神による異世界転生〜転生した私の異世界ライフ〜

シュガーコクーン

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1章〜フォレスト王国カイヴの街〜

12、いざ、私の部屋へっ!……でもちゃんと見ずに食堂へ。

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 その後クーイの部屋へ。クーイの部屋は綺麗というか、なんか殺風景だった。小物とかがなく、必要最低限の物しか置いてない。

「こんな部屋でごめんね~」
「ううん。でも、なんというかすっきり?してるね。小物とか買わないの?」
「いや~なんというか、を感じなくてね…」
「そ、そうなんだね」

 いや、真顔で言われてもさ……。
 こんな会話をしていたら、ラリゴ隊長が部屋に入って来た。

「おいクーイ。リティアの部屋はクーイの隣でよかったよな?」
「はい。そっちの方が安全だからそれでいいですよ」
「ならさっさと部屋に案内したら、メシ食う為に食堂行きがてらここを案内してやったらどうだ?」
「そうですね。そうします」

 ラリゴ隊長は言う事を言ったらさっさと出て行った。そんなに急ぐ必要ないと思うんだけどな……。

「じゃあリティアの部屋に行こうか」
「うん。フェアディも速く行こっ!」
『そう急ぐ必要はないだろう』

 うっ。だってさ、だってさ。仮とはいえ自分の部屋ってテンション上がるじゃん?

「この部屋ね。何か用があったら僕の部屋にいつでも来ていいから。というか、用がなくても来て!」
「うん。へへっ、嬉しい!」
「かっ、可愛い!!!」

 そう言ったら何故かクーイに抱きつかれ、なでなでされた。…なんでだろ??
 というか何気に是非って強調してたよね。

「じゃあ食堂に行こうか。フェアディはどうする?普通に食べる?」
《フェアディ食べるよね》
《ああ、勿論食べるぞっ!》
《そもそも食べなくてもいいの?》
《従魔になったから食べなくても空腹にならんし普通に力も使える。だが美味しいものは食べたいからな。だから食うぞ!》
《分かった分かった。でも、従魔になると食べなくてもよくなるんだね》
「フェアディも食べる!」
「分かった。じゃあさっそく食堂に行こう」
「うんっ」

 夕飯夕飯っ!楽しみだな~。
 えっ??浮かれすぎだって?だってしょうがないじゃないか!この世界に来て自分で料理はせど、他の人が作った料理は食べたことがないんだもん。



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