神による異世界転生〜転生した私の異世界ライフ〜

シュガーコクーン

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1章〜フォレスト王国カイヴの街〜

13、私は子供ではない!……いや子供だろ。

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 食堂に到着!!

「ここが食堂だよ。メニューはAセットとBセットがあって、どちらか選ぶんだ。リティアはどうする?あとフェアディはリティアと同じでいいのかな??」
「私は肉のAセットにする!フェアディも同じでいい?」
『ああ。我はリティアと一緒がいいからな』
「ふふっ、分かった。私もフェアディもAセットでっ!」
「…………。分かった。Aセット三で」

 え?なんで間が空いたの??食べる時にきこっと。

「リティア一つ持てる?」
「勿論持てるよ!小さいからってバカにしないでっ!!」
「ははっ、ごめんごめん。じゃあ行こうか」

 そんなやりとりをしながら席に座った。
 おお~!美味しそう!!………美味しそうなんだよ?美味しそうなんだけど、量が多い。騎士団の食堂だからかな?絶対食べきれないからクーイかフェアディに食べてもらわなきゃ。

 あっ。クーイにさっきの間は何か聞かなきゃ。

「ねぇクーイ」
「ん?何?」
「さっきの間は何?」
「ん~、いや、僕の聞き間違いだと思うからいいよ」
「私はよくないの!なんで?」
「…さっき、フェアディと話しているように聞こえただけ。でも違うでしょう」
「……えっ?」
「ん??」

「「………」」

「普通従魔と話せるでしょ?」
「何言ってるの?からね??というかやっぱり話せるのか…。リティア、いいか。普通は話せないからフェアディと話すも、フェアディと話せることを言うのも、信頼できる人にしかダメだよ?」

 そもそも私がフェアディと話せるのは全言語理解能力があるからなんだけど…。それは言わない方がいい系だね。

 というか、ティーアママの刷り込んでくれた情報に、従魔契約したら念話をできるようになるってあるんだけどな。……また今度ティーアママに聞かなきゃ。


「…。分かった。そうしなくちゃ面倒な事になるんだよね?」
「そう。だから信頼出来る人の前だけだよ?いいね??」
「分かった分かった。さすがにしつこいよ。それに私子供じゃないもん。何度も言わなくても大丈夫だよ!」
「いや子供だよね???」
「せ、精神年齢的にはもう子供じゃないの!」
「ははっ!そうだね。確かに一緒に話していると、リティアが子供だということを忘れそうになるよ」
「もうっ!」

 あっぶねーーーー!!ホントに自分でも子供だということを忘れてたよ。これからはもっと子供らしくしようかな?………いや、無理だな。すぐ忘れるわ。うん、もう普通にしよう……。

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