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1章〜フォレスト王国カイヴの街〜
11、一瞬ドキッとした。恋の方ではないけどね☆
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「じゃあこれから寮に行こうか」
「うん!寮はどこにあるの?」
「騎士団の寮は何かあった時にすぐ動けるように門の近くにあるんだ」
「へ~。…ねぇ、今更なんだけど、私とフェアディがクーイの判断だけで寮に泊まっていいの?」
「ん。大丈夫だよ。僕、こう見えて第二騎士隊の副隊長なんだ」
「ふぇ~。凄いんだね!」
若いのに副隊長で、しかも優しいイケメンだなんて本当にモテモテだろうな…。
「あと、お金っていくら払えばいい?」
「ブハッ!!」
なんでかクーイが爆笑した。なんで笑うのさ。
よっぽど私が不満そうな顔をしていたのだろう。クーイが言い訳?をしてきた。
「ごっ、ごめんごめん。お金を払うだなんて、全然子供らしくないと思ってさ、笑えてきただけだから」
「ひどい!私こんなに子供らしいのに!!」
でも一瞬ドキッとした。精神年齢は二十歳後半のもうすぐ三十路だからね……。あ、なんか自分で言っていて悲しくなってきた。
「いや。子供らしくはないよ。どっちかと言うとおとなの女性?」
「褒めてるのか貶しているのかビミョー…。」
「褒めてるよ?とにかくお金はいいよ。子供に払えなんて言わないから」
「分かった。じゃあ早く行こう」
「ああ、行こっか」
「ここだよ。とりあえず部屋を用意させるから僕の部屋に行こうか」
「うん」
うんとは言ったけど、男性の部屋に行くのか。うん、分かってはいるんだよ。自分が子供だって事。でもさ、でも緊張するしなんとなく恥ずかしいんだよ……。
「おっ、クーイ。その子誰だ?もしかしてクーイの隠し子か?」
「何言ってんですか。そんなのいませんよ。この子にしばらく寮に泊まってもらおうと思って」
「ん?なんでだ??」
「この子一人なんですよ。まぁ、一人と一匹なんですけど。だからいいですよね?」
「ああ。別にいいだろ」
「ありがとうございます。ラリゴ隊長、この子はリティアと言います」
「はじめまして。リティアです」
「ああ、よろしくな」
「じゃあリティア行こうか。あっ。ラリゴ隊長、リティアの部屋の準備お願いします。じゃっ。」
「はあぁっ。なんで俺なんだよっ」
「あんな事言ってるけど、ちゃんとやってくれるいい人なんだよ」
「そうなんだね。でも隊長でしょ?いいの?」
「いいんだよ」
隊長、それでいいのかよっ!!
「うん!寮はどこにあるの?」
「騎士団の寮は何かあった時にすぐ動けるように門の近くにあるんだ」
「へ~。…ねぇ、今更なんだけど、私とフェアディがクーイの判断だけで寮に泊まっていいの?」
「ん。大丈夫だよ。僕、こう見えて第二騎士隊の副隊長なんだ」
「ふぇ~。凄いんだね!」
若いのに副隊長で、しかも優しいイケメンだなんて本当にモテモテだろうな…。
「あと、お金っていくら払えばいい?」
「ブハッ!!」
なんでかクーイが爆笑した。なんで笑うのさ。
よっぽど私が不満そうな顔をしていたのだろう。クーイが言い訳?をしてきた。
「ごっ、ごめんごめん。お金を払うだなんて、全然子供らしくないと思ってさ、笑えてきただけだから」
「ひどい!私こんなに子供らしいのに!!」
でも一瞬ドキッとした。精神年齢は二十歳後半のもうすぐ三十路だからね……。あ、なんか自分で言っていて悲しくなってきた。
「いや。子供らしくはないよ。どっちかと言うとおとなの女性?」
「褒めてるのか貶しているのかビミョー…。」
「褒めてるよ?とにかくお金はいいよ。子供に払えなんて言わないから」
「分かった。じゃあ早く行こう」
「ああ、行こっか」
「ここだよ。とりあえず部屋を用意させるから僕の部屋に行こうか」
「うん」
うんとは言ったけど、男性の部屋に行くのか。うん、分かってはいるんだよ。自分が子供だって事。でもさ、でも緊張するしなんとなく恥ずかしいんだよ……。
「おっ、クーイ。その子誰だ?もしかしてクーイの隠し子か?」
「何言ってんですか。そんなのいませんよ。この子にしばらく寮に泊まってもらおうと思って」
「ん?なんでだ??」
「この子一人なんですよ。まぁ、一人と一匹なんですけど。だからいいですよね?」
「ああ。別にいいだろ」
「ありがとうございます。ラリゴ隊長、この子はリティアと言います」
「はじめまして。リティアです」
「ああ、よろしくな」
「じゃあリティア行こうか。あっ。ラリゴ隊長、リティアの部屋の準備お願いします。じゃっ。」
「はあぁっ。なんで俺なんだよっ」
「あんな事言ってるけど、ちゃんとやってくれるいい人なんだよ」
「そうなんだね。でも隊長でしょ?いいの?」
「いいんだよ」
隊長、それでいいのかよっ!!
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