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2章〜フォレスト王国王都〜
閑話、運の尽いた俺の息子
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リティア誘拐事件の犯人はデッポール侯爵だった。
俺も尋問に無理を言って参加させてもらった。リティアを拐ったからな。客として招いた俺も尋問する権利があるだろう。
今、デッポール侯爵は地下牢に入れてある。
「デッポール、何故リティア殿を拐ったんだ」
「あの子はリティアと言うのですね」
「知らなかったのか。何故リティア殿を拐ったんだ!」
「…あの子は私のコレクションの中にもいた事のない子でね。欲しくなったんですよ」
「……あの保護された幼児達は闇ギルドに頼んで拐ったのか」
「そうですよ!!拐ってもらったのもいるが、売られていた奴もいるのです。特にあのリティアと言う子は特に可愛い!!あの髪、瞳、全てが完璧。あんな子をぐちゃぐちゃにして、私なしではいられないように調教して、ずっと私の側に置くつもりだったのに!!全てが終わってしまった!!!」
気色悪い。あの可愛い純粋そうなリティア殿をそんな目で見るなんて!!!
「……俺はもう行くが尋問なり拷問なりして全て吐かせろ」
「「はっ!」」
この事はリティア殿には絶対教えられないな。息子達は……どうしよう。聞いて来ない限り、話さないようにしようか。
あのデッポール、なかなか決め手となる証拠がなかったが、今回の事件で捕まえられて良かった。
でもリティア殿でなくちゃこの事件も解決しなかっただろうな。
……まさか闇ギルドと絡んでいた理由が、幼児趣味だからだとは思いもしなかった。
というか幼児を拐ったり、幼児を買ったり、そう言う事ばっかりだったな、本人は。
他のやつは、懇意にしているから断れずにやったやつだった。…これだけは言いたい。
どんだけ幼児趣味こじられせてるんだよ!!!
と。
幸い?息子達はその幼児趣味までは行き着いていないと思う。だが絶対リティア殿は気付いてるぞ。
小さいのに賢すぎるのは苦労するだろうな。まあ、その頑張れリティア殿。
歩いていると、ソークとロークが二人でやって来た。
「「リティアを拐った理由は何だったんですか!?」」
「ハハッ。二人共息ぴったりだな!!」
「父上。誤魔化さないで下さい」
ソークの笑顔と声が怖い。ソークよ、父に酷くないか??
「誤魔化されてくれないか。…あいつは幼児趣味だった。理由はこれだけだ。俺に誤魔化された方が良かっただろう?」
「「………」」
二人共「は?」って言う顔になっている。だよな~。そう思うよな~。俺もそう思ったからな…。
「え、でしたら僕は気持ち悪い視線を向けられなくて、二人は向けられたのって、そう言う趣味だったからなのですか」
「まあそうだろうな」
二人共顔が引きつってるぞ~。
あーあ、聞かなきゃ良かったのに。興味本意で聞いたのが運の尽きだな。本当に。
俺も尋問に無理を言って参加させてもらった。リティアを拐ったからな。客として招いた俺も尋問する権利があるだろう。
今、デッポール侯爵は地下牢に入れてある。
「デッポール、何故リティア殿を拐ったんだ」
「あの子はリティアと言うのですね」
「知らなかったのか。何故リティア殿を拐ったんだ!」
「…あの子は私のコレクションの中にもいた事のない子でね。欲しくなったんですよ」
「……あの保護された幼児達は闇ギルドに頼んで拐ったのか」
「そうですよ!!拐ってもらったのもいるが、売られていた奴もいるのです。特にあのリティアと言う子は特に可愛い!!あの髪、瞳、全てが完璧。あんな子をぐちゃぐちゃにして、私なしではいられないように調教して、ずっと私の側に置くつもりだったのに!!全てが終わってしまった!!!」
気色悪い。あの可愛い純粋そうなリティア殿をそんな目で見るなんて!!!
「……俺はもう行くが尋問なり拷問なりして全て吐かせろ」
「「はっ!」」
この事はリティア殿には絶対教えられないな。息子達は……どうしよう。聞いて来ない限り、話さないようにしようか。
あのデッポール、なかなか決め手となる証拠がなかったが、今回の事件で捕まえられて良かった。
でもリティア殿でなくちゃこの事件も解決しなかっただろうな。
……まさか闇ギルドと絡んでいた理由が、幼児趣味だからだとは思いもしなかった。
というか幼児を拐ったり、幼児を買ったり、そう言う事ばっかりだったな、本人は。
他のやつは、懇意にしているから断れずにやったやつだった。…これだけは言いたい。
どんだけ幼児趣味こじられせてるんだよ!!!
と。
幸い?息子達はその幼児趣味までは行き着いていないと思う。だが絶対リティア殿は気付いてるぞ。
小さいのに賢すぎるのは苦労するだろうな。まあ、その頑張れリティア殿。
歩いていると、ソークとロークが二人でやって来た。
「「リティアを拐った理由は何だったんですか!?」」
「ハハッ。二人共息ぴったりだな!!」
「父上。誤魔化さないで下さい」
ソークの笑顔と声が怖い。ソークよ、父に酷くないか??
「誤魔化されてくれないか。…あいつは幼児趣味だった。理由はこれだけだ。俺に誤魔化された方が良かっただろう?」
「「………」」
二人共「は?」って言う顔になっている。だよな~。そう思うよな~。俺もそう思ったからな…。
「え、でしたら僕は気持ち悪い視線を向けられなくて、二人は向けられたのって、そう言う趣味だったからなのですか」
「まあそうだろうな」
二人共顔が引きつってるぞ~。
あーあ、聞かなきゃ良かったのに。興味本意で聞いたのが運の尽きだな。本当に。
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