶対に受け取ってもらえない。でも、一回くらい、自身の右手を伸ばして空中を握る。でも、もう一度開いて、ぐっと手を伸ばす、心臓が落ち着かない。顔が熱いのが自分でも分かる。けど私が掴んだのは比嘉さんのコートの端。これくらいが精一杯だった。おかしな人だと思われたかもしれない、立場を弁えろと言われるかもしれない。熱くも無いはずのコートの端が熱く感じて、比嘉さんはコートから私の手を離した。
「あ」
当然のことなのに私の心が冷えていくのを感じた。ゆっくりと下ろそうとして、手を取られた。
「っ」
思わず体が跳ねた、一呼吸おいて比嘉さんの大きくて角ばった手が私の指先と絡んで息が詰まる。顔を上げたいのに上げられない、どんな表情をしているのか知りたいのに知りたく無い。そのまま比嘉さんは歩き出した。距離は変わらない一歩前、それでも距離が近づいた感覚。手汗が気になる、熱くて堪らない。無音の人混みの中を歩いて、信号機で立ち止まる。信号機の鳩の声がやけに遠くに感じて、この時間がずっと続いて欲しいような、今直ぐ手を離してしまいたいような、不思議な感情がせめぎ合う。信号機が青に変わって人の波に沿って歩き出した。
無言のままマンションの前へと着くと、名残惜しそうに指先を伝って手が離れた。ずっと触れていたかったのはどちらの感情だろう。何も言わずに俯く私の頭上の比嘉さんの声が降って来る。
「また、来るよ」
「………、はい」
視線を上げられないまま胸元で手を抱きしめる。比嘉さんが居なくなった気配がして顔をようやく上げると、道路を見知らぬ人が乗ったタクシーが走り去っただけだった。
「…………、」
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